JP2515562Y2 - デジタルオーデイオ用ディスクに対する清浄機 - Google Patents

デジタルオーデイオ用ディスクに対する清浄機

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JP2515562Y2
JP2515562Y2 JP1993074208U JP7420893U JP2515562Y2 JP 2515562 Y2 JP2515562 Y2 JP 2515562Y2 JP 1993074208 U JP1993074208 U JP 1993074208U JP 7420893 U JP7420893 U JP 7420893U JP 2515562 Y2 JP2515562 Y2 JP 2515562Y2
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JP
Japan
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turntable
ring
cleaning
disk
disc
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JP1993074208U
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茂 藤田
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茂 藤田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コンパクトディスク、
レーザーディスクのようなデジタルオーデイオ用ディス
クの信号面に対する清掃を自動的に行わせるための清掃
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンパクトディスク、レーザーデ
ィスクのようなデジタルオーデイオ用ディスク(以下、
単にディスクと言う)の清浄は、柔らかい布等用いて拭
き取るものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のような手作業に
依る払拭に依存した場合、力を入れすぎたり、布に付着
していた異物が当たったりして、ディスクの信号面を傷
付けてしまうような事態を招きがちであった。そして、
このように傷を付けてしまったディスクは、雑音等を発
生して使いものに成らず、廃棄処分とせざるを得ないも
のであった。本考案はこのような従来に於ける問題の解
消化を図ったものである。
【0004】すなわち本考案は、ディスクの信号面に対
する清浄を、自動的に行わせることに依り、手作業にお
いて生じた上記のような問題の解消化を図ると同時に、
ディスクの信号面に対する清浄部材の接触性が極めて良
好かつ安定したものとされるようにしたデジタルオーデ
イオ用ディスクに対する清浄機の提供を図ったものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、円筒状を呈す
るケース体1と、清浄対象とするディスクに即応した直
径を具えかつ前記ケース体1の内壁にその外周縁を臨接
させた状態で回転自在に支持したターンテーブル2と、
当該ターンテーブル2を回転させるための駆動機構と、
清浄対象とするディスクにおける信号面の幅よりやゝ大
きな直径を具えると共に上記ターンテーブル2にセット
した洗浄対象ディスクの信号面に載置するためのリング
状清浄体5とで構成し、当該リング状清浄体5は外周面
にゴム材の貼着に基づく滑止め層5aを形成すると共に
下面に不織布製の貼着に基づく清浄用層5bを形成する
ように構成したことを特徴とするデジタルオーデイオ用
ディスクに対する清浄機に係る。
【0006】本考案は上記のような構成の採用に基づ
き、ディスクに対する自動清浄の達成と、極めて良好か
つ安定した清浄の達成を可能化したものである。
【0007】
【作用】ターンテーブル2上にセットした清浄対象ディ
スクの信号面に、リング状清浄体5を載置する。そし
て、当該ターンテーブル2の回転に基づき、リング状清
浄体5が自転しながら公転するような運動が生じ、これ
に依り、ディスクの信号面に対する清浄が行われること
となる。
【0008】
【実施例】図1は本考案に係る清浄機のターンテーブル
面を表したものであって、同図において、1は円筒状を
呈するケース体、2は当該ケース体1内の上面寄りにし
てかつ当該ケース体1の内壁にその外周縁を臨接させた
状態で回転自在に支持したターンテーブルである。
【0009】そして、当該ターンテーブルは使用するデ
ィスクの直径に即応した大きさ、例えば、本考案をコン
パクトディスクの洗浄用とした場合は、当該ディスクの
直径と等しいほヾ12cm程度の直径を具えたものとする
ように設定する。従って、ケース体も当該ターンテーブ
ルの大きさに即応した大きさ、すなわち、ターンテーブ
ルの外周縁が内壁に臨接する大きさのものを用いること
を要する。
【0010】また、上記したターンテーブル2は、図2
に示すようにモーター3の回転軸に対して装着してあ
る。 そして、図示の実施例にあっては、当該モータ3
の回転軸はターンテーブル2の上面中心に突出して、デ
ィスクの中心孔に対する装填用軸体4としての使命を果
たすように構成してある。
【0011】なお、モータ3はターンテーブル2回転用
駆動力としての役割を果たすだけのものであるため、図
示のようなモータに対する直結方式以外、適宜変速歯車
機構を介してターンテーブルを回転させるように構成し
ても良い。更に、当該ターンテーブル2に対する駆動
は、図示の実施例のようにモータを用いることなく、ハ
ンドルの回動等に依り手動的に行わせるように構成して
も良い。
【0012】2aはターンテーブル2の上面に貼着した
ゴム材等製の滑止め用シートであって、セットしたディ
スクが滑りを生じることなくターンテーブル2上で安定
した連動回転がなされるようにするためのものである。
1aはケース体1の蓋体であって、透明資材で形成する
ことに依り清浄状態の確認が成されるように構成してあ
る。
【0013】図1並びに図3及び図4において、5はリ
ング状を呈する清浄体であって、その外周面にはゴム材
の貼着等に基づく滑止め層5aが、また、その下面には
不織布製の貼着等に基づく清浄用層5bが各形成してあ
る。そして、当該清浄体5は金属材料等、やゝ重量のあ
