JP2518629Y2 - 押込み形通風器 - Google Patents

押込み形通風器

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JP2518629Y2
JP2518629Y2 JP1989131494U JP13149489U JP2518629Y2 JP 2518629 Y2 JP2518629 Y2 JP 2518629Y2 JP 1989131494 U JP1989131494 U JP 1989131494U JP 13149489 U JP13149489 U JP 13149489U JP 2518629 Y2 JP2518629 Y2 JP 2518629Y2
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邦仁 武内
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は乗物の屋根などに配置され、乗物の室内に空
気を導く押込み形通風器に関する。
従来の技術 第7図は典型的な先行技術の水平断面図であり、第8
図は第7図の切断面線VIII-VIIIから見た断面図であ
る。乗物の屋根1には取付部材2によつてハウジング3
が固定されている。ハウジング3は乗物の走行方向4に
沿つて延びている。ハウジング3の両端部には水切り用
網5a,5bが設けられている。以下の説明では、説明の便
宜のために添字a,bを省略して、総括的に、参照符を数
値だけで示すことがある。網5aは大粒の雨、虫、鳥およ
びごみなどが入り込むことを防いでいる。この網5aを通
過した空気は複数の水切り用案内板6によつて案内さ
れ、矢符7のように導かれる。案内板6はその表面が凹
凸に形成された波板であつて、これによつて小粒の雨を
捕らえて除去させている。
羽根板8は第9図にも明らかに示されるように回転軸
9に取付けられており、ボルト状のピボツト軸受10a,11
aによつてその鉛直軸線まわりに角変位可能に設けられ
ている。羽根板8の下方にはパン10が設けられている。
このパン10は、底部11と、その底部11に向けて傾斜した
合計4つの傾斜部12とを有し、大略的に四角錐体状に形
成され雨水を集めるように構成している。羽根板8の角
変位量を制限する一対の仕切り板13が設けられており、
この仕切り板13は案内羽根8の回転軸9とは反対側に延
びる仕切り板14に連なつている。パン11は底15に連な
り、この底15上には水切り案内羽根16が設けられてい
る。乗物が第7図の右方に前進する際には、矢符7で示
される導入された空気は、その圧力で羽根板8をその回
転軸9の軸線まわりに第7図で矢符の反時計方向に角変
位させ、したがつてその空気は矢符16のように進み、案
内板16を経て、案内板17から、ダクト18を経て、矢符19
のように乗物の室内に導かれる。ダクト18は、慣用の構
成によつて、蓋20が開閉し、空気の導入、遮断を可能に
している。
仕切り板13は、パン10内で案内羽根8の下端部を通過
する空気を阻止するために、底部11および傾斜部12に沿
つて延びる阻止部21を有している。このパン10の底部11
には、水抜き孔22が形成されており、また阻止部21に
は、水の流通を可能にする流通孔23が形成されている。
水切り用案内板6の下流側で底24にもまた、水抜き孔25
が形成されている。
考案が解決すべき課題 このような第7図〜第9図に示される先行技術では、
水切り用案内板6は、前述のように表面が凹凸に形成さ
れた波板であつて、その水切り用案内板6の製造加工が
複雑であり、生産性が劣るうえ、流入する空気の抵抗が
増えるという問題がある。
本考案の目的は加工が容易であり、性能ならびに生産
性に優れた押込み形通風器を提供することである。
課題を解決するための手段 本考案は、(a) ハウジング32であつて、 車両の屋根30上に固定され、 車両の走行方向31に延び、その走行方向31の両端部に
空気取入口が形成されるハウジング32であつて、 空気取入口近傍の平坦な第1底38a,38bは、ハウジン
グ32の走行方向31に沿う長さ方向の中央付近の空間40a
に臨む平坦な第2底38cに比べて、走行方向31に垂直な
幅方向に延びる段差65によつて低く形成され、 第2底38cには、幅方向一端部寄りに形成された開口6
6から車室内に連通するダクト54が接続され、 第1底38a,38bの段差65付近の部分と、第2底38cとに
