JP2517756B2 - 屋根開閉可能なテント - Google Patents

屋根開閉可能なテント

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JP2517756B2
JP2517756B2 JP1009076A JP907689A JP2517756B2 JP 2517756 B2 JP2517756 B2 JP 2517756B2 JP 1009076 A JP1009076 A JP 1009076A JP 907689 A JP907689 A JP 907689A JP 2517756 B2 JP2517756 B2 JP 2517756B2
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JP
Japan
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linear motor
guide rail
rail
roof
runner
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JP1009076A
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敦夫 内田
弘孝 三浦
照彦 山田
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Toyota Tsusho Corp
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Toyota Tsusho Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は屋根開閉可能なテントに関する。
[従来の技術] 庭に支柱を立て、これらに竿を掛け渡す簡易な物干し
台には、通常、屋根は付いておらず、急な雨降りには洗
濯物が濡れるという不具合がある。また、広場等で開催
される各種催物に、支柱により四隅を支えるテントが使
用されるが、雨や強い日差しの時以外は簡単に屋根部分
を開放したいという要請がある。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は上述の要請に鑑みたもので、物干し等の屋根
として簡易に設置できるとともに、各種催物のテントと
して好適に使用できる屋根開閉可能なテントを提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の構成を図で説明すると、テントは、間隔をお
いて立設された一対の支柱1A、1B(第1図)と、各支柱
1A、1bの先端に装着したレール支持体2A、2Bと、これら
レール支持体2A、2B間に架設された案内レール3と、該
案内レール3に沿って設けられたリニアモータの長尺固
定子31(第7図)と、案内レール3に移動自在に設けた
複数のランナ部材4と、これらランナ部材4に吊設さ
れ、上記案内レール3と直交する方向へ延在するハンガ
部材5と、長手方向の一端61を上記レール支持体の一方
に固定するとともに長手方向の複数箇所および他端62を
それぞれ上記各ハンガ部材5に固定した防水性を有する
シート体6と、リニアモータ制御手段7(第7図)とを
具備し、少なくとも、上記シート体他端62を固定したハ
ンガ部材5を吊るランナ部材4を、上記リニアモータ制
御手段7により上記固定子31上を正逆移動せしめられる
リニアモータの可動子41にて構成したものである。
[作用] 上記構成のテントにおいて、天気が良い場合にはリニ
アモータ制御手段7により、シート体他端62を固定した
ハンガ部材5を吊るランナ部材4を、上記一方のレール
支持体2B方向へ移動せしめる。これにより、シート体6
は各ハンガ部材4とともにレール支持体2Bの近くへ収縮
移動しテント屋根が開放される。
雨が降り出した場合等には、上記リニアモータ制御手
段7により、上記ランナ部材4を他方のレール支持体2A
方向へ移動せしめる。これにより、シート体6はその他
端62が上記レール支持体2Aの近くへ至り、展延する。か
くして、テント屋根は閉鎖される。
[実施例] 第1図には本発明になるテントを簡易物干し台に設け
た例を示す。図において、テント支柱1A、1Bは物干し台
のものを利用しており、これら支柱1A、1Bは下端に設け
た角形コンクリート基部13により底の適当位置に間隔を
おいて立設される。各支柱1A、1Bは併設された二本のパ
イプ体11、12よりなり、パイプ体11、12の上端は直角に
屈曲せしめて、洗濯物Wを掛けた物干し竿Rの端部を受
ける支持部14としてある。
上記各支柱1A、1Bにはレール支持体2A、2Bが連結部材
15により固定してある。連結部材15の詳細を第2図ない
し第4図で説明すると、大径筒状のホールド部151と該
ホールド部151内に固定された小径の連結筒部152よりな
り、ホールド部151は連結筒部152をパイプ体11に沿わせ
て抱持し、パイプ体11にネジ固定される。上記連結筒部
152は周面の一部を弧状に凹陥せしめてパイプ体11の外
周に沿うようにしてあり(第4図)、その下端はホール
ド部151の折り曲げにより支持されるとともにホールド
部151壁面にスポット溶接で固定されている。
各レール支持体2A、2Bは基本的に同一形状であり、第
5図に示す如く、両側へ突出する翼部21と下方へ突出す
る連結筒部22を有し、該連結筒部22を上記連結部材15の
