JP2515280B2 - テレビジョンカメラの輪郭自動調整回路 - Google Patents
テレビジョンカメラの輪郭自動調整回路Info
- Publication number
- JP2515280B2 JP2515280B2 JP60066921A JP6692185A JP2515280B2 JP 2515280 B2 JP2515280 B2 JP 2515280B2 JP 60066921 A JP60066921 A JP 60066921A JP 6692185 A JP6692185 A JP 6692185A JP 2515280 B2 JP2515280 B2 JP 2515280B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contour
- vertical
- signal
- circuit
- horizontal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Picture Signal Circuits (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明はカラーテレビジョンカメラの映像信号に対
する輪郭補正信号の自動調整を行なう輪郭自動調整回路
に関する。
する輪郭補正信号の自動調整を行なう輪郭自動調整回路
に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 近年実用に供されているカラーテレビジョンカメラ
(以下TVカメラと称する)は、主に赤、緑、青の三原色
の撮像にそれぞれ撮像管を使用する三管式のものが用い
られている。この三管式TVカメラはカラーバランス調整
とレジストレーション調整が重要な基礎的調整である
が、現在ではこれらの調整をマイクロコンピュータを用
いて自動的に行なっている。
(以下TVカメラと称する)は、主に赤、緑、青の三原色
の撮像にそれぞれ撮像管を使用する三管式のものが用い
られている。この三管式TVカメラはカラーバランス調整
とレジストレーション調整が重要な基礎的調整である
が、現在ではこれらの調整をマイクロコンピュータを用
いて自動的に行なっている。
しかしながら、高度の品質の映像を得るためにはさら
に色調調整や輪郭補正信号の調整を行なわなくてはなら
ない。これらの調整はグレースケールの映像を忠実に無
彩色の映像信号として合成するカラーバランス調整や、
色ずれのないまたは最も少ない状態に調整するレジスト
レージョン調整のように、客観的な調整目標を持たない
ため、調整者の主観的な判断によるところが大きい。
に色調調整や輪郭補正信号の調整を行なわなくてはなら
ない。これらの調整はグレースケールの映像を忠実に無
彩色の映像信号として合成するカラーバランス調整や、
色ずれのないまたは最も少ない状態に調整するレジスト
レージョン調整のように、客観的な調整目標を持たない
ため、調整者の主観的な判断によるところが大きい。
例えば、輪郭補正信号の補正量は、撮像管出力の映像
信号の輪郭をどの位強調すればよいかという調整者の主
観的判断により決定される。つまり、調整者は被写体や
撮像管の解像度及びS/N比(輪郭を強調するとS/N比が劣
化する)を考慮し、映像を目視して判断しなければなら
ない。したがって、番組の内容による判断という高度な
主観的判断を伴う場合、熟練度がないと判断を下せない
場合もある。また、通常の放送では複数のTVカメラを使
用しているが、この場合それぞれのカメラに対して輪郭
補正量の調整を実施する必要があるので、マイクロコン
ピュータで自動化されているTVカメラであっても多くの
労力を要して手動調整しなければならない。
信号の輪郭をどの位強調すればよいかという調整者の主
観的判断により決定される。つまり、調整者は被写体や
撮像管の解像度及びS/N比(輪郭を強調するとS/N比が劣
化する)を考慮し、映像を目視して判断しなければなら
ない。したがって、番組の内容による判断という高度な
主観的判断を伴う場合、熟練度がないと判断を下せない
場合もある。また、通常の放送では複数のTVカメラを使
用しているが、この場合それぞれのカメラに対して輪郭
補正量の調整を実施する必要があるので、マイクロコン
ピュータで自動化されているTVカメラであっても多くの
労力を要して手動調整しなければならない。
つまり、従来の輪郭調整手段は調整者の主観に依存さ
れており、また別の見方をすれば輪郭補正信号の補正量
を定量化して調整する手段が確立されていない。すなわ
ち、定量化して調整することが自動的に行ない得れば、
特別の場合を除いてその調整常態で使用される可能性が
大きい。
れており、また別の見方をすれば輪郭補正信号の補正量
を定量化して調整する手段が確立されていない。すなわ
ち、定量化して調整することが自動的に行ない得れば、
特別の場合を除いてその調整常態で使用される可能性が
大きい。
[発明の目的] この発明は上記のような事情を考慮してなされたもの
で、輪郭補正信号を予め定められた所定の補正量に自動
調整することができ、これによって誰が運用した場合で
も所定の輪郭補正信号を映像信号に付加することがで