は、水抜き孔39a,39b;50が形成されるハウジング32と、 (b) 各第1底38a,38bの上方で、ハウジング32の両
端部の空気取入口にそれぞれ設けられる第1の水切り用
網34a,34bと、 (c) 各第1底38a,38bの上方で、段差65の付近で、
第1底38a,38bに形成された前記水抜き孔39a,39bの直上
にそれぞれ設けられる第2の水切り用網37a,37bと、 (d) 前記空間40a内に設けられ、前記幅方向一端部
寄りで開口66と、各第2水切り用網37a,37bとの間を仕
切る一対の第1仕切り板48a,48bと、 (e) 前記空間40a内に設けられ、各第1仕切り板48
a,48bに連なつて前記幅方向他端部まで延び、第1仕切
り板48a,48bから前記幅方向他端部に近づくにつれて走
行方向31に沿う相互の間隔が小さくなるように前記幅方
向に対して傾斜して配置され、前記幅方向他端部寄りに
は空気切換え孔49a1,49b1が形成される一対の第2仕切
り板47a,47bと、 (f) 各第2仕切り板47a,47b間に配置され、前記幅
方向他端部の鉛直な回転軸41のまわりに角変位して、い
ずれか一方の第2仕切り板47a,47bの空気切換え孔49a1,
49b1を通過する空気によつて押されて、いずれか他方の
第2仕切り板47a,47bの空気切換え孔49a1,49b1を閉じて
前記いずれか他方の第2仕切り板47a,47bによつて切換
え角変位位置が制限される羽根板40と、 (g) 各空気取入口付近における第1および第2水切
り用網34a,34b;37a,37bの間に配置され、平面視でL字
状に形成され、空気切換え孔49a1,49b1に向けて空気を
導く第1案内板35a,35bと、 (h) 前記空間40a内で、羽根板40の遊端部と開口66
との間に配置され、平面視でL字状に形成されて空気切
換え孔49a1,49b1からの空気を開口66に導く第2案内板5
1とを含むことを特徴とする押込み形通風器である。
作用 本考案に例えば、第1水切り用網によつて、大粒の雨
滴、虫、鳥およびごみなどを取り除くことができる。こ
の第1水切り用網を通過した空気は第1案内板によつて
屈曲して案内され、第2の水切り用網を通る。この第2
水切り用網によつて、小粒の雨滴が取り除かれる。その
後さらに、羽根板によつて空気が案内され、第2案内板
を通過した後、乗物の室内に導かれる。
このようにして、第1案内板は、前述の先行技術に関
連して述べた凹凸表面を有する波板とする必要はなく、
小粒の雨滴は第2水切り用網によつて除去することがで
き、したがつて加工が容易であり、生産性が優れた押込
み形通風器が実現される。
実施例 第1図は本考案の一実施例の水平断面図であり、第2
図はその側面図であり、第3図は第1図の切断面線III-
IIIから見た断面図であり、第4図はその正面図であ
り、第5図は第1図の切断面線V−Vから見た断面図で
ある。これらの図面を参照して、乗物の屋根30上には、
その乗物の走行方向31に沿つて延びるハウジング32が、
取付部材33によつて固定される。このハウジング32内に
は、その両端部に、1枚あるいは複数枚の第1の水切り
用網34a,34bが取付けられる。以下の説明では、添字a,b
を省略して、総括的に、参照符の数字だけで示すことが
ある。このハウジング32内で、各第1水切り用網34から
の空気は第1案内板35によつて屈曲され、矢符36で示す
ようにして進む。この第1案内板35の表面は平滑であ
り、したがつて加工が容易であり生産性が優れており、
しかも流入空気の抵抗が低く抑えられる。
第1案内板35の下流側端部には、同じく1枚または複
数枚の第2水切り用網37が配置され、矢符36で示す空気
は、この第2水切り用網37を通る。ハウジング32の空気
取入口近傍の底38a,38bには、第2水切り用網37の直下
に、水を外部に排出する水抜き孔39が形成される。
ハウジング32内で、第2水切り用網37a,37b間の空間4
0aでは、羽根板40が配置される。この羽根板40は回転軸
41に固定されており、回転軸41は鉛直軸線を有する。回
転軸41の上端部42は、ハウジング32の上部に設けられた
軸受43の凹所44に嵌合して支持される。またこの回転軸
41の下端部42aは、底38cに取付けられているピボツト軸
受45の凹所に嵌り込んで支持される。軸受45には、外ね
じが刻設され、ナツト46を用いて底38に昇降調節自在に
