JP2517792B2 - 鉄道の分岐装置における案内レ―ルの操作装置 - Google Patents

鉄道の分岐装置における案内レ―ルの操作装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気浮上式鉄道等における進路切換用の分岐
装置において、列車を側方ガイドする案内レールを、軌
道の分岐状態と基準状態とに応じて湾曲状態と直線状態
とに切換えるための案内レールの操作装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
たとえば、磁気浮上式鉄道においては、中間駅で高速
列車が低速列車を追越すための高速片開き分岐装置や、
始終端のターミナル駅で到着列車を複数のホームに振り
分けるためのターミナル用分岐装置等の各種の分岐装置
が用いらる。
また、この分岐装置による分岐方式として、断面U字
形の可動桁の下側に台車を設け、この台車を駆動チェー
ン付きの油圧ジャッキ装置により床面上で移動させて、
分岐軌道を基準位置と分岐位置との間で移動させるトラ
バーサ方式が用いられる。
このトラバーサ式分岐装置の概要を第5図乃至第8図
によって説明する。
A1は基準線(本線軌道)の分岐始端側固定桁、A2は同
終端側固定桁、Bは分岐線(側線軌道)の始端側固定
桁、Cは分岐軌道で、この分岐軌道Cが、床面D上にお
いて、基準線の両側固定桁A1,A2間に接続される第5図
の基準位置と、基準線の分岐始端側固定桁A1と分岐線の
始端側固定桁Bとの間に接続される第6図の分岐位置と
の間で移動することにより、列車進路が基準線と分岐線
との間で切換えられる。
この分岐軌道Cは、断面U字形の複数(図例では五
つ、以下この場合で説明する)の可動桁C1〜C5が順次互
いの一端部で垂直軸Pまわりに相対回動可能に連結され
て構成され、上記基準位置では、各可動桁C1〜C5の中心
線l…が一致する直線状をなし、分岐位置では、各可動
桁C1〜C5が垂直軸Pまわりに相対回動して互いの中心線
l…が一定角度で交差する曲線に近い形状となる。
第7,8図中、Eは各可動桁同士の接続部分に設けられ
た櫛歯状の接続部材、Fは各可動桁C1〜C5の下側に設け
られた台車、Gは台車レール、H1,H2は分岐軌道Cを基
準および分岐両位置で停止させるためのストッパであ
る。
また、各可動桁C1〜C5には、左右両側の上面に、側方
案内路を形成する内軌側および外軌側両案内レールR1,R
2が垂直に設けられ、列車の側面に設けられた補助案内
車輪(図示せず)が、この案内レールR1,R2の内面に接
触して列車を側方ガイドする。なお、この案内レール
R1,R2は基準線および分岐線の固定桁A1,A2,Bにも設けら
れている。
上記各案内レールR1,R2は、分岐位置で、案内路全体
として列車をスムースに移動させうる曲線状となるよう
に、第6図に示すように一定の曲率半径をもって湾曲さ
せる必要がある。
従来、この内軌側および外軌側両案内レールR1,R2
湾曲させる手段として、第7,8図に示すように、両レー
ルR1,R2の中間部二位置をレール固定装置I,Iにより固定
して湾曲支点となす一方、レール両側部に油圧式の内軌
側および外軌側両ジャッキ装置J、レール中間部に伸縮
ジャッキ装置Kをそれぞれ設け、このジャッキ装置J…
の押し作用(外軌側)または引き作用(内軌側)、およ
び伸縮ジャッキ装置Kの引き作用(外軌側)または押し
作用(内軌側)により、両レールR1,R2を弾性変形させ
て所定の湾曲状態をつくり出すようにしている。
なお、ジャッキ装置Jおよび伸縮ジャッキ装置Kに
は、ジャッキ動作を制御する装置が付随して設けられて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、この従来の案内レールの操作装置による
と、専用の駆動部(ジャッキ装置J,K)、ジャッキ制御
部および動力源(油圧)が必要となり、また油圧配管や
制御系の電気配線が必要となるため、構造が複雑かつ大
がかりとなっていた。
また、このように構造が複雑化および大形化するこ
と、油圧配管および電気配線が必要であることにより、
日常のメンテナンスがきわめて面倒となっていた。
そこで本発明は、分岐軌道の基準位置と分岐位置とに
応じて案内レールを直線状態と湾曲状態とに切換えるた
