JP2517389Y2 - トラクタにおける流量切換弁の操作装置 - Google Patents
トラクタにおける流量切換弁の操作装置Info
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- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トラクタにおける流量切換弁の操作装置に
関する。
関する。
(従来の技術) トラクタにおける流量切換弁の操作装置として、第1
ポンプと主アクチエータとを第1油路で接続し、第2ポ
ンプと副アクチエータとを第2油路で接続し、前記第1,
2油路の中途部でかつトラクタキャビン外に、前記第1,2
ポンプを主,副アクチエータに夫々接続する独立位置と
第1,第2ポンプをともに主,副アクチエータに接続する
合流位置とに切換可能な2位置切換弁を設け、該切換弁
を切換え操作する操作レバーを、トラクタキャビン内に
設けたレバーガイドのガイド孔に挿設したものがある。
ポンプと主アクチエータとを第1油路で接続し、第2ポ
ンプと副アクチエータとを第2油路で接続し、前記第1,
2油路の中途部でかつトラクタキャビン外に、前記第1,2
ポンプを主,副アクチエータに夫々接続する独立位置と
第1,第2ポンプをともに主,副アクチエータに接続する
合流位置とに切換可能な2位置切換弁を設け、該切換弁
を切換え操作する操作レバーを、トラクタキャビン内に
設けたレバーガイドのガイド孔に挿設したものがある。
(考案が解決しようとする課題) 前述した従来の技術においては、操作レバーはキャビ
ン内で操作され、2位置切換弁はキャビン外に設けてい
るため、操作レバーはこのレバー長が長大となって僅か
なガタでもレバーガイドに設けたガイド孔と接続し異音
が発生し、この異音はキャビン内で起こるので運転者は
耳ざわりであった。
ン内で操作され、2位置切換弁はキャビン外に設けてい
るため、操作レバーはこのレバー長が長大となって僅か
なガタでもレバーガイドに設けたガイド孔と接続し異音
が発生し、この異音はキャビン内で起こるので運転者は
耳ざわりであった。
このため、レバーガイドを金属製のカラー又はブシュ
等で支持すると、通常、キャビンは車体に防振ゴム等で
浮動的に支持されていることから、このキャビンの浮動
を吸収できないという問題があった。
等で支持すると、通常、キャビンは車体に防振ゴム等で
浮動的に支持されていることから、このキャビンの浮動
を吸収できないという問題があった。
本考案は、前述した問題点を解決することを目的とす
る。
る。
(課題を解決するための手段) 本考案は、第1ポンプ23と主アクチエータ30とを第1
油路28で接続し、第2ポンプ23と副アクチエータ10とを
第2油路31で接続し、前記第1,2油路28,31の中途部でか
つトラクタキャビン11外に、前記第1,2ポンプ23,24を
主,副アクチエータ30,32に夫々接続する独立位置Aと
第1,第2ポンプ23,24をともに主,副アクチエータ30,32
に接続する合流位置Bとに切換可能な2位置切換弁8を
設け、該切換弁8を切換え操作する操作レバー9を、ト
ラクタキャビン11内に設けたレバーガイド14のガイド孔
13に挿設したものにおいて、前述の目的を達成するため
に、次の技術的手段を講じている。
油路28で接続し、第2ポンプ23と副アクチエータ10とを
第2油路31で接続し、前記第1,2油路28,31の中途部でか
つトラクタキャビン11外に、前記第1,2ポンプ23,24を
主,副アクチエータ30,32に夫々接続する独立位置Aと
第1,第2ポンプ23,24をともに主,副アクチエータ30,32
に接続する合流位置Bとに切換可能な2位置切換弁8を
設け、該切換弁8を切換え操作する操作レバー9を、ト
ラクタキャビン11内に設けたレバーガイド14のガイド孔
13に挿設したものにおいて、前述の目的を達成するため
に、次の技術的手段を講じている。
すなわち、本考案は、弾性変形可能な材料よりなる支
持部材18に、軸方向の摺動を許容して前記操作レバー9
を挿通する支持孔19を設け、前記ガイド孔13を閉塞して
前記支持部材18をレバーガイド14に装着していることを
特徴とするものである。
持部材18に、軸方向の摺動を許容して前記操作レバー9
を挿通する支持孔19を設け、前記ガイド孔13を閉塞して