き、さらには画質品質が一定化し、かつ調整者の熟練度
に依存せずに所定の調整結果が得られ、複数のTVカメラ
を使用する場合でも各カメラ間の輪郭調整にばらつきが
生じにくい輪郭自動調整回路を提供することを目的とす
る。
で、輪郭補正信号を予め定められた所定の補正量に自動
調整することができ、これによって誰が運用した場合で
も所定の輪郭補正信号を映像信号に付加することがで
き、さらには画質品質が一定化し、かつ調整者の熟練度
に依存せずに所定の調整結果が得られ、複数のTVカメラ
を使用する場合でも各カメラ間の輪郭調整にばらつきが
生じにくい輪郭自動調整回路を提供することを目的とす
る。
[発明の概要] すなわち、この発明に係るテレビジョンカメラの輪郭
自動調整回路は、 撮像によって得られる映像信号から垂直輪郭信号及び
水平輪郭信号を生成する輪郭信号生成回路と、この回路
で得られる垂直及び水平輪郭信号のゲインをそれぞれ独
立に調整するゲイン調整回路と、この回路でゲイン調整
された垂直及び水平輪郭信号を加算し、輪郭補正信号と
して前記映像信号に混合して輪郭成分を強調する輪郭補
正回路と、この回路の出力から垂直及び水平の各輪郭成
分値を個別に検出する輪郭成分検出回路と、一走査線と
垂直に交わる縦線及び斜めに交わる斜線の各パターンを
有するテストチャートを撮像したとき、前記輪郭成分検
出回路の出力から前記テストチャートの縦線及び斜線の
パターン部分をある走査線が横切ったときの垂直及び水
平の各輪郭成分を抜き出し、それぞれの検出指令信号を
出力する輪郭成分選択手段と、前記垂直及び水平輪郭信
号に対する強調目標値としての各ゲイン調整制御量が記
憶されるメモリ、及び運用時に前記メモリからの垂直及
び水平ゲイン調整制御量により前記ゲイン調整回路のゲ
イン調整を個別に制御する手段を備える制御処理手段と
を具備し、 前記制御処理手段は、前記テストチャート撮像時に、
前記ゲイン調整回路に対して前記垂直及び水平輪郭信号
のゲインを共に0とする第1の手段、この手段の処理後
に前記輪郭成分選択手段で選択された前記テストチャー
トの斜線パターン部分に相当する検出指令信号により輪
郭成分のピーク値を検出する第2の手段、この得られた
ピーク値がその初期値の所定数倍に達するまで前記ゲイ
ン調整回路に対して前記垂直輪郭信号のゲインを増加さ
せる第3の手段、前記所定数倍に達した最終ゲイン調整
制御をメモリに記憶する第4の手段を備える垂直ゲイン
調整制御手段と、前記テストチャート撮像時に、前記ゲ
イン調整回路に対して前記垂直及び水平輪郭信号のゲイ
ンを共に0とする第5の手段、この手段の処理後に前記
輪郭成分選択手段で選択された前記テストチャートの縦
線パターン部分に相当する検出指令信号により輪郭成分
のピーク値を検出する第6の手段、この得られたピーク
値がその初期値の所定数倍に達するまで前記ゲイン調整
回路に対して前記水平輪郭信号のゲインを増加させる第
7の手段、前記所定数倍に達した最終ゲイン調整制御量
をメモリに記憶する第8の手段を備える水平ゲイン調整
制御手段とを備えることを特徴とするものである。
自動調整回路は、 撮像によって得られる映像信号から垂直輪郭信号及び
水平輪郭信号を生成する輪郭信号生成回路と、この回路
で得られる垂直及び水平輪郭信号のゲインをそれぞれ独
立に調整するゲイン調整回路と、この回路でゲイン調整
された垂直及び水平輪郭信号を加算し、輪郭補正信号と
して前記映像信号に混合して輪郭成分を強調する輪郭補
正回路と、この回路の出力から垂直及び水平の各輪郭成
分値を個別に検出する輪郭成分検出回路と、一走査線と
垂直に交わる縦線及び斜めに交わる斜線の各パターンを
有するテストチャートを撮像したとき、前記輪郭成分検
出回路の出力から前記テストチャートの縦線及び斜線の
パターン部分をある走査線が横切ったときの垂直及び水
平の各輪郭成分を抜き出し、それぞれの検出指令信号を
出力する輪郭成分選択手段と、前記垂直及び水平輪郭信
号に対する強調目標値としての各ゲイン調整制御量が記
憶されるメモリ、及び運用時に前記メモリからの垂直及
び水平ゲイン調整制御量により前記ゲイン調整回路のゲ
イン調整を個別に制御する手段を備える制御処理手段と
を具備し、 前記制御処理手段は、前記テストチャート撮像時に、
前記ゲイン調整回路に対して前記垂直及び水平輪郭信号
のゲインを共に0とする第1の手段、この手段の処理後
に前記輪郭成分選択手段で選択された前記テストチャー
トの斜線パターン部分に相当する検出指令信号により輪
郭成分のピーク値を検出する第2の手段、この得られた
ピーク値がその初期値の所定数倍に達するまで前記ゲイ
ン調整回路に対して前記垂直輪郭信号のゲインを増加さ
せる第3の手段、前記所定数倍に達した最終ゲイン調整
制御をメモリに記憶する第4の手段を備える垂直ゲイン
調整制御手段と、前記テストチャート撮像時に、前記ゲ
イン調整回路に対して前記垂直及び水平輪郭信号のゲイ
ンを共に0とする第5の手段、この手段の処理後に前記
輪郭成分選択手段で選択された前記テストチャートの縦
線パターン部分に相当する検出指令信号により輪郭成分
のピーク値を検出する第6の手段、この得られたピーク