取付けられる。
ハウジング32内で、第2水切り用網37a,37b間には、
羽根板40の角変位量を制限するように走行方向31に対し
て傾斜した仕切り板47が固定される。この仕切り板47
は、回転軸41とは反対側(第1図の上方)に延びる仕切
り板48に連なる。底38a,38b,38cは平坦であり、仕切り
板47の下部は第6図に示されるように、底38に沿つて立
上つた立上り部49を有し、これによつて乗物が走行する
ときに羽根板40の下端部と底38cとの間に隙間が生じて
空気が後方に逃げるのを防ぐ。底38には水抜き孔50が点
在して形成される。
構成をさらに述べると、ハウジング32は、走行方向31
に延び、その走行方向31の両端部に空気取入口が形成さ
れる。底38a,38bは、空気取入口近傍にあり、走行方向3
1中央寄りの空間40aに臨む底38cに比べて、段差65によ
つて低く形成される。段差65は、走行方向31に垂直な幅
方向(第1図の上下方向)に延びる。底38には、幅方向
一端部(第1図の上方)寄りに形成された開口66から車
室内に連通するダクト54が接続され、この構成は第5図
から明らかである。空間40aは、ハウジング32内におい
て、底38cに臨み、ハウジング32の走行方向31に沿う長
さ方向(第1図の左右方向)の中央付近に存在する。こ
の底38cには、幅方向一端部寄りに形成された開口66か
ら車室内に連通するダクト54が接続される。
水切り用網34a,34bは、底38a,38bの上方で、ハウジン
グ32の両端部の空気取入口にそれぞれ設けられる。水切
り用網37a,37bは、前述のように、底38a,38bの上方で、
段差65の付近で、水抜き孔39a、39bの直上にそれぞれ設
けられる。
一対の仕切り板47a,47bは、空間40a内に設けられ、幅
方向一端部寄りで開口66と各水切り用網37a,37bとの間
を仕切る。仕切り板47a,47bは、空間40a内に設けられ、
仕切り板47a,47bに連なつて幅方向他端部まで延び、仕
切り板47a,47bから幅方向他端部に近づくにつれて走行
方向31に沿う相互の間隔が小さくなるように、第1図の
参照符θ1で示されるように幅方向(第1図の上下方
向)に対して傾斜して配置される。この仕切り板47a,47
bには、幅方向他端部寄りにおいて空気切換え孔49a1,49
b1が形成される。
羽根板40は、各仕切り板47a,47b間に配置される。こ
の羽根板40は、幅方向他端部の鉛直な回転軸41のまわり
に角変位していずれか一方の仕切り板47a,47bの空気切
換え孔49a1,49b1を通過する空気によつて押されて、い
ずれか他方の仕切り板47a,47bの空気切換え孔49a1,49b1
を閉じて、前記いずれか他方の仕切り板47a,47bによつ
て切換え角変位位置が制限される。
案内板35a,35bは、各空気取入口付近における水切り
用網34a,34b;37a,37bの間に配置される。案内板35a,35b
は、平面視でL字状に形成され、空気切換え孔49a1,49b
1に向けて空気を導く。仕切り板47a,47bの一部分を構成
する立上り部49a,49によつて、前述の空気切換え孔49a
1,49b1が形成される。
案内板51は、空間40a内で、羽根板40の遊端部(第1
図の上方の端部)とダクト54との間に配置され、水平面
内でL字状に屈曲されてダクト54に空気を導く。
乗物が矢符31の方向に走行するとき、第2水切り用網
37aを通過した空気は、その圧力で、羽根板40をその回
転軸41の軸線まわりに第1図で矢印の反時計方向に角変
位させ、その羽根板40が仕切り板47bおよび立上り部49b
に当つた状態に保たれる。この空気はさらに、屈曲して
形成された第2案内板51を通過した後、円弧状の案内板
52によつて矢符53のように案内され、ダクト54を経て、
乗物の室内に矢符55で示されるように案内される。この
ダクト54は支点56を有する蓋57によつて開閉自在であ
り、蓋57がダクト54を塞いだ状態は参照符58で示され
る。蓋57を開閉するために、室内で操作される慣用のリ
ンク機構59が備えられる。ダクト54は、ハウジング32の
底38cから下方に延びる筒部60よりも間隔をあけて小径
に形成される。
底38cには、第2案内板51の上流側で、立上つた堰61
が設けられ、これによつて羽根板40付近における雨滴
が、第2案内板51側に入り込むのを防ぐ。またこの水切
り用案内板61を乗り越えた雨滴および第2案内板51によ