前記支持部材18をレバーガイド14に装着していることを
特徴とするものである。
(作用) トラクタキャビン11内において操作レバー9を軸方向
に操作すると、切換弁8のスプール8Aは、独立位置Aと
合流位置Bとに切換られる。
に操作すると、切換弁8のスプール8Aは、独立位置Aと
合流位置Bとに切換られる。
この操作において、支持部材18の支持孔19に挿通した
操作レバー9の軸方向摺動は、支持部材18の弾性変形に
よって差程の抵抗となることはない。
操作レバー9の軸方向摺動は、支持部材18の弾性変形に
よって差程の抵抗となることはない。
また、操作レバー9がレバーガイド14のガイド孔13に
接触することが防止され、異音の発生もない。
接触することが防止され、異音の発生もない。
更にキャビン11が浮動しても支持部材18の弾性変形で
これを吸収するし、キャビン11外からのキャビン11内へ
の異音侵入は、ガイド孔13を支持部材18で閉塞している
ことから阻止する。
これを吸収するし、キャビン11外からのキャビン11内へ
の異音侵入は、ガイド孔13を支持部材18で閉塞している
ことから阻止する。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
本考案を適用した第7図、第8図において、1はトラ
クタ車体で、該車体1の後部の後輪2のためのフェンダ
3間は、フロアーシート4で連結されていて、フェンダ
3間のフロアーシート4には運転席5が設けられ、この
運転席5の左右両側には、作業機昇降用油圧装置のため
の制御レバー装置6と走行系変速レバー7とともに流量
切換弁8の操作レバー9等を有する操作レバー装置10が
設けられている。
クタ車体で、該車体1の後部の後輪2のためのフェンダ
3間は、フロアーシート4で連結されていて、フェンダ
3間のフロアーシート4には運転席5が設けられ、この
運転席5の左右両側には、作業機昇降用油圧装置のため
の制御レバー装置6と走行系変速レバー7とともに流量
切換弁8の操作レバー9等を有する操作レバー装置10が
設けられている。
前記運転席5、各レバー装置6,10はキャビン11によっ
て覆われており、前記切換弁8はフロアーシート4の下
方におけるキャビン外に設けられ、キャビン11は防振ゴ
ム装置12等で浮動的に支持されている。
て覆われており、前記切換弁8はフロアーシート4の下
方におけるキャビン外に設けられ、キャビン11は防振ゴ
ム装置12等で浮動的に支持されている。
第1図から第6図において、フロアーシート4上には
ガイド孔13を有するレバーガイド14がボルト15等で固定
してあり、操作レバー9は前記ガイド孔13およびフロア
ーシート4に形成したガイド孔16に上下方向として挿通
され、該操作レバー9の下端は、中継リンク17を介して
切換弁8のスプール8Aに連結され、操作レバー9の軸方
向、すなわち上下動で後述する独立位置Aと合流位置B
とにそれぞれ切換可能である。
ガイド孔13を有するレバーガイド14がボルト15等で固定
してあり、操作レバー9は前記ガイド孔13およびフロア
ーシート4に形成したガイド孔16に上下方向として挿通
され、該操作レバー9の下端は、中継リンク17を介して
切換弁8のスプール8Aに連結され、操作レバー9の軸方
向、すなわち上下動で後述する独立位置Aと合流位置B
とにそれぞれ切換可能である。
ゴム、エラストマー等の弾性変形可能な材料よりなる
支持部材18が前記ガイド孔13を閉塞してレバーガイド14
に装着されている。
支持部材18が前記ガイド孔13を閉塞してレバーガイド14
に装着されている。
支持部材18は支持孔19を有し、この支持孔19はこの孔
壁が操作レバー9に弾性変形を介して密接しており、該
レバー9の軸方向摺動を許容して該レバー9を支持して
いる。
壁が操作レバー9に弾性変形を介して密接しており、該
レバー9の軸方向摺動を許容して該レバー9を支持して
いる。
第1図、第2図で示す第1実施例では、レバーガイド
14の裏面に平板状の支持部材18が添接され、レバーガイ
ド14の表面に添接したストッパ板20とボルト22により共
締めされている。
14の裏面に平板状の支持部材18が添接され、レバーガイ
ド14の表面に添接したストッパ板20とボルト22により共
締めされている。
ストッパ板20はガイド孔13と支持孔19との中間程度の
大きさのガイド孔21を有し、支持部材18が弾性変形する
