JP2515586Y2 - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JP2515586Y2
JP2515586Y2 JP1990059026U JP5902690U JP2515586Y2 JP 2515586 Y2 JP2515586 Y2 JP 2515586Y2 JP 1990059026 U JP1990059026 U JP 1990059026U JP 5902690 U JP5902690 U JP 5902690U JP 2515586 Y2 JP2515586 Y2 JP 2515586Y2
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JP
Japan
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shield
housing
accommodating chamber
terminal accommodating
electric
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JP1990059026U
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和彦 阿部
健策 佐藤
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Hirose Electric Co Ltd
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Hirose Electric Co Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電気コネクタ、特にシールド電線と接続す
る電気コネクタに関するものである。
[従来の技術] シールド電線を接続する電気コネクタの従来構造とし
ては、第3図及び第4図に示す如きものであって、1は
複数(4個)の電気接触子2を挿着することができる複
数の端子収容室3を有するコネクタハウジングである。
4は前記の電気接触子2に接続されるシールド線であっ
て、このシールド線4は、芯線4aと、その芯線4aの外側
を被覆する内被4bと、この内被4bの外周を取り巻くシー
ルド4cと、このシールド4cの外側を被覆する外被4dとか
らなっており、このシールド線4と電気接触子2とを接
続するにあたっては、その電気接触子2に形成されてい
る芯線圧着部2aによって芯線4aを把持し、また電気接触
子2に形成されている内被圧着部2bによって内被4bを把
持させて電気接触子2とシールド線4との接続を行なっ
ているものである。かくしてシールド線4を接続した電
気接触子2を周知の手段によりコネクタハウジング1の
各端子収容室3内に挿入しケースランス(図示せず)と
係止させることによりコネクタハウジング1とシールド
線4との接続が完了する。なお、第5図の5は、シール
ド4cを接地するアース線を示す。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のものにあっては、シ
ールド4cと電気接触子2との接触を防ぐため、第5図に
示す端子端面とシールド線端との間隔(l)を長く設定
する必要があり、この間隔(l)を長くすることで第6
図に示すようにコネクタハウジング1からシールド線4
の内被4bやシールド4cが露出して、見栄えが悪くなる
他、内被4bのソールド4cで被覆されない個所においてシ
ールド効果が失われてノイズ等の影響を受けやすくなる
といった問題点があった。
[課題を解決するための手段] 本考案はこのような従来の問題点に着目してなされた
もので、シールド20cが内被20bを介して芯線20aを被覆
したシールド線20と接続した電気接触子、及びこの電気
接触子が差込収容される端子収容室13を有するハウジン
グ11からなり、前記電気接触子が前記ハウジング11内の
肩部48によって一方の軸方向への運動を阻止されるとと
もに、前記端子収容室13内に設けられたケースランス14
によって他方の軸方向への運動を阻止されるようにした
電気コネクタであって、前記ハウジング11の前記電気接
触子の差込端近くの側壁に開口部18を設け、この開口部
18を閉鎖して前記電気接触子の脱落を防止する閉位置と
前記端子収容室13内に前記電気接触子を収容し又は引き
抜く開位置との間を移動可能に、かつ長尺なバンド17に
よって一体に移動杆16を前記ハウジング11に連結すると
共に、前記移動杆16の内側に挟持片22を設け、また前記
端子収容室13内に前記シールド線20の前記内被20b上に
露出した前記シールド20cが載置される載置片15を設
け、前記移動杆16を前記閉位置に移動して前記開口部18
を前記移動杆16で閉鎖したとき互いに係合する係合部19
を前記移動杆16と前記ハウジング11とに設け、この係合
部19を係合したとき、前記挟持片22が前記載置片15との
間で前記シールド線20の前記内被20b上に露出した前記
