JP2519380Y2 - 蒸気洗浄装置 - Google Patents

蒸気洗浄装置

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JP2519380Y2
JP2519380Y2 JP9366390U JP9366390U JP2519380Y2 JP 2519380 Y2 JP2519380 Y2 JP 2519380Y2 JP 9366390 U JP9366390 U JP 9366390U JP 9366390 U JP9366390 U JP 9366390U JP 2519380 Y2 JP2519380 Y2 JP 2519380Y2
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supply pump
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達雄 三田
睦 只熊
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】 この考案は、主として、歯科補綴物である陶歯を作成
する等の歯科技工用として使用される蒸気洗浄装置に関
する。
【従来の技術】
蒸気洗浄装置は、実公昭53−6998号公報、及び、実開
昭63−200414号公報に記載されている。実開昭63−2004
14号公報に記載された蒸気洗浄装置のブロック線図を、
第3図に示している。この蒸気洗浄装置は、水タンク9
に蓄えられた水を、軟水器10を通して給水ポンプ4でボ
イラー6に給送する。ボイラー6は供給された水を加熱
して、過熱蒸気とする。過熱蒸気は、電磁弁3が開かれ
ると、ハンドピース7のノズル8から噴出される。
【考案が解決しようとする課題】
この構造の蒸気洗浄装置は、軟水器にイオン交換樹脂
を内蔵している。イオン交換樹脂は、設置前に水洗い等
の洗浄を必要とする。イオン交換樹脂を洗浄しないで使
用すると、含有される異物が流出し、茶色の汚水がボイ
ラーに給送される。ひとたび、ボイラーに、茶色の汚れ
た水が給送されると、ノズルから噴出される蒸気が茶色
に変色する。汚れた蒸気は、技工作業で洗浄物に付着し
て汚染する。 また、軟水器を使用しない蒸気洗浄装置であっても、
何等かの原因で、ボイラーに汚水が流入することがあ
る。例えば、水タンクに、誤って汚れた水道水補給した
場合もボイラーに汚れた水が流入する。 このような場合、ノズルから噴射される蒸気を、本来
の透明な状態にするには、本体を分解してボイラーを洗
浄する必要がある。すなわち、ボイラーを洗浄して、内
部の茶色の水、あるいは汚水を排水して、透明な水を補
給する必要がある。しかしながら、ボイラーの分解には
著しく手間がかかる。それは、気密の耐圧容器を分解
し、内部を奇麗に洗浄した後、再び気密に密封すること
が理由である。 ボイラーを分解しないで、汚れた蒸気を透明蒸気とす
ることは可能である。しかしながら、この場合、ノズル
から噴射される蒸気が透明になるまでに、著しく長い時
間がかかる。それは、ボイラーに供給する透明な水で、
汚水を薄めながらノズルから蒸気として排出するからで
ある。また、この方法は、ノズルから透明の過熱蒸気を
噴射するために、多量の電力を消費する欠点がある。そ
れは、ノズルから茶色の蒸気を噴射するとき、汚れた蒸
気と透明蒸気とを一緒に噴射して、次第に透明蒸気とす
るので、ボイラーに流入された汚れた水量に比較して、
数倍もの透明水をノズルから蒸気とし噴射するからであ
る。 本考案はこの欠点を解決することを目的に開発された
ものである。この考案の重要な目的は、汚れた水がボイ
ラーに入っても、簡単にボイラーを洗浄でき、短時間で
汚れた蒸気を透明蒸気に変えることができる蒸気洗浄装
置を提供するにある。
【問題点を解決する為の手段】
この考案の蒸気洗浄装置は、前述の目的を達成するた
めに、下記の構成を備えている。 蒸気洗浄装置は、ボイラー内の残留蒸気を排出するド
レンスイッチを備えている。ドレンスイッチは、ボイラ
ーの水を加熱する電気ヒータをオフ、ボイラーに連結さ
れた電磁弁を開、ボイラーに連結されてボイラーに水を
供給する給水ポンプをオフの状態に制御して、ボイラー
内の残留蒸気を排出するものである。 さらに、この考案の蒸気洗浄装置は、ドレンスイッチ
が連続して排水操作された時間をカウントするタイマー
を備えている。タイマーは、設定時間以上ドレンスイッ
チが排水操作されていることを検出すると、ドレンスイ
ッチが排水操作され続けている時間だけ給水ポンプを運
転して、ボイラーに水を供給して、開弁された電磁弁か
ら水の状態を排水するように構成されている。
【作用】
この考案の好ましい実施例にかかる蒸気洗浄装置は、
下記の状態で、ノズルから噴射する汚れた過熱蒸気に透
明にできる。 ドレンスイッチ1を排水操作とする。通常、ドレンス
イッチには押ボタンスイッチが使用される。このため、
ドレンスイッチを押すことが、排水操作となる。 ドレンスイッチ1が押されると、ボイラー6からドレ
