JP2515360B2 - 搬送ユニツト - Google Patents

搬送ユニツト

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JP2515360B2
JP2515360B2 JP63003273A JP327388A JP2515360B2 JP 2515360 B2 JP2515360 B2 JP 2515360B2 JP 63003273 A JP63003273 A JP 63003273A JP 327388 A JP327388 A JP 327388A JP 2515360 B2 JP2515360 B2 JP 2515360B2
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カール−ハインツ・フリーベ
ヴエンデリン・ヒーグル
ウルリツヒ・ケムナー
ヴエルナー・シヨルテン
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Robert Bosch GmbH
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Robert Bosch GmbH
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電解液として働く媒体をタンクから内燃機
関に搬送する搬送ユニツトであつて、電気式の駆動モー
タを備え、該駆動モータのケーシングが媒体によつて貫
流され、媒体流を案内するモータ部分がその媒体側表面
において媒体に対して抵抗力があり、この場合この抵抗
力が、炭素ブラシとモータケーシングを貫通する接続部
材とを接続するより線において該より線の個々の単線を
被覆することによつて達成されている形式のものに関す
る。
従来の技術 西ドイツ国特許出願公開第3221389号明細書に基づい
て公知の上記形式の搬送ユニツトでは、より線は接続部
材の横方向スリツトにおいてかしめ固定されている。し
かしながらこの場合より線の個々の単線の保護層が損傷
して、搬送ユニツト運転時にこれらの単線が電気・化学
的に腐食することがある。この腐食は特に最近用いられ
ているアルコール燃料において生じ、このアルコール燃
料は例えば15%メタノール(M15)を含有し、その導電
性はマイクロ・シーメンス(μS)の範囲に位置してい
る。従つてメタノールは水を結合させる。純粋なメタノ
ール(M100)燃料又はエタノール(E100)燃料では、そ
れらが酸化しやすいこと及びそれに関連した蟻酸の形成
(M100の場合)ないし酢酸の形成(E100の場合)に基づ
いて導電性が高められる。マイクロ・シーケンスの範囲
における導電性ではこれらの液体は既に電解液として働
くので、モータにおける電位差によつて特に陽極側に位
置するむき出しの導電体が損傷してしまう。
発明の課題 ゆえに本発明の課題は、上に述べたような欠点を排除
すべく改良された良好な搬送ユニツトを提供することで
ある。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明の構成では、冒頭に
述べた形式の搬送ユニツトにおいて、より線の、炭素ブ
ラシとは反対側の端部に、接続部材と接合可能な対応接
続部材が固定されていて、より線と対応接続部材との間
の結合部位が、モータケーシングの受容部にぴつたりと
嵌まり込む成形体に媒体密に埋め込まれており、この場
合より線とは反対の側において成形体から突出している
対応接続部材が接続部材と協働するようになつている。
発明の効果 本発明のように構成された搬送ユニツトには公知のも
のに比べて次のような利点がある。すなわち本発明によ
る搬送ユニツトでは、より線と対応接続部材との間の結
合部位が成形体によつて媒体に対して完全に保護されて
いる。しかも接続部材と対応接続部材との間を接続部位
は媒体の侵入を防止している。なぜならば本発明の構成
では成形体もモータケーシングの受容部に同様に媒体密
に嵌め込まれていて、媒体が受容部に達することは不可
能だからである。
実施例 次に図面につき本発明の実施例を説明する。
第1図からわかるように燃料タンク10は吸込み導管12
を介して燃料搬送ユニツト14の吸込み側と接続されてい
る。燃料搬送ユニツト14の圧力側には圧力導管16が接続
されており、この圧力導管は内燃機関18に通じている。
内燃機関18の運転中に燃料搬送ユニツト14は燃料を燃料
タンク10から内燃機関18に搬送する。
燃料搬送ユニツト14は図示されていない電気式の駆動
モータを有しており、この駆動モータは同様に見えない
フイードポンプと作用結合されている。この駆動モータ
とフイードポンプは共通のケーシング20のなかに取り付
けられている。ケーシング20はケーシング鉢形成部分22
とケーシング蓋24とを有している。ケーシング蓋24はプ
ラスチツクから製造されていて、同時に電機子の支承箇
所のための支持を形成している。プラスチツク製のケー
シング蓋24は2つの接続部材26を有しており、両接続部
材は導電材料から成つていて、ケーシング蓋24の製造後
に該ケーシング蓋に押し込まれる。接続部材26はケーシ
ング蓋を貫通しており、従つてケーシング20の外に位置
