JP2519092B2 - ファイル装置 - Google Patents

ファイル装置

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JP2519092B2
JP2519092B2 JP28526088A JP28526088A JP2519092B2 JP 2519092 B2 JP2519092 B2 JP 2519092B2 JP 28526088 A JP28526088 A JP 28526088A JP 28526088 A JP28526088 A JP 28526088A JP 2519092 B2 JP2519092 B2 JP 2519092B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般情報に関するデータや、音声信号、及び
映像信号を複数並行して独立に提供するファイル装置に
関し、特に連続した実時間上の信号を複数並行して独立
に提供するファイル装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、磁気ディスク等に記憶されている情報を読み出
し、複数のユーザに対しては遂時的に供給していたファ
イル装置が知られていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来のファイル装置では、記憶した情報例えば音
楽情報などの再生リアルタイム性と連続性が再現されて
いなかったため、特願昭62-285878に開示された「ファ
イルシステム」にあっては、リアルタイムで連続して再
生される情報に応じた情報信号を記憶する主記憶部と、
前記情報がリアルタイムで連続して再生される速度M倍
(M≧2)の速度で前記主記憶部から前記情報信号を読
み出すM倍速再生部と、このM倍速再生部から出力する
M倍速再生情報信号をN分配(M≧N≧2の整数)して
書込信号を出力する分配部と、前記書込信号を一時記憶
する一時記憶部と、この一時記憶部から出力する信号を
リアルタイムで連続して前記情報を再生するリアルタイ
ム再生部と、前記主記憶部、前記M倍速再生部、前記分
配部、前記一時記憶部及び前記リアルタイム再生部の一
連の動作を実行させる制御部とを備えた構成としてい
た。しかしながら、この情報を利用する端末が同時にア
クセスしてくることがあり、端末数に応じて読み出し速
度を上げなければならず、待ち時間なしに情報の提供を
維持するのは困難であるという問題点があった。特にリ
アルタイム性のある情報を実時間軸の信号として送信す
る場合、1つの端末が通信回線を占有する時間的占有率
が高く、上記問題点が大きなものとなっていた。
本発明のファイル装置は、同一規模のファイル装置で
ありながら情報提供能力を高めたファイル装置を提供す
ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
本発明は上記目的を達成するためファイル装置に送信
要求(アクセス)してくるユーザ数が増加すると同一の
情報に多数のユーザが送信要求してくる確率が高くなる
ことに着目し、同時期に複数のユーザが送信要求してく
る情報を複数の記憶部から出力できるようにしている。
即ち、前記特願昭62-235673に開示されたファイル装置
は1つの記憶部の複数のデータを読出部が複数の出力か
ら独立して並行して情報をユーザに提供していたが、更
に、第2の記憶部を増設し、第1の記憶部から第2の記
憶部にアクセス数の高い情報を複写する書込部及びアク
セス数の高い情報を検出して、第2の記憶部に複写し、
その後この第2の記憶部からも上記アクセス数の高い情
報を提供するよう管理部を設けることによって情報の提
供可能数が多いファイル装置が提供される。特に第1の
記憶部を大容量の記憶部とし、第2の記憶部を読出速度
が速い半導体メモリ等を用いた場合、情報提供可能数を
効率的に増加させることが可能なファイル装置が提供さ
れる。
即ち、複数のデータを記憶するための第1の記憶手段
と、外部からの送信要求に応じて前記第1の記憶手段か
ら所望のデータを読み出す第1の読出手段と、前記読み
出された所望のデータを伝送路を介して外部へ送出する
