JP2518694Y2 - 減圧弁 - Google Patents
減圧弁Info
- Publication number
- JP2518694Y2 JP2518694Y2 JP1987123443U JP12344387U JP2518694Y2 JP 2518694 Y2 JP2518694 Y2 JP 2518694Y2 JP 1987123443 U JP1987123443 U JP 1987123443U JP 12344387 U JP12344387 U JP 12344387U JP 2518694 Y2 JP2518694 Y2 JP 2518694Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- case
- piston
- opening
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Fluid Pressure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は一次側の高圧流体を減圧して、二次側を所定
の圧力に維持するように供給する減圧弁の改良に関す
る。
の圧力に維持するように供給する減圧弁の改良に関す
る。
従来の技術 実開昭59−150065号公報を参照して従来の減圧弁を説
明する。減圧弁のケーシングは圧力設定ばねを収容する
スプリング・ケースと、パイロット弁を配置したバルブ
・ケースと、ピストンと主弁を配置した本体と、底蓋と
からなる。
明する。減圧弁のケーシングは圧力設定ばねを収容する
スプリング・ケースと、パイロット弁を配置したバルブ
・ケースと、ピストンと主弁を配置した本体と、底蓋と
からなる。
本体の下部開口から主弁を配置して、底蓋を取り付け
る。本体の上部開口からピストンを配置してバルブ・ケ
ースを取り付ける。バルブ・ケースにはパイロット弁を
取り付けている。圧力設定ばねを収容したスプリング・
ケースを、ダイヤフラムを挟んでバルブ・ケースに取り
付ける。
る。本体の上部開口からピストンを配置してバルブ・ケ
ースを取り付ける。バルブ・ケースにはパイロット弁を
取り付けている。圧力設定ばねを収容したスプリング・
ケースを、ダイヤフラムを挟んでバルブ・ケースに取り
付ける。
本考案が解決しようとする問題点 この場合、分解点検や補修に手間が掛かる問題があ
る。即ち、スプリング・ケースとバルブ・ケースの両方
を分解しなければ、パイロット弁とピストンを取り出す
ことができないためである。
る。即ち、スプリング・ケースとバルブ・ケースの両方
を分解しなければ、パイロット弁とピストンを取り出す
ことができないためである。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するために講じた本考案の技術的
手段は、入口と弁口と出口と上部開口が形成され、内部
に弁口を開閉する主弁が配置された本体と、本体の上部
開口から本体内に収容され、内部にピストンとパイロッ
ト弁が配置されたバルブ・ケースと、本体の上部開口に
ダイヤフラムを挟んで取り付けられ、内部に圧力設定ば
ねが収容されたスプリング・ケースを具備し、上面に圧
力設定ばねの弾性力が下面に二次側圧力が作用するダイ
ヤフラムの変位でパイロット弁を開閉することによりピ
ストンを介して主弁を駆動して弁口を開閉する減圧弁で
あって、ピストンの下端を主弁の上端に当接せしめ、バ
ルブ・ケースを本体の上部開口から取り出すときにピス
トンを保持してバルブ・ケースとピストンと一体に取り
出すためのスナップリングをバルブ・ケースに取り付け
たことを特徴とする減圧弁にある。
手段は、入口と弁口と出口と上部開口が形成され、内部
に弁口を開閉する主弁が配置された本体と、本体の上部
開口から本体内に収容され、内部にピストンとパイロッ
ト弁が配置されたバルブ・ケースと、本体の上部開口に
ダイヤフラムを挟んで取り付けられ、内部に圧力設定ば
ねが収容されたスプリング・ケースを具備し、上面に圧
力設定ばねの弾性力が下面に二次側圧力が作用するダイ
ヤフラムの変位でパイロット弁を開閉することによりピ
ストンを介して主弁を駆動して弁口を開閉する減圧弁で
あって、ピストンの下端を主弁の上端に当接せしめ、バ
ルブ・ケースを本体の上部開口から取り出すときにピス
トンを保持してバルブ・ケースとピストンと一体に取り
出すためのスナップリングをバルブ・ケースに取り付け
たことを特徴とする減圧弁にある。
作用 上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
ピストンとパイロット弁をバルブ・ケースに配置し、
このバルブ・ケースを本体の上部開口から収容してい
る。この上部開口をスプリング・ケースを取り付けて塞
ぐので、スプリング・ケースを本体から取り外すことに
より、バルブ・ケース、即ち、パイロット弁とピストン
を取り出すことができる。従ってスプリング・ケースの
みを本体から分解することにより、パイロット弁とピス
トンを取り出すことができる。