値がその初期値の所定数倍に達するまで前記ゲイン調整
回路に対して前記水平輪郭信号のゲインを増加させる第
7の手段、前記所定数倍に達した最終ゲイン調整制御量
をメモリに記憶する第8の手段を備える水平ゲイン調整
制御手段とを備えることを特徴とするものである。
[発明の実施例] 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を詳細に説
明する。
明する。
第1図はその構成を示すもので、図中11は映像信号入
力端子、12は輪郭信号生成回路で、この輪郭信号生成回
路12は垂直輪郭信号生成部13及び水平輪郭信号生成部14
で構成される。上記垂直輪郭信号生成部13は入力端子11
を介して入力される映像信号Sinを第1の1H遅延回路13a
で1水平期間(1H)だけ遅延させ、さらに第2の1H遅延
回路13bで1水平期間だけ遅延させ、入力映像信号Sinと
第1及び第2の1H遅延回路13a,13bの各遅延出力とを垂
直輪郭検出器(V DTL)13cに入力することによって垂直
輪郭信号SVを生成するものである。また、水平輪郭信号
生成部14は上記第1の1H遅延回路13aの出力を第1の遅
延回路14aでさらにt時間だけ遅延させ、第2の遅延回
路14bでもうt時間だけ遅延させ、第1の1H遅延回路13a
の出力と第1及び第2の遅延回路14a,14bの各遅延出力
とを水平輪郭部(H DTL)14cに入力することによって水
平輪郭信号SHを生成するものである。
力端子、12は輪郭信号生成回路で、この輪郭信号生成回
路12は垂直輪郭信号生成部13及び水平輪郭信号生成部14
で構成される。上記垂直輪郭信号生成部13は入力端子11
を介して入力される映像信号Sinを第1の1H遅延回路13a
で1水平期間(1H)だけ遅延させ、さらに第2の1H遅延
回路13bで1水平期間だけ遅延させ、入力映像信号Sinと
第1及び第2の1H遅延回路13a,13bの各遅延出力とを垂
直輪郭検出器(V DTL)13cに入力することによって垂直
輪郭信号SVを生成するものである。また、水平輪郭信号
生成部14は上記第1の1H遅延回路13aの出力を第1の遅
延回路14aでさらにt時間だけ遅延させ、第2の遅延回
路14bでもうt時間だけ遅延させ、第1の1H遅延回路13a
の出力と第1及び第2の遅延回路14a,14bの各遅延出力
とを水平輪郭部(H DTL)14cに入力することによって水
平輪郭信号SHを生成するものである。
この輪郭信号生成回路12で生成された垂直輪郭信号SV
及び水平輪郭信号SHはそれぞれ増幅器15,16でゲイン調
整された後、加算器17で加算され、輪郭補正信号として
混合器(MIX)18に供給される。この混合器18は上記加
算器17の出力と第1の遅延回路13aの出力とを混合する
もので、ここで混合された映像信号は輪郭補正処理信号
として出力端子19を介して図示しない信号処理回路に供
給されると共に、ハイパスフィルタ(HPF)20、ゲート
(GATE)回路21を介してサンプルホールド(S/H)回路2
2に供給される。ここで、上記ハイパスフィルタ20は例
えばCR形微分器等の簡易なものでよい。また、上記ゲー
ト回路21のオン・オフ及びサンプルホールド回路22のサ
ンプル期間はゲートパルス発生器23から出力されるゲー
トパルスPGによって制御される。このゲートパルス発生
器23は制御入力端子24,25を介して入力される水平ドラ
イブパルスHD及び垂直ドライプパルスVDに応じてゲート
パルスPGを生成出力するもので、このゲートパルスPGで
ゲート回路21のゲートを開くことにより画面の任意の点
を抜取ることができる。これはキャラクタジェネレータ
やビデオRAMの表示位置を決める手段と同様な方法で実
施できるので、ここではその詳細を省略する。
及び水平輪郭信号SHはそれぞれ増幅器15,16でゲイン調
整された後、加算器17で加算され、輪郭補正信号として
混合器(MIX)18に供給される。この混合器18は上記加
算器17の出力と第1の遅延回路13aの出力とを混合する
もので、ここで混合された映像信号は輪郭補正処理信号
として出力端子19を介して図示しない信号処理回路に供
給されると共に、ハイパスフィルタ(HPF)20、ゲート
(GATE)回路21を介してサンプルホールド(S/H)回路2
2に供給される。ここで、上記ハイパスフィルタ20は例
えばCR形微分器等の簡易なものでよい。また、上記ゲー
ト回路21のオン・オフ及びサンプルホールド回路22のサ
ンプル期間はゲートパルス発生器23から出力されるゲー
トパルスPGによって制御される。このゲートパルス発生
器23は制御入力端子24,25を介して入力される水平ドラ
イブパルスHD及び垂直ドライプパルスVDに応じてゲート
パルスPGを生成出力するもので、このゲートパルスPGで
ゲート回路21のゲートを開くことにより画面の任意の点
を抜取ることができる。これはキャラクタジェネレータ
やビデオRAMの表示位置を決める手段と同様な方法で実
施できるので、ここではその詳細を省略する。
上記サンプルホールド回路22でホールドされた電圧信
号はアナログ・デジタル変換器(A/D)26でデジタルデ
ータ化されて演算処理回路(CPU)27に供給される。こ