めの複雑あるいは大がかりな設備を必要とせず、構造の
簡素化、これによるメンテナンスの容易化を実現しうる
鉄道の分岐装置における案内レールの操作装置を提供す
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1の発明は、左右両側に内軌側および外軌側両
案内レールを備えた複数の可動桁によって構成された分
岐軌道を、床面上において、基準線に接続される基準位
置と分岐線に接続される分岐位置との間で移動させて、
列車進路を基準線と分岐線との間で切換え、かつ、上記
各可動桁の両側案内レールによって構成される案内路
が、上記分岐軌道の基準位置では直線状態となり、上記
分岐位置では曲線状態となるように、所定の可動桁の両
側案内レールを、基準位置では直線状態とし、分岐位置
ではレール端部に操作力を加えて湾曲させるように構成
した鉄道の分岐装置において、上記分岐状態で湾曲状態
とされる案内レールを備えた可動桁における内軌側案内
レールに臨む位置に、リンク部材を、中間部で垂直軸ま
わりに回動可能に取付け、このリンク部材の一端部を、
上記湾曲状態とされる内軌側案内レールの端部に連結す
る一方、上記床面に、上記分岐状態で上記リンク部材の
他端部に当接してレール湾曲のための操作力を加える当
て部材を設けてなるものである。
一方、請求項2の発明は、左右両側に内軌側および外
軌側両案内レールを備えた複数の移動可能な可動桁によ
って構成された分岐軌道を、床面上において、基準線に
接続される基準位置と分岐線に接続される分岐位置との
間で移動させて、列車進路を基準線と分岐線との間で切
換え、かつ、上記各可動桁の両側案内レールによって構
成される案内路が、上記基準位置では直線状態となり、
上記分岐位置では曲線状態となるように、所定の可動桁
の両側案内レールを、基準位置では直線状態とし、分岐
位置ではレール端部に操作力を加えて湾曲させるように
構成した鉄道の分岐装置において、上記分岐軌道の分岐
位置で湾曲状態とされる案内レールを備えた可動桁にお
ける外軌側案内レールに臨む位置に、リンク部材を、中
間部で垂直軸まわりに回動可能に取付け、このリンク部
材の一端部を、外軌側案内レールの端部に連結する一
方、リンク部材の他端部と可動桁との間に、レール湾曲
方向のバネ力を発揮するバネを設け、かつ、上記床面
に、上記分岐軌道の基準位置で上記リンク部材の他端部
に当接してレール直接復帰のための操作力を加える当て
部材を設けてなるものである。
また、請求項3の発明は、請求項1記載の案内レール
の操作装置と、請求項2記載の案内レールの操作装置と
を具備してなるものである。
〔作用〕
請求項1の構成によると、分岐軌道の基準位置から分
岐位置への移動時に、リンク部材の他端部に当て部材が
当接してリンク部材が回動し、この回動力が内軌側案内
レールの端部に引き操作力として作用し、これによって
同案内レールが湾曲する。すなわち、分岐軌道の分岐位
置への移動力をレール湾曲力として利用することができ
る。
一方、請求項2の構成によると、外軌側案内レール
を、分岐時にはバネ力によって湾曲させ、基準位置では
当て部材との当接によるリンク部材の回動力によって直
線状に復帰させることができる。
従って、請求項1の構成によると内軌側案内レールに
ついて、請求項2の構成によると外軌側案内レールにつ
いて、それぞれ従来よりも構造を簡素化でき、メンテナ
ンスを容易化することができる。
また、内軌側案内レールについて請求項1の構成、外
軌側案内レールについて請求項2の構成をとった請求項
3の発明によると、両側案内レールの操作装置全体とし
て構造の大幅な簡素化、メンテナンスの容易化を実現す
ることができる。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1図〜第4図によって説明する。
なお、以下の実施例において、第5図乃至第8図に示
す部分と同一部分には同一符号を付して示し、その重複
説明を省略する。
また、第5,6図に示す分岐軌道Cを構成する各可動桁C
1〜C5の案内レールR1,R2うち、始端側および終端側可動
桁C1,C5の案内レールR1,R2については、通常、分岐時
に、二番目可動桁C2側および四番目可動桁C4側の端部の
みに湾曲操作力が加えられる。従って、以下に説明する