ンが排水される。この状態で、電気ヒータ5と、電磁弁
3と、給水ポンプ4とは下記の状態に制御される。 電気ヒータ5…………オフ 電磁弁3………………開 給水ポンプ4…………オフ この状態で、ボイラー6からドレンが排出される。 ドレンスイッチ1が押されたときに、タイマー2がカ
ウントを開始する。 タイマー2は、ドレンスイッチ1が一定時間以上連続
して押されていることを検出すると、その後、ドレンス
イッチ1が押されている状態で、給水ポンプ4を、オフ
からオンに切り変える。 この状態においても、ドレンスイッチ1が押されてい
るので、電気ヒータ5はオフ、電磁弁3は開の状態に保
持される。 給水ポンプ4が運転を開始すると、ボイラー6に透明
水が供給される。ボイラー6に供給された水は、加熱さ
れることなく、電磁弁3を通過して排水される。すなわ
ち、ボイラー6は、供給された水を過熱蒸気の状態で排
水することなく、水の状態で排水する。このため、給水
ポンプ4がボイラー6に供給する水の時間当り流量を多
くできる。したがって、ボイラー6に溜る汚れた水は、
速やかに短時間で排水される。 ハンドピース7のノズル8から透明の水が排水される
ようになると、ドレンスイッチ1を押すのを中止する。 ドレンスイッチ1を押すのを中止すると、給水ポンプ
4の運転が停止される。 すなわち、この考案の蒸気洗浄装置は、ドレンスイッ
チを押す時間が設定時間よりも長いと、通常は、ボイラ
ー内の水位により制御されていた給水ポンプが、強制的
に運転される。このため、ボイラーの水位に関係なく、
給水ポンプはボイラーに給水を続ける。したがって、ボ
イラー内の汚れた水は速やかに排水され、ボイラー内を
簡単に洗浄できる。
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
但し、以下に示す実施例は、この考案の技術思想を具体
化する為の蒸気洗浄装置を例示すものであって、この考
案の蒸気洗浄装置は、構成部品の材質、形状、構造、配
置を下記の構造に特定するものでない。この考案の蒸気
洗浄装置は、実用新案登録請求の範囲に記載の範囲に於
て、種々の変更が加えられる。 第1図と第2図とに示す蒸気洗浄装置は、水タンク9
と、軟水器10と、給水ポンプ4と、逆止弁と、ボイラー
6と、電磁弁3と、ハンドピース7と、圧力スイッチ11
と、制御回路12と、タイマー2と、ドレンスイッチ1
と、スチームスイッチ13と、ボイラー水位スイッチ14と
を備えている。 水タンク9は、水道水等を所定量貯溜する。 軟水器10は、水タンク9に蓄えられた水を軟水化す
る。軟水器10はイオン交換樹脂を内蔵している。イオン
交換樹脂は、水道水に含まれるカルシウム分を除去し、
これが給水管路に詰まって閉塞するのを防止する。 給水ポンプ4は、軟水器10を通過した水を、逆止弁を
通過して、ボイラー6に補給する。給水ポンプ4は、ボ
イラー6内の水面レベルを一定に保持するように運転さ
れる。 ボイラー6は電気ヒータ5を内蔵している。電気ヒー
タ5は、供給された水を過熱蒸気としてハンドピース7
に圧送する。電磁弁3が開かれると、ボイラー6からハ
ンドピース7に過熱蒸気が送られて、ノズル8から噴射
される。 電磁弁3と、給水ポンプ4と、電気ヒータ5は、制御
回路12によって通電状態が制御される。 制御回路12には、スチームスイッチ13と、ドレンスイ
ッチ1と、ボイラー水位スイッチ14と、圧力スイッチ11
と、タイマー2から制御信号が入力される。 スチームスイッチ13は、電磁弁3の開閉を制御する。
スチームスイッチ13は、電磁弁3だけを制御する。スチ
ームスイッチ13が押されると、制御回路12は、電磁弁3
を開弁する。電磁弁3が開弁されると、ボイラー6から
過熱蒸気がハンドピース7に送られ、ノズル8から噴射
される。 ドレンスイッチ1は、電気ヒータ5と、給水ポンプ4
と、電磁弁3とを制御する。ドレンスイッチ1が押され
ると、制御回路12は、電気ヒータ5をオフ、給水ポンプ
4をオフ、電磁弁3を開にして、ボイラー6内の残留蒸
気を排出する。 ドレンスイッチ1が設定時間以上(例えば5秒以上)
押し続けられると、給水ポンプ4が運転を開始する。ド
レンスイッチ1が連続して押された時間は、タイマー2
で検出される。 したがって、タイマー2は、ドレンスイッチ1が押さ
れるとカウントを開始し、設定時間経過すると、運転信
号を制御回路12に出力する。制御回路12は、タイマー2
からの運転信号が入力されると、ドレンスイッチ1が押
されていることを確認して、給水ポンプ4を運転する。
すなわち、ドレンスイッチ1からの入力信号で、制御回
路12が給水ポンプ4を運転するのは、 「ドレンスイッチ1が設定時間以上連続して押され、
しかも、ドレンスイッチ1が現在も押されている」状態
である。 ドレンスイッチ1が押されると、電磁弁3が開弁さ
れ、電気ヒータ5はオフに制御される。電磁弁3と電気
ヒータ5の通電状態は、ドレンスイッチ1を押す時間に
関係しない。したがって、制御回路12は、電磁弁3と、
電気ヒータ5とは、タイマー2からの運転信号で制御し