のをガイド孔21に操作レバー9が接当するまで許容し、
かつ該レバー9のそれ以上の傾斜はガイド孔21で規制し
ている。
大きさのガイド孔21を有し、支持部材18が弾性変形する
のをガイド孔21に操作レバー9が接当するまで許容し、
かつ該レバー9のそれ以上の傾斜はガイド孔21で規制し
ている。
第3図は第2実施例を示し、支持部材18の下面にもガ
イド孔21を有するストッパ位置20を共締めしたものであ
る。
イド孔21を有するストッパ位置20を共締めしたものであ
る。
第4図は第3実施例を示し、支持部材18をレバーガイ
ド14の表面にボルト22で装着したものである。
ド14の表面にボルト22で装着したものである。
第5図は第4実施例を示し、第3実施例の支持部材18
上に、ストッパ板20を共締めしたものである。
上に、ストッパ板20を共締めしたものである。
第6図は第5実施例を示し、支持部材18をガイド孔13
に嵌合する鍔付きブシュで構成したものである。
に嵌合する鍔付きブシュで構成したものである。
第12図はフロントローダ作業機、ケーンカッタ、モー
ア、ロータリ耕耘機、リフト装置等のアクチエータを備
えたインプルメントを装備可能なトラクタの油圧回路を
示している。
ア、ロータリ耕耘機、リフト装置等のアクチエータを備
えたインプルメントを装備可能なトラクタの油圧回路を
示している。
第12図において、23,24,25はトラクタエンジンによっ
て駆動されるポンプで、ミッションケースで形成された
オイルタンク26から吸入路27を介して潤滑油を吸引し、
トラクタ内外にアクチエータへ圧油供給可能になってい
る。
て駆動されるポンプで、ミッションケースで形成された
オイルタンク26から吸入路27を介して潤滑油を吸引し、
トラクタ内外にアクチエータへ圧油供給可能になってい
る。
第1ポンプ23は第1油路28を介して後装作業機昇降用
油圧装置29のシリンダ、即ち第1アクチエータ30(主ア
クチエータ)に接続されており、第2ポンプ24は第2油
路31を介して外部油圧機構のシリンダ又は油圧モータ等
の第2アクチエータ32(副アクチエータ)に接続されて
いる。
油圧装置29のシリンダ、即ち第1アクチエータ30(主ア
クチエータ)に接続されており、第2ポンプ24は第2油
路31を介して外部油圧機構のシリンダ又は油圧モータ等
の第2アクチエータ32(副アクチエータ)に接続されて
いる。
第3ポンプ25の供給油路33にはプライオリティバルブ
34、パワーステアリングバルブ35、PTO変速バルブ36、
倍速切換バルブ37、前後進切換バルブ38が接続されてい
る。
34、パワーステアリングバルブ35、PTO変速バルブ36、
倍速切換バルブ37、前後進切換バルブ38が接続されてい
る。
即ち、第3ポンプ25からの吐出油は、プライオリティ
バルブ34で一部が戻り油路39へ戻されると共に、優先的
にパワーステアリングバルブ35へ供給されて、パワース
テアリングシリンダ40を作動し、それを経由した圧油は
PTO変速バルブ36へ供給されて、PTO変速油圧クラッチ41
を作動する一方、倍速切換バルブ37へ供給されて、トラ
クタ前輪を後輪より2倍の速さで駆動する変速装置の油
圧クラッチ42を作動し、これに並行して前後進切換バル
ブ38へ供給されて、前後進切換油圧クラッチ43を作動
し、PTO変速バルブ36と前後進切換バルブ38を通過した
後、戻り油路39を通ってオイルタンク36に戻されるよう
になっている。
バルブ34で一部が戻り油路39へ戻されると共に、優先的
にパワーステアリングバルブ35へ供給されて、パワース
テアリングシリンダ40を作動し、それを経由した圧油は
PTO変速バルブ36へ供給されて、PTO変速油圧クラッチ41
を作動する一方、倍速切換バルブ37へ供給されて、トラ
クタ前輪を後輪より2倍の速さで駆動する変速装置の油
圧クラッチ42を作動し、これに並行して前後進切換バル
ブ38へ供給されて、前後進切換油圧クラッチ43を作動
し、PTO変速バルブ36と前後進切換バルブ38を通過した
後、戻り油路39を通ってオイルタンク36に戻されるよう
になっている。
前記第1ポンプ23用の第1油路28には、リリーフ弁4
4、2位置切換弁8及びドラフト制御バルブ45が設けら
れており、第2ポンプ24用の第2油路31には、リリーフ
弁46、2位置切換弁8及び補助制御バルブ47が設けられ
ている。