の演算処理回路27は入力データから垂直輪郭成分と水平
輪郭成分とを検出し、その各検出成分からそれぞれの輪
郭調整値を算出し、その調整値に対応する制御データを
発生するもので、この制御データはデジタル・アナログ
変換器(D/A)28,29でアナログ信号に変換された後、上
記垂直及び水平輪郭信号増幅器15,16のゲイン調整入力
端に供給される。また、上記演算処理回路27は上記垂直
輪郭成分及び水平輪郭成分を検出するための検出指令信
号DVHと水平輪郭成分のみ検出するための検出指令信号D
Hを上記サンプルホールド回路22に供給するようになさ
れている。
号はアナログ・デジタル変換器(A/D)26でデジタルデ
ータ化されて演算処理回路(CPU)27に供給される。こ
の演算処理回路27は入力データから垂直輪郭成分と水平
輪郭成分とを検出し、その各検出成分からそれぞれの輪
郭調整値を算出し、その調整値に対応する制御データを
発生するもので、この制御データはデジタル・アナログ
変換器(D/A)28,29でアナログ信号に変換された後、上
記垂直及び水平輪郭信号増幅器15,16のゲイン調整入力
端に供給される。また、上記演算処理回路27は上記垂直
輪郭成分及び水平輪郭成分を検出するための検出指令信
号DVHと水平輪郭成分のみ検出するための検出指令信号D
Hを上記サンプルホールド回路22に供給するようになさ
れている。
第2図は上記サンプルホールド回路22の具体的な構成
を示すもので、上記ゲート回路21の出力はサンプルホー
ルド部22aに供給されると共に、コンパレータ22bの
(−)入力端に供給される。このコンパレータ22bは
(+)入力端に供給される基準信号REFと上記ゲート出
力とを比較するもので、その比較結果はアンドゲート12
cの一方端に供給されると共に、フリップフロップ(F
F)22dのクロック入力端(反転入力)CKに供給される。
このフリップフロップ12dのクリア入力端(反転入力)C
Lには上記ゲートパルスPGが供給される。そして、この
フリップフロップ22dの反転出力及び非反転出力Qは
それぞれアンドゲート22e,22fの一方端に供給される。
これらのアンドゲート22e,22fの各他方端には上記演算
処理回路27からの各検出指令信号DVH,DHが供給され
る。そして、これらのアンドゲート22e,22fの各出力は
それぞれオアゲート22gの各入力端に供給され、このオ
アゲート22gの出力は上記アンドゲート22cの他方端に供
給される。このアンドゲート22cの出力は上記サンプル
ホールド部22aのサンプルパルス入力端に供給される。
を示すもので、上記ゲート回路21の出力はサンプルホー
ルド部22aに供給されると共に、コンパレータ22bの
(−)入力端に供給される。このコンパレータ22bは
(+)入力端に供給される基準信号REFと上記ゲート出
力とを比較するもので、その比較結果はアンドゲート12
cの一方端に供給されると共に、フリップフロップ(F
F)22dのクロック入力端(反転入力)CKに供給される。
このフリップフロップ12dのクリア入力端(反転入力)C
Lには上記ゲートパルスPGが供給される。そして、この
フリップフロップ22dの反転出力及び非反転出力Qは
それぞれアンドゲート22e,22fの一方端に供給される。
これらのアンドゲート22e,22fの各他方端には上記演算
処理回路27からの各検出指令信号DVH,DHが供給され
る。そして、これらのアンドゲート22e,22fの各出力は
それぞれオアゲート22gの各入力端に供給され、このオ
アゲート22gの出力は上記アンドゲート22cの他方端に供
給される。このアンドゲート22cの出力は上記サンプル
ホールド部22aのサンプルパルス入力端に供給される。
上記のような構成において、以下第3図乃至第6図を
参照してその動作について説明する。尚、周知のよう
に、TVカメラで撮像された映像は、光学系を経て撮像管
で電気信号に変換され、前置増幅器で増幅される(図示
せず)。このようにして得られた映像信号Sinから輪郭
信号生成回路12で垂直及び水平輪郭信号SV,SHを生成
し、これらの信号SV,SHをそれぞれ増幅器15,16でゲイ
ン調整した後、加算器17で加算して輪郭補正信号を生成
し、この輪郭補正信号を混合器18に供給して入力映像信
号Sinと混合することにより、輪郭の強調された映像信
号Soutが得られる。上記輪郭補正信号は、三管式TVカメ
ラにおいては人間の視感度に最も近い緑色信号から得る
のが一般的である。近年、三原色全てに対して輪郭補正
を行なう方式も実用化されているが、これについては緑
色の輪郭を自動調整することができれば他の原色でも同
一の調整を行なえばよいので、ここでは緑色信号から輪
郭補正信号を得る方式を代表させて説明する。
参照してその動作について説明する。尚、周知のよう
に、TVカメラで撮像された映像は、光学系を経て撮像管
で電気信号に変換され、前置増幅器で増幅される(図示
せず)。このようにして得られた映像信号Sinから輪郭
信号生成回路12で垂直及び水平輪郭信号SV,SHを生成
し、これらの信号SV,SHをそれぞれ増幅器15,16でゲイ
ン調整した後、加算器17で加算して輪郭補正信号を生成