このバルブ・ケースを本体の上部開口から収容してい
る。この上部開口をスプリング・ケースを取り付けて塞
ぐので、スプリング・ケースを本体から取り外すことに
より、バルブ・ケース、即ち、パイロット弁とピストン
を取り出すことができる。従ってスプリング・ケースの
みを本体から分解することにより、パイロット弁とピス
トンを取り出すことができる。
考案の効果 本考案は下記の特有の効果を生じる。
従来のものでは、本体にバルブ・ケースを連結し、バ
ルブ・ケースにスプリング・ケースを連結しているの
で、ケーシングが大形にならざるを得なかった。本考案
では、ピストンとパイロット弁を配置したバルブ・ケー
スを本体内に収容し、本体にスプリング・ケースを連結
するので、ケーシングを小形化することができる。
ルブ・ケースにスプリング・ケースを連結しているの
で、ケーシングが大形にならざるを得なかった。本考案
では、ピストンとパイロット弁を配置したバルブ・ケー
スを本体内に収容し、本体にスプリング・ケースを連結
するので、ケーシングを小形化することができる。
バルブ・ケースに収容したピストンをスナップリング
で保持しているので、バルブ・ケースを取外すときにピ
ストンも一体に取外すことができる。
で保持しているので、バルブ・ケースを取外すときにピ
ストンも一体に取外すことができる。
実施例 上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する
(第1図参照)。
(第1図参照)。
減圧弁のケーシングは圧力設定ばね11を収容するスプ
リング・ケース12と、パイロット弁13とピストン15を配
置したバルブ・ケース14と主弁16を配置した本体17と、
底蓋18とからなる。
リング・ケース12と、パイロット弁13とピストン15を配
置したバルブ・ケース14と主弁16を配置した本体17と、
底蓋18とからなる。
スプリング・ケース12と本体17の間に、金属薄板で作
ったダイヤフラム19を挟んで配置する。ダイヤフラム19
の上面には圧力設定ばね11の下端が、下面にはパイロッ
ト弁棒20の上端が接する。また、ダイヤフラム19の上方
空間は通路22を通して外気に連結し、下方空間は通路22
を通して下記の出口23に連結する。
ったダイヤフラム19を挟んで配置する。ダイヤフラム19
の上面には圧力設定ばね11の下端が、下面にはパイロッ
ト弁棒20の上端が接する。また、ダイヤフラム19の上方
空間は通路22を通して外気に連結し、下方空間は通路22
を通して下記の出口23に連結する。
スプリング・ケース12の天井壁に調節ねじ24を取り付
ける。調節ねじ24の内端は圧力設定ばね11の上端にボー
ル25を介して接する。
ける。調節ねじ24の内端は圧力設定ばね11の上端にボー
ル25を介して接する。
本体17には入口26と出口23を形成する。入口26と出口
23は水平な壁27で隔て、その壁27に設けた弁口28を通し
て連結する。主弁16の弁体29は弁口28の下方に位置し、
主弁棒の弁口28内に位置する上端がピストン15の下端に
接する。
23は水平な壁27で隔て、その壁27に設けた弁口28を通し
て連結する。主弁16の弁体29は弁口28の下方に位置し、
主弁棒の弁口28内に位置する上端がピストン15の下端に
接する。
本体17の上部開口からバルブ・ケース14を収容し、バ
ルブ・ケース14の上部外周に形成したねじ部30で本体17
に取り付ける。
ルブ・ケース14の上部外周に形成したねじ部30で本体17
に取り付ける。
バルブ・ケース14の中央には、下部に大開口31を、中
央部に中開口32を、上部に小開口33を開ける。
央部に中開口32を、上部に小開口33を開ける。
小開口33にはパイロット弁13のパイロット弁棒20を配
置し、小開口33の下面にパイロット弁13のパイロット弁
34が離着座する。パイロット弁体34の下方にばね35を配
置して、中開口32にねじ結合したばね受け36で保持す
る。参照番号37はスクリーンである。
置し、小開口33の下面にパイロット弁13のパイロット弁
34が離着座する。パイロット弁体34の下方にばね35を配
置して、中開口32にねじ結合したばね受け36で保持す
る。参照番号37はスクリーンである。
大開口31にピストン15を収容し、スナップリング38で
保持する。
保持する。
パイロット弁13は、バルブ・ケース14の外周と本体17
の間に形成される通路39と、バルブ・ケース14の中開口
32の外周に開けたピストン15の上方空間に通じる通路40
の間に位置する。
の間に形成される通路39と、バルブ・ケース14の中開口
32の外周に開けたピストン15の上方空間に通じる通路40
の間に位置する。
一体に形成したパイロット弁棒20とパイロット弁体34
をバルブ・ケース14の小開口33に、大開口31側から挿入
し、スクリーン37とばね35をばね受け36で大開口31側か
ら取り付ける。バルブ・ケース14の大開口31にピストン
15を挿入し、スナップリング38で保持する。上記のユニ
ットを本体17の上部開口から挿入し、ねじ部30で本体17
