JP2518589Y2 - 板材持ち運び用手鉤 - Google Patents
板材持ち運び用手鉤Info
- Publication number
- JP2518589Y2 JP2518589Y2 JP503292U JP503292U JP2518589Y2 JP 2518589 Y2 JP2518589 Y2 JP 2518589Y2 JP 503292 U JP503292 U JP 503292U JP 503292 U JP503292 U JP 503292U JP 2518589 Y2 JP2518589 Y2 JP 2518589Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate material
- plate
- hook
- connecting rod
- carrying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は主として建築用板材など
の持ち運びに使用する板材持ち運び用手鉤に関するもの
である。
の持ち運びに使用する板材持ち運び用手鉤に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、板材持ち運び用手鉤は、例えば図
６に示すように、金属製パイプを用いて逆Ｕ字状に折曲
した提手部３１の両側下端の前方にそれぞれＵ字状に折
返した鉤部３２、３２を設けて板材持ち運び用手鉤３３
となし、この板材持ち運び用手鉤３３の鉤部３２、３２
に横倒し状とした板材３４の下方側縁を引掛け、提手部
３１を持って板材３４を持ち運んでいた。
６に示すように、金属製パイプを用いて逆Ｕ字状に折曲
した提手部３１の両側下端の前方にそれぞれＵ字状に折
返した鉤部３２、３２を設けて板材持ち運び用手鉤３３
となし、この板材持ち運び用手鉤３３の鉤部３２、３２
に横倒し状とした板材３４の下方側縁を引掛け、提手部
３１を持って板材３４を持ち運んでいた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
板材持ち運び用手鉤３３では、板材３４の荷重を２個所
の鉤部３２、３２で支持するにすぎないため、板材３４
が軟質材の場合に鉤部３２、３２において損傷を生じ易
く、また板材３４が硬質材の場合、横倒し状にして持ち
運んだ板材３４を図６の矢印で示すように回動して垂直
状に立てる際に回動支点となる板材３４の角部３５に板
材の荷重が集中し欠損を生じ易いという問題があった。
そこで本考案は、持ち運ぶ板材が軟質材の場合でも損傷
を生じ難く、また板材が脆い硬質材の場合でも持ち運ん
だ板材を回動して垂直に立てる際に該板材の角部に欠損
を生じ難い板材用手鉤を提供し、もって上記の従来技術
の問題を解決しようとするものである。
板材持ち運び用手鉤３３では、板材３４の荷重を２個所
の鉤部３２、３２で支持するにすぎないため、板材３４
が軟質材の場合に鉤部３２、３２において損傷を生じ易
く、また板材３４が硬質材の場合、横倒し状にして持ち
運んだ板材３４を図６の矢印で示すように回動して垂直
状に立てる際に回動支点となる板材３４の角部３５に板
材の荷重が集中し欠損を生じ易いという問題があった。
そこで本考案は、持ち運ぶ板材が軟質材の場合でも損傷
を生じ難く、また板材が脆い硬質材の場合でも持ち運ん
だ板材を回動して垂直に立てる際に該板材の角部に欠損
を生じ難い板材用手鉤を提供し、もって上記の従来技術
の問題を解決しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】すなわち、本考案は、提
手の下端に横長な板材受用の受板を固定して手鉤主体を
形成し、該手鉤主体の提手にクランプにより位置調整可
能に連結捍を固定し、連結桿の一端部に板材角部配置用
の扇形状切欠部を有する板材角部受用の欠円板を固定し
たことを特徴とする板材持ち運び用手鉤、を要旨とする
ものである。
手の下端に横長な板材受用の受板を固定して手鉤主体を
形成し、該手鉤主体の提手にクランプにより位置調整可
能に連結捍を固定し、連結桿の一端部に板材角部配置用
の扇形状切欠部を有する板材角部受用の欠円板を固定し
たことを特徴とする板材持ち運び用手鉤、を要旨とする
ものである。
【０００５】
【作用】このようにした板材持ち運び用手鉤にあって
は、持ち運ぶ板材を横倒し状として手鉤主体の受板に板
材の下縁中央部を載置し、クランプを緩めて連結桿を位
置調整し、欠円板の切欠部に板材の一端下縁の角部を配
置してクランプを緊締し、手鉤主体の提手を持って板材
を持ち運び、持ち運んだ板材を垂直に立てる場合には、
欠円板を接地した状態下に提手を欠円板を支点に回動し
て板材を垂直状とする。その際、板材の前記角部は欠円
板の切欠部にＬ字状に受けられているので板材の荷重が
分散できて無理が掛らない。
は、持ち運ぶ板材を横倒し状として手鉤主体の受板に板
材の下縁中央部を載置し、クランプを緩めて連結桿を位
置調整し、欠円板の切欠部に板材の一端下縁の角部を配
置してクランプを緊締し、手鉤主体の提手を持って板材
を持ち運び、持ち運んだ板材を垂直に立てる場合には、
欠円板を接地した状態下に提手を欠円板を支点に回動し
て板材を垂直状とする。その際、板材の前記角部は欠円
板の切欠部にＬ字状に受けられているので板材の荷重が
分散できて無理が掛らない。
【０００６】
【実施例】次に本考案の図１ないし図５に示す一実施例
について説明する。図中、１は手鉤主体であって、逆Ｕ
字状に形成した提手２の２又状の脚部３、３の下端に断
面Ｌ字状の横長な受板４の起立部５を架設状に固定して
いる。手鉤主体１の脚部３、３にはそれぞれ緊締ねじ７
を備えたＵ字状のクランプ６が移動可能に配設され、ク
ランプ６の２又先端部に設けた係合部８には弾力性を有
する連結桿９が係合され、緊締ねじ７の緊締により連結
桿９が係合部８と提手の脚部３とで挟圧固定されてい
る。１０は、水平方向と垂直方向よりなる略直角な開角
の扇形状切欠部１１を有する板材角部受用の欠円板であ
って、この欠円板１０の両面には板材逸脱防止用の薄円
板１２、１２が同心状に付設され、これら欠円板１０、
