JP2516051Y2 - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
- Publication number
- JP2516051Y2 JP2516051Y2 JP1991008126U JP812691U JP2516051Y2 JP 2516051 Y2 JP2516051 Y2 JP 2516051Y2 JP 1991008126 U JP1991008126 U JP 1991008126U JP 812691 U JP812691 U JP 812691U JP 2516051 Y2 JP2516051 Y2 JP 2516051Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- bracket
- screws
- thermal
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electronic Switches (AREA)
- Facsimile Heads (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば電話回線を用い
て文章などの送信又は受信を行うファクシミリなどの記
録装置に関する。
て文章などの送信又は受信を行うファクシミリなどの記
録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿を読取るイメージリーダなど
のヘッド、並びに受信情報を記録紙に書込む感熱記録用
サーマルヘッドなどを取付け、送受信する技術があっ
た。
のヘッド、並びに受信情報を記録紙に書込む感熱記録用
サーマルヘッドなどを取付け、送受信する技術があっ
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来技術は、サー
マルヘッドの左右側部をビスによってヘッドブラケット
に一体的に固定させていたから、サーマルヘッドとヘッ
ドブラケットの熱膨張量の相違によってサーマルヘッド
が変形損傷し易い等の問題があった。
マルヘッドの左右側部をビスによってヘッドブラケット
に一体的に固定させていたから、サーマルヘッドとヘッ
ドブラケットの熱膨張量の相違によってサーマルヘッド
が変形損傷し易い等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本考案は、鉄板
製のヘッドブラケットにアルミ製のサーマルヘッドを直
に取付ける記録装置において、前記ヘッドの左右幅中央
と左右側部の3点を前記ブラケットにビス止めすると共
に、左右側部のビスは段付ビスとし、且つ、該段付ビス
を挿入するブラケットのビス穴は左右に長い長孔とする
ことを特徴とするもので、左右に長いヘッドとブラケッ
トの熱膨張量の相違によるヘッドの変形を全幅にわたっ
てこの左右側部で確実に吸収し得、温度変化によるヘッ
ドの変形損傷を防止し、ヘッド機能の維持及び耐久性の
向上などを容易に図り得るものである。
製のヘッドブラケットにアルミ製のサーマルヘッドを直
に取付ける記録装置において、前記ヘッドの左右幅中央
と左右側部の3点を前記ブラケットにビス止めすると共
に、左右側部のビスは段付ビスとし、且つ、該段付ビス
を挿入するブラケットのビス穴は左右に長い長孔とする
ことを特徴とするもので、左右に長いヘッドとブラケッ
トの熱膨張量の相違によるヘッドの変形を全幅にわたっ
てこの左右側部で確実に吸収し得、温度変化によるヘッ
ドの変形損傷を防止し、ヘッド機能の維持及び耐久性の
向上などを容易に図り得るものである。
【0005】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は要部の説明図、図2は全体の斜視図、図3
は側面図であり、ファクシミリの本体ケース(1)上面
側に開閉自在な上ケースであるアッパードア(2)を装
設させると共に、操作部(3)及び原稿差込口(4)な
どを前記ドア(2)に配設している。
する。図1は要部の説明図、図2は全体の斜視図、図3
は側面図であり、ファクシミリの本体ケース(1)上面
側に開閉自在な上ケースであるアッパードア(2)を装
設させると共に、操作部(3)及び原稿差込口(4)な
どを前記ドア(2)に配設している。
【0006】さらに、前記ドア(2)後端と本体ケース
(1)の間に原稿取出口(5)を形成すると共に、前記
ドア(2)前端と本体ケース(1)の間に記録紙送出口
(6)を形成している。
(1)の間に原稿取出口(5)を形成すると共に、前記
ドア(2)前端と本体ケース(1)の間に記録紙送出口
(6)を形成している。
【0007】また、動作内容及び機能などを表示する表
示板(7)を前記ドア(2)上面に配設すると共に、前
記ドア(2)が閉支持されているときだけ点灯してその
閉支持を表示する発光表示器(8)を操作部(3)の近
くに設けている。
示板(7)を前記ドア(2)上面に配設すると共に、前
記ドア(2)が閉支持されているときだけ点灯してその
閉支持を表示する発光表示器(8)を操作部(3)の近
くに設けている。
【0008】さらに、図3に示す如く、本体ケース
(1)内部のロール紙支持部(9)にロール巻き状の記
録紙(10)を載せると共に、送出口(6)から記録紙
(10)を送出するプラテンローラ(11)を備え、該
ローラ(11)の芯軸(12)を本体ケース(1)の略
一定位置に回転自在に軸支している。
(1)内部のロール紙支持部(9)にロール巻き状の記
録紙(10)を載せると共に、送出口(6)から記録紙
(10)を送出するプラテンローラ(11)を備え、該
ローラ(11)の芯軸(12)を本体ケース(1)の略
一定位置に回転自在に軸支している。
【0009】また、支軸(13)を中心に上方に開動自
在に前記アッパードア(2)を弾圧支持すると共に、原
稿紙(14)を挿入する差込口(4)より前方のドア
(2)下面側にアッパーシャーシ(15)を固設させ、
該シャーシ(15)に鉄板製ヘッドブラケット(16)
を介してアルミニュウム製感熱記録サーマルヘッド(1
7)を取付けるもので、ヘッドブラケット(16)両側
の下向き二叉部(16a)を芯軸(12)に嵌合させ、
芯軸(12)により前記ヘッド(17)の位置決めを行
うように構成している。
在に前記アッパードア(2)を弾圧支持すると共に、原