にねじ結合する。
をバルブ・ケース14の小開口33に、大開口31側から挿入
し、スクリーン37とばね35をばね受け36で大開口31側か
ら取り付ける。バルブ・ケース14の大開口31にピストン
15を挿入し、スナップリング38で保持する。上記のユニ
ットを本体17の上部開口から挿入し、ねじ部30で本体17
にねじ結合する。
ダイヤフラム19はその上面に作用する圧力設定ばね11
の弾性力による設定圧力を基準値とし、その下面に通路
22を通して作用する二次(出口23)側圧力に応じて湾曲
し、パイロット弁13を開閉せしめる。二次側圧力が設定
圧力よりも低ければ、ダイヤフラム19は下方に湾曲して
パイロット弁13を開弁せしめる。これにより一次(入口
26)側流体が通路39から通路40を通してピストン15上面
に流入し、ピストン15が下方に変位し、主弁16が開弁
し、一次側流体が弁口28を通って二次側に流れ、二次側
圧力が上昇する。設定圧力に達すると、ダイヤフラム19
が上方に湾曲し、パイロット弁13が開弁する。ピストン
15上面の一次側流体がピストン15に開けたオリフィスか
ら二次側に逃げ、ピストン15が上方に変位し、主弁16が
閉弁し、弁口28を閉じる。
の弾性力による設定圧力を基準値とし、その下面に通路
22を通して作用する二次(出口23)側圧力に応じて湾曲
し、パイロット弁13を開閉せしめる。二次側圧力が設定
圧力よりも低ければ、ダイヤフラム19は下方に湾曲して
パイロット弁13を開弁せしめる。これにより一次(入口
26)側流体が通路39から通路40を通してピストン15上面
に流入し、ピストン15が下方に変位し、主弁16が開弁
し、一次側流体が弁口28を通って二次側に流れ、二次側
圧力が上昇する。設定圧力に達すると、ダイヤフラム19
が上方に湾曲し、パイロット弁13が開弁する。ピストン
15上面の一次側流体がピストン15に開けたオリフィスか
ら二次側に逃げ、ピストン15が上方に変位し、主弁16が
閉弁し、弁口28を閉じる。
第1図は本考案の実施例の減圧弁の断面図である。 12:スプリング・ケース 13:パイロット弁 14:バルブ・ケース 15:ピストン 16:主弁 17:本体
Claims (1)
- 【請求項1】入口と弁口と出口と上部開口が形成され、
内部に弁口を開閉する主弁が配置された本体と、本体の
上部開口から本体内に収容され、内部にピストンとパイ
ロット弁が配置されたバルブ・ケースと、本体の上部開
口にダイヤフラムを挟んで取り付けられ、内部に圧力設
定ばねが収容されたスプリング・ケースを具備し、上面
に圧力設定ばねの弾性力が下面に二次側圧力が作用する
ダイヤフラムの変位でパイロット弁を開閉することによ
りピストンを介して主弁を駆動して弁口を開閉する減圧
弁であって、ピストンの下端を主弁の上端に当接せし
め、バルブ・ケースを本体の上部開口から取り出すとき
にピストンを保持してバルブ・ケースとピストンを一体
に取り出すためのスナップリングをバルブ・ケースに取
り付けたことを特徴とする減圧弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987123443U JP2518694Y2 (ja) | 1987-08-11 | 1987-08-11 | 減圧弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987123443U JP2518694Y2 (ja) | 1987-08-11 | 1987-08-11 | 減圧弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6427705U JPS6427705U (ja) | 1989-02-17 |
JP2518694Y2 true JP2518694Y2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=31372300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987123443U Expired - Lifetime JP2518694Y2 (ja) | 1987-08-11 | 1987-08-11 | 減圧弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2518694Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4965521A (ja) * | 1972-10-26 | 1974-06-25 |
-
1987
- 1987-08-11 JP JP1987123443U patent/JP2518694Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6427705U (ja) | 1989-02-17 |
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