手段とからなるファイル装置において、複数のデータを
記憶するための第2の記憶手段と、外部からの送信要求
に応じて前記第2の記憶手段から所望のデータを読み出
す第2の読出手段を有し、前記第1および第2の読出手
段がそれぞれ複数の出力を有し、各々の出力から前記所
望のデータを分割した後間欠的に出力する第1および第
2の読出手段であって、更に、前記第1の読出手段から
の前記所望のデータを第1制御信号に応答して第2の記
憶手段に書き込む手段と、前記第2の記憶手段に前記所
望のデータを書き込む際にそのデータ名を記憶して索引
を作成し、前記外部からの送信要求があった時は前記索
引を検索し、前記索引に前記所望のデータがある時は、
前記第2の読出手段に前記所望のデータを読み出す第2
制御信号を出力し、前記索引に所望のデータがない時は
前記第1の読出手段に前記所望のデータを読み出す第3
制御信号を出力し、前記所望データの所定時間内の送信
回数を検出し、前記送信回数が基準値より大きい時、前
記書込手段に前記第1制御信号を出力する管理部を有す
ることを特徴とするファイル装置が提供される。
又上記構成のファイル装置であって、管理部が所定時
間毎にアクセス数(又はアクセス頻度)の高い情報を検
出し、アクセス数の高い情報から優先的に一時記憶部に
配置するようにして、一時記憶部からアクセス数の高い
情報を出力するようにして、情報提供可能数を効率的に
増加させたファイル装置が提供される。
即ち、複数のデータを記憶するための第1の記憶手段
と、外部からの送信要求に応じて前記第1の記憶手段か
ら所望のデータを読み出す第1の読出手段と、前記読み
出された所望のデータを伝送路を介して外部へ送出する
手段とからなるファイル装置において、複数のデータを
記憶するための第2の記憶手段と、外部からの送信要求
に応じて前記第2の記憶手段から所望のデータを読み出
す第2の読出手段を有し、前記第1および第2の読出手
段がそれぞれ複数の出力を有し、各々の出力から前記所
望のデータを分割した後間欠的に出力する第1および第
2の読出手段であって、更に、前記第1の読出手段から
の前記所望のデータを第1制御信号に応答して第2の記
憶手段に書き込む手段と、前記第2の記憶手段に前記所
望のデータを書き込む際にそのデータ名を記憶して索引
を作成し、前記外部からの送信要求があった時は前記索
引を検索し、前記索引に前記所望のデータがある時は、
前記第2の読出手段に前記所望のデータを読み出す第2
制御信号を出力し、前記索引に所望のデータがない時は
前記第1の読出手段に前記所望のデータを読み出す第3
制御信号を出力し、前記所望データの第1の所定時間内
の送信回数を検出し、第2の所定時間毎に前記第1の記
憶手段の各データの前記第1の所定時間内の送信回数を
検出し、前記第1の所定時間内の送信回数が多いデータ
から優先して第2の記憶手段に格納されるよう前記第1
の記憶手段の所定のデータを前記第2の記憶手段に転送
するために前記書き込む手段及び前記第1の読出手段に
前記第1及び第3制御信号を出力する管理部を有するこ
とを特徴とするファイル装置が提供される。
さらに、同時期に複数のユーザが送信要求してくる情
報がある時には、その情報が送信要求された時に直ちに
この情報を提供せずに、所定時間又はこの情報の他のユ
ーザからのアクセス数が所定数以上になるまで待ち、こ
の情報の信号をアクセス数に応じた数に分配して送出す
るよう分配手段を設けると共に以上の動作を制御する管
理部を設けることによつて、記憶部及び読出部が同程度
の規模のファイル装置でありながら情報提供の可能数を
高めたファイル装置の提供が可能となった。
即ち複数のデータを記憶するための記憶手段と、外部
からの送信要求に応じて前記の記憶手段から所望のデー
タを読み出す読出手段と、前記読み出された所望のデー
タを伝送路を介して外部へ送出する手段とからなるファ
イル装置において、前記読出手段がそれぞれ複数の出力
を有し、各々の出力から前記所望のファイルのデータを
分割した後間欠的に出力する読出手段であり、前記読出
手段の複数の出力の各々を第1制御信号に応じて定まる
数の出力線に分配して前記送出する手段に出力する分配
手段と、前記所望のデータの第1処定時間内の送信回数
を検出し、前記送信回数が第1の基準値より大きいとき
