JP2516629B2 - 注出容器 - Google Patents

注出容器

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JP2516629B2 JP62125458A JP12545887A JP2516629B2 JP 2516629 B2 JP2516629 B2 JP 2516629B2 JP 62125458 A JP62125458 A JP 62125458A JP 12545887 A JP12545887 A JP 12545887A JP 2516629 B2 JP2516629 B2 JP 2516629B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,例えば,排水パイプ等の内面を洗浄するの
に便利な,液体洗剤等の内容物を横方向に注出する注出
容器に関するものである。
〔従来の技術〕
一従来技術を説明する。例えば,排水パイプの内面に
汚れが付着することによって排水の具合が悪くなった
り,又,悪臭発生の原因となるが,このパイプ内面の汚
れを落とすため液体洗剤等をパイプ中に流す方法があ
る。
従来,一般にこの液体洗剤等の内容物は,合成樹脂製
等の弾性変形が容易な容器に収納され,容器に対する押
圧力の作用によって注出される。そして液体洗剤が注出
される開口部は,通常,口筒9の中央に形成され,ボト
ルを押圧すると真っ直ぐ前方に注出されるものとなって
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記した一従来技術において問題となるのは,注出さ
れた内容物が効率良くパイプ内面に供給されないことで
ある。すなわち,この従来技術においては内容物は前方
へ注出されるため,パイプの内面に内容物を供給するた
めには容器を傾斜させて注出操作を行う必要がある。パ
イプが太い場合にはこうして容器を傾斜させ,内容物を
パイプ内面に供給することも可能であるが,パイプが細
く容器の口筒9がやっと入る程度であると,口筒9を挿
入した状態で容器を傾斜させることは不可能である。そ
の結果,パイプ内面に内容物をうまく供給することが出
来ず,内容物を無駄にしてしまうことになる。
本発明は,こうした問題に鑑み考えられたもので,パ
イプ内面の洗浄等に特に有効な注出容器を提供すること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため本発明は,容器本体1と,中栓体2と,注出
栓体3とから構成した。
容器本体1は,押圧力によって容易に弾性変形するも
のとした。
中栓体2は,上方に弾性変形する有底筒形状体の底壁
6中央部に組付き部7を形成すると共に,組付き部7の
周囲に注出口8を形成し,容器本体1口筒9内周面に密
に組付けるものである。
注出栓体3は,口筒9と中栓体2との組付き物の上端
面に当接する円板状板片10の下面中央から,中栓体2の
組付き部7に組付く接合部材11を垂下設して構成した。
そして,容器本体1を押圧した状態において板片10
と,口筒9と中栓体2との組付き物との間に横方向に内
容物が注出する間隙5を形成した。
又,注出栓体3板片10下面から,中栓体2内周面に近
接する筒壁12を垂下設し,筒壁12外周面に複数の縦溝13
を設けても良い。
〔作用〕
容器本体1が押圧されていない状態においては,板片
10が口筒9と中栓体12との組付き物に当接しているの
で,例え容器本体1を逆さ状態にしても内容物は注出さ
れない(第1図参照)。
この注出容器を逆さ状態にして,容器本体1を押圧す
ると,この容器本体1は弾性変形し,その圧力によって
内容物が板片10を押圧する。この力によって接合部材11
が組付いている底壁6が弾性変形し,板片10と,口筒9
と中栓体2との組付き物との間に間隙5が形成される。
そして,この間隙5から内容物が横方向に注出される
(第2図参照)。
容器本体1に対する押圧をやめると,容器本体1は元
の状態に弾性復帰する。それに伴い板片10に対する押圧
力が消滅するので,底壁6も原形に弾性復帰し,板片10
が再び口筒9と中栓体2との組付き物に当接して,元の
状態に戻る。
例えば,排水パイプ等の内周面に付着した汚れを落と
す場合等は,キャップ体4を取り外した後容器本体1の
口筒9をパイプ内に真っ直ぐ入れる。次に容器本体1を
押圧する。この押圧力によって容器本体1は弾性変形
し,液体洗剤等の内容物が間隙5から注出される。この
内容物は,前記したように横方向(容器本体1に対して
ほぼ垂直方向)に注出されるので,パイプの内周面に確
実に付着する。
又,注出栓体3に筒壁12を設け,その筒壁12に縦溝13
を形成した場合は,筒壁12は中栓体2内周面に近接して
形成されているので,液体洗剤は縦溝13を通過して間隙
5から注出されることになる。すなわち,口筒9全周に
わたって形成される間隙5から平均に注出されるのでは
