JP2515290Y2 - ドライバレベル可変回路 - Google Patents

ドライバレベル可変回路

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JP2515290Y2
JP2515290Y2 JP32789U JP32789U JP2515290Y2 JP 2515290 Y2 JP2515290 Y2 JP 2515290Y2 JP 32789 U JP32789 U JP 32789U JP 32789 U JP32789 U JP 32789U JP 2515290 Y2 JP2515290 Y2 JP 2515290Y2
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英司 小嶋
孝弘 永田
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安藤電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、IC試験装置のドライバ/コンパレータ回
路において、通常ドライバ出力OFF(高インピーダン
ス)状態で使用されるダイナミックロードをドライバ出
力ON状態時にてI/O切換信号をリアルタイムで変化さ
せ、ドライバ出力抵抗と定電流により生じる電位差によ
りドライバ出力を高速に変えることができるドライバレ
ベル可変回路についてのものである。
[従来の技術] 次に、従来技術によるドライバ/コンパレータ回路を
第2図に示す。
第2図のパターン信号発生器1からの信号が第4図ア
の「L」レベルなら、ドライバ2は電圧5のVILを出
し、「H」レベルなら電圧4のVIHを出す。
このとき、スイッチ3はI/O切換信号発生器8の出力
がIモードであればオンとなり、DUT6にドライバ2の出
力が加えられる。
[考案が解決しようとする課題] ドライバ2の出力波形は第4図ウの波形で、出力レベ
ルVIH電圧、VIL電圧によって決定される。このため、ド
ライバ出力レベルを変えるには、VIH、VILレベル電源の
値を変えなければならず、これは時間がかり、第4図ウ
の間でドライバ出力レベルを可変できないという問題が
ある。
次に、ドライバ/コンパレータ回路において、Oモー
ド時とIモード時と同じインピーダンス整合をとる目的
のためにダイナミックロードを使用した従来技術を本考
案の目的である高速にドライバレベルを可変させるため
に利用した場合の問題点を述べる。
このような従来技術は特開昭62-44675号公報にも記載
されている。その回路図を第3図に示す。
第3図でIモード時のときは、I/O切換信号発生器8
からのI/O切換信号は「H」レベルとなり、セレクタ回
路11のスイッチを、11c、11e、11g側に接続し、かつス
イッチ3をオンする。その結果、パターン信号発生器1
からの信号は、ドライバ2からVIH、VIL電圧でDUT6に加
えられる。
I/O切換信号発生器8からのI/O切換信号は反転回路12
で反転されて、ダイナミックロード10のスイッチ10d、1
0eに加えられるので、Iモードのときは、スイッチ10
d、10eはオフになる。ドライバ2は、ILL定電流源10bと
ILH定電流源10cの出力電流はダイナミックロード10aか
ら取り出せない。
次に、Oモードのときは、I/O切換信号発生器8から
のI/O切換信号は、「L」レベルとなり、セレクタ回路1
1は11d、11f、11h側に切り替わる。例えば、ドライバ
「H」固定信号9aを「0]に設定し、11dを「0」に
し、ドライバ「L]固定信号9bを「1」に設定し、11f
を「1」にする。このとき、ドライバ2は電圧VIL5を
選択する。
反転回路12はI/O切換信号発生器8からのI/O切換信号
を反転し、「H」レベルを出力するので、ダイナミック
ロード10のスイッチ10dと10eをオンにする。
スレッショルドレベル電源VT10fからのスレッショル
ドレベル電源VTはダイオードブリッジ10aに加えられ、V
IL<VTのときダイナミックロード10はオンし、ILL定電
流源10bから電流ILLがドライバ2に流れ込む。その結
果、ドライバ2の出力抵抗をROとすると、ドライバ2の
出力電圧はVIL+RO×ILLとなる。
ドライバ/コンパレータ回路において、Oモード時と
Iモード時と同じインピーダンス整合をとる目的のため
にダイナミックロードを使用した従来技術を本考案の目
的である高速にドライバレベルを可変させるために利用
した場合、I/O切換信号発生器8からのI/O切換信号によ
てセレクタ回路11の切り換えとダイナミックロード10の
オンオフをしているので、例えば、第4図エのような波
形となる。第4図エは、Iモードではパターン信号発生
器1からのパターン信号を電圧VIL、VIHでドライバ2か
ら出力し、Oモードでは、VIL+RO×ILLをドライバ2か
ら出力している場合を示す。本来パターン信号発生器1
の信号をドライバ出力としてDUT6に加える目的が達成さ
れないという問題がある。
この考案は、ドライバコンパレータ回路にあらかじめ
掃き出しの電流値を設定したダイナミックロードを接続
