JP2519519Z - - Google Patents

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JP2519519Z
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【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案はデータ記憶装置に関する。 [考案の背景] シーケンサ機能を備える電子楽器として、そのシーケンサメモリに複数の楽音
トラックデータを記憶できるものが知られている。この種の装置では、シーケン
サメモリの全空間を固定的に分割し、各分割領域を各トラックデータの記憶領域
として割り当てている。 したがって、トラックデータの記憶領域は固定長であり、分割領域を越える量
のトラックデータを記憶させることはできない。また、トラックデータが分割領
域の一部しか使用していない場合でも、空いている空間を他のトラックデータの
ために使用することができず、メモリの使用効率がよくないという問題がある。 より一般的には、上述したような電子楽器のシーケンサに限らず複数のデータ
ファイル(上記の例でいえば、複数の楽音のトラックデータ)をメモリに記憶さ
せる上でその使用効率を上げることが課題である。 [考案の目的] したがって、この考案の目的は上述した課題を解決し、データファイルメモリ
の全領域をフルに利用できるデータ記憶装置を提供することである。 [考案の要点] この考案は、上記の目的を達成するため、複数のデータファイルのためのメモ リを全空間をエンドレス(リング状)に使用し、既に記憶されているデータファ
イルの最終アドレスの次アドレスを新たに入力するデータファイルの先頭アドレ
スとして設定し、そのアドレスから新しいデータファイルのデータを順次書き込
むようにするとともに、当該データファイルにデータを書き込む際に書き込みア
ドレスが設定された書込限界アドレスに達したときはメモリオーバー処理に移行
するように構成したことを要点とする。 [実施例] 以下、この考案をシーケンサ付電子楽器に適用した場合の一実施例について説
明する。 第1図は本実施例に係るシーケンサ付電子楽器の全体構成を示し、マイクロプ
ロセッサ1を中心として全体の制御が行われる。このマイクロプロセッサ1はデ
ータバス、アドレスバスを介して、ROM2、RAM3、操作子群・表示装置4
、音源5に送られて再生される。 本実施例においては、シーケンサメモリ31には2つの楽音トラックデータが
記録、再生可能である。このシーケンサメモリ31は第2図に示すようにリング
構造(エンドレス構造)となっている。すなわち、シーケンサメモリ31の物理
アドレスが、例えば0番地から9999番地だとすると、9999番地の次のア
ドレスが0番地となるように、マイクロプロセッサ1からアクセスできるように
なっている。 さらに、本実施例では、マイクロプロセッサ1により、シーケンサメモリ31
にエンドレスの性質が与えられるとともに、2つの楽音トラックデータがシーケ
ンサメモリ31の全空間を占有し得、しかも新たに記憶させる楽音トラックデー
タの記憶エリアが既に記憶されている記憶エリアに応じて変化するようにしてい
る。この機能の実現のため、マイクロプロセッサ1は上記のレジスタSRT1
END1、SRT2、END2、ADR、LIMITを使用する。すなわち、S
RT1は第1トラックデータのスタートアドレスを示すポインタであり、END
1第1トラックデータのエンドアドレスを示すポインタであり、同様に、SRT
2は第2トラックデータのスタートアドレスを示すポインタであり、END2は
第2トラックデータのエンドアドレスを示すポインタであり、ADR は現在の書込(または読出)アドレスのポインタである。また、LIMITは書
込可能な限界アドレスを示すポインタであり、既に記録されているトラックデー
タの先頭アドレスより手前のアドレス値をもつ。 以下、本実施例の動作について第2図、第3図を参照して説明する。 いま、第2図に示すように、第1トラックデータと第2トラックデータがシー
ケンサメモリ31に記憶されているとする。ここで、新たに第1トラックデータ
を記録する場合、マイクロプロセッサ1は第3図に示すフローチャートに従って
動作する。 すなわち、ステップ301で、既に記録されている第2トラックデータの最終
アドレスEND2の次のアドレスをこれから記憶する第1トラックデータのスタ
ートアドレスSRT1として設定する。このアドレスは第2図では(SRT1)