4、2位置切換弁8及びドラフト制御バルブ45が設けら
れており、第2ポンプ24用の第2油路31には、リリーフ
弁46、2位置切換弁8及び補助制御バルブ47が設けられ
ている。
前記2位置切換弁8は両油路28,31が共に連通されて
おり、独立位置Aと合流位置Bとを有する。独立位置A
は第1ポンプ23を第1アクチエータ30に接続し、第2ポ
ンプ24を第2アクチエータ32に接続し、両油路28,31を
独立形態にするものであり、合流位置Bは第1・2ポン
プ23,24を共に第2アクチエータ32に接続して、合流し
た大流量の圧油を供給する形態にするものである。
おり、独立位置Aと合流位置Bとを有する。独立位置A
は第1ポンプ23を第1アクチエータ30に接続し、第2ポ
ンプ24を第2アクチエータ32に接続し、両油路28,31を
独立形態にするものであり、合流位置Bは第1・2ポン
プ23,24を共に第2アクチエータ32に接続して、合流し
た大流量の圧油を供給する形態にするものである。
2個のリリーフ弁44,46はリリーフ圧が異なってお
り、第1アクチエータ30用のリリーフ弁44は第2アクチ
エータ32用のリリーフ弁46より高く設定されており、例
えばリリーフ弁46が180kgf/cm2のとき、リリーフ弁44は
200kgf/cm2に設定する。
り、第1アクチエータ30用のリリーフ弁44は第2アクチ
エータ32用のリリーフ弁46より高く設定されており、例
えばリリーフ弁46が180kgf/cm2のとき、リリーフ弁44は
200kgf/cm2に設定する。
これにより、第1・第2ポンプ23,24の圧油が合流し
て第2アクチエータ32に供給されるとき、そのリリーフ
圧は180kgf/cm2となり、リリーフ弁46のみが作動し、リ
リーフ弁44は作動しなく、共振は防止され、チャタリン
グ音の発生はない。また、リリーフ弁44のリリーフ圧を
高く設定することにより、第1アクチエータ30の作動力
を増大したり、第1アクチエータ30を小型化したりする
ことが可能になる。
て第2アクチエータ32に供給されるとき、そのリリーフ
圧は180kgf/cm2となり、リリーフ弁46のみが作動し、リ
リーフ弁44は作動しなく、共振は防止され、チャタリン
グ音の発生はない。また、リリーフ弁44のリリーフ圧を
高く設定することにより、第1アクチエータ30の作動力
を増大したり、第1アクチエータ30を小型化したりする
ことが可能になる。
前記油圧回路ではオイルタンク26から3台のポンプ2
3,24,25に大量の油を吸引しなければならないため、オ
イルフイルタ48も大流量通過可能にされる。
3,24,25に大量の油を吸引しなければならないため、オ
イルフイルタ48も大流量通過可能にされる。
このオイルフイルタ48は1個の大容量型を使用するこ
とはできるが、通常、オイルフイルタはエンジン側部に
配置されるため、大径のものを使用するとボンネットか
ら突出したりして好ましくない。そこで小容量のものを
2個使用することが考えられるが、2個のオイルフイル
タの1管を二叉にして単純に並列に接続すると、油流通
量に大きな差異が生じ、一方のオイルフイルタの濾過効
率が低下することがあり、また配管も困難である。
とはできるが、通常、オイルフイルタはエンジン側部に
配置されるため、大径のものを使用するとボンネットか
ら突出したりして好ましくない。そこで小容量のものを
2個使用することが考えられるが、2個のオイルフイル
タの1管を二叉にして単純に並列に接続すると、油流通
量に大きな差異が生じ、一方のオイルフイルタの濾過効
率が低下することがあり、また配管も困難である。
第10,11図には前記問題点を解消した2連オイルフイ
ルタ48を例示している。
ルタ48を例示している。
49は共通ブラケットで、2個の取付けネジ体50,51を
有し、各取付けネジ体50にケース52,53が着脱自在に螺
合されており、各ケース52,53内にはエレメント54が配
置されている。各ケース52,53の蓋部55には吸込口56,57
が形成され、取付けネジ体50,51の内部が吐出口58,59と
なっている。
有し、各取付けネジ体50にケース52,53が着脱自在に螺
合されており、各ケース52,53内にはエレメント54が配
置されている。各ケース52,53の蓋部55には吸込口56,57
が形成され、取付けネジ体50,51の内部が吐出口58,59と
なっている。