は、前記所望のデータの送信要求を計数し、前記送信要
求の最初のものから第2所定時間経過後、又は計数した
送信要求数が第2基準値に等しくなったとき、前記読出
手段に前記所望のデータを読出して前記分配手段のいず
れかの入力に出力するための、第2制御信号を出力する
と共に、前記送信要求数が前記基準値未満のときは、前
記分配手段の各々の入力線を介してこれに与えられる前
記所望のデータを前記送信要求数の出力に接続し、一
方、前記送信要求数が前記基準値に等しくなったとき前
記分配手段の各々の入力線を介してこれに与えられる前
記所望のデータを前記基準値に対応した数の出力に接続
するための前記第1制御信号を前記分配手段に出力する
管理部を有することを特徴とするファイル装置が提供さ
れる。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明する。第1図は本
発明のファイル装置の第1の実施例のブロック図であ
る。
第1図において、7は第1の記憶手段として用いられ
る記憶部で、例えばハードディスクメモリ等が使用され
る。記憶部7には音楽や映像等のリアルタイム性のある
情報(データ)をファイル(情報の記憶単位)毎に記憶
している。2aは読出部で主記憶部7の複数のファイルの
中からデータを時分割で読み出し、その後時間軸を伸長
して連続した実時間軸上の信号に再生し、複数の出力か
ら出力し、送信回路3aを経て、伝送路8を介して端末6
に提供している。
上記動作はある端末6が所望のデータの要求を伝送路
8を通じ、管理部4aに送出し、管理部4aがこれを受信し
てから行われる。管理部4aはデータを記憶部7に記憶す
る際に作られた索引を有していて、これにより、送信要
求されたデータのファイルを検索し、読出部2aに制御信
号18を出力して該当するファイルのデータを読み出し、
送信回路3aに出力するようにする。このように末端6か
らの送信要求に応じて主記憶部2から所望のデータを送
信している。
次に読出部2a,2bを説明する。第2図は読出部を示し
たブロック図である。これらは前述の特願昭62-235673
の「ファイルシステム」の構成と同じであるが、読出部
2aには分配部9の出力が端子13に取出されている点が異
る。主記憶部7に記憶された複数のデータはM倍速再生
部8によって実時間のM倍の速さで読み出される。そし
て分配部9は情報を送出すべき出力12a,12b,12cに送る
よう分配する。分配された信号は、時間軸が実際のもの
と異なった形の信号のため、一時記憶部10a,10b,10cに
一旦記憶される。記憶された情報はリアルタイム再生部
11a,11b,11cによって伸長され、実時間に変換されて再
生され、出力12a,12b,12cに出力し、この出力はリアル
タイムメモリ2−1では、入出力ライン2−1−1〜2
−1−nを通して送信回路3aに送られる。ここでは出力
の数を3としたが、主記憶部の読み出し速度が速けれ
ば、増加することができる。即ち読み出し速度によって
出力数が決まる。制御部17は以上の動作を制御信号18に
応答して制御するものである。
上記データの再生動作を第3図を用いて説明する。第
3図において、主記憶部7にはリアルタイムで連続して
再生されるデータA,B,Cに応じた情報信号(a1+a2+a3
+…)、(b1+b2+b3+…)、(c1+c2+c3+…)〔第
3図(A)〜(C)に図示〕が記憶されている。
M倍速再生部8は、上記のデータA〜Cがそれぞれ再
生される速度の3倍以上の速度で、主記憶部7から上記
のデータ(a1+a2+a3+…)〜(c1+c2+c3+…)を一
定時間づつ区切って読み出す。この読み出された信号は
M倍速再生情報信号(a1,b1,c1,a2,b2,c2,a3
b3,c3,…)〔第3図(D)に図示〕である。
分配部9は、このM倍速再生情報信号を3分配して書
込信号を一時記憶部10a,10b,10cに出力する。一時記憶
部10aには書込信号(a1,a2,a3,…)〔第3図(E)
に図示〕が一時記憶され、以下、一時記憶部10bには書
込信号(b1,b2,b3,…)〔第3図(F)に図示〕、一
時記憶部10cには書込信号(c1,c2,c3,…)〔第3図
(G)に図示〕がそれぞれ、一時記憶される。