この案内レールの操作装置は、中間可動桁C2〜C4の案内
レールR1,R2についてはその両端部に、両端可動桁C1,C5
の案内レールR1,R2については一端部のみにそれぞれ設
けられる。
第1図には、二番目〜四番目の各可動桁C2〜C4の案内
レールR1,R2に対して装備された操作装置を示してい
る。
各可動桁C1〜C4における内軌側および外軌側両案内レ
ールR1,R2の両端部に臨む位置に、それぞれ内軌側リン
ク機構L1および外軌側リンク機構L2が設けられている。
まず、内軌側リンク機構L1は、第3図にその詳細を示
すように、内軌側案内レールR1に近い位置で中間部が可
動桁C2〜C4に垂直軸3まわりに回動可能に枢着されたメ
インリンク1と、一端部がこのメインリンク1の一端部
(以下、作用点側端部という)1aに垂直軸4まわりに回
動可能に連結された補助リンク2とから成り、この補助
リンク2の他端部が、内軌側案内レールR1に垂直軸5ま
わりに回動可能に連結されている。
一方、可動桁C2〜C4を支持する床面Dにおいて、分岐
時に内軌側案内レールR1の端部に臨む位置に当て部材6
が設けられ、分岐軌道Cが分岐位置に移動した第1図実
線および第2図の状態で、メインリンク1の他端部(以
下、力点側端部という)1bがこの当て部材6に当接して
レールR1側に押される。
これにより、メインリンク1が垂直軸3まわりに第3
図矢印方向に回動し、この回動力が作用点側端部1aから
補助リンク2を介して内軌側案内レールR1の端部に引き
操作力として作用する。
この引き操作力により、内軌側案内レールR1が可動桁
C2〜C4への固定点O1,O1を支点として湾曲する。
なお、第3図中、7はメインリンク1の力点側端部1b
と可動桁C2〜C4との間に設けられた引張りコイルバネ
で、分岐軌道Cの基準位置への復帰移動時に、このバネ
力によって案内レールR1が直線状に復帰する。ただし、
この案内レールR1の直線復帰は、レール自身が持つ弾性
のみによっても十分果されるため、このバネ7は必ずし
も設ける必要はない。
一方、外軌側リンク機構L2は、第4図にその詳細を示
すように、上記内軌側リンク機構L1と同様に、中間部が
可動桁C2〜C4に垂直軸10まわりに回動可能に枢着された
メインリンク8と、このメインリンク8の一端部(以
下、作用点側端部という)8aに垂直軸11まわりに回動可
能に連結された補助リンク9とから成り、この補助リン
ク9の他端部が外軌側案内レールR2の端部に垂直軸12ま
わりに回動可能に連結されている。
また、メインリンク8の他端部(以下、力点側端部と
いう)8bと可動桁C2〜C4との間に引張りコイルバネ13が
設けられ、このバネ力により、メインリンク8に常時第
4図実線矢印方向の回動力、すなわち、外軌側案内レー
ルR2を固定点O2,O2を支点として湾曲させる力が付与さ
れる。
さらに、床面Dにおいて、分岐軌道Cの基準位置で外
軌側案内レールR2の端部に臨む位置に当て部材14が設け
られ、分岐軌道Cの基準位置でメインリンク8の力点側
端部8bがこの当て部材14に押されることにより、同リン
ク8に上記バネ力に抗して第4図破線矢印で示す方向の
回動力、すなわち、外軌側案内レールR2を直線復帰させ
る力が付与される。
こうして、外軌側案内レールR2が、基準状態では当て
部材14との当接によるメインリンク8の回動力によって
直線状に保たれ、分岐状態ではバネ力によって湾曲する
ように構成されている。
従って、分岐状態で得ようとする両側案内レールR1,R
2の湾曲状態に基づき、これを得るためのレール端部お
よび中央部で必要なたわみ量に応じて湾曲支点O1,O2
位置その他を適当に設定しておけば、分岐軌道Cの分岐
位置で自動的に所定のレール湾曲状態を得ることができ
る。
このように、内軌側案内レールR1については、分岐軌
道Cの分岐位置への移動力を利用して湾曲させるため、
従来必要であった油圧ジャッキ装置も、そのための油圧
配管も、そしてジャッキ装置の作動および停止のための
制御用電気配線も一切不要となる。
このため、設備としてはリンク機構L1のみの簡単なも
のですみ、構造の大幅な簡略化、メンテナンスの簡素化
を実現することができる。
一方、外軌側案内レールR2については、分岐軌道Cの
分岐位置でバネ力によって湾曲させ、基準位置では同軌