で示される。次にステップ302で、第2トラックデータの先頭アドレスSRT
2より1つ手前のアドレスをこれから記録する第1トラックデータの記録可能限
界アドレスLIMITとしてセットする。このアドレスは第2図において(LI
MIT)で示されている。後述するように、これは新しく入力する第1トラック
データが既に記録されている他方のトラックデータ(第2トラックデータ)を破
壊することなく、最大の長さで記録できるように作用する。すなわち、新しく入
力する第1トラックデータは第2図の(SRT1)から(LIMIT)までを記
録可能である。次のステップ303で第1トラックのスタートアドレスSRT1
が書込ポインタADRにセットされ、以降ステップ304以下の記録処理が行わ
れる。 すなわち、マイクロプロセッサ1はタイマ7がカウントアップするごとに操作
子群・表示装置4内の操作子から楽音変化の入力があるかどうか検査し(ステッ
プ304)、あればその入力が示す情報楽音データをタイマ7からのタイマ値と
ともに書込ポインタADRが示すアドレスに格納し(305)、書込ポインタA
DRを進め(306)、書込ポインタADRが書込限界アドレスLIMITに達
していない限りステップ304に戻って、再び、楽音変化の判定に移る。ステッ
プ304で楽音変化なしなら、ステップ308に進み、操作子から演奏終了のコ
マンドが入っているかどうか判別し、入ってなければ、再びステップ304に 戻り以上のループを繰り返し実行する。 このようにして、第1トラックデータが、第2図に示すスタートアドレス(S
RT1)より順次記録されてゆき、演奏入力が完了し、操作子より終了のコマン
ドが入力されると、これがステップ308にて検出され、そのときの書込アドレ
スADRが第1トラックデータのエンドアドレスとしてポインタEND1に格納
され(ステップ309)、記録処理が完了する。 万一、書込アドレスADRが第2図に例示する書込限界アドレス(LIMIT
)に達したときは、第2トラックデータの破壊を防止するため、メモリオーバー
処理に移行する。 以上は、新たに第1トラックデータを記録する場合であったが、新たに第2ト
ラックデータを記録する場合には、既に記録されている第1トラックデータのス
タートアドレスSRT1、エンドアドレスEND1の値を使って、第2トラック
データのスタートアドレスSRT2、書込限界アドレスLIMITが決められる
。すなわち、ステップ301、302、303の代りに、SRT2←END1+
1、LIMIT←SRT1−1、ADR←SRT2が実行される。そしてステッ
プ309ではEND2←ADRとなる。 なお、本実施例ではシーケンサメモリ31には、2つのトラックデータを記録
するようにしているが、3つ以上のトラックデータにもこの考案を適用できるこ
とは明らかである。 また、楽音のトラックデータ以外の一般のデータファイルにも応用可能である
。 [考案の効果] 以上詳述したように、この考案では複数のデータファイルのためのメモリをア
クセス上はリング構造と成し、既に記録されているデータファイルのエンドアド
レスの次のアドレスを新しく入力するデータファイルのスタートアドレスとして
新ファイルのデータを順次記録している。したがって、非常に簡単な構成であり
ながらメモリの全空間をフルに活用でき、メモリ効率が非常によいという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案のデータ記憶装置をシーケンサ付電子楽器に適用した場合の 実施例の全体構成図、第2図はシーケンサメモリの構造を示す模式図、第3図は
実施例の動作のフローチャートである。 1……マイクロプロセッサ、2……ROM(プログラムメモリ)、31……リ
ング状シーケンサメモリ、SRT1、END1、SRT2、END2、ADR、
LIMIT……シーケンサメモリのポインタ用レジスタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 メモリ上のデータファイルの最終アドレスの次のアドレスを新たに記憶するデ
    ータファイルの先頭アドレスとし、当該データファイルにデータを書き込む際に
    書き込みアドレスが設定された書込限界アドレスに達したときはメモリオーバー
    処理に移行するように構成され、メモリが全空間をエンドレスに使用して複数の
    データファイルをメモリに記憶することを特徴とするデータ記憶装置。

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