JP2517497Y2 - シート状物搬送用ローラ軸体の回転駆動装置 - Google Patents

シート状物搬送用ローラ軸体の回転駆動装置

Info

Publication number
JP2517497Y2
JP2517497Y2 JP11488290U JP11488290U JP2517497Y2 JP 2517497 Y2 JP2517497 Y2 JP 2517497Y2 JP 11488290 U JP11488290 U JP 11488290U JP 11488290 U JP11488290 U JP 11488290U JP 2517497 Y2 JP2517497 Y2 JP 2517497Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller shaft
shaft body
rotation
machine base
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11488290U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0470849U (ja
Inventor
順治 居原田
Original Assignee
東レエンンジニアリング株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東レエンンジニアリング株式会社 filed Critical 東レエンンジニアリング株式会社
Priority to JP11488290U priority Critical patent/JP2517497Y2/ja
Publication of JPH0470849U publication Critical patent/JPH0470849U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2517497Y2 publication Critical patent/JP2517497Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Advancing Webs (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は駆動軸体に対して近接離反するシート状物搬
送用ローラ軸体の回転駆動装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に、合成樹脂フィルム、紙、布帛等のシート状物
を搬送するニップローラにおける可動ローラ、あるい
は、シート状物を上方より押圧して所定の通路を走行さ
せ、シート状物の通し作業時に作動位置から上方の待機
位置に移動する可動ローラ等を強制的に回転する駆動装
置は、第3図に示すような構成の装置が使用されてい
る。図中、31は機台30に軸受(図示せず)によって回転
自在に取り付けた駆動用車体であり、端部に歯付プーリ
32が一体的に取り付けてある。該軸体31の他端には電動
機(図示せず)等の駆動機構が連結してある。33は機台
30に形成したレール30aに係合し、流体シリンダー34に
よって垂直方向に移動する第1ブラケットである。35は
該ブラケット33に軸受36によって回転自在に取り付けた
可動側のローラ軸体であり、端部に歯付プーリ37が一体
的に取付けてある。38は機台30に形成されたレール30b
に係合し垂直方向に移動する第2ブラケットである。39
は該ブラケット38に回転自在に取り付けた案内用歯付プ
ーリである。40は上述の歯付プーリ32、37、39に掛け渡
された無端の歯付ベルトである。41は一端が機台30に他
端が第2ブラケット38に係止されたスプリングであり、
常時歯付ベルト40を緊張する。42は機台30に軸受け43に
よって回転自在に取り付けた固定側のローラ軸体であ
る。
上述の装置において、ローラ軸体35が駆動用軸体31に
対して離反する方向に移動すると、歯付ベルト40が引っ
張られて案内用歯付プーリ39が(ハ)方向に移動し、ス
プリング41が引き伸ばされる。上述とは逆にローラ軸体
35が駆動用軸体31に対して近接する方向に移動すると、
歯付ベルト40に弛みを生じる。そのため、スプリング41
は弾性力によって案内用歯付プーリ39が(ニ)方向に移
動して歯付ベルト40を弛まないように緊張する。この
時、スプリング41は弾性力によって収縮する。
(考案が解決しようとする課題) 上述のようなスプリング41によって歯付ベルト40を緊
張させる構成のものでは、第2ブラケット38の移動方
向、あるいは、移動距離によって歯付ベルト40に作用す
る引張力が変化すると共に、スプリング41がローラ軸体
35の片側にだけ設置してあるため、ローラ軸体35が平行
な状態で移動できず、ブラケット38が円滑に移動しな
い。さらに、ローラ軸体35の移動距離が長くなるとスプ
リング41の引張力が歯付ベルト40の許容破断張力より大
きくなり、スプリング41を使用することができない等の
問題があった。
上述のスプリング41に代えて流体シリンダーによって
案内用歯付プーリ39を装着した第2ブラケット38を移動
させる構成にした場合には、第1ブラケット33を移動す
るための流体シリンダー34と同じストローク長を有する
流体シリンダーが必要であると共に、負荷の異なるブラ
ケットを同時に、しかも、同一量移動させることは非常
に困難であるという問題があった。
本考案は回転伝達部の構成が簡単で組立、補修作業を