シールド20cを挟持するようにしたことを特徴とする電
気コネクタを提供することにある。
[実施例] 以下に本考案を第1図乃至第4図に示す実施例に基い
て説明する。
第1図及び第2図において、11はコネクタハウジング
であって、このコネクタハウジング11には、夫々の電気
接触子12を挿着するための複数の端子収容室13が形成さ
れており、さらに各端子収容室13内には電気接触子12の
後部に係合してその引抜きを防止する周知のケースラン
ス14と、このケースランス14の尾端軸方向に延びる突条
15が一体形成されている。この突条15は電気接触子12の
シールド線20との接続部が載置される載置片として役割
を果たしている。16はコネクタハウジング11の外側に、
長尺な弾性バンド17を介して連結されている移動杆であ
って、この移動杆16には、前記コネクタハウジング11の
上壁面に穿設されている開口部18の孔縁内側に係止し得
る係合部である前後一対の係止段部19と、シールド線20
の芯線20aを被覆する内被20bの外径と略等しい幅のスリ
ット21を形成する挟持片としての役割を果すところの二
股片22と、コネクタハウジング11内に挿入した電気接触
子12の肩部23と係止し得る係止段部24とが一体形成され
ているものである。
そして、移動杆16はコネクタハウジング11に長尺なバ
ンド17によって一体に連結しているので、移動杆16が開
口部18を閉鎖して係止段部24が肩部23に係止して電気接
触子12の端子収容室13からの脱落を防止する第2図に図
示する閉位置と電気接触子12を端子収容室13内に収容し
又は引き抜く第1図に示す開位置との間を移動可能に保
持されている。
従って、第2図に図示する閉位置に移動杆16が位置し
ているとき(このとき、前述したように係止段部19が開
口部19の開口縁内側に係合している)係止段部24が肩部
23に係止してケースランス14と共に電気接触子12の脱落
防止の役割を二重に達成することとなる。
なお電気接触子12に接続されるシールド線20の構成は
従来例と同様であって、20bは内被、20cはそのシール
ド、20dは外被を示す。さらに26は、コネクタハウジン
グ11に設けられた肩部であって、この肩部26は、電気接
触子12の差し込み方向の抜け防止を果す。
次にその作用について述べると、コネクタハウジング
11の端子収容室13内に、シールド線20を接続した電気接
触子12を挿入し、その電気接触子12をケースランス14に
係止させる。次のそのコネクタハウジング11にバンド17
を介して連結されている移動杆16を側壁に形成されてい
る開口部18内に挿入し、その移動杆16の前後一対の係止
段部19を開口部18の孔縁に係止せしめる(第2図参
照)。この第2図示の状態において、二股片22で形成さ
れるスリット21内に、シールド線20の内被20bが差し込
まれると共に、その二股片22の先端部が突条15の両側部
に押し込まれるために内被20bの外周面に巻回されてい
るシールド20c及び内被20bが二股片22と突条15とで挟持
されることとなる。このため、シールド20cが電気接触
子12と接触するといった端絡事故が未然に防止できるも
のである。
[考案の効果] この考案は前記のようであって、シールド20cが内被2
0bを介して芯線20aを被覆したシールド線20と接続した
電気接触子、及びこの電気接触子が差込収容される端子
収容室13を有するハウジング11からなり、前記電気接触
子が前記ハウジング11内の肩部48によって一方の軸方向
への運動を阻止されるとともに、前記端子収容室13内に
設けられたケースランス14によって他方の軸方向への運
動を阻止されるようにした電気コネクタであって、前記
ハウジング11の前記電気接触子の差込端近くの側壁に開
口部18を設け、この開口部18を閉鎖して前記電気接触子
の脱落を防止する閉位置と前記端子収容室13内に前記電
気接触子を収容し又は引き抜く開位置との間を移動可能
に、かつ長尺なバンド17によって一体に移動杆16を前記
ハウジング11に連結するようにしたので、前記閉位置に
位置する前記移動杆と前記ケースランスとによって前記
電気接触子は、前記端子収容室からの脱落が二重防止さ
れ、前記電気接触子の前記端子収容室からの脱落が確
実、かつ簡単に達成できる他、前記移動杆は、ハウジン
グに長尺な前記バンドによって一体に連結していてハウ
ジングと別体になっていないので、ハウジングと離れて
紛失することが解消されて、前述した前記電気接触子の
前記端子収容室からの脱落が二重防止されることと相俟
って、前記電気接触子の前記端子収容室からの脱落を安
定確実に達成できる。
さらに、前記移動杆16の内側に挟持片22を設け、また
前記端子収容室13内に前記シールド線20の前記内被20b
上に露出した前記シールド20cが載置される載置片15を
設け、前記移動杆16を前記閉位置に移動して前記開口部
18を前記移動杆16で閉鎖したとき互いに係合する係合部
19を前記移動杆16と前記ハウジング11とに設け、この係
合部19を係合したとき、前記挟持片22が前記載置片15と