前記共通ブラケット49には前後逆方向から吸入路60と
吐出路61とが形成され、吸入路60は2個のケース52,53
の吸入口56,57と通路62,63を介して連通し、吐出路61も
2個のケース52,53用の吐出口58,59と連通している。
吐出路61とが形成され、吸入路60は2個のケース52,53
の吸入口56,57と通路62,63を介して連通し、吐出路61も
2個のケース52,53用の吐出口58,59と連通している。
前記吸入路60は先細り状の孔であり、油流れ方向手前
の吸入口56までが太く、オイルフイルタ2個分の油量が
流れるに充分な孔断面積であり、それから先は細く、吸
入口56から吸入口57まではオイルフイルタ1個分の油量
が流れるだけの孔断面積となっている。
の吸入口56までが太く、オイルフイルタ2個分の油量が
流れるに充分な孔断面積であり、それから先は細く、吸
入口56から吸入口57まではオイルフイルタ1個分の油量
が流れるだけの孔断面積となっている。
前記吐出路61が先広がり状の孔であり、油流れ方向手
前の吐出口58から先の吐出口59までは細く、オイルフイ
ルタ1個分の油量が流れるに充分な孔断面積であり、先
の吐出口59から川下側は太く、オイルフイルタ2個分の
油量が流れ得る孔断面積である。
前の吐出口58から先の吐出口59までは細く、オイルフイ
ルタ1個分の油量が流れるに充分な孔断面積であり、先
の吐出口59から川下側は太く、オイルフイルタ2個分の
油量が流れ得る孔断面積である。
前記吸入路60は先細り形状であるので、2個のケース
52,53へ略均等の油を流入させることができ、吐出路61
は先広がり形状であるので、2個のケース52,53から略
均等の油を流出させることができ、よって2連オイルフ
イルタ48は2個分の濾過効果を充分に発揮することが可
能となる。また吸入路60及び吐出路61は逆方向に先細り
形状であるため、左右方向に近接することができ、共通
ブラケット49の左右幅を充分に小さくできる。
52,53へ略均等の油を流入させることができ、吐出路61
は先広がり形状であるので、2個のケース52,53から略
均等の油を流出させることができ、よって2連オイルフ
イルタ48は2個分の濾過効果を充分に発揮することが可
能となる。また吸入路60及び吐出路61は逆方向に先細り
形状であるため、左右方向に近接することができ、共通
ブラケット49の左右幅を充分に小さくできる。
なお、吐出路61には第2ポンプ24への油路62が接続さ
れている。
れている。
第9図を参照すると、第1ポンプ23と第3ポンプ25は
前車軸ブラケット63上に配置された2連ポンプであり、
エンジンの動力取出軸64を介して駆動される。
前車軸ブラケット63上に配置された2連ポンプであり、
エンジンの動力取出軸64を介して駆動される。
吸入油路27は分配油路を有する共通ブラケット65に接
続され、該共通ブラケット65はポンプケースに取付けら
れ、各ポンプ23,25に送液する。
続され、該共通ブラケット65はポンプケースに取付けら
れ、各ポンプ23,25に送液する。
(考案の効果) 本考案は、弾性変形可能な材料よりなる支持部材18
に、軸方向の摺動を許容して前記操作レバー9を挿通す
る支持孔19を設け、前記ガイド孔13を閉塞して前記支持
部材18をレバーガイド14に装着しているので、操作レバ
ー9とレバーガイド14のガイド孔13との接触は、支持部
材18で防止しつつ操作レバー9を支持できるから、異音
発生を防止できるし、異音(走行振動)がキャビン11内
に侵入するのを防止できる。
に、軸方向の摺動を許容して前記操作レバー9を挿通す
る支持孔19を設け、前記ガイド孔13を閉塞して前記支持
部材18をレバーガイド14に装着しているので、操作レバ
ー9とレバーガイド14のガイド孔13との接触は、支持部
材18で防止しつつ操作レバー9を支持できるから、異音
発生を防止できるし、異音(走行振動)がキャビン11内
に侵入するのを防止できる。
また、キャビン11を浮動支持しても、支持部材18の弾
性変形で、ガタを吸収できる。
性変形で、ガタを吸収できる。
第1図から第6図は本考案の実施例を示し、第1図は第
1実施例の立断面図、第2図は平断面図、第3図から第
6図は第2〜5実施例の立断面図、第7図は本案を適用
したトラクタ後部の側面図、第8図は同正面図、第9図
はポンプ装着状態の平面図、第10図はフイルタ装置の立