容易に行なうことができると共に、駆動軸体に対して近
接離反するローラ軸体の移動量に制限がなく円滑、かつ
正確に回転を伝達することができるシート状物搬送用ロ
ーラ軸体の回転駆動装置を提供することを目的とするも
のである。
(課題を解決するための手段) 上述の問題点を解決するために本考案のシート状物搬
送用ローラ軸体の回転駆動装置は、回転伝達用車を有す
る駆動軸体が機台に回転自在に装着されていると共に前
記機台に移動自在に設置された枠体に回転伝達用車を有
するローラ軸体が回転自在に装着されて前記ローラ軸体
が駆動軸体に対して近接離反できるように構成され、前
記回転伝達用車に掛け渡された無端帯状物によって駆動
軸体の回転がローラ軸体に伝達されるようにした装置に
おいて、無端帯状物の緊張用車を前記回転伝達用車間に
位置するように前記機台に装着すると共に、無端帯状物
の案内車を前記枠体に装着してローラ軸体と一体的に移
動せしめるように構成してある。
(実施例) 本考案のシート状物搬送用ローラ軸体の回転駆動装置
の1実施例の構成を図面に基づいて説明する。
2は機台1に軸受3によって回転自在に取り付けた固
定側のローラ軸体であり、端部に回転伝達用車である歯
付プーリ14が取り付けてある。4は機台1に形成された
レール1aに移動自在に係合した軸受5に回転自在に取り
付けた可動側のローラ軸体であり、端部に回転伝達用車
である歯付プーリ15が取り付けてある。上述の軸受5に
は流体シリンダー6のピストンロッド6aが連結してあ
り、該ピストンロッド6aが出没することにより軸受5と
共にローラ軸体4を垂直方向に昇降してニップ位置と待
機位置に移動する。7は軸受5に一体的に取り付けた枠
体であり、機台1に形成したガイド1bに係合し軸受5と
共に昇降する。8は機台1に軸受9によって回転自在に
取り付けた第1駆動用軸体であり、端部に固定側のロー
ラ軸体駆動用の歯付プーリ10が取り付けてある。11は機
台1に軸受12によって回転自在に取り付けた第2駆動用
軸体であり、端部に可動側のローラ軸体駆動用の歯付プ
ーリ13が取り付けてある。該軸体8、11の他端には電動
機(図示せず)等の駆動機構が連結してある。16は歯付
プーリ10、14に掛け渡した歯付ベルトであり、17は歯付
プーリ13、15に掛け渡した歯付ベルトである。18は機台
1に移動自在に取り付けた第1緊張部材であり、ブラケ
ット18aに軸体18bを突出しベアリング(図示せず)によ
って歯付プーリ18cを回転自在に取り付けた構成になっ
ている。そして、捩子体18eによってブラケット18aを水
平方向に移動させて歯付ベルト16の内周面を押圧して緊
張する。19は機台1に取り付けた第1案内部材であり、
上述の第1緊張部材18の歯付プーリ18cに代えてプーリ1
9cを回転自在に取り付けた構成であって、歯付ベルト16
の外周面に当接して案内する。
20は機台1に移動自在に取り付けた第2緊張部材であ
り、第1案内部材19と略同一の構成であって、捩子体20
dによってブラケット20aを垂直方向に移動させて歯付ベ
ルト17の外周面を押圧して緊張する。21は枠体7に回転
自在に取り付けた歯付プーリであり、ローラ軸体4に取
り付けた歯付プーリ15と一体的に移動して歯付ベルト17
が弛まないようにしている。該歯付プーリ21は、歯付プ
ーリ15が移動した時に歯付ベルト17が弛まない歯数に設
定する。
また、回転伝達用車としてスプロケットホイル、また
は、プーリを、無端帯状体としてチエン、または、帯ベ
ルトを使用することもできる。
上述の装置において流体シリンダー6が作動して可動
側のローラ軸体4と共に歯付プーリ15が上方に移動する
と、枠体7と共に歯付プーリ21が同時に該歯付プーリ15
と同一方向に、かつ同一量移動する。そのため、歯付プ
ーリ13、15に掛け渡されている歯付ベルト17の長さに変
化を生じることなく円滑に移動することができ。
(考案の効果) 本考案のシート状物搬送用ローラ軸体の回転駆動装置
は、回転伝達用車を有する駆動軸体が機台に回転自在に
装着されていると共に前記機台に移動自在に設置された
枠体に回転伝達用車を有するローラ軸体が回転自在に装
着されて前記ローラ軸体が駆動軸体に対して近接離反で
きるように構成され、前記回転伝達用車に掛け渡された
無端帯状物によって駆動軸体の回転がローラ軸体に伝達
されるようにした装置において、無端帯状物の緊張用車
を前記回転伝達用車間に位置するように前記機台に装着
すると共に、無端帯状物の案内車を前記枠体に装着して
ローラ軸体と一体的に移動せしめるように構成している
ため、回転伝達部が複数段にならず、回転伝達部の構成
が簡単になり、組立、補修作業を容易に行なうことがで
きる。
また、1本の無端帯状物によって駆動軸体の回転がロ
ーラ軸体に伝達されるため、駆動軸体に対して近接離反
するローラ軸体の移動量に制限されず、円滑、かつ確実
に回転を伝達することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のシート状物搬送用ローラ軸体の回転駆
動装置の1実施例を示す概略正面図である。 第2図は第1図におけるZ−Z矢視図である。 第3図は従来のシート状物搬送用ローラ軸体の回転駆動
装置の1実施例を示す概略図である。 2,4:ローラ軸体、3,5,9,12:軸受、ローラ:流体シリン
ダー、7:枠体、8,11:駆動用軸体、10,13,14,15,21:歯付
プーリ、16,17:歯付ベルト、18:第1緊張部材、19:第1
案内部材、20:第2緊張部材、