の間で前記シールド線20の前記内被20b上に露出した前
記シールド20cを挟持するようにしたので、前記係合部
を係合することによって前記移動杆は、前記閉位置に保
持されて前記電気接触子の前記端子収容室からの脱落防
止が確保されると同時に、前記移動杆の内側に設けられ
た前記挟持片と前記端子収容室に設けられた前記載置片
とによって前記シールド線の前記内被上に露出した前記
シールドを挟持される。このため、前記シールドが、例
えば車両の振動等によってバラけることが解消されて前
記シールドと芯線とが短絡してしまうという欠点も解消
できる。
また、このような前記挟持片と前記載置片とによる前
記内被上に露出した前記シールドの挟持位置は、前記移
動杆が装着される前記開口部の開口位置であり、この開
口位置は、前記ハウジングの前記電気接触子の差込端近
くの側壁だから前記端子収容室である。
そして、前記電気接触子と前記シールド線の前記芯線
との接続は、同じく前記端子収容室内で行われるから、
前記電気接触子と前記芯線との接続位置と前記挟持片と
前記載置片とによる前記シールドの挟持位置とを、前記
端子収容室内において極めて近接した位置に設定するこ
とが、極めて容易かつ簡単に達成でき、ひいては、前記
シールド線と接続する電気コネクタの小型化を容易に実
現できる。
従って、前記シールド線の前記電気接触子との接続個
所において前記芯線が前記シールドによって被覆されな
い長さを極めて短く設定することが容易に達成できる。
このため、前記芯線が前記シールドによって被覆されな
いことによって生ずる前記シールドの効果が失われノイ
ズ等の影響を受け易い欠点を解消できると言った優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よりなる電気コネクタの実施例を示した
要部断面説明図、第2図はその組立完了時の断面説明
図、第3図及び第4図は従来例の説明図である。 11……コネクタハウジング 12……電気接触子、13……端子収容室 14……ケースランス、15……突条(載置片) 16……移動杆、17……弾性バンド 18……開口部、19……係止段部(係合部 20……シールド線、20a……芯線 20b……内被、20c……シールド 20d……外被、21……スリット 22……二股片(挟持片)、23……肩部 30……電気接触子、30a……シールドカバー 30b……電気接触子本体、31……絶縁材 32……透孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シールド(20c)が内被(20b)を介して芯
    線(20a)を被覆したシールド線(20)と接続した電気
    接触子、及びこの電気接触子が差込収容される端子収容
    室(13)を有するハウジング(11)からなり、前記電気
    接触子が前記ハウジング(11)内の肩部(48)によって
    一方の軸方向への運動を阻止されるとともに、前記端子
    収容室(13)内に設けられたケースランス(14)によっ
    て他方の軸方向への運動を阻止されるようにした電気コ
    ネクタであって、 前記ハウジング(11)の前記電気接触子の差込端近くの
    側壁に開口部(18)を設け、この開口部(18)を閉鎖し
    て前記電気接触子の脱落を防止する閉位置と前記端子収
    容室(13)内に前記電気接触子を収容し又は引き抜く開
    位置との間を移動可能に、かつ長尺なバンド(17)によ
    って一体に移動杆(16)を前記ハウジング(11)に連結
    すると共に、 前記移動杆(16)の内側に挟持片(22)を設け、また前
    記端子収容室(13)内に前記シールド線(20)の前記内
    被(20b)上に露出した前記シールド(20c)が載置され
    る載置片(15)を設け、前記移動杆(16)を前記閉位置
    に移動して前記開口部(18)を前記移動杆(16)で閉鎖
    したとき互いに係合する係合部(19)を前記移動杆(1
    6)と前記ハウジング(11)とに設け、 この係合部(19)を係合したとき、前記挟持片(22)が
    前記載置片(15)との間で前記シールド線(20)の前記
    内被(20b)上に露出した前記シールド(20c)を挟持す
    るようにしたことを特徴とする電気コネクタ。
JP1990059026U 1990-06-04 1990-06-04 電気コネクタ Expired - Lifetime JP2515586Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58206085A (ja) * 1982-05-25 1983-12-01 日産自動車株式会社 コネクタ−

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JPS58206085A (ja) * 1982-05-25 1983-12-01 日産自動車株式会社 コネクタ−

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