つて捕捉された雨滴は、底63から筒60の内周面とダクト
54の外周面との間の空間を経て乗物の屋根30上に落下
し、室内に入り込むのを防ぐ。
第1および第2水切り用網34,37および第1案内板35
が設けられている底38a,38bは、空間40aの底38cよりも
段差65を成して低く形成されている。したがつて第1お
よび第2水切り用網34,37と第1案内板35によつて捕捉
された雨滴が、空間40a側に移動することを防ぎ、水抜
き孔39から外に落下させることが可能になる。
上述の実施例では、空間40aにおける底38cは平坦であ
り、仕切り板47の立上り部49によつて、羽根板40の下端
部と底38cとの間が気密とされるので、前述の先行技術
に比べて、ハウジングの構成が簡単であり、しかも前述
の先行技術に比べて空気の漏れを小さくすることができ
る。本件考案者の実験によれば、第1および第2の水切
り用網を1枚ずつとした第1図〜第6図に示される実施
例では、第7図〜第9図に示される先行技術に比べて圧
力損失が少なく、また雨滴の進入もその実施例が先行技
術と同等以上に優れていることが確認された。
また本件考案者の水密試験を行つた実験結果を述べる
と、散水量26l/minとし、試験時間を3分間としたと
き、第7図〜第9図の実施例では、水平一方向風速が2
6.8m/secであつて、通風器を開いた状態では、かなりの
量の水が室内側への流入が認められた。これに対し、第
1図〜第6図の実施例では、散水量および試験時間が上
述と同一で、その水平一方向風速が26.1m/secのとき
に、先行技術に比べて約65%の量の水が室内側へ流入し
たのが認められた。これによつて本考案の実施例が、水
密性が先行技術より優れていることが確認された。
なお、水密性を向上するには、水切り用網を複数にす
ることが効果的であることが認められたが、反面、空気
流入量が不足する。この対策としては流入通路断面積を
拡大することで対応できることも判明した。
第1および第2水切り用網34a,37は、たとえば金網な
どから成り、その他の各部材もステンレス鋼製板によつ
て組立て、防錆を図ることができる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、第1水切り用網を通過
した空気が第1案内板によつて屈曲された後、第2の水
切り用網を通るようにしたので、第1案内板の構成を簡
単にしてその加工を容易にし、性能ならびに生産性の優
れた押込み形通風器が実現できる。
特に本考案によれば、第1案内板35a,35bの表面を平
滑とし、しかも2つの第1および第2水切り用網34a,34
b;37a,37bをその第1案内板35a,35bの走行方向31両側に
配置するようにしたので、水滴がダクト54に入込むこと
を防ぐとともに、圧力損失を小さくすることができる。
圧力損失を小さくすることによつて、本件押込み形通風
器の小形化を図ることができるという優れた効果が達成
される。
また本考案によれば、第1および第2底38a,38b;38c
には、水抜き孔39a,39b;50が形成され、しかも段差65を
設け、空気取入口近傍の平坦な第1底38a,38bを、走行
方向31中央寄りの平坦な第2底38cに比べて低く形成
し、これによつて雨滴がダクト54に入込むことを抑制す
ることができる。
さらに本考案によれば、第2水切り用網37a,37bは、
第1底38a,38bに形成された段差65付近の部分の水抜き
孔39a,39bの直上に設けられており、したがつて第2水
切り用網37a,37bによつて捕らえられた雨滴を、その第
1底38a,38bの第2水切り用網37a,37bの直下の水抜き孔
39a,39bに落下して排出し、これによつてダクト54に雨
滴が侵入することを確実に防ぐことができる。
こうして、車両の走行中、走行方向上流側の空気取入
口からの空気は、第1の水切り用網34a,34bから第1案
内板35a,35bによつて幅方向他端部寄り(第1図の下
方)の空気切換え孔49a1または49b1に向けて導かれ、第
2水切り用網37a,37bを通過し、上述の空気切換え孔49a
1または49b1からの空気によつて羽根板40を、前記幅方
向他端部の鉛直回転軸41のまわりに角変位するように押
して、走行方向上流側(すなわち後方)の空気切換え孔
(たとえば49b1)を羽根板40が閉じる。こうして、走行
方向31の下流側の空気切換え孔49a1を経て、第2仕切り