道Cの移動力を利用して直線復帰させるため、内軌側案
内レールR1と比較するとバネ13が余分に必要となるが、
従来装置と比較すると、油圧装置の油圧配管および電気
配線が不要となることを含めて全体構造を大幅に簡素化
でき、またメンテナンスが容易となる。
他の実施例 (イ)上記実施例では、外軌側において、引張りコイル
バネ13のバネ力をリンク機構L2を介して案内レールR2
加える構成としたが、圧縮コイルバネを案内レールと可
動桁との間に設け、バネ力をレール押し力として案内レ
ールに直接加えるようにしてもよい。
(ロ)上記実施例では、内軌側および外軌側双方のリン
ク機構L1,L2について、案内レールごとに別々に独立し
て設けたが、内軌側および外軌側における隣接するリン
ク機構間で補助リンク2,9を共用する構成、すなわち、
メインリンク1,1および8,8の作用点側端部1a,1aおよび8
a,8aに共通の垂直軸4,11を介して一つの補助リンク2お
よび9を連結し、この補助リンク2および9を隣接する
案内レールR1およびR2の端部に共通の垂直軸5,12まわり
に回動可能に連結してもよい。
(ハ)また、内軌側および外軌側両リンク機構L1,L2
おいて、リンク部材としてのメインリンク1,8の作用点
側端部1a,8aを補助リンク2,9という別のリンク部材を介
して案内レールR1,R2に連結した上記実施例の構成に代
えて、このメインリンク1,8の作用点側端部1a,8aを案内
レールR1,R2に直接(ただし、力の伝達がスムースに行
なわれるように長孔等により一定の余裕をもって)連結
してもよい。
(ニ)上記実施例では、内軌側では分岐軌道Cの分岐位
置への移動力を案内レールR1の湾曲力として利用し、外
軌側ではバネ力をレール湾曲力として用いる一方、分岐
軌道の基準位置への移動力を案内レールR2の直線復帰力
として利用する構成としたが、外軌側と内軌側の一方に
ついて従来の油圧ジャッキ装置等を用いてもよい。
この場合でも、操作装置全体として、従来と比較する
と構造を大幅に簡素化し、メンテナンスを容易化するこ
とができる。
〔発明の効果〕
上記のように請求項1の発明によると、分岐軌道の基
準位置から分岐位置への移動時に、可動桁に設けたリン
ク部材を、床面に設けた当て部材で押して回動させ、こ
の回動力によって内軌側案内レールを湾曲させる構成、
すなわち、分岐軌道の移動力をレール湾曲力として利用
する構成としたから、この内軌側案内レールについて、
従来の油圧ジャッキ装置、油圧源、油圧配管および電気
配線が一切不要となる。
一方、請求項2の発明によると、分岐軌道の基準位置
への復帰移動時に、可動桁に設けたリンク部材を、床面
に設けた当て部材で押して回動させ、この回動力によっ
て外軌側案内レールを直線状に復帰させ、分岐時にはバ
ネ力によって同レールを湾曲させる構成としたから、外
軌側案内レールについて、油圧ジャッキ装置を用いる従
来装置と比較して、構造が遥かに簡単、小形となるとと
もに、油圧源、油圧配管、電気配線が不要となる。
従って、請求項1および2のいずれの発明によって
も、案内レールの操作装置全体として、構造の大幅な簡
素化、これによるメンテナンスの容易化を実現すること
ができる。
また、内軌側案内レールについて請求項1の構成、外
軌側案内レールについて請求項2の構成をとった請求項
3の発明によると、より一層構造を簡素化でき、メンテ
ナンスを容易化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例にかかる案内レールの操作装置
が組込まれた鉄道分岐部の分岐状態の概略平面図、第2
図は第1図II−II線拡大断面図、第3図は同実施例にか
かる内軌側案内レールの操作装置の斜視図、第4図は同
外軌側案内レールの操作装置の斜視図、第5図は従来技
術を説明するための鉄道分岐部の基準状態の概略平面
図、第6図は同分岐状態の概略平面図、第7図は同一部
拡大図、第8図は第7図VIII−VIII線拡大断面図であ
る。 C……分岐軌道、C1〜C5……分岐軌道を構成する可動
桁、R1……内軌側案内レール、R2……外軌側案内レー
ル、1……内軌側のメインリンク(リンク部材)、2…
…メインリンクを内軌側案内レールに連結するための同
補助リンク、3……メインリンクの回動支点となる垂直