リアルタイム再生部11a,11b,11cは、一時記憶部10a,1
0b,10cにそれぞれ一時記憶された信号(a1,a2,a3
…)、(b1,b2,b3,…)、(c1,c2,c3,…)をリア
ルタイムで連続して読み出すことにより、上記の主記憶
部7に記憶されたデータA〜Cに応じた情報信号(a1
a2+a3+…)〜(c1+c2+c3+…)〔第3図(H),
(I),(J)に図示〕をリアルタイムで連続して再生
する。
尚、主記憶部7に現在最も速く読み出すことができる
大容量のハードディスクを用いると、音楽情報等をリア
ルタイム性をもたせて再生する場合、50以上の出力に分
割して読み出すことができる。
読出部2aの端子13の信号は書込部14に送られている。
書込部14は管理部4aからの制御信号18aに応答して、読
出部2aから信号を第2の記憶手段である一時記憶部5に
記憶する。一時記憶部5に記憶されたデータは制御信号
18aに応答して読出部2bによって読み出され、送信回路3
aによって伝送路8を介して端末6に送信される。読出
部2bは読出部2aと同じ構成であるが、一時記憶部5を、
半導体メモリとしたため読出速度が速く、分割して出力
する数をハードディスクで構成する主記憶部7の10倍以
上とすることが可能である。
次に管理部4aについて説明する。管理部4aはいずれか
の端末6からの送信要求があった時は、これに応答し、
主記憶部7にデータを記憶した時に作成した索引に従っ
て所望のデータを検索して、読出部2aに所望データdの
読み出しを行うよう制御信号18aを出力する。そして制
御部4aは所望データdの所定時間内のアクセス数、即
ち、送信数を計数して、送信頻度を出し、その送信頻度
が基準値r1より大きければ書込部14に出力される所望デ
ータdを一時記憶部5に書き込むよう制御信号18aを出
力する。又その送信頻度が基準値より小さければ、書込
を行わない。そして書込を行う時は一時記憶部5に対す
る索引を作成し、次の同一所望データdの送信要求があ
った時は、この索引を検索し、所望のデータが一時記憶
部5にあることを検出し、所望のデータを読み出すよう
に、読出部2bに制御信号18aを出力する。
以上の動作を第4図のフローチャートを用いてさらに
詳しく説明すると、第4図において、からこのフロー
に入り、ブロック20で、伝送路8を介していずれかの端
末6からの送信要求を検出していて、検出されるとブロ
ック21で、所望データdが一時記憶部5に存在するかど
うか前記書込時に作成した索引によって検出し、存在す
る場合はブロック23で、所望データdを一時記憶部5か
ら端末6へ送信する。存在しない時は、所望データdの
送信数Tに+1を加え、ブロック25では所定時間をセッ
トしたタイマ1を動作させタイマ1割込を可能とする。
所定時間が経過するとブロック26でタイマ割込1の処理
に入り送信数Tを1減算する。これによって所定時間内
の送信頻度fが得られる。ブロック25からブロック26に
進み、送信頻度fと基準値r1と比較し、fが小さければ
ブロック31bで読出部2aに所望データdを読み出す制御
信号を出力する。fがr1より大きければブロック30で書
込部14に読出部2aからの信号を書き込む制御信号18aを
出力し、ブロック31aで読出部2aに所望データdを読み
出す制御信号18aを出力している。そしてブロック32で
一時記憶部5の索引に所望データdの各dを登録する。
従って次の上記所望データdの送信要求があった時は、
ブロック20,21,22を通り、ブロック23で、一時記憶部5
から所望データdを読出部2bによって読み出すことがで
きる。
以上のように、本発明の第1の実施例のファイル装置
にあっては、主記憶部7のアクセスの多いデータを書込
部14および一時記憶部5によって複写し、これによっ
て、複数の端末6に対して同時に所望データdを送るこ
とが可能な数を増すことができる。
尚、ここではアクセス数の検出をタイマ1によってア
クセス頻度として得ていたが、読出部2aから読出終了信
号(図示せず)をとり出して、この信号によって管理部
4aはブロック26の割込処理に入ることによって現在の送
信数が得られる。この現在の送信数によってブロック29
の判断を行うようにしてもよい。又一時記憶部5に記憶