する端区分28には電動機のための給電ケーブルを接続す
ることができる。接続部材26の他方の端部はピン状に構
成されていて、ケーシング蓋24の内側に設けられた凹所
30内に延びている。凹所30は各接続部材26のピン状端部
を間隔をおいて取り囲んでいるので、該端部には差込み
スリーブ32を差し嵌めることができる。差込みスリーブ
32は、金属薄板36(第3図)から成形された対応接続部
材34の一部である。対応接続部材34は差込みスリーブ32
の他にクランプスリーブ38を有し、両スリーブ32,38は
ウエブ40を介して互いに結合されている。差込みスリー
ブ32の内径は、差込みスリーブ32がピン状端部にぴつた
りと差し嵌められて、接続部材26から対応接続部材34へ
の申し分ない通電が保証されるように、接続部材26のピ
ン状端部の直径に合わされている。クランプスリーブ38
は必要なローリング過程の後で、より線42の端部44が難
なくクランプスリーブ38に差し込まれ得るように、より
線42の直径に合わされる。より線42の、クランプスリー
ブ38とは反対側の端部には炭素ブラシ46が導電固定され
ており、この炭素ブラシは図示されていない電動機の整
流装置の一部である。より線42が電解液として働く媒体
によつて浸食されることを回避するために、より線の個
々の単線は、搬送すべき媒体に対して抵抗力のある材料
例えばプラスチツクによつて被覆されている。より線42
とクランプスリーブ38との間の申し分ない電機接続を達
成するために、クランプスリーブ38はDIN41611による線
42の端部と押圧変形結合(vercrimmpen)され、次いで
クランプスリーブ38は抵抗熱かしめ固定(Widerstandsw
arm−verstemmung)によつて溶接され、この結果より線
の個々の単線の絶縁層が剥離して個々の単線は対応接続
部材34と導電結合させられる。しかしながらこの範囲に
おいて電解液として働く搬送媒体をより線42とクランプ
スリーブ38との間の上述のように形成された結合部位66
から離隔するために、この結合部位66はプラスチツク製
の成形体48の埋め込まれている。この場合、結合部位66
は完全に媒体密に成形体48内に埋め込まれねばならない
が、しかしかなが差込みスリーブ34は、それがケーシン
グ蓋24における接続部材26のピン状端部に難なく装着で
きるように解放されている。成形体48は円筒形の付加部
50を有しており、この付加部50は、成形体48の付加部50
が凹所30に差し込まれた場合に媒体密でかつ確実な結合
部位が生ぜしめられるように、凹所30の直径に合わされ
ている。成形体48の付加部58は組立てられた状態(第1
図)で、電動機の整流装置の一部であるブラシ保持プレ
ート52を貫通孔52を貫通孔54において貫通しており、こ
の結果成形体48は単に端区分56だけが凹所30に係合する
(第1図)。成形体48とケーシング蓋24との間における
運転確実な結合を達成するために、成形体48はケーシン
グ蓋24の凹所30と超音波溶接されている。このためには
成形体48の円筒形の付加部50が組立てられた状態でブラ
シ保持プレート52に接触する肩部58を有していると有利
である。第1図からわかるように、接続部材26と対応接
続部材34との間における電機的な接続はケーシング蓋24
において凹所30によつて形成された室60において行われ
る。室60の完全に媒体密な接続は成形体48の円筒形の付
加部50によつて達成される。さらに対応接続部材34とよ
り線42との間における結合部位66も完全に媒体密に成形
体48に取り囲まれている。
対応接続部材34は金属薄板36を曲げて製造される(第
3図参照)。この場合曲げられて出来上がつた対応接続
部材34は1点鎖線で示されている。さらに付け加えると
より線42の、炭素ブラシ46に向いた端部は同様に媒体密
に炭素ブラシ46に突き込まれていて、ラツカーによつて
被覆されている。この方法では、より線42から炭素ブラ
シ46への移行範囲により線の金属的にむき出しの単線が
存在しないように特に注意しなくてはならない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の1実施例を示すものであつて、第1図は
燃料タンクと本発明による搬送ユニツトと内燃機関とを
示す図、第2図は搬送ユニツトの1部分でありかつより
線を介して対応接続部材と接続された炭素ブラシを示す
図、第3図は対応接続部材に成形される金属薄板を示す
平面図である。 10……燃料タンク、12……吸込み導管、14……燃料搬送
ユニツト、16……圧力導管、18……内燃機関、20……ケ
ーシング、22……ケーシング鉢形部分、24……ケーシン
グ蓋、26……接続部材、28……端区分、30……凹所(受
容部)、32……差込みスリーブ、34……対応接続部材、
36……金属薄板、38……クランプスリーブ、40……ウエ
ブ、42……より線、44……端部、46……炭素ブラシ、48
……成形体、50……付加部、52……ブラシ保持プレー
ト、54……貫通孔、56……端区分、58……肩部、60……