ない。 したがって、ドレンスイッチ1が設定時間以上押され
ると、電気ヒータ5はオフに、電磁弁3を開に保持し
て、給水ポンプ4が強制的に運転される。この状態で給
水ポンプ4が運転を続けると、ボイラー6の水位に関係
なく、透明な水がボイラー6に給送される。ボイラー6
に供給された水は、ハンドピース7のノズル8から排出
される。このため、短時間でボイラー6を洗浄すること
ができる。 制御回路12に接続されたボイラー水位スイッチ14は、
給水ポンプ4の運転を制御して、ボイラー6の水位を一
定に保持する。ボイラー6の水位が設定レベル以下にな
ると、給水ポンプ4は運転される。ボイラー6の水位が
設定値以上になると、給水ポンプ4の運転は停止され
る。 圧力スイッチ11は、制御回路12に介して、ボイラー6
の電気ヒータ5の通電を制御する。圧力スイッチ11から
「低圧信号」が入力されると、制御回路12は電気ヒータ
5に通電する。「高圧信号」が制御回路12に入力される
と、電気ヒータ5をオフとする。すなわち、圧力スイッ
チ11は、電気ヒータ5をオン、オフ制御して、ボイラー
6内の圧力を一定に保持する。 ボイラー6内を洗浄した後、運転を開始するには、ス
チームスイッチ13を押して電磁弁3を開弁する。この状
態で、ボイラー6内の水は順次過熱蒸気となって、ハン
ドピース7のノズル8から噴射されて、通常の運転状態
となる。
【考案の効果】
この考案の蒸気洗浄装置は、ドレンスイッチを一定時
間連続して操作することによって、ボイラーを分解する
ことなく、簡単かつ容易に、しかも、短時間で汚れた過
熱蒸気を透明にできる特長がある。それは、ドレンスイ
ッチの排水操作をタイマーが検出し、設定時間になる
と、タイマーが給水ポンプを運転してボイラーに給水
し、ボイラーの電気ヒータをオフ、電磁弁を開の状態と
してボイラーを洗浄できることが理由である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の蒸気洗浄装置のブロック線図、第2図
は蒸気洗浄装置の外観図、第3図は従来の蒸気洗浄装置
のブロック線図である。 1……ドレンスイッチ、2……タイマー、3……電磁
弁、4……給水ポンプ、5……電気ヒータ、6……ボイ
ラー、7……ハンドピース、8……ノズル、9……水タ
ンク、10……軟水器、11……圧力スイッチ、12……制御
回路、13……スチームスイッチ、14……ボイラー水位ス
イッチ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−166203(JP,A) 特開 昭62−39178(JP,A) 特開 昭63−180095(JP,A) 特開 昭63−88091(JP,A) 特開 昭62−220482(JP,A) 特開 昭54−136758(JP,A) 実開 昭56−168226(JP,U) 実開 昭60−28088(JP,U) 特公 昭46−40079(JP,B1) 実公 昭44−5495(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボイラーの水を加熱する電気ヒータをオ
    フ、ボイラーに連結された電磁弁を開、ボイラーに連結
    されてボイラーに水を供給する給水ポンプをオフの状態
    に制御して、ボイラー内の残留蒸気を排出するドレンス
    イッチを有する蒸気洗浄装置において、 ドレンスイッチが連続して排水操作された時間をカウン
    トするタイマーを備えており、タイマーは、設定時間以
    上ドレンスイッチが排水操作されていることを検出する
    と、ドレンスイッチが排水操作され続けている時間だけ
    給水ポンプを運転して、ボイラーに水を供給して、電磁
    弁から排水するように構成されたことを特徴とする蒸気
    洗浄装置。
JP9366390U 1990-09-05 1990-09-05 蒸気洗浄装置 Expired - Lifetime JP2519380Y2 (ja)

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JPH0453483U JPH0453483U (ja) 1992-05-07
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JP3795050B2 (ja) 2004-03-22 2006-07-12 シャープ株式会社 蒸気調理器
JP3876267B1 (ja) 2005-08-01 2007-01-31 シャープ株式会社 加熱調理器
JP4376223B2 (ja) * 2005-11-08 2009-12-02 シャープ株式会社 蒸気調理器

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JPH0453483U (ja) 1992-05-07

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