されたデータはその後アクセス頻度fが下れば、他のア
クセス頻度が高いデータに書き換えるようにする。さら
に一時記憶部5に記憶する際の空エリアがない時は、ア
クセス頻度が少ないデータ上に新しいデータをオーバラ
イトすることも可能である。
次に本発明の第2実施例について説明すると、第3の
実施例のファイル装置は第1図のブロック図に示される
第1の実施例と管理部4aの制御以外は同じであるので、
管理部4a′以外の構成についての説明は省略する。
管理部4a′の構成、即ち、制御は第5図のフローチャ
ートによって説明する。第1の実施例の管理部4aは所望
データdのアクセス頻度fが基準値r1を超えた時所望デ
ータdを一時記憶部5に書込んでいたが、第2の実施例
では、一時記憶部へのデータ書込を所定時間毎に行う。
従って、ブロック20からブロック25までのフローは第1
図と同じであるのでこの部分の説明は省略する。又ブロ
ック22からブロック23までの間にブロック24,25が入っ
ているがこれは、一時記憶部5からデータを出力した時
にアクセス頻度を得るためである。
一方、上記のようにデータ書込を所定時間毎に行うた
めブロック25を終了するとに戻る。そしてデータ書込
は第6図のタイマ4割込60によって行われる。タイマ4
は図示されない初期設定ブロックによってセットされて
いる。従って所定時間毎にタイマ割込60からの処理に入
る、そしてこの処理では一時記憶部5のデータがアクセ
ス頻度の高いデータd1から優先して記憶するようにして
いる。まずブロック61で主記憶部7aの各データのアクセ
ス頻度fと比較して順位をつける。ブロック62で、順位
の高いデータd1からそのデータd1が一時記憶部5に記憶
されているか索引を比較して検出する。ブロック63で、
データd1が一時記憶部5にあればブロック62に戻って次
の順位のデータd1についての処理を行う。ブロック63で
データd1が一時記憶部5に記憶されていなければブロッ
ク64で、データd1のアクセス頻度が少ないデータd2を検
出する。そしてブロック65で、データd2が検出できなけ
れば、ブロック66でメインプログラムに戻る。データd2
が検出できれば、ブロック67でデータd1をデータd2にオ
ーバーライト、即ち重ね書きをするよう、読出部2a及び
書込部14に制御信号18aを出力し、ブロック68でデータd
1を一時記憶部の索引に登録している。ブロック68の処
理を終えると次の順位のデータd2の処理のためブロック
62の処理に進む。
以上のように本発明の第2の実施例のファイル装置に
あっては、所定時間毎にアクセス頻度fが高いデータを
優先して一時記憶部5内に配置することで、同時に所望
データdを送信することが可能な数を増加させている。
次に本発明の第3の実施例について説明すると、第6
図は本発明の第3の実施例のファイル装置のブロック図
である。
第6図において、ファイル装置35はいずれかの端末6
からの送信要求に応じて、管理部4bが主記憶部7bの所望
データdを読出部2cによって読み出しし、分配回路36、
送信回路3bを経て、伝送路8を介して送出するものであ
り、所望データdのアクセス数が多い場合、所望データ
dの始めのいくつかの送信要求については待期時間を設
けるようにしたものである。ここで主記憶部7b、読出部
2c、送信回路3bは第1の実施例の対応する番号で示され
たものと同一であり、詳しい説明は省略する。
いずれかの端末6から所望データdの送信要求を受信
した管理部4bは読出部2cに主記憶部7bから所望データを
読み出す制御信号18bを出力する。読出部2cは所望デー
タdを主記憶部7bから読み出し、分配回路36に出力す
る。管理部4bは所望データdのアクセス数が少ない時は
分配回路36に対し、入力と出力を1対1に対応させて接
続して出力する。例えば出力ライン2c−1を出力ライン
36−1に接続し、送信回路3bに所望データdを出力して
端末6に所望データdを送信している。この分配回路36
は第7図に示されるように、各分配回路36の出力ライン
36−1〜36−pがスイッチS1〜S−pによって読出部2c
からの読出信号を出力するライン2c−1〜2c−mのいず
れかに接続されるよう構成されたスイッチ回路であり、