し、この輪郭補正信号を混合器18に供給して入力映像信
号Sinと混合することにより、輪郭の強調された映像信
号Soutが得られる。上記輪郭補正信号は、三管式TVカメ
ラにおいては人間の視感度に最も近い緑色信号から得る
のが一般的である。近年、三原色全てに対して輪郭補正
を行なう方式も実用化されているが、これについては緑
色の輪郭を自動調整することができれば他の原色でも同
一の調整を行なえばよいので、ここでは緑色信号から輪
郭補正信号を得る方式を代表させて説明する。
まず、第1図に示した輪郭信号生成回路12は従来より
2つの1H遅延回路を持つ輪郭補正器として用いられる代
表的なものである。この回路の出力として得られる垂直
及び水平輪郭信号の自動調整は以下のように行われる。
2つの1H遅延回路を持つ輪郭補正器として用いられる代
表的なものである。この回路の出力として得られる垂直
及び水平輪郭信号の自動調整は以下のように行われる。
すなわち、第3図に示すようなある特定のテストチャ
ートを撮像し、その中央部(最も解像度が良好)の被写
体の形状から得られる波形と輪郭信号について考えてみ
る。このテストチャートの中心部の図形部分Aを拡大し
て示すと第4図(a)のように縦線及びその両側に斜線
を有する3線の図形になっており、その一部を掃引(図
中矢印のように走査する)したとき、ハイパスフィルタ
20の出力は同図(b)に示すように図形部分でレベル変
化する。そこで、(a)図に示す点線部分で上記ゲート
パルス発生器23からゲートパルスPGを出力させてゲート
回路21のゲートを開き、その部分でのハイパスフィルタ
20出力をサンプルホールド回路22に導出する。その波形
は中央について考えれば(b)図に示した波形と同じで
ある。
ートを撮像し、その中央部(最も解像度が良好)の被写
体の形状から得られる波形と輪郭信号について考えてみ
る。このテストチャートの中心部の図形部分Aを拡大し
て示すと第4図(a)のように縦線及びその両側に斜線
を有する3線の図形になっており、その一部を掃引(図
中矢印のように走査する)したとき、ハイパスフィルタ
20の出力は同図(b)に示すように図形部分でレベル変
化する。そこで、(a)図に示す点線部分で上記ゲート
パルス発生器23からゲートパルスPGを出力させてゲート
回路21のゲートを開き、その部分でのハイパスフィルタ
20出力をサンプルホールド回路22に導出する。その波形
は中央について考えれば(b)図に示した波形と同じで
ある。
このサンプルホールド回路22に入力された信号はコン
パレータ22bで基準信号REFと比較される。したがって、
このコンパレータ22bの出力は同図(c)に示すような
正極性の3つのパルスを出力する。その各パルスはフリ
ップフロップ22dのクロック入力端CKに供給される。こ
のとき、フリップフロップ22dはゲートパルスPGによっ
てクリア解除常態に設定されるので、入力パルスの立ち
下がりで出力Q,を順次反転する。
パレータ22bで基準信号REFと比較される。したがって、
このコンパレータ22bの出力は同図(c)に示すような
正極性の3つのパルスを出力する。その各パルスはフリ
ップフロップ22dのクロック入力端CKに供給される。こ
のとき、フリップフロップ22dはゲートパルスPGによっ
てクリア解除常態に設定されるので、入力パルスの立ち
下がりで出力Q,を順次反転する。
ここで、(b)図の中央のパルスは(a)図中の縦線
によって発生するものであるから、その輪郭成分には水
平輪郭部のみしか発生しない。したがって、水平輪郭信
号のみ検出するには(b)図の中央のパルスだけサンプ
ルホールドすればよい。これは検出指令信号DHを論理レ
ベル“1"(このとき検出指令信号DVHは論理レベル
“0")に設定することによって達成することができる。
すなわち、上記検出指令信号DHが論理レベル“1"のと
き、コンパレータ22bから2番目のパルス(中央のパル
スに対応する)が出力されるとフリップフロップ22dの
出力Qが論理レベル“1"となり、これによってアンドゲ
ート22f及びオアゲート22gの各出力が論理レベル“1"と
なる。このとき、上記コンパレータ22bの出力も論理レ
ベル“1"であるから、アンドゲート22cの出力も倫理レ
ベル“1"となる。したがって、サンプルホールド部22a
は同図(d)に示すように中央のパルスレベルをサンプ
ルホールドするようになる。
によって発生するものであるから、その輪郭成分には水
平輪郭部のみしか発生しない。したがって、水平輪郭信
号のみ検出するには(b)図の中央のパルスだけサンプ
ルホールドすればよい。これは検出指令信号DHを論理レ
ベル“1"(このとき検出指令信号DVHは論理レベル
“0")に設定することによって達成することができる。
すなわち、上記検出指令信号DHが論理レベル“1"のと
き、コンパレータ22bから2番目のパルス(中央のパル
スに対応する)が出力されるとフリップフロップ22dの
出力Qが論理レベル“1"となり、これによってアンドゲ
ート22f及びオアゲート22gの各出力が論理レベル“1"と
なる。このとき、上記コンパレータ22bの出力も論理レ
ベル“1"であるから、アンドゲート22cの出力も倫理レ