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転伝達用車を有する駆動軸体が機台に回
    転自在に装着されていると共に前記機台に移動自在に設
    置された枠体に回転伝達用車を有するローラ軸体が回転
    自在に装着されて前記ローラ軸体が駆動軸体に対して接
    近離反できるように構成され、前記回転伝達用車に掛け
    渡された無端帯状物によって駆動軸体の回転がローラ軸
    体に伝達されるようにした装置において、無端帯状物の
    緊張用車を前記回転伝達用車間に位置するように前記機
    台に装着すると共に、無端帯状物の案内車を前記枠体に
    装着してローラ軸体と一体的に移動せしめるようにした
    ことを特徴とするシート状物搬送用ローラ軸体の回転駆
    動装置。
JP11488290U 1990-10-31 1990-10-31 シート状物搬送用ローラ軸体の回転駆動装置 Expired - Fee Related JP2517497Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11488290U JP2517497Y2 (ja) 1990-10-31 1990-10-31 シート状物搬送用ローラ軸体の回転駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11488290U JP2517497Y2 (ja) 1990-10-31 1990-10-31 シート状物搬送用ローラ軸体の回転駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0470849U JPH0470849U (ja) 1992-06-23
JP2517497Y2 true JP2517497Y2 (ja) 1996-11-20

Family

ID=31862606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11488290U Expired - Fee Related JP2517497Y2 (ja) 1990-10-31 1990-10-31 シート状物搬送用ローラ軸体の回転駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2517497Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0470849U (ja) 1992-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5605215A (en) Conveying and centering apparatus
EP0845412B1 (en) Wrapping machine
US4328742A (en) Strapping apparatus feed and tension mechanism
AU2004208698B2 (en) Wrapping machine
CN1036906C (zh) 用于印刷机滚筒的清洗装置
US6076446A (en) Reciprocating mechanism of a sheet material cutting device
US5887816A (en) Dereeler for selectively feeding coiled stock into an associated fabricating machine
JP2517497Y2 (ja) シート状物搬送用ローラ軸体の回転駆動装置
JP2654491B2 (ja) 裁断機における吸引式載置台のシール装置
EP1008522B1 (en) Wrapping apparatus
JPH0746472Y2 (ja) 直進走行装置
JP2816761B2 (ja) レボルビング型巻取装置
IE34777B1 (en) Handrail drive for passenger conveyor
US6557381B1 (en) High capacity web winding apparatus for use in conjunction with a rotating circular knitting machine
DE60324511D1 (de) Hochgeschwindigkeitsmarkierungsvorrichtung
CN218578832U (zh) 一种基于直线皮带的环形输送装置
JPH09285940A (ja) 機械の巻取りカバー装置
JP2513058B2 (ja) ピックアンドプレ―スユニット
CN218988001U (zh) 一种新型链条输送机
JPS63645Y2 (ja)
JPS6211901Y2 (ja)
JP2721736B2 (ja) テンタクリップ用張力付与装置
JPH079823U (ja) チェーンコンベヤの駆動装置
JPS6013956B2 (ja) 移動手摺の駆動装置
KR880001611Y1 (ko) 테이프 장력 조절장치

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees