JP2518766Y2 - シャッタの防犯制御装置 - Google Patents

シャッタの防犯制御装置

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JP2518766Y2
JP2518766Y2 JP1988001662U JP166288U JP2518766Y2 JP 2518766 Y2 JP2518766 Y2 JP 2518766Y2 JP 1988001662 U JP1988001662 U JP 1988001662U JP 166288 U JP166288 U JP 166288U JP 2518766 Y2 JP2518766 Y2 JP 2518766Y2
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shutter
room
person
control device
detection sensor
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JP1988001662U
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JPH01106996U (ja
Inventor
幹太 松本
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文化シヤッター 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はシャッタの開閉を制御するとともに室内の
人の存在を感知して感知情報を出力する、シャッタの防
犯制御装置に関する。
[従来の技術] 一般に銀行のキャッシュコーナ等では、シャッタを閉
鎖するときの安全制御装置とシャッタを閉鎖した後のキ
ャッシュコーナ内に取り残された人の存在等を感知する
シャッタの防犯制御装置が設けられている。
第4図はこの種の従来のシャッタ安全・防犯制御装置
の全体概略図である。
図において、1は室内Aの出入口に取り付けられたシ
ャッタ、2はシャッタ1の巻き上げ、巻き降しを行うモ
ータ等の駆動装置、3は駆動装置2の駆動をコントロー
ルするシャッタ制御装置、7は室内Aの人の存在を感知
する感知センサ、8は監視装置で感知センサ7の信号に
より、シャッタ制御装置にシャッタ開の信号を出力する
と同時に外部に電気信号として出力することも出来る装
置である。
次に動作について説明する。
シャッタ下降中にセンサ7が作動すると監視装置より
の信号でシャッタは全開する。
この際シャッタの巻き降し中にシャッタの先端に人の
頭がぶつかる等の障害が発生すると、シャッタは閉動作
の途中で開動作に移行し、シャッタを上に巻き上げて人
の安全を確保する等の措置をとる。
この監視装置8は例えば昼間は感知センサ7から人の
存在を知らせる出力があっても信号としてシャッタへ出
力しないが、夜間キャッシュコーナ等が閉鎖した後の時
間帯においては感知センサ7からの出力に基づいてシャ
ッタ開の信号として出力する制御を行っている。
[考案が解決しようとする問題点] 従来のシャッタの制御装置は以上説明したように、単
にシャッタを開くだけで、防犯ということに関しては直
接、総合的考慮されて居なかった。
この考案は上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、室内の人の存在に応じてシャッタの開閉動
作の制御を行い、防犯を目的とした防犯制御装置を得る
ことを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案の防犯制御装置は、
不特定多数の人が出入する室内の出入口にシャッタが設
けられ、シャッタの閉鎖動作中及びシャッタ閉鎖後にお
ける室内での人の存在に応じて前記シャッタの開閉制御
を行うシャッタの防犯制御装置において、 前記シャッタの下降時に障害物を検知する障害物感知
センサと、 前記室内での人の存在を感知する感知センサと、 店舗の閉店時間等の所定のタイミングで前記シャッタ
を自動的に閉鎖制御するとともに、該シャッタの閉鎖動
作中に前記障害物感知センサが障害物を検知したとき前
記シャッタの下降を一旦停止させ、この後前記感知セン
サが室内での人の存在を感知した場合には、室内での人