し、パターン信号発生器1からのパターン信号の出力レ
ベルをリアルタイムで動作するI/O切換信号により、ダ
イナミックロードをオン・オフさせ、ドライバ2の出力
抵抗に流れる電流で電位差分だけドライバレベルを高速
に切換えることができるドライバレベル可変回路の提供
を目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するため、この考案では、パタン信号
を出すパターン信号発生器1と、電圧VIH4、VIL5を入
力とし、パターン信号発生器1からのパターン信号で、
電圧VIH4またはVIL5を出すドライバ2と、Iモードと
OモードのI/O切換信号を出力するI/O切換信号発生器8
と、I/O切換信号発生器8からのI/O切換信号とI/O切換
信号発生器8のI/O切換信号に無関係にドライバ2をオ
ン状態にするドライバON信号9とのOR回路出力でオン・
オフされ、ドライバ2をオン・オフする第1のスイッチ
3と、I/O切換信号発生器8からのI/O切換信号を反転す
る反転回路12と、ダイナミックロード10とを備える。ダ
イナミックロード10は、ILL定電流源10bと、反転回路12
の出力でオン・オフされ、ILL定電流源10bをオン・オフ
する第2のスイッチ10dと、反転回路13出力でオン・オ
フされ、ILH定電流源10Cをオン・オフする第3のスイッ
チ10eと、スレッショルドレベル電源VT10fと、スレッシ
ョルドレベル電源VT10fの出力電圧が供給されるダイオ
ードブリッジ10aとで構成され、第2のスイッチ10dと第
3のスイッチ10eとがオンのとき、スレッショルドレベ
ル電源VT10fの出力電圧より小さい電圧がダイオードブ
リッジ10aに入力されると、ILL定電流源10bからの出力
電流をダイオードブリッジ10aから取り出し、スレッシ
ョルドレベル電源VT10fの出力電圧より大きい電圧がダ
イオードブリッジ10aに入力されると、ILH定電流源10c
からの出力電流をダイオードブリッジ10aから取り出
す。第1のスイッチ3がオンのとき、ドライバ2の出力
がダイオードブリッジ10aに入力され、I/O切換信号8か
らのI/O切換信号でドライバ2の出力レベルを変える。
[作用] 次に、この考案による構成を第1図の実施例により説
明する。第1図の1パターン信号発生器、2はドライ
バ、3はドライバ2をオン・オフするスイッチ、4と5
はそれぞれVIHとVILとのレベル電源、6は被試験デバイ
スであるDUT、8はI/O切換信号発生器、9はドライバ2
のオン信号、10はダイナミックロード、12は反転回路で
ある。
なお、ダイナミックロード10はダイオードブリッジ10
a、定電流源ILL10b、ILH10c、スイッチ10d,10eおよびス
レッショルドレベル電源VT10fで構成されている。
この考案の一例として各信号の設定条件を定める。
パターン信号発生器1の出力は周期100nSにて「H]
レベル「L]レベルの繰り返しである。
レベル電源4、5はそれぞれVIH=3V、VIL=0V、ドラ
イバ2の内部抵抗R0=50Ω、ドライバON信号9は「H]
レベル、I/O切換信号発生器8の出力は周期25nsでIモ
ードとOモードの繰り返し信号、ダイナミックロード10
において、10bのILLは12mA、10cのILHは6mA、10fのスレ
ッショルドレベル電源は1.5Vとする。
[実施例] 次に、上記設定において、実施例を説明する。パター
ン信号発生器1の出力波形である第4図アは、電圧4・
5のVIH=3V、VIL=0Vに変換されてドライバ2に出てく
る。
スイッチ3はドライバON信号9が「H]のため、I/O
切換信号に無関係でIモードとなり、オンとなる。
したっがて、DUT6にドライバ2の出力が加えられる。
I/O切換信号発生器8の出力はドライバON信号9とのO
R回路12と反転器12に加えられる。
仮に、ドライバON信号9が「L]のとき、I/O切換信
号発生器8の出力はそのままスイッチ3に加わり、I/O
切換信号が「H]であれば、Iモードでスイッチ3はオ
ンとなり、DUT6にドライバ2の出力が加えられる。
I/O切換信号が「L]であれば、Oモードとなり、ス
イッチ3はオフになり、DUT6の出力がコンパレータ7に
加えられる。
次に、ダイナミックロード回路10のスイッチ10e、10d
はI/O切換信号発生器8の出力が第4図イのIモードの
ときにオフとなり、第4図イのモードのときにオンす
る。
したがって、Iモードのときは、ダイナミックロード
回路10に電流は流れずDUT6に加わる電圧は、パターン信
号発生器1の出力が「L]のときは、第4図オの波形オ
aの部分のように0Vとなり、「H]のときは、第4図オ
の波形オbの部分のように3Vとなる。
また、Oモードのときは、スイッチ10d,10eがオンに
なるため、定電流源ILH、ILLから電流が流れる。パター
ン信号発生器1の出力が「L]のとき、VT10fが1.5Vで
あるため、ILLから12mAがドライバ2に向かって流れ
る。このとき、ドライバ2の内部抵抗ROが50Ωなので、
抵抗ROで50Ω×12mA=0.6Vの電位差が生じ、DUT6には第
4図オの波形オcの部分のようにOモードの間だけ、O.