連結筒部152に嵌装し、着脱自在にねじ固定してある。
また、レール支持体の両翼部の先端前面には、金属棒製
のガイド片23が設けてあり、該ガイド片23は、滑らかな
弧面をなして前下方へ延びて、後述するハンガ部材を受
け入れて位置決めする。また、上記ガイド片23近傍のレ
ール支持体2A面には永久磁石24か埋設してある 各レール支持体2A、2Bにはその頂面に平行立壁25が形
成され、これら立壁25の基部外面には長手方向へ凹溝25
1が形成してある。しかして、上記案内レール3の端部
を上記立壁25間に位置せしめ、上方より逆U字形の樹脂
製カバー26を覆着すると、該カバー26の下端に形成した
爪形凸条261が上記凹溝251に嵌入係止されて、上記案内
レール3端部を固定する(第6図)。このようにして、
支柱1A、1b間に案内レール3が架設される。
上記案内レール3は、第7図に示す如く、下面中央を
開放した角筒状のアルミケース32を有し、その両端開口
(一方のみ図示)をケース断面に沿う形状の壁板33によ
り閉鎖してある。ケース32内にはリニアモータの長尺固
定子31が配設してあり、該固定子31のコイルに通電する
通電線34が壁板33を貫通して外部に設けたリニアモータ
制御回路7に延びている。この制御回路7には例えば雨
滴検知器が接続される。
上記固定子31には、これに沿って移動自在にリニアモ
ータの複数の可動子41が設置されてランナ部材4を構成
しており、これら可動子41の下面には吊り具42が連結さ
れて、吊り具42下端に形成した把持部43により弓形金属
製のハンガ部材5を把持している。これらハンガ部材5
は案内レール3に直交して側方に延びている。
上記テントの組立ては容易に行なうことができる。す
なわち、物干し台の各支柱1A、1Bに連結部材15を取付
け、これに、レール支持体2A、2Bをそれぞれ装着して、
ランナ部材4を内設した案内レール3を架設する。しか
る後に、シート体6を一体に設けたハンガ部材5を上記
各ランナ部材4の把持部43に把持せしめる。
かかる構造のテントにおいて、雨が降り始めると雨滴
検知器がこれを検知し、リニアモータ制御回路7は上記
固定子31のコイルに通電して可動子41をシート屋根閉鎖
方向へ移動せしめる。雨滴が止んだ場合は、上記制御回
路7は上記固定子コイルへの通電位相を切換えて可動子
41をシート屋根開放方向へ移動せしめる。
上記屋根閉鎖時において、レール支持体2Aに至ったハ
ンガ部材5は、上記ガイド片23により揺れを抑えられ、
水平姿勢で上記レール支持体2Aに接近して上記永久磁石
24に吸引密着せしめられ、固定される。かくして、ある
程度の風が吹いてもシート体6が大きくバタつくことは
ない。
なお、リニアモータの可動子41は、シート体6の他端
を固定したハンガ部材5を吊るランナ部材4のみに設
け、他のハンガ部材4が案内レール3内を従動する構造
とすることもできる。
上記永久磁石24はハンガ部材5側に設けても良い。
[発明の効果] 以上の如く、本発明のテントは、間隔をおいて立てた
支柱間にランナ部材を案内する案内レールを架設すると
ともに、ランナ部材に吊設したハンガ部材に屋根を構成
するシート体を支持せしめ、上記案内レールにニリアモ
ータの長尺固定子を設けるとともに、上記ランナ部材を
リニアモータの可動子で構成して、シート屋根を開閉作
動せしめるもので、各種催物のランナとして、あるいは
支柱を立てた市販の簡易物干し台の屋根テントとして簡
易に設置し、使用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のテントを物干し台に設置した全体斜視
図、第2図は連結部材の斜視図、第3図はその部分断面
側面図、第4図はその水平断面図、第5図は一方のレー
ル支持体の斜視図、第6図はその部分正面図、第7図は
案内レールの要部破断斜視図である。 1A、1B……支柱 2A、2B……レール支持体 3……案内レール 31……リニアモータ固定子 4……ランナ部材 41……リニアモータ可動子 5……ハンガ部材 6……シート体 61……一端 62……他端 7……リニアモータ制御回路(リニアモータ制御手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】間隔をおいて立設された一対の支柱と、各
    支柱の先端に装着したレール支持体と、これらレール支
    持体間に架設された案内レールと、該案内レールに沿っ
    て設けられたリニアモータの長尺固定子と、案内レール
    に移動自在に設けた複数のランナ部材と、これらランナ
    部材に吊設され、上記案内レールと直交する方向へ延在
    するハンガ部材と、長手方向の一端を上記レール支持体
    の一方に固定するとともに長手方向の複数箇所および他
    端をそれぞれ上記各ハンガ部材に固定した防水性を有す
    るシート体と、リニアモータ制御手段とを具備し、少な
    くとも、上記シート体他端を固定したハンガ部材を吊る
    ランナ部材を、上記リニアモータ制御手段により上記固
    定子上を正逆移動せしめられるリニアモータの可動子に
    て構成したことを特徴とする屋根開閉可能なテント。
JP1009076A 1989-01-18 1989-01-18 屋根開閉可能なテント Expired - Lifetime JP2517756B2 (ja)

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