の存在を示す旨の警報信号を出力するともにシャッタを
開放する又は強制閉鎖するいずれかの制御を任意に設定
自在であり、この後復旧信号の操作入力を受けて始めて
シャッタを以前と逆方向の閉鎖又は開放制御し、また、
シャッタ閉鎖後に前記感知センサが室内での人の存在を
感知した場合には、室内での人の存在を示す旨の警報信
号を出力する総合制御装置とを設けたことを特徴として
いる。
[作用] 総合制御装置は、店舗の閉店時間等の所定のタイミン
グでシャッタを自動的に閉鎖制御する。このシャッタ閉
鎖動作中に障害物感知センサで障害物が検知された場合
には、前記シャッタの下降を一旦停止させる。
この後に前記感知センサが室内での人の存在を感知し
た場合には、シャッタを開放する制御を行う。また、こ
のときにはシャッタを強制閉鎖することもできる。
このいずれかのシャッタ開閉制御は任意に設定自由で
あり、設置箇所に合わせて設定することができる。
この人の存在が検知されると警報信号が出力されるか
ら、取り残された人及び外部の係員に報知され、この後
復旧信号が入力されるまでは、前記開放、あるいは強制
閉鎖状態が保持される。
そして、復旧信号の入力のみによって、前記方向と逆
方向にシャッタは閉鎖あるいは開放することができるか
ら、室内に人が長時間閉じ込められる危険性を回避でき
る。また、シャッタの閉鎖時間帯に室内残留者および侵
入者等による危害や犯罪等の発生が防止できる。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を図について説明する。
第1図はこの考案に係るシャッタの防犯制御装置の全
体概略図である。
図において、10はシャッタ1の駆動装置2の駆動及び
感知センサ7の出力に応じて出力器8に出力する感知情
報の出力制御を一括して行う総合制御装置である。
この総合制御装置10は、感知センサ7で感知された室
内Aの人の存在に応じてシャッタ1の開閉動作及び出力
器8に出力する感知情報の出力制御を異ならしめる制御
プログラム10Aが格納されている。
4は室内Aと室外との間で人の出入り毎に検知する出
入監視センサ、5は出入監視センサ4の出力を無線でシ
ャッタ制御装置に伝える送信機、6は送信機5から出力
される電波を促えて出入監視センサ4の出力をシャッタ
制御装置に伝える受信機である。
次に動作について第2図を基にして説明する。
シャッタ1が下降中、シャッタの先端が人にぶつかる
と、障害物感知センサ信号が総合制御装置10に出力さ
れ、総合制御装置10はシャッタ停止指令を駆動装置2に
出力する。
ここに駆動装置2はシャッタの下降を停止させる。
そして所定時間内に室内Aに取付けられた感知センサ
7からの出力がなければ、室内に人が入らなかったもの
と判断し、所定時間経過に、総合制御装置10は駆動装置
2にシャッタの下降を行なわせるシャッタ閉指令を出力
する。これによりシャッタは再び下降し全閉する。
一方シャッタ停止指令が駆動装置2に出力された後、
所定時間内に感知センサ7からの内部センサ信号が総合
制御装置10内に出力された場合には、室内Aに人が存在
するものと判断され、総合制御装置10は駆動装置2にシ
ャッタ上昇指令を出すとともに出力器8に感知信号を出
力する。ここにシャッタ1は上昇し、全開状態となる。
その後感知信号の出力により係員が来て室内Aの人を
室外に出し、復旧信号を総合制御装置10に与えれば、総
合制御装置10は、出力器8の警報を停止させ駆動装置2
にシャッタ閉指令を出力し、シャッタ1はこのシャッタ
閉指令の出力に基づき全閉する。
また第3図は別のシャッタの開閉動作を示している。
この例では総合制御装置10が駆動装置2にシャッタ停
止指令を出力した後、感知センサ7からの出力を受け取
った場合、出力器8に感知信号を出力するとともに駆動
装置2にシャッタ全閉指令を出している。
この結果、駆動装置2はシャッタ1を全閉するので、
室内Aに人が閉じ込められることになるが、出力器8か
らの警報によって係員が来て復旧信号を総合制御装置10
に与えれば、出力器8の警報を停止させ、シャッタが開
放されて室内Aの人を室外に出すことができるので、人
が長時間室内に閉じ込められることはない。これらの総
合制御装置10の動作は制御プログラム10Aの制御に従っ
て行なわれることになるが、キャッシュコーナ等の閉鎖
の直前の時間帯に威力を発揮する。
なおこの実施例ではキャッシュコーナを室内として説