制御信号18bに応答する切換制御回路37によって切り換
えられる。この切換回路37は次の説明するように制御信
号18bに応答して各データのアクセス頻度が少ない時
は、1対1の接続をする。例えば、読出部2cの出力ライ
ン2c−1は分配回路36の出力ライン36−1に対応し、出
力ライン2c−2は出力ライン36−2に対応している。し
かし、あるデータのアクセス頻度が多くなると出力ライ
ン2c−1の信号を図に示されるように分配回路36は出力
ライン36−1と出力ライン36−2に出力するようにして
いる。尚このスイッチS1〜S−pはアナログスイッチや
ゲート回路で構成されるものである。
次にアクセス数が多い場合を含めて、第8図のフロー
チャートを用いて説明すると、管理部4bは次のような制
御を行う。
からフローに入り、ブロック40でいずれかの端末6
からの送信要求を検出し、検出すればブロック41で、ア
クセス頻度数fと基準値r2と比較し、アクセス頻度数f
の方が小さければに進みブロック48で分配回路36の所
望データdが入力される1入力を後述する待期数w+1
の数の出力に接続するよう制御信号18bを出力する。即
ち、ここでは、図示しない初期設定ブロックによってw
を0としているので、上記1入力に対し、1出力を接続
するようにしている。次に管理部4bはブロック49で、読
出回路2bに所望データdを読み出し、上記1入力に出力
するよう制御信号18bを出力する。次にアクセス頻度f
について説明すると、ブロック50で送信数Tを+1、即
ち、計数して、ブロック51で所定時間に設定され、各デ
ータに対応して設けたタイマ3を作動させる。次に所定
時間経過すると、ブロック53でタイマ3の割込がかり、
ブロック54で送信数Tを−1している。これによって送
信数Tは所定時間内のアクセス頻度fとして用いること
ができる。このようにしてアクセス頻度fが少ない時
は、所望データdを読出した読出部2cからの信号は分配
回路36を通り送信回路の1つのチャンネルを使って送信
される。
次にブロック42でアクセス頻度数fが基準値r2より大
きい場合を説明すると、ブロック43で所望データdの後
述する待期数wと基準値r3を比較し、基準値r3より小さ
い時はブロック45に進む。
ここで待期数wを説明すると、アクセス頻度fが基準
値r2より大きい時は、すぐに所望データdを送信せず、
他の同一データの送信要求が来るまで待期させる。そし
て、ブロック47で待期数wを計数し、に戻り、他の送
信要求が入来し、ブロック47でさらに待期数wを計数さ
れる。これを繰返えし、基準値r3よりwが大きい時は所
望データdが送信され、ブロック52でwをクリアする。
ブロック45で、待期数wが0の時はブロック46で第2
の所定時間がセットされたタイマ2を動作させる。これ
は、待期を続けても、次の同一データに対する送信要求
が直ちに発生しない時は、所定時間経過後タイマ2の割
込56でのフローに入り、所望データdを送信するよう
にしている。ブロック45、又はブロック46を実行した後
は、前述のようにブロック47で待期数wを計数しに戻
っている。
次にブロック44で待期数wが基準値r3より大きい時
は、のフローに入り、ブロック48で、分配回路36に所
望データdが入力される1入力とw+1の数の出力とを
接続し、送信回路3bのw+1の数のチャンネルを通し
て、w+1の数の端末に同一の所定データを同時に送信
する。例えば基準値r3を4とするとwは5となり、w+
1の出力、即ち、6の出力と1入力を接続するようにす
る。このようにしてから管理部4bはブロック49に示され
るように読出回路2cに所望データdを読み出して、分配
回路36の上記1入力に出力している。
次にブロック50,51で送信数Tを計数とすると共に前
述のようにタイマ3を作動させて、アクセス頻度fを求
めている。この時、所望データdが複数の端末に同時に
送出されていても送信数Tは1増えるだけである。ブロ
ック52では待期中の送信要求はなくなるので待期数wを
クリアしている。
以上のようにファイル装置35に送信を要求してくる端
末数が増加すると、同一のデータに複数の端末が送信要
求してくる確率が高くなる傾向があることから、送信要
求数が多いデータの送信は待期時間を経過してから送信