薄円板１２、１２には中心孔１３が設けられ、欠円板の
切欠部１１を提手２の側に向けて欠円板１０が連結桿９
の一端部に固定され、切欠部１１が受板４の側方延長位
置に配置されている。
について説明する。図中、１は手鉤主体であって、逆Ｕ
字状に形成した提手２の２又状の脚部３、３の下端に断
面Ｌ字状の横長な受板４の起立部５を架設状に固定して
いる。手鉤主体１の脚部３、３にはそれぞれ緊締ねじ７
を備えたＵ字状のクランプ６が移動可能に配設され、ク
ランプ６の２又先端部に設けた係合部８には弾力性を有
する連結桿９が係合され、緊締ねじ７の緊締により連結
桿９が係合部８と提手の脚部３とで挟圧固定されてい
る。１０は、水平方向と垂直方向よりなる略直角な開角
の扇形状切欠部１１を有する板材角部受用の欠円板であ
って、この欠円板１０の両面には板材逸脱防止用の薄円
板１２、１２が同心状に付設され、これら欠円板１０、
薄円板１２、１２には中心孔１３が設けられ、欠円板の
切欠部１１を提手２の側に向けて欠円板１０が連結桿９
の一端部に固定され、切欠部１１が受板４の側方延長位
置に配置されている。
【０００７】このようにした本例の板材持ち運び用手鉤
にあっては、主として図１に示すように持ち運ぶ板材２
１を横倒状として手鉤主体の受板４に板材２１の下縁中
央部を載置し、クランプの緊締ねじ７を緩めてクランプ
６を脚部３に対し位置調整すると共に、連結桿９をクラ
ンプ６に対し位置調整し、欠円板の切欠部１１に板材２
１の一端下縁の角部２２を配置して緊締ねじ７によりク
ランプ６及び連結桿９を固定し、手鉤主体の提手２を持
って板材２１を持ち運ぶ。そして、持ち運んだ板材２１
を垂直状に立てる場合には、図５に示すように、欠円板
１０を接地した状態下に提手２を欠円板１０を支点に回
動して板材２１を垂直状とする。その際、板材２１の角
部２２は欠円板の切欠部１１にＬ字状に受けられている
ので板材２１の荷重が分散されて無理が掛らない。
にあっては、主として図１に示すように持ち運ぶ板材２
１を横倒状として手鉤主体の受板４に板材２１の下縁中
央部を載置し、クランプの緊締ねじ７を緩めてクランプ
６を脚部３に対し位置調整すると共に、連結桿９をクラ
ンプ６に対し位置調整し、欠円板の切欠部１１に板材２
１の一端下縁の角部２２を配置して緊締ねじ７によりク
ランプ６及び連結桿９を固定し、手鉤主体の提手２を持
って板材２１を持ち運ぶ。そして、持ち運んだ板材２１
を垂直状に立てる場合には、図５に示すように、欠円板
１０を接地した状態下に提手２を欠円板１０を支点に回
動して板材２１を垂直状とする。その際、板材２１の角
部２２は欠円板の切欠部１１にＬ字状に受けられている
ので板材２１の荷重が分散されて無理が掛らない。
【０００８】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の板材用手
鉤においては、横長な受板により持ち運ぶ板材が軟質材
の場合でも損傷を生じ難く、また板材が脆い硬質材の場
合でも持ち運んだ板材を回動して垂直状に立てる際に欠
円板により該板材の角部に板材の荷重が集中することを
防止して板材の角部の欠損を防止できる。
鉤においては、横長な受板により持ち運ぶ板材が軟質材
の場合でも損傷を生じ難く、また板材が脆い硬質材の場
合でも持ち運んだ板材を回動して垂直状に立てる際に欠
円板により該板材の角部に板材の荷重が集中することを
防止して板材の角部の欠損を防止できる。
【図１】本考案の一実施例の正面図である。
【図２】同上例の拡大した右側面図である。
【図３】同上例の拡大した一部分の平面図である。
【図４】図３のＡ−Ａ線の矢視断面図である。
【図５】同上例の使用説明用正面図である。
【図６】従来例の斜面図である。
１ 手鉤主体 ２ 提手 ４ 受板 ９ 連結桿 １０ 欠円板 １１ 切欠部
Claims (1)
- 【請求項１】 提手の下端に横長な板材受用の受板を固
定して手鉤主体を形成し、該手鉤主体の提手にクランプ
により位置調整可能に連結捍を固定し、連結桿の一端部
に板材角部配置用の扇形状切欠部を有する板材角部受用
の欠円板を固定したことを特徴とする板材持ち運び用手
鉤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP503292U JP2518589Y2 (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 板材持ち運び用手鉤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP503292U JP2518589Y2 (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 板材持ち運び用手鉤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0556817U JPH0556817U (ja) | 1993-07-27 |
| JP2518589Y2 true JP2518589Y2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=11600135
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP503292U Expired - Lifetime JP2518589Y2 (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 板材持ち運び用手鉤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2518589Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-13 JP JP503292U patent/JP2518589Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0556817U (ja) | 1993-07-27 |
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