稿紙(14)を挿入する差込口(4)より前方のドア
(2)下面側にアッパーシャーシ(15)を固設させ、
該シャーシ(15)に鉄板製ヘッドブラケット(16)
を介してアルミニュウム製感熱記録サーマルヘッド(1
7)を取付けるもので、ヘッドブラケット(16)両側
の下向き二叉部(16a)を芯軸(12)に嵌合させ、
芯軸(12)により前記ヘッド(17)の位置決めを行
うように構成している。
【0010】さらに、図1及び図5に示す如く、前記ヘ
ッド(17)の左右幅中央を通常のビス(18)によっ
てヘッドブラケット(16)に一体的に固定させると共
に、前記ヘッド(17)の左右側部を段付ビス(19)
(19)によってヘッドブラケット(16)に連結させ
るもので、左右方向に長尺なブラケット(16)の長孔
(20)(20)に段付ビス(19)(19)を係入さ
せ、ブラケット(16)に段付ビス(19)及び長孔
(20)を介してヘッド(17)の左右側部を取付けて
いる。
ッド(17)の左右幅中央を通常のビス(18)によっ
てヘッドブラケット(16)に一体的に固定させると共
に、前記ヘッド(17)の左右側部を段付ビス(19)
(19)によってヘッドブラケット(16)に連結させ
るもので、左右方向に長尺なブラケット(16)の長孔
(20)(20)に段付ビス(19)(19)を係入さ
せ、ブラケット(16)に段付ビス(19)及び長孔
(20)を介してヘッド(17)の左右側部を取付けて
いる。
【0011】そして、アルミニュウムを主材料とするサ
ーマルヘッド(17)、並びに鉄を主材料とするヘッド
ブラケット(16)が温度変化によって伸縮し、熱膨張
量の相違によってヘッドブラケット(16)よりもサー
マルヘッド(17)が大きく伸縮しても、長孔(20)
内を段付ビス(19)が移動して前記ブラケット(1
6)とヘッド(17)の伸縮量の差が吸収されるもの
で、温度変化によるサーマルヘッド(17)の変形損傷
が防止されるものである。
ーマルヘッド(17)、並びに鉄を主材料とするヘッド
ブラケット(16)が温度変化によって伸縮し、熱膨張
量の相違によってヘッドブラケット(16)よりもサー
マルヘッド(17)が大きく伸縮しても、長孔(20)
内を段付ビス(19)が移動して前記ブラケット(1
6)とヘッド(17)の伸縮量の差が吸収されるもの
で、温度変化によるサーマルヘッド(17)の変形損傷
が防止されるものである。
【0012】
【考案の効果】以上実施例から明らかなように本考案
は、鉄板製のヘッドブラケット(16)にアルミ製のサ
ーマルヘッド(17)を直に取付ける記録装置におい
て、前記ヘッド(17)の左右幅中央と左右側部の3点
を前記ブラケット(16)にビス止めすると共に、左右
側部のビスは段付ビス(19)とし、且つ、該段付ビス
(19)を挿入するブラケット(16)のビス穴は左右
に長い長孔(20)とするもので、左右に長いヘッド
(17)とブラケット(16)の熱膨張量の相違による
ヘッド(17)の変形を全幅にわたってこの左右側部で
確実に吸収でき、温度変化によるヘッド(17)の変形
損傷を防止し、ヘッド機能の維持及び耐久性の向上など
を容易に図ることができるものである。
は、鉄板製のヘッドブラケット(16)にアルミ製のサ
ーマルヘッド(17)を直に取付ける記録装置におい
て、前記ヘッド(17)の左右幅中央と左右側部の3点
を前記ブラケット(16)にビス止めすると共に、左右
側部のビスは段付ビス(19)とし、且つ、該段付ビス
(19)を挿入するブラケット(16)のビス穴は左右
に長い長孔(20)とするもので、左右に長いヘッド
(17)とブラケット(16)の熱膨張量の相違による
ヘッド(17)の変形を全幅にわたってこの左右側部で
確実に吸収でき、温度変化によるヘッド(17)の変形
損傷を防止し、ヘッド機能の維持及び耐久性の向上など
を容易に図ることができるものである。
【図1】要部の説明図。
【図2】ファクシミリの斜視図。
【図3】同側面説明図。
【図4】同正面説明図。
【図5】ヘッドブラケットの平面図。
(16) ヘッドブラケット (17) サーマルヘッド (19) 段付ビス (20) 長孔
Claims (1)
- 【請求項1】 鉄板製のヘッドブラケット(16)にア
ルミ製のサーマルヘッド(17)を直に取付ける記録装
置において、前記ヘッド(17)の左右幅中央と左右側
部の3点を前記ブラケット(16)にビス止めすると共
に、左右側部のビスは段付ビス(19)とし、且つ、該
段付ビス(19)を挿入するブラケット(16)のビス
穴は左右に長い長孔(20)とすることを特徴とする記
録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991008126U JP2516051Y2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991008126U JP2516051Y2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04111446U JPH04111446U (ja) | 1992-09-28 |
JP2516051Y2 true JP2516051Y2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=31899332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991008126U Expired - Lifetime JP2516051Y2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2516051Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0437348U (ja) * | 1990-07-26 | 1992-03-30 |
-
1991
- 1991-01-28 JP JP1991008126U patent/JP2516051Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04111446U (ja) | 1992-09-28 |
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