を行うようにしている。尚上記説明ではアクセス頻度f
によって送信状態を検出していたが、タイマ3を用いず
読出部2bがあるデータの読み出しを終了したことを管理
部4bに知らせる信号を出力するようにしてブロック54を
実行するようにして、現在の読出数を得ることによって
送信状態を検出するようにしてもよい。又ブロック44で
「基準値r3より待期数wが大きい時」という条件を設け
たが基準値と等しい時という条件でもよい。その時はブ
ロック48の「w+1の数」はwの数となり、wの初期設
定は「1」である。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、請求項1記載のファイル
装置では、端末からのあるデータに対する送信要求が増
加した時は第1の記憶手段の前記データを第2の記憶手
段に複写し、前記データを第2の記憶手段からも送信で
きるようにしたので、同一データを同時に送信する時の
送信可能数を増加させることが可能となった。
又請求項2記載のファイル装置では、所定時間毎に各
データのアクセス頻度を互いに比較し、アクセス頻度の
多いものから一時記憶部に記憶するようにしているの
で、一時記憶部には常にアクセス頻度の高いものだけ配
置され、アクセス頻度が低いデータは更新されるので、
同一データを同時に送信する際の送信可能数を増加する
ことが可能となる。
さらに請求項3記載のファイル装置では、端末からの
あるデータに対する送信要求が増加した時は、直ちにそ
のデータを送信せず、他の送信要求を待ってからデータ
を読み出し、読み出したデータの信号を分配して送信要
求した端末に送出するので、メモリの容量を増加するこ
となく、同一データを同時に送信する数を増やすことが
可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1及び第2の実施例のファイル装置
のブロック図、第2図は第1図及び第6図の一部を説明
するブロック図、第3図は第2図の読出部を説明するた
めの波形図、第4図及び第5図は第1図の管理部の動作
を説明するためのフローチャート、第6図は第3の実施
例のファイル装置のブロック図、第7図は第6図の一部
を説明するためのブロック図、第8図は第6図の管理部
の動作を説明するためのフローチャート。 1、35……ファイル装置、2a、2b,2c……読出部、3a、3
b……送信回路、4a、4b……管理部、5……一時記憶
部、6……端末、7a、7b……主記憶部、8……伝送路、
14……書込部、18a、18b……制御信号、36……分配回
路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 聡 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12 番地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 宮庄 保雄 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12 番地 日本ビクター株式会社内

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のデータを記憶するための第1の記憶
    手段と、外部からの送信要求に応じて前記第1の記憶手
    段から所望のデータを読み出す第1の読出手段と、前記
    読み出された所望のデータを伝送路を介して外部へ送出
    する手段とからなるファイル装置において、 複数のデータを記憶するための第2の記憶手段と、外部
    からの送信要求に応じて前記第2の記憶手段から所望の
    データを読み出す第2の読出手段を有し、前記第1およ
    び第2の読出手段がそれぞれ複数の出力を有し、各々の
    出力から前記所望のデータを分割した後間欠的に出力す
    る第1および第2の読出手段であって、 更に、前記第1の読出手段からの前記所望のデータを第
    1制御信号に応答して第2の記憶手段に書き込む手段
    と、前記第2の記憶手段に前記所望のデータを書き込む
    際にそのデータ名を記憶して索引を作成し、前記外部か