室、66……結合部位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウルリツヒ・ケムナー ドイツ連邦共和国シュツツトガルト31・ ゾリトウーデシユトラーセ 82 ツエー (72)発明者 ヴエルナー・シヨルテン ドイツ連邦共和国シユツツトガルト30・ トリープヴエーク 113 (56)参考文献 特開 昭58−174189(JP,A) 特開 昭60−213247(JP,A) 特開 昭58−190249(JP,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電解液として働く媒体をタンクから内燃機
    関に搬送する搬送ユニツトであつて、電気式の駆動モー
    タを備え、該駆動モータのケーシングが媒体によつて貫
    流され、媒体流を案内するモータ部分がその媒体側表面
    において媒体に対して抵抗力があり、この場合この抵抗
    力が、炭素ブラシとモータケーシングを貫通する接続部
    材とを接続するより線において該より線の個々の単線を
    被覆することによつて達成されている形式のものにおい
    て、より線(42)の、炭素ブラシ(46)とは反対側の端
    部(44)に、接続部材(26)と結合可能な対応接続部材
    (34)が固定されていて、より線(42)と対応接続部材
    (34)との間の結合部位(66)が、モータケーシング
    (22,24)の受容部(30)にぴつたりと嵌まり込む成形
    体(48)に媒体密に埋め込まれており、この場合より線
    (42)とは反対の側において成形体(48)から突出して
    いる対応接続部材(34)が接続部材(26)と協働するよ
    うになつていることを特徴とする搬送ユニツト。
  2. 【請求項2】成形体(48)が媒体に反応しないプラスチ
    ツクから成つていて、結合部位(46)に一体に射出成形
    されている、請求項1記載の搬送ユニツト。
  3. 【請求項3】成形体(48)が円筒形の付加部(50)を有
    していて、該付加物に受容部としてモータケーシング
    (22,24)における凹所(30)が配属され、該凹所に接
    続部材(26)が突入している、請求項2記載の搬送ユニ
    ツト。
  4. 【請求項4】接続部材(26)がピンとして構成され、対
    応接続部材(34)がピンに差嵌め可能なスリーブ(32)
    として構成されている、請求項1から3までのいずれか
    に記載の搬送ユニツト。
  5. 【請求項5】接続部材(26)が、モータケーシング(2
    0)に所属のケーシング蓋(24)に一体成形されてい
    る、請求項1から4までのいずれかに記載の搬送ユニツ
    ト。
  6. 【請求項6】成形体(48)の円筒形の付加部(50)が電
    動機のブラシ保持プレート(52)における貫通孔(54)
    を貫通しており、端区分(56)でモータケーシング(2
    2,24)の受容部(30)に位置している、請求項3から5
    までのいずれかに記載の搬送ユニツト。
  7. 【請求項7】対応接続部材(34)が導電性材料製の金属
    薄板(36)を曲げて形成されており、一体成形されたク
    ランプスリーブ(38)を用いてより線(42)と押圧変形
    結合されかつ溶接されている、請求項1から6までのい
    ずれかに記載の搬送ユニツト。
  8. 【請求項8】成形体(48)がモータケーシング(22,2
    4)の受容部(30)において超音波溶接されている、請
    求項1から7までのいずれかに記載の搬送ユニツト。
JP63003273A 1987-01-14 1988-01-12 搬送ユニツト Expired - Lifetime JP2515360B2 (ja)

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DE3700823.4 1987-01-14
DE3700823A DE3700823C2 (de) 1987-01-14 1987-01-14 Aggregat zum Fördern eines als Elektrolyt wirkenden Mediums, insbesondere Kraftstoff, aus einem Vorratstank zu einer Brennkraftmaschine

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JPS63181640A JPS63181640A (ja) 1988-07-26
JP2515360B2 true JP2515360B2 (ja) 1996-07-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5269187B2 (ja) * 2009-03-30 2013-08-21 株式会社ケーヒン 燃料供給装置の給電構造

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JPS63181640A (ja) 1988-07-26

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