明してあるが、無人店舗ビル内等、人が閉じ込められる
危険性のある広い空間を総称している。またこの実施例
にいう出入監視センサ及び感知センサは、赤外線センサ
や超音波センサ等が主に用いられるが、出入監視センサ
の場合、人が踏み付けた時にスイッチの入切が行なわれ
る座板スイッチや光電管スイッチ等を用いても良く、人
の動きや存在を感知できるものであれば良い。
[考案の効果] 本考案によれば、店舗の閉店時間等の所定のタイミン
グでシャッタが自動的に閉鎖されるが、このシャッタ閉
鎖動作中に前記障害物感知センサで障害物が検知された
場合には前記シャッタの下降を一旦停止制御し、この後
感知センサが室内での人の存在を感知した場合には、警
報信号を出力しシャッタを開放する制御を行い、室内の
人自ら外に出ることができ室内に長時間人を閉じ込める
危険性を回避でき、警報信号を受けた係員等による復旧
信号の入力があるまではシャッタを閉鎖することがな
く、再び閉じ込められることがない。この設定は近傍に
シャッタの操作者がいない特性を有する店舗等の自動閉
鎖に適応できる。
一方、設定により前記シャッタの停止後に強制閉鎖す
ることもでき、この場合には近傍にシャッタの係員がい
て警報信号を受けて室内に閉じ込められた人を復旧信号
の入力でシャッタを逆に開放することにより人を出すも
のであり、この設定によれば残留者は必ず操作者の誘導
を必要とする自動閉鎖に適応できる。
また、警報信号の発生により閉じ込められた人及び係
員に対して警報状態が報知され、復旧信号の入力までは
シャッタの逆方向への移動が防止されているから、室内
に長時間人を閉じ込める危険性は回避することができる
ようになる。
また、設定を変更自在とすることにより、店舗の特性
に合わせることができ、残留者および侵入者等による危
害や犯罪等の発生が防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す防犯制御装置の全体
概略図、第2図はこの考案の動作を示す図、第3図はこ
の考案の動作の他の1例を示す図、第4図は従来のシャ
ッタ制御装置の全体概略図である。 1……シャッタ、2……駆動装置、4……出入監視セン
サ、5……送信機、6……受信機、7……感知センサ、
8……出力器、10……総合制御装置。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】不特定多数の人が出入する室内の出入口に
    シャッタが設けられ、シャッタ閉鎖動作中及びシャッタ
    閉鎖後における室内での人の存在に応じて前記シャッタ
    の開閉制御を行うシャッタの防犯制御装置において、 前記シャッタの下降時に障害物を検知する障害物感知セ
    ンサと、 前記室内での人の存在を感知する感知センサと、 店舗の閉店時間等の所定のタイミングで前記シャッタを
    自動的に閉鎖制御するとともに、該シャッタの閉鎖動作
    中に前記障害物感知センサが障害物を検知したとき前記
    シャッタの下降を一旦停止させ、この後前記感知センサ
    が室内での人の存在を感知した場合には、室内での人の
    存在を示す旨の警報信号を出力するともにシャッタを開
    放する又は強制閉鎖するいずれかの制御を任意に設定自
    在であり、この後復旧信号の操作入力を受けて始めてシ
    ャッタを以前と逆方向の閉鎖又は開放制御し、また、シ
    ャッタ閉鎖後に前記感知センサが室内での人の存在を感
    知した場合には、室内での人の存在を示す旨の警報信号
    を出力する総合制御装置と、 を設けたことを特徴とするシャッタの防犯制御装置。
JP1988001662U 1988-01-12 1988-01-12 シャッタの防犯制御装置 Expired - Lifetime JP2518766Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6060863A (ja) * 1983-09-13 1985-04-08 ヤマト消火器株式会社 ガス系消火設備における安全対策方法
JPS6146598A (ja) * 1984-08-10 1986-03-06 大沢 英一 開閉体の防犯安全装置における信号伝達装置

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