JP2517728Y2 - フード取付治具 - Google Patents

フード取付治具

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JP2517728Y2
JP2517728Y2 JP5577991U JP5577991U JP2517728Y2 JP 2517728 Y2 JP2517728 Y2 JP 2517728Y2 JP 5577991 U JP5577991 U JP 5577991U JP 5577991 U JP5577991 U JP 5577991U JP 2517728 Y2 JP2517728 Y2 JP 2517728Y2
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JP
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hood
vehicle body
jig
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lock striker
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文雄 吉田
文男 小森
博文 磯崎
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Honda Motor Co Ltd
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車製造工程におい
てフードヒンジを取付けたフードを車体に取付ける際の
フード取付治具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフード取付治具としては実開平1
−128476号公報のようにフードを開扉状態に維持
するステイとフードの基端側を保持する保持部材を有す
る支持具を車体にセットし、開扉状態のまま取付け、取
外しを行なうようにしたものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにおいては、プレスや溶接工程を経て加工される車体
フレームやフード等は加工条件範囲内での誤差が生じる
ため開扉状態で取付けを行なうのではヒンジ取付孔を見
つけるのに時間がかかるし、またボルト締め付け後フー
ドを閉じた際車体とのバランスが微妙にずれるので調整
を行なわなければならず手間がかかるという問題点を有
していた。本考案は、従来の技術が有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、車体へのフード取付作業を短時間でかつ簡単に行
なうことができるフード取付治具を提供しようとするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
考案は、車体の所定位置にフードを取付けるための治具
において、基準ピンと取付ピンとロックストライカ受け
溝を形成したフード位置決め治具と、左右一対の間隔決
め治具とから成り、車体バルクヘットに形成した基準孔
に前記取付ピンを嵌合して前記フード位置決め治具を前
記車体バルクヘットに装着し、フードに形成した基準孔
とフードロックストライカを夫々前記基準ピンとロック
ストライカ受け溝に嵌合させると共に前記間隔決め治具
をフードの後部左右両端とフェンダとの間に嵌挿して構
成したものである。
【0005】
【作用】フードを閉じた状態でフードヒンジのボルト締
め孔が車体のヒンジ取付孔に合致するように車体にたい
してフードを位置決めできる。
【0006】
【実施例】以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1は本考案に係るフード取付治具の使用状
態を示す分解斜視図、図2は車体にフードを取付けた状
態を示す斜視図である。
【0007】フード取付治具は、フード位置決め治具1
と左右一対の間隔決め治具2L,2Rとから構成されて
いる。フード位置決め治具1はフレーム構造をしてお
り、車体バルクヘット3に形成した基準孔4L,4R,
5L,5Rに嵌合させて車体にセットするための取付ピ
ン6L,6R,7L,7Rと、バルクヘットセンタバー
8に引掛けるためのフック9と、フード10に設けたフ
ードロックストライカ11とその両側に形成した基準孔
12L,12Rに夫々嵌合するロックストライカ受け溝
13と基準ピン14L,14Rを形成している。
【0008】間隔決め治具2L,2Rは車体フレームの
所定位置に取付けられたフェンダ15L,15Rに対し
てフード10の後部左右両端とフェンダ15L,15R
とを所定の間隔にするためにフード10の後部左右両端
とフェンダ15L,15Rとの間に嵌挿する板状部材の
部分2La,2Raとストッパの役目をするフェンダ1
5L,15Rの外観形状と合致する曲面部材の部分2L
b,2Rbとから形成されている。
【0009】以上のように構成したフード取付治具によ
る車体へのフード取付作業について説明する。先ず、シ
ャトルコンベアによってフード取付工程へ搬送されてく
る車体の基準孔4L,4R,5L,5Rに取付ピン6
L,6R,7L,7Rを嵌合し、バルクヘットセンタバ
ー8にフック9を引掛けてフード位置決め治具1を車体
バルクヘット3にセットする。次に、フードヒンジ16
L,16Rを取付けたフード10のフードロックストラ
イカ11とその両側に形成した基準孔12L,12Rを
夫々ロックストライカ受け溝13と基準ピン14L,1
4Rに嵌合してフード10を車体に載置する。すると、
図1に示すY軸方向とZ軸方向の車体に対するフード1
0の位置決めがなされる。更に、間隔決め治具2L,2
Rをフード10の後部左右両端とフェンダ15L,15
Rとの間に嵌挿することによりX軸方向の位置決めがな
される。
【0010】このようにして車体に対するフード10の
X軸,Y軸及びZ軸方向の位置決めがなされ、フード1
0を閉じた状態でフードヒンジ16L,16Rのボルト
締め孔17L,17Rが車体のヒンジ取付孔(不図示)
に合致する。そして、ボルト締めを行なった後にフード
位置決め治具1と間隔決め治具2L,2Rを取外してフ
ード取付治具による車体へのフード取付作業が完了す
る。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、車
体へのフード取付作業を短時間でかつ簡単に行なうこと
ができると共に取付品質の安定化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るフード取付治具の使用状態を示す
分解斜視図
【図2】車体にフードを取付けた状態を示す斜視図
【符号の説明】
1…フード位置決め治具、2L,2R…間隔決め治具、
3…車体バルクヘット、4L,4R,5L,5R,12
L,12R…基準孔,6L,6R,7L,7R…取付ピ
ン、10…フード、11…フードロックストライカ、1
3…ロックストライカ受け溝、14L,14R…基準ピ
ン、15L,15R…フェンダ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の所定位置にフードを取付けるため
    の治具において、基準ピンと取付ピンとロックストライ
    カ受け溝を形成したフード位置決め治具と、左右一対の
    間隔決め治具とから成り、車体バルクヘットに形成した
    基準孔に前記取付ピンを嵌合して前記フード位置決め治
    具を前記車体バルクヘットに装着し、フードに形成した
    基準孔とフードロックストライカを夫々前記基準ピンと
    ロックストライカ受け溝に嵌合させると共に前記間隔決
    め治具をフードの後部左右両端とフェンダとの間に嵌挿
    して構成したことを特徴とするフード取付治具。
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JP5590714B2 (ja) * 2010-06-29 2014-09-17 ダイハツ工業株式会社 蓋物部材の組付治具
JP5790937B2 (ja) * 2011-10-07 2015-10-07 三菱自動車工業株式会社 車両用フェンダーパネルの位置決め治具
KR102171957B1 (ko) * 2019-09-26 2020-11-02 쌍용자동차 주식회사 자동차용 후드의 정위치 장착 확인장치

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