6Vが加えられる。
また、パターン信号発生器1の出力が「H]のとき
は、逆に、ドライバ2からILHに向かって6mAが流れ、抵
抗ROで、50Ω×6mA=0.3Vの電位差が生じ、DUT6には第
4図オの波形のオdの部分のように、Oモード間だけ、
3−0.3=2.7Vが加えられる。
このように、VIL<VT<VIHの関係のとき、Oモードに
おいて、DUT6に加えられる電圧は次のような式になる。
VIL+RO×IIL ……(1) VIH−RO×IIH ……(2) したがって、第4図オの波形のようにレベル方向は
VT、ILHおよびILLを設定し、時間方向はIモードとOモ
ードの切換時間を設定することにより、パターン信号発
生器1の出力に応じた波形のレベルを任意に高速に可変
することができる。
[考案の効果] この考案によれば、定電流値ILL、ILH、スレッショル
ド電圧値VTが設定されたダイナミックロードをドライバ
に接続し、電流のオン・オフをI/O切換信号で行い、パ
ターン信号発生器出力をそのままドライバ回路に加えて
いるので、パターン信号発生器出力に対応した波形のド
ライバ出力レベルを高速に可変できるのでDUTに対して
疑似的なノイズを発生させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による構成図、第2図は従来技術によ
るドライバ/コンパレータの回路図、第3図は従来技術
によるドライバレベル可変回路図、第4図は各部の波形
図である。 1……パターン信号発生器、2……ドライバ、3……ス
イッチ、4……電圧VIHのレベル電源、5……電圧VIL
レベル電源、6……DUT、8……I/O切換信号発生器、9
……ドライバ2のオン信号、10……ダイナミックロー
ド、11……セレクタ回路、12……反転回路。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パタン信号を出すパターン信号発生器
    (1)と、 電圧VIH(4)、VIL(5)を入力とし、パターン信号発
    生器(1)からのパターン信号で、電圧VIH(4)また
    はVIL(5)を出すドライバ(2)と、 IモードとOモードのI/O切換信号を出力するI/O切換信
    号発生器(8)と、 I/O切換信号発生器(8)からのI/O切換信号とI/O切換
    信号発生器(8)からのI/O切換信号に無関係にドライ
    バ(2)をオン状態にするドライバON信号(9)とのOR
    回路出力でオン・オフされ、ドライバ(2)をオン・オ
    フする第1のスイッチ(3)と、 I/O切換信号発生器(8)からのI/O切換信号を反転する
    反転回路(12)と、 ILL定電流源(10b)と、反転回路(12)の出力でオン・
    オフされ、ILL定電流源(10b)をオン・オフする第2の
    スイッチ(10d)と、反転回路(12)出力でオン・オフ
    され、ILH定電流源(10c)をオン・オフする第3のスイ
    ッチ(10e)と、スレッショルドレベル電源VT(10f)
    と、スレッショルドレベル電源VT(10f)の出力電圧が
    供給されるダイオードブリッジ(10a)とで構成され、
    第2のスイッチ(10d)と第3のスイッチ(10e)とがオ
    ンのとき、スレッショルドレベル電源VT(10f)の出力
    電圧より小さい電圧がダイオードブリッジ(10a)に入
    力されると、ILL定電流源(10b)からの出力電流をダイ
    オードブリッジ(10a)から取り出し、スレッショルド
    レベル電源VT(10f)の出力電圧より大きい電圧がダイ
    オードブリッジ(10a)に入力されると、ILH定電流源
    (10c)からの出力電流をダイオードブリッジ(10a)か
    ら取り出すダイナミックロード(10)とを備え、 第1のスイッチ(3)がオンのとき、ドライバ(2)の
    出力がダイオードブリッジ(10a)に入力され、I/O切換
    信号発生器(8)からのI/O切換信号でドライバ(2)
    の出力レベルを変えることを特徴とするドライバレベル
    可変回路。
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