断面図、第11図は同平断面図、第12図は油圧回路図であ
る。 8……切換弁、9……操作レバー、11……キャビン、13
……ガイド孔、14……レバーガイド、18……支持部材、
19……支持孔、23……第1ポンプ、24……第2ポンプ、
28……第1油路、31……第2油路。
1実施例の立断面図、第2図は平断面図、第3図から第
6図は第2〜5実施例の立断面図、第7図は本案を適用
したトラクタ後部の側面図、第8図は同正面図、第9図
はポンプ装着状態の平面図、第10図はフイルタ装置の立
断面図、第11図は同平断面図、第12図は油圧回路図であ
る。 8……切換弁、9……操作レバー、11……キャビン、13
……ガイド孔、14……レバーガイド、18……支持部材、
19……支持孔、23……第1ポンプ、24……第2ポンプ、
28……第1油路、31……第2油路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−182836(JP,U) 実開 昭59−1769(JP,U) 実開 昭62−184032(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】第1ポンプ(23)と主アクチエータ(30)
とを第1油路(28)で接続し、第2ポンプ(24)と副ア
クチエータ(10)とを第2油路(31)で接続し、前記第
1,2油路(28)(31)の中途部でかつトラクタキャビン
(11)外に、前記第1,2ポンプ(23)(24)を主,副ア
クチエータ(30)(32)に夫々接続する独立位置(A)
と第1,第2ポンプ(23)(24)をともに主,副アクチエ
ータ(30)(32)に接続する合流位置(B)とに切換可
能な2位置切換弁(8)を設け、該切換弁(8)を切換
え操作する操作レバー(9)を、トラクタキャビン(1
1)内に設けたレバーガイド(14)のガイド孔(13)に
挿設したものにおいて、 弾性変形可能な材料よりなる支持部材(18)に、軸方向
の摺動を許容して前記操作レバー(9)を挿通する支持
孔(19)を設け、前記ガイド孔(13)を閉塞して前記支
持部材(18)をレバーガイド(14)に装着していること
を特徴とするトラクタにおける流量切換弁の操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12004290U JP2517389Y2 (ja) | 1990-11-15 | 1990-11-15 | トラクタにおける流量切換弁の操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12004290U JP2517389Y2 (ja) | 1990-11-15 | 1990-11-15 | トラクタにおける流量切換弁の操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0477079U JPH0477079U (ja) | 1992-07-06 |
JP2517389Y2 true JP2517389Y2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=31867969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12004290U Expired - Lifetime JP2517389Y2 (ja) | 1990-11-15 | 1990-11-15 | トラクタにおける流量切換弁の操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2517389Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6753070B2 (ja) * | 2016-02-19 | 2020-09-09 | 株式会社タダノ | 操作レバー |
-
1990
- 1990-11-15 JP JP12004290U patent/JP2517389Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0477079U (ja) | 1992-07-06 |
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