JP2517837Y2 - 吹出しアネモ - Google Patents

吹出しアネモ

Info

Publication number
JP2517837Y2
JP2517837Y2 JP1199691U JP1199691U JP2517837Y2 JP 2517837 Y2 JP2517837 Y2 JP 2517837Y2 JP 1199691 U JP1199691 U JP 1199691U JP 1199691 U JP1199691 U JP 1199691U JP 2517837 Y2 JP2517837 Y2 JP 2517837Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
anemo
plate
blowout
shield
diffuser plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1199691U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04103551U (ja
Inventor
俊博 永森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP1199691U priority Critical patent/JP2517837Y2/ja
Publication of JPH04103551U publication Critical patent/JPH04103551U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2517837Y2 publication Critical patent/JP2517837Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Flow Control Members (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、空調空気の吹出し方
向及び風量を調整できるようにした吹出しアネモに関す
る。
【0002】
【従来の技術】OA化の進歩に伴い、高発熱のOA機器
が机上に分散され、同一の室内であっても温度は室内各
所のOA機器の配置に応じて独自の分布を形成するよう
になりつつある。一方、天井面の空調空気の吹出口を構
成する吹出し用アネモは、その下面周囲に360度の分
布で均一に吹出し、室内全体に対して一定の空調を行う
ようにしているため、以下の問題を生じていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】すなわち、360度均
一な吹出しのため、一方では快適な温度条件であって
も、他方では寒くなりすぎたり、暑くなりすぎたりする
場合が生ずる。特に冷房の場合には、前述の高発熱のO
A機器の設置位置に対する送風量を多くしたい場合など
が多い。また、人によっては冷房が好ましくない人もい
れば、その逆の人もいるが、机の配置などによって必ず
しも各人にとって好ましい空調条件ではない場合も多
い。
【0004】この考案は以上の問題を解決するものであ
って、空調空気の吹出し方向や風量を調整可能とするこ
とにより、室内における温度分布や各人の好みに適合で
きるようにした吹出しアネモを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この考案は、天井面下部に向けてホーン形に開口さ
れて空調空気を吹き出すアネモ本体と、このアネモ本体
の下部開口面に対向配置された円盤状の拡散板とを備え
たアネモにおいて、前記拡散板の上部に昇降可能に配置
されて前記アネモ本体と拡散板との間に形成される吹出
し用開口を所定の範囲で遮蔽する遮蔽板と、該遮蔽板を
昇降させる昇降機構と、該遮蔽板を前記拡散板の周縁に
沿って回転移動させる回転機構とを設けたことを特徴と
する。
【0006】
【作用】アネモの360度の吹出し方向のうち一定の範
囲は遮蔽板により遮蔽され、空調空気の風向に指向性を
与える。その風向は回転機構の調整によって任意に変え
ることができる。さらに、昇降機構によりアネモ本体と
拡散板との間の吹出し用開口の開度量を調整して、風量
を調整可能とする。
【0007】
【実施例】図1,図2はこの考案にかかる吹出しアネモ
を示すものである。図において、アネモ1は、筒状部2
aの下面にホーン状に拡がる吹出口2bを備えたアネモ
本体2と、アネモ本体2の下面開口の中心に対向して配
置された円盤状の拡散板3を備えている。前記吹出口2
bの周縁は天井4に形成された開口部に嵌め付けられて
いる。また筒状部2aの上部は天井4の裏に配管された
空調ダクト5の先端に設けた箱状の吸気ポート5aに接
続されている。
【0008】前記筒状部2aの内周部には、その内周形
状に沿って曲面形状に形成された遮蔽板6が配置されて
いる。遮蔽板6は、筒状部2の内周形状に沿って旋回か
つ昇降可能であり、下降状態で拡散板3と吹出口2bの
間に形成された開口を所定の角度範囲で遮蔽する。
【0009】すなわち、この遮蔽板6の上部には旋回ア
ーム7が一体化され、この旋回アーム7には軸部8が突
設され、この軸部8は前記筒状部2aの中心および吸気
ポート5aを貫通してその上部に突出している。軸部8
の全周にはラック8aが刻まれ、吸気ポート5aの上部
に配置された昇降用モータ9にピニオン10を介して連
繋している。また軸部8の上端部は歯車機構などを介し
て旋回用モータ11に連繋している。各モータ9,11
の駆動回路は例えば赤外線センサー方式の遠隔スイッチ
によって室内側から操作されるものであり、以下の駆動
パターンが可能である。
【0010】まず、アネモ1の360度吹出しパターン
の場合には、昇降用モータ9を駆動して遮蔽板6を上昇
位置に保持すれば、空調空気はアネモ1の全周から室内
に向けて吹出す。またある角度および範囲の空調吹出し
を遮断する、あるいは吹出し量を少なくしたい場合に
は、昇降用モータ9を逆転させて拡散板3に対する着地
位置(遮断の場合)あるいは中間位置(風量減少の場
合)に位置させ、さらに旋回用モータ11を駆動し、遮
蔽したいあるいは減少したい角度位置に遮蔽板6を旋回
し、その位置に保持する。さらに、首振りパターンの場
合には旋回用モータ11を駆動し続けることによって順
次風向きを変化させることができる。
【0011】なお、この実施例では、モータ駆動により
遮蔽角度の調整および風量調整を行っているが、手動に
より行うこともできる。例えば、前記遮蔽板6の旋回用
の軸部8を前記拡散板の下部中心に突出させ、これに設
けたつまみを回すことによって遮蔽板6の角度位置変更
を行うことができる。また、必要に応じてつまみを押引
することによって遮蔽板6を上昇位置に保持したり、降
ろしたりすることもできる。
【0012】
【考案の効果】以上実施例によって詳細に説明したよう
に、この考案による吹出しアネモにあっては、アネモの
360度の吹出し方向のうち一定の範囲は遮蔽板により
遮蔽され、空調空気の風向に指向性を与えることができ
る。また、その風向・風量は昇降機構並びに回転機構の
調整によって任意に変えることができるため、室内の温
度分布や人の好みに対応した適切な空調を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による吹出しアネモの側断面図であ
る。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 アネモ 2 アネモ本体 3 拡散板 4 天井 5 空調ダクト 6 遮蔽板 9 昇降用モータ 11 旋回用モータ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井面下部に向けてホーン形に開口され
    て空調空気を吹き出すアネモ本体と、このアネモ本体の
    下部開口面に対向配置された円盤状の拡散板とを備えた
    アネモにおいて、前記拡散板の上部に昇降可能に配置さ
    れて前記アネモ本体と拡散板との間に形成される吹出し
    用開口を所定の範囲で遮蔽する遮蔽板と、該遮蔽板を昇
    降させる昇降機構と、該遮蔽板を前記拡散板の周縁に沿
    って回転移動させる回転機構とを設けたことを特徴とす
    る吹出しアネモ。
JP1199691U 1991-02-13 1991-02-13 吹出しアネモ Expired - Lifetime JP2517837Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1199691U JP2517837Y2 (ja) 1991-02-13 1991-02-13 吹出しアネモ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1199691U JP2517837Y2 (ja) 1991-02-13 1991-02-13 吹出しアネモ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04103551U JPH04103551U (ja) 1992-09-07
JP2517837Y2 true JP2517837Y2 (ja) 1996-11-20