板47a,47b間の空間に空気が導かれ、さらに第2案内板5
1を経て、第2底38cに形成された開口66からダクト54を
経て室内に空気が導かれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の水平断面図、第2図は第1
図に示される実施例の側面図、第3図は第1図の切断面
線III-IIIから見た断面図、第4図は第1図に示される
実施例の正面図、第5図は第1図の切断面線V−Vから
見た断面図、第6図は羽根板40付近の斜視図、第7図は
先行技術の水平断面図、第8図は第7図の切断面線VIII
-VIIIから見た断面図、第9図は第7図および第8図に
示される羽根板8付近の斜視図である。 30……天井、32……ハウジング、34a,34b……第1水切
り用網、35a,35b……第1案内板、37a,37b……第3水切
り用網、39a,39b,50……水抜き孔、40……羽根板、51…
…第2案内板、47a,47b;48a,48b……仕切り板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) ハウジング(32)であつて、 車両の屋根(30)上に固定され、 車両の走行方向(31)に延び、その走行方向(31)の両
    端部に空気取入口が形成されるハウジング(32)であつ
    て、 空気取入口近傍の平坦な第1底(38a,38b)は、ハウジ
    ング(32)の走行方向(31)に沿う長さ方向の中央付近
    の空間(40a)に臨む平坦な第2底(38c)に比べて、走
    行方向(31)に垂直な幅方向に延びる段差(65)によつ
    て低く形成され、 第2底(38c)には、幅方向一端部寄りに形成された開
    口(66)から車室内に連通するダクト(54)が接続さ
    れ、 第1底(38a,38b)の段差(65)付近の部分と、第2底
    (38c)とには、水抜き孔(39a,39b;50)が形成される
    ハウジング(32)と、 (b) 各第1底(38a,38b)の上方で、ハウジング(3
    2)の両端部の空気取入口にそれぞれ設けられる第1の
    水切り用網(34a,34b)と、 (c) 各第1底(38a,38b)の上方で、段差(65)の
    付近で、第1底(38a,38b)に形成された前記水抜き孔
    (39a,39b)の直上にそれぞれ設けられる第2の水切り
    用網(37a,37b)と、 (d) 前記空間(40a)内に設けられ、前記幅方向一
    端部寄りで開口(66)と、各第2水切り用網(37a,37
    b)との間を仕切る一対の第1仕切り板(48a,48b)と、 (e) 前記空間(40a)内に設けられ、各第1仕切り
    板(48a,48b)に連なつて前記幅方向他端部まで延び、
    第1仕切り板(48a,48b)から前記幅方向他端部に近づ
    くにつれて走行方向(31)に沿う相互の間隔が小さくな
    るように前記幅方向に対して傾斜して配置され、前記幅
    方向他端部寄りには空気切換え孔(49a1,49b1)が形成
    される一対の第2仕切り板(47a,47b)と、 (f) 各第2仕切り板(47a,47b)間に配置され、前
    記幅方向他端部の鉛直な回転軸(41)のまわりに角変位
    して、いずれか一方の第2仕切り板(47a,47b)の空気
    切換え孔(49a1,49b1)を通過する空気によつて押され
    て、いずれか他方の第2仕切り板(47a,47b)の空気切
    換え孔(49a1,49b1)を閉じて前記いずれか他方の第2
    仕切り板(47a,47b)によつて切換え角変位位置が制限
    される羽根板(40)と、 (g) 各空気取入口付近における第1および第2水切
    り用網(34a,34b;37a,37b)の間に配置され、平面視で
    L字状に形成され、空気切換え孔(49a1,49b1)に向け
    て空気を導く第1案内板(35a,35b)と、 (h) 前記空間(40a)内で、羽根板(40)の遊端部
    と開口(66)との間に配置され、平面視でL字状に形成
    されて空気切換え孔(49a1,49b1)からの空気を開口(6
    6)に導く第2案内板(51)とを含むことを特徴とする
    押込み形通風器。
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