軸、6……当て部材、8……外軌側のメインリンク(リ
ンク部材)、9……メインリンクを外軌側案内レールに
連結するための補助リンク、10……メインリンクの回動
支点となる垂直軸、13……外軌側案内レールを湾曲させ
るための引張りコイルバネ、14……当て部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 月橋 信夫 東京都国分寺市光町2丁目8番地38 財 団法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 杉山 兆旦 東京都国分寺市光町2丁目8番地38 財 団法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 鶴田 裕司 東京都国分寺市光町2丁目8番地38 財 団法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 青井 実 兵庫県明石市中崎1丁目1番1―301号 (72)発明者 吉田 勝彦 兵庫県高砂市米田町米田933―27

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右両側に内軌側および外軌側両案内レー
    ルを備えた複数の可動桁によって構成された分岐軌道
    を、床面上において、基準線に接続される基準位置と分
    岐線に接続される分岐位置との間で移動させて、列車進
    路を基準線と分岐線との間で切換え、かつ、上記各可動
    桁の両側案内レールによって構成される案内路が、上記
    分岐軌道の基準位置では直線状態となり、上記分岐位置
    では曲線状態となるように、所定の可動桁の両側案内レ
    ールを、基準位置では直線状態とし、分岐位置ではレー
    ル端部に操作力を加えて湾曲させるように構成した鉄道
    の分岐装置において、上記分岐状態で湾曲状態とされる
    案内レールを備えた可動桁における内軌側案内レールに
    臨む位置に、リンク部材を、中間部で垂直軸まわりに回
    動可能に取付け、このリンク部材の一端部を、上記湾曲
    状態とされる内軌側案内レールの端部に連結する一方、
    上記床面に、上記分岐状態で上記リンク部材の他端部に
    当接してレール湾曲のための操作力を加える当て部材を
    設けてなることを特徴とする鉄道の分岐装置における案
    内レールの操作装置。
  2. 【請求項2】左右両側に内軌側および外軌側両案内レー
    ルを備えた複数の移動可能な可動桁によって構成された
    分岐軌道を、床面上において、基準線に接続される基準
    位置と分岐線に接続される分岐位置との間で移動させ
    て、列車進路を基準線と分岐線との間で切換え、かつ、
    上記各可動桁の両側案内レールによって構成される案内
    路が、上記基準位置では直線状態となり、上記分岐位置
    では曲線状態となるように、所定の可動桁の両側案内レ
    ールを、基準位置では直線状態とし、分岐位置ではレー
    ル端部に操作力を加えて湾曲させるように構成した鉄道
    の分岐装置において、上記分岐軌道の分岐位置で湾曲状
    態とされる案内レールを備えた可動桁における外軌側案
    内レールに臨む位置に、リンク部材を、中間部で垂直軸
    まわりに回動可能に取付け、このリンク部材の一端部
    を、外軌側案内レールの端部に連結する一方、リンク部
    材の他端部と可動桁との間に、レール湾曲方向のバネ力
    を発揮するバネを設け、かつ、上記床面に、上記分岐軌
    道の基準位置で上記リンク部材の他端部に当接してレー
    ル直接復帰のための操作力を加える当て部材を設けてな
    ることを特徴とする鉄道の分岐装置における案内レール
    の操作装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の案内レールの操作装置と、
    請求項2記載の案内レールの操作装置とを具備してなる
    ことを特徴とする鉄道の分岐装置における案内レールの
    操作装置。
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