ベル“1"となる。したがって、サンプルホールド部22a
は同図(d)に示すように中央のパルスレベルをサンプ
ルホールドするようになる。
一方、(b)図の両側のパルスは(a)図の斜線によ
って発生するものであり、走査線と斜めに交わる図形部
分では輪郭信号生成回路12から垂直輪郭と水平輪郭の両
方の信号が発生される。したがって、垂直輪郭信号を検
出するには(b)図の両側のパルスをサンプルホールド
すればよい。これは検出指令信号DVHを論理レベル“1"
(このとき検出指令信号DHは論理レベル“0")に設定す
ることによって達成できる。すなわち、上記検出指令信
号DVHが論理レベル“1"のとき、コンパレータ22bから1
番目及び3番目のパルス(両側のパルスに対応する)が
出力されるとフリップフロップ22dの反転出力はそれ
ぞれに対応して論理レベル“1"となり、これによってア
ンドゲート22e及びオアゲート22gの各出力は論理レベル
“1"となる。このとき、上記コンパレータ22bの出力も
論理レベル“1"であるから、アンドゲート22cの出力も
論理レベル“1"となる。したがって、サンプルホールド
部22aは同図(e)に示すように両側のパルスレベルを
サンプルホールドするようになる。
って発生するものであり、走査線と斜めに交わる図形部
分では輪郭信号生成回路12から垂直輪郭と水平輪郭の両
方の信号が発生される。したがって、垂直輪郭信号を検
出するには(b)図の両側のパルスをサンプルホールド
すればよい。これは検出指令信号DVHを論理レベル“1"
(このとき検出指令信号DHは論理レベル“0")に設定す
ることによって達成できる。すなわち、上記検出指令信
号DVHが論理レベル“1"のとき、コンパレータ22bから1
番目及び3番目のパルス(両側のパルスに対応する)が
出力されるとフリップフロップ22dの反転出力はそれ
ぞれに対応して論理レベル“1"となり、これによってア
ンドゲート22e及びオアゲート22gの各出力は論理レベル
“1"となる。このとき、上記コンパレータ22bの出力も
論理レベル“1"であるから、アンドゲート22cの出力も
論理レベル“1"となる。したがって、サンプルホールド
部22aは同図(e)に示すように両側のパルスレベルを
サンプルホールドするようになる。
以上のことから、上記サンプルホールド回路22は検出
指令信号DH,DVHのどちらか一方が論理レベル“1"に設
定されることによって、水平輪郭信号SHで水平輪郭成分
が強調されたときの出力Soutのレベル、または垂直輪郭
信号SVと水平輪郭信号SHの両方で生じる垂直輪郭成分が
強調されたときの出力信号Soutのレベルをサンプルホー
ルドすることができる。これらのホールド値はA/D変換
器26によってデータ化されて演算処理回路27に供給され
る。
指令信号DH,DVHのどちらか一方が論理レベル“1"に設
定されることによって、水平輪郭信号SHで水平輪郭成分
が強調されたときの出力Soutのレベル、または垂直輪郭
信号SVと水平輪郭信号SHの両方で生じる垂直輪郭成分が
強調されたときの出力信号Soutのレベルをサンプルホー
ルドすることができる。これらのホールド値はA/D変換
器26によってデータ化されて演算処理回路27に供給され
る。
次に、上記のような検出機能を有する回路を演算処理
回路27によってプログラム制御し、垂直輪郭量と水平輪
郭量の決定を行なう手順を第5図のフローチャートを参
照して説明する。
回路27によってプログラム制御し、垂直輪郭量と水平輪
郭量の決定を行なう手順を第5図のフローチャートを参
照して説明する。
まず、輪郭調整の自動調整をスタートさせる(ステッ
プa)と、初めに垂直輪郭モード(V DTL)にする(ス
テップb)。まず、検出指令信号DVHのみサンプルホー
ルド回路22に供給して前述した両側の信号レベルをサン
プルホールドさせる(ステップc)。そして、垂直輪郭
信号SVのゲインを0に設定すると共に水平輪郭信号SHの
ゲインも0に設定し(ステップd)、第4図(b)に示
した信号を同図(e)に示した信号でサンプルホールド
させ、その値(垂直輪郭成分VS)を演算処理回路27に入
力してメモリする(ステップe)。これによってVSの初
期値が決定される。ここで、垂直輪郭信号SVのゲインを
少しづつ増加していく(ステップf)と、第4図(b)
に示した信号は同図(f)に示すように斜線部分に対応
する両側の信号だけ振幅が増加していく。この振幅の変
化分(第4図(f)中のV)が垂直輪郭の強調分であ
る。そこで、このときのVSをサンプルホールドして演算
処理回路27に入力する(ステップg)。そして、そのVS
値が初期値に対して予めプログラムに記憶されている定
数kv倍になるまで垂直輪郭信号SVのゲインを増加させ
(kv倍でなくある一定値に達するまで増加させるように
してもよい)(ステップh)、kv倍に達したとき、その
ときの垂直輪郭信号SVのゲインをメモリする(ステップ
i)。
プa)と、初めに垂直輪郭モード(V DTL)にする(ス
テップb)。まず、検出指令信号DVHのみサンプルホー
ルド回路22に供給して前述した両側の信号レベルをサン
プルホールドさせる(ステップc)。そして、垂直輪郭