る材料で形成し、ディスクに対して接触性の安定化が図
られるように構成してある。なお、清浄体5の形成材料
自体にこのような各作用が備わったものであるならば、
当該滑止め層5a及び清浄用層5bの形成は不要であ
る。
【0014】また、上記したリング状清浄体5の大きさ
であるが、これは図5に示すように、ディスクDにおけ
る信号面Sの幅よりやゝ大きな直径を具えたものとして
ある。ちなみに。コンパクトディスクの場合は少なくと
も4cm程度の直径を要する。換言すると、当該リング状
清浄体5の大きさは、清浄対象とするディスクの信号面
の幅に即応させた直径とすることが要求される。
【0015】本考案の使用に際しては、ターンテーブル
2上に、清浄対象とするディスクを、信号面を上に向け
た状態でセットすると共に、当該ディスクの信号面上に
リング状清浄体5を載置する。
【0016】上記の状態でモータ3を始動してターンテ
ーブル2を回転させれば、リング状清浄体5は当該回転
に依る遠心力に基づきケース体1の内周面に押付けら
れ、その滑止め層5aによる接触状態に保持される。
【0017】これに依り、当該リング状清浄体5はター
ンテーブル2の回転に伴い、その回転方向(図1に鎖線
で表した状態への方向)に移動させられて所謂公転運動
を生じる。同時に、リング状清浄体5は前記遠心力に基
づき、その周縁においてケース体1の内周面に圧接させ
られているため、ターンテーブル2の回転に伴い、ケー
ス体の内周面に沿った自転運動を生じることと成る。
【0018】換言すると、ターンテーブル2の回転に伴
い、リング状清浄体5はディスクの信号面上を、自転し
ながら公転することとなる。従って、当該リング状清浄
体5はその下面、すなわち清浄用層5bで、ディスクの
信号面に対する清浄作用を奏することと成る。そして、
その清浄作用も、円運動を行いながら横方向に移動させ
ると言う、極めて円滑かつ良好なる清浄形態を呈するこ
ととなる。
【0019】所要時間経過後、モーターを停止させてデ
ィスクを取出せば、ディスクに対する清浄作業は完了す
る。
【0020】
【考案の効果】本考案は、円筒状を呈するケース体1
と、清浄対象とするディスクに即応した直径を具えかつ
前記ケース体1の内壁にその外周縁を臨接させた状態で
回転自在に支持したターンテーブル2と、当該ターンテ
ーブル2を回転させるための駆動機構と、清浄対象とす
るディスクにおける信号面の幅よりやゝ大きな直径を具
えると共に上記ターンテーブル2にセットした洗浄対象
ディスクの信号面に載置するためのリング状清浄体5と
で構成し、当該リング状清浄体5は外周面にゴム材の貼
着に基づく滑止め層5aを形成すると共に下面に不織布
製の貼着に基づく清浄用層5bを形成するように構成し
から、従来、手作業に依存していたディスクに対する
清浄を機械的に行うことができる。
【0021】そして本考案は、上記のような構成の採用
に基づき、ディスクの信号面に対する清浄は、自転しな
がら公転するリング状清浄体5で行われることと成り、
従って、当該清浄は直線運動ではなく円運動の移行と言
う無理の無い極めて自然な形態で行われるため、信号面
を傷付けることなく極めて良好かつ安定したディスクに
対する清浄が果たされる。
【0022】更に本考案は、清浄体5をリング状に形成
したから、清浄面がリング状面とされ、通常の円形面と
異なり細い帯状面となるため、その縁部の倍増化に基づ
き良好なる清浄効果を果たすことと成る。すなわち、清
浄は清浄面の縁部分が大きな役割を果たすため、リング
状とすることに依り前記のような効果が発揮されること
と成る。
【0023】更に、ディスクの信号面に微小異物が存在
した際、清浄面が円形であった場合は、当該清浄面内に
異物を閉じ込めてしまい(異物を覆ってしまい)、この
状態で清浄作業が継続されるために信号面損傷の因とな
る恐れがあるが、本考案にあっては上記のようにリング
状清浄面であるため、このような異物が存在してもリン
グの空洞部分に異物を逃がしてしまい、上記のような問
題発生を良く解消することと成る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る清浄機のターンテーブル面を表し
た平面図である。
【図2】本考案の縦断正面図である。
【図3】本考案の要旨部品とするリング状清浄体5の平
面図である。
【図4】図3におけるX−X線断面図である。
【図5】ディスクの信号面に対するリング状清浄体5の
載置状態を表した説明用平面図である。
【符号の説明】
1 ケース体 1a 蓋体 2 ターンテーブル 2a 滑止め用シート 3 モータ 4 ディスク装填用軸体 5 リング状清浄体 5a 滑止め層 5b 清浄用層

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状を呈するケース体(1)と、清浄
    対象とするディスクに即応した直径を具えかつ前記ケー
    ス体(1)の内壁にその外周縁を臨接させた状態で回転
    自在に支持したターンテーブル(2)と、当該ターンテ
    ーブル(2)を回転させるための駆動機構と、清浄対象
    とするディスクにおける信号面の幅よりやゝ大きな直径
    を具えると共に上記ターンテーブル(2)にセットした
    洗浄対象ディスクの信号面に載置するためのリング状清
    浄体(5)とで構成し、当該リング状清浄体(5)は外
    周面にゴム材の貼着に基づく滑止め層(5a)を形成す
    ると共に下面に不織布製の貼着に基づく清浄用層(5
    b)を形成するように構成したことを特徴とするデジタ
    ルオーデイオ用ディスクに対する清浄機。
JP1993074208U 1993-12-27 1993-12-27 デジタルオーデイオ用ディスクに対する清浄機 Expired - Lifetime JP2515562Y2 (ja)

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JPH0741782U JPH0741782U (ja) 1995-07-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57105707A (en) * 1980-12-24 1982-07-01 Ricoh Co Ltd Mounting structure of plastic lens

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