Family

ID=31745659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1199691U Expired - Lifetime JP2517837Y2 (ja) 1991-02-13 1991-02-13 吹出しアネモ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2517837Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009250551A (ja) * 2008-04-08 2009-10-29 Kyoritsu Air Tech Inc 換気システム

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102914035A (zh) * 2012-10-19 2013-02-06 苏州市时代工程咨询设计管理有限公司 隐形送风口装置
CN104110807B (zh) * 2013-09-26 2017-01-18 广东美的制冷设备有限公司 导风机构和空调器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009250551A (ja) * 2008-04-08 2009-10-29 Kyoritsu Air Tech Inc 換気システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04103551U (ja) 1992-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN204786798U (zh) 空调室内机
WO2017041728A1 (zh) 立式空调器及其使用方法
CN111780241B (zh) 一种双出风口的空调器
CN207146853U (zh) 导风结构、空调室内机及空调器
WO2019169715A1 (zh) 空调器及空调器的控制方法
JP2517837Y2 (ja) 吹出しアネモ
JP2020517889A (ja) 空気調和機の室内機
JPH0327237Y2 (ja)
EP3604940A1 (en) Air conditioner and control method therefor
WO2022151804A1 (zh) 立式空调室内机
JP2020517898A (ja) エアコン及びエアコンの制御方法
CN111780245B (zh) 一种双出风口的空调器
JP2003056896A (ja) 空調機用風向調節装置
CN207660876U (zh) 一种智能控制风扇
JPS61188219A (ja) 自動車の空調用空気吹出装置
JPS5919605Y2 (ja) 自動車用ベンチレ−タ
JPS6078242A (ja) 天井埋込形空気調和機
JPH0464854A (ja) 空気調和機の吹出装置
JP2589691B2 (ja) 風向変更装置
JPH09170796A (ja) 局所冷暖房方法
CN111780228B (zh) 一种单出风口的空调器
JPS6018742Y2 (ja) 空調用空気吹出口装置
JPS595788Y2 (ja) 空気調和機
JP2567602Y2 (ja) アンダーフロア空調用送風装置
JPH0536240U (ja) 車両空調装置の吹出し口構造