信号SVのゲインを0に設定すると共に水平輪郭信号SHの
ゲインも0に設定し(ステップd)、第4図(b)に示
した信号を同図(e)に示した信号でサンプルホールド
させ、その値(垂直輪郭成分VS)を演算処理回路27に入
力してメモリする(ステップe)。これによってVSの初
期値が決定される。ここで、垂直輪郭信号SVのゲインを
少しづつ増加していく(ステップf)と、第4図(b)
に示した信号は同図(f)に示すように斜線部分に対応
する両側の信号だけ振幅が増加していく。この振幅の変
化分(第4図(f)中のV)が垂直輪郭の強調分であ
る。そこで、このときのVSをサンプルホールドして演算
処理回路27に入力する(ステップg)。そして、そのVS
値が初期値に対して予めプログラムに記憶されている定
数kv倍になるまで垂直輪郭信号SVのゲインを増加させ
(kv倍でなくある一定値に達するまで増加させるように
してもよい)(ステップh)、kv倍に達したとき、その
ときの垂直輪郭信号SVのゲインをメモリする(ステップ
i)。
同様にして、水平輪郭モード(H DTL)にする(ステ
ップj)。まず、検出指令信号DHのみサンプルホールド
回路22に供給して前述した中央の信号レベルをサンプル
ホールドさせる(ステップk)。そして、水平輪郭信号
SHのゲインを0に設定すると共に垂直輪郭信号SVのゲイ
ンも0に設定し(ステップl)、第4図(b)に示した
信号を同図(d)に示した信号でサンプルホールドさ
せ、その値(水平輪郭成分VH)を演算処理回路27に入力
してメモリする(ステップm)。これによってVHの初期
値が決定される。ここで、水平輪郭信号SHのゲインを少
しづつ増加していく(ステップn)と、第4図(b)に
示した信号は同図(g)に示すように縦線部分に対応す
る中央の信号の振幅が増加していく。この振幅の変化分
(第4図(g)中のH)が垂直輪郭の強調分である。そ
こで、このときのVHをサンプルホールドして演算処理回
路27に入力する(ステップo)。そして、そのVH値が初
期値に対して予めプログラムに記憶されている定数kh倍
になるまで水平輪郭信号SHのゲインを増加させ(kh倍で
なくある一定値に達するまで増加させるようにしてもよ
い)(ステップp)、kh倍に達したとき、そのときの水
平輪郭信号SHのゲインをメモリする(ステップq)。
尚、このときに斜線部分に対応する信号の波形も水平輪
郭成分で増加するが、斜交するために周波数成分が直交
する縦線部分とは異なっていると考えてよい。しかし、
第4図(g)中のHとH′との間には比較関係が保たれ
ている。
ップj)。まず、検出指令信号DHのみサンプルホールド
回路22に供給して前述した中央の信号レベルをサンプル
ホールドさせる(ステップk)。そして、水平輪郭信号
SHのゲインを0に設定すると共に垂直輪郭信号SVのゲイ
ンも0に設定し(ステップl)、第4図(b)に示した
信号を同図(d)に示した信号でサンプルホールドさ
せ、その値(水平輪郭成分VH)を演算処理回路27に入力
してメモリする(ステップm)。これによってVHの初期
値が決定される。ここで、水平輪郭信号SHのゲインを少
しづつ増加していく(ステップn)と、第4図(b)に
示した信号は同図(g)に示すように縦線部分に対応す
る中央の信号の振幅が増加していく。この振幅の変化分
(第4図(g)中のH)が垂直輪郭の強調分である。そ
こで、このときのVHをサンプルホールドして演算処理回
路27に入力する(ステップo)。そして、そのVH値が初
期値に対して予めプログラムに記憶されている定数kh倍
になるまで水平輪郭信号SHのゲインを増加させ(kh倍で
なくある一定値に達するまで増加させるようにしてもよ
い)(ステップp)、kh倍に達したとき、そのときの水
平輪郭信号SHのゲインをメモリする(ステップq)。
尚、このときに斜線部分に対応する信号の波形も水平輪
郭成分で増加するが、斜交するために周波数成分が直交
する縦線部分とは異なっていると考えてよい。しかし、
第4図(g)中のHとH′との間には比較関係が保たれ
ている。
このようにして設定されたVS,VHをそれぞれ垂直輪郭
補正量及び水平輪郭補正量としてそれぞれメモリから読
出し、これに基づいて各輪郭信号SV,SHのゲインを調整
すれば、上記ゲート回路21の出力には第4図(h)に示
すように各輪郭信号SV,SHで強調された輪郭成分V+
H′,Hが存在することになるので、輪郭補正前の波形と
輪郭補正信号の混合波形である出力信号Soutの輪郭補正
成分が予め定められた量に自動調整されたことになる。
補正量及び水平輪郭補正量としてそれぞれメモリから読
出し、これに基づいて各輪郭信号SV,SHのゲインを調整
すれば、上記ゲート回路21の出力には第4図(h)に示
すように各輪郭信号SV,SHで強調された輪郭成分V+
H′,Hが存在することになるので、輪郭補正前の波形と
輪郭補正信号の混合波形である出力信号Soutの輪郭補正
成分が予め定められた量に自動調整されたことになる。
以上は第4図(a)のような図形で説明したが、例え
ばこの図形の中央に縦線がない場合でも、同図(g)に
は斜線部分に対応する水平輪郭成分としてH′が現われ