なく,縦溝13が形成されている部分から注出されるわけ
である。これによって,液体洗剤は小さな押圧力で遠く
まで到達することになる。
さらに,この筒壁12によって,注出栓体3と中栓2と
の組付きが安定したものとなる。
〔実施例〕
第1図から第4図に,一実施例を示す。
中栓体2はその上端部にフランジ片14を有し,そのフ
ランジ片14下面が口筒9上端に当接して組付いている。
このフランジ片14によって口筒9に対する組付きが強固
なものとなっている。
この中栓体2の組付き部7は,円形の孔で形成してい
る。そして,注出栓体3の接合部材11は,下端部に中栓
体2組付き部7である円形の孔に下から係止する突出部
を有する係合棒片15と,中栓体2の底壁6に上方から当
接する当接棒片16とから構成している。この係合棒片15
と当接棒片16とで,中栓体2に強固に組付いている。勿
論,こうした組付き方法に限定する必要はなく,例え
ば,係合棒片15のみで組付き部7に抜け出し不能に組付
ける等,様々な手段が考えられる。
この実施例は,筒壁12に縦溝13を形成した注出栓体3
を示している。この筒壁12を設けたことによって,前記
したように容器本体1内の液体洗剤は縦溝13を通過して
注出されることになり,通路が規制されているため注出
される液体洗剤の勢いも強くなって遠くまで到達する。
この縦溝13の幅や数は,適宜設定される。
又,筒壁12は,中栓体2内周面に近接して設けられて
いるので,中栓体2との組付き姿勢を安定する作用効果
も有する。
容器本体1は,合成樹脂製容器やチューブ容器等,押
圧力によって弾性変形するものを対象とするものであ
る。
さらに,キャップ体4が螺合組付けされており,この
キャップ体4が板片10を下方に押圧することによって,
容器本体1内を密閉している。
尚,本発明による注出容器は,パイプの洗浄に使用す
るものに限定するものではない。
〔発明の効果〕
このように本発明は,容器本体1を押圧すると内容物
が容器本体1に対して横方向に注出されるので,例えば
パイプ内を洗浄する場合には,その注出された内容物は
パイプ内周面に確実に付着する。これによって,内容物
を無駄にすることがない。
又,従来容器のように,内容物注出時に容器本体1を
傾斜させる必要がないので,注出操作を容易に行うこと
が出来る,等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例において密閉状態を示す半断面図,第
2図はそれが解放され内容物を注出している状態を示す
半断面図,第3図は注出栓体の一実施例を示す斜視図,
第4図は中栓体の一実施例を示す同じく斜視図である。 符号の説明 1:容器本体,2:中栓体,3:注出栓体,4:キャップ体,5:間
隙,6:底壁,7:組付き部,8:注出口,9:口筒,10:板片,11:接
合部材,12:筒壁,13:縦溝,14:フランジ片,15:係合棒片,1
6:当接棒片。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】押圧力によって弾性変形する容器本体
    (1)と, 有底筒形状体の上方に弾性変形する底壁(6)中央部に
    組付き部(7)を形成すると共に,該組付き部(7)の
    周囲に注出口(8)を形成し,前記容器本体(1)口筒
    (9)内周面に密に組付く中栓体(2)と, 前記口筒(9)と中栓体(2)との組付き物の上端面に
    当接する円板状板片(10)の下面中央から,前記中栓体
    (2)の組付き部(7)に組付く接合部材(11)を垂下
    設した注出栓体(3)とから構成し, 前記容器本体(1)を押圧した状態において,前記板片
    (10)と,前記口筒(9)と中栓体(2)との組付き物
    との間に横方向に内容物が注出する間隙(5)を形成し
    て成る注出容器。
  2. 【請求項2】押圧力によって弾性変形する容器本体
    (1)と, 有底筒形状体の上方に弾性変形する底壁(6)中央部に
    組付き部(7)を形成すると共に,該組付き部(7)の
    周囲に注出口(8)を形成し,前記容器本体(1)口筒
    (9)内周面に密に組付く中栓体(2)と, 前記口筒(9)と中栓体(2)との組付き物の上端面に
    当接する円板状板片(10)の下面中央から,前記中栓体
    (2)の組付き部(7)に組付く接合部材(11)を垂下
    設した注出栓体(3)とから構成し, 前記容器本体(1)を押圧した状態において,前記板片
    (10)と,前記口筒(9)と中栓体(2)との組付き物
    との間に横方向に内容物が注出する間隙(5)を形成す
    ると共に,前記注出栓体(3)板片(10)下面から,前
    記中栓体(2)内周面に近接する筒壁(12)を垂下設
    し,該筒壁(12)外周面に複数の縦溝(13)を設けて成
    る注出容器。
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