    らの送信要求があった時は前記索引を検索し、前記索引
    に前記所望のデータがある時は、前記第2の読出手段に
    前記所望のデータを読み出す第2制御信号を出力し、前
    記索引に所望のデータがない時は前記第1の読出手段に
    前記所望のデータを読み出す第3制御信号を出力し、前
    記所望データの所定時間内の送信回数を検出し、前記送
    信回数が基準値より大きい時、前記書込手段に前記第1
    制御信号を出力する管理部を有することを特徴とするフ
    ァイル装置。
  2. 【請求項2】複数のデータを記憶するための第1の記憶
    手段と、外部からの送信要求に応じて前記第1の記憶手
    段から所望のデータを読み出す第1の読出手段と、前記
    読み出された所望のデータを伝送路を介して外部へ送出
    する手段とからなるファイル装置において、 複数のデータを記憶するための第2の記憶手段と、外部
    からの送信要求に応じて前記第2の記憶手段から所望の
    データを読み出す第2の読出手段を有し、前記第1およ
    び第2の読出手段がそれぞれ複数の出力を有し、各々の
    出力から前記所望のデータを分割した後間欠的に出力す
    る第1および第2の読出手段であって、 更に、前記第1の読出手段からの前記所望のデータを第
    1制御信号に応答して第2の記憶手段に書き込む手段
    と、前記第2の記憶手段に前記所望のデータを書き込む
    際にそのデータ名を記憶して索引を作成し、前記外部か
    らの送信要求があった時は前記索引を検索し、前記索引
    に前記所望のデータがある時は、前記第2の読出手段に
    前記所望のデータを読み出す第2制御信号を出力し、前
    記索引に所望のデータがない時は前記第1の読出手段に
    前記所望のデータを読み出す第3制御信号を出力し、前
    記所望データの第1の所定時間内の送信回数を検出し、
    第2の所定時間毎に前記第1の記憶手段の各データの前
    記第1の所定時間内の送信回数を検出し、前記第1の所
    定時間内の送信回数が多いデータから優先して第2の記
    憶手段に格納されるよう前記第1の記憶手段の所定のデ
    ータを前記第2の記憶手段に転送するために前記書き込
    む手段及び前記第1の読出手段に前記第1及び第3制御
    信号を出力する管理部を有することを特徴とするファイ
    ル装置。
  3. 【請求項3】複数のデータを記憶するための記憶手段
    と、外部からの送信要求に応じて前記記憶手段から所望
    のデータを読み出す読出手段と、前記読み出された所望
    のデータを伝送路を介して外部へ送出する手段とからな
    るファイル装置において、 前記読出手段がそれぞれ複数の出力を有し、各々の出力
    から前記所望のファイルのデータを分割した後間欠的に
    出力する読出手段であり、前記読出手段の複数の出力の
    各々を第1制御信号に応じて定まる数の出力線に分配し
    て前記送出する手段に出力する分配手段と、前記所望の
    データの第1処定時間内の送信回数を検出し、前記送信
    回数が第1の基準値より大きいときは、前記所望のデー
    タの送信要求を計数し、前記送信要求の最初のものから
    第2所定時間経過後、又は計数した送信要求数が第2基
    準値に等しくなったとき、前記読出手段に前記所望のデ
    ータを読出して前記分配手段のいずれかの入力に出力す
    るための、第2制御信号を出力すると共に、前記送信要
    求数が前記基準値未満のときは、前記分配手段の各々の
    入力線を介してこれに与えられる前記所望のデータを前
    記送信要求数の出力に接続し、一方、前記送信要求数が
    前記基準値に等しくなったとき前記分配手段の各々の入
    力線を介してこれに与えられる前記所望のデータを前記
    基準値に対応した数の出力に接続するための前記第1制
    御信号を前記分配手段に出力する管理部を有することを
    特徴とするファイル装置。
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