るので、このH′に注目して水平輪郭補正量を設定すれ
ばよい。また、第6図(a)に示すような線分の組合わ
せ図形でないものでも、その輪郭が図中矢印で示す走査
線と斜めに交わっていれば上記と同様に考えられる。
尚、(b)図は垂直及び水平輪郭信号SV,SHの各ゲイン
を0に設定したときのゲート回路21の出力波形、(c)
図は垂直輪郭信号SVのゲインを増加したときのゲート回
路21の出力波形、(d)図は水平輪郭信号SHのゲインを
増加したときのゲート回路21の出力波形、(e)図は両
輪郭信号SV,SHの各ゲインをそれぞれ増加したときのゲ
ート回路21の出力波形を示している。この場合、輪郭成
分は正負両極性に現われるが、この場合の輪郭補正はそ
の原理から明らかなので、ここではその説明を省略す
る。そして、上記同様に垂直及び水平輪郭成分に対し、
正または負の極性レベルについて基準信号±REFを設定
して比較し、サンプルホールドして検出すれば、上記実
施例と同様の手法を適用することができる。
ばこの図形の中央に縦線がない場合でも、同図(g)に
は斜線部分に対応する水平輪郭成分としてH′が現われ
るので、このH′に注目して水平輪郭補正量を設定すれ
ばよい。また、第6図(a)に示すような線分の組合わ
せ図形でないものでも、その輪郭が図中矢印で示す走査
線と斜めに交わっていれば上記と同様に考えられる。
尚、(b)図は垂直及び水平輪郭信号SV,SHの各ゲイン
を0に設定したときのゲート回路21の出力波形、(c)
図は垂直輪郭信号SVのゲインを増加したときのゲート回
路21の出力波形、(d)図は水平輪郭信号SHのゲインを
増加したときのゲート回路21の出力波形、(e)図は両
輪郭信号SV,SHの各ゲインをそれぞれ増加したときのゲ
ート回路21の出力波形を示している。この場合、輪郭成
分は正負両極性に現われるが、この場合の輪郭補正はそ
の原理から明らかなので、ここではその説明を省略す
る。そして、上記同様に垂直及び水平輪郭成分に対し、
正または負の極性レベルについて基準信号±REFを設定
して比較し、サンプルホールドして検出すれば、上記実
施例と同様の手法を適用することができる。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によるテレビジョンカメ
ラの輪郭自動調整回路は、ある定められたテストチャー
トを撮像することによって垂直及び水平の両輪郭信号成
分を自動調整することができるので、調整者の熟練度に
依存せず、一定した輪郭補正を行うことができる。さら
に、複数のTVカメラも同一基準でプログラム制御すれ
ば、それぞれのTVカメラの輪郭強調度を揃えることがで
き、これによって画質のばらつきを少なくすることがで
きる。特に、従来の自動調整が行い得るTVカメラにおい
ても、輪郭信号が調整者の手動調整に依存されたことに
比べれば、調整時間の短縮、画質の等質性が実現され、
しかも調整者の熟練度に依存しないで一定の調整結果が
得られることになり、その結果は絶大なものである。
ラの輪郭自動調整回路は、ある定められたテストチャー
トを撮像することによって垂直及び水平の両輪郭信号成
分を自動調整することができるので、調整者の熟練度に
依存せず、一定した輪郭補正を行うことができる。さら
に、複数のTVカメラも同一基準でプログラム制御すれ
ば、それぞれのTVカメラの輪郭強調度を揃えることがで
き、これによって画質のばらつきを少なくすることがで
きる。特に、従来の自動調整が行い得るTVカメラにおい
ても、輪郭信号が調整者の手動調整に依存されたことに
比べれば、調整時間の短縮、画質の等質性が実現され、
しかも調整者の熟練度に依存しないで一定の調整結果が
得られることになり、その結果は絶大なものである。
第1図はこの発明に係る輪郭自動調整回路の一実施例を
示すブロック回路構成図、第2図は同実施例に用いられ
るサンプルホールド回路の具体的な構成を示すブロック
回路図、第3図は同実施例に用いられるテストチャート
を示す図、第4図は上記テストチャートを撮像したとき
の回路動作を説明するための波形図、第5図は同実施例
で垂直輪郭量と水平輪郭量の決定を行なうプログラム制
御の手順を説明するためのフローチャート、第6図は上
記テストチャートの図形と異なる図形を用いたときの回
路動作を示す波形図である。 12……輪郭信号生成回路、13……垂直輪郭信号生成部、
13a,13b……1H遅延回路、13c……垂直輪郭検出器、14…
…水平輪郭信号生成部、14a,14b……遅延回路、14c……
水平輪郭検出器、15……垂直輪郭信号増幅器、16……水
平輪郭信号増幅器、17……加算器、18……混合器、20…
…ハイパスフィルタ、21……ゲート回路、22……サンプ
ルホールド回路、22a……サンプルホールド部、22b……
コンパレータ、22c,22e,22f……アンドゲート、22d……
フリップフロップ、22g……オアゲート、23……ゲート
パルス発生器、26……A/D変換器、27……演算処理回
路、28,29……D/A変換器、SV……垂直輪郭信号、SH……
水平輪郭信号、PG……ゲートパルス、DVH,DH……検出
指令信号。
示すブロック回路構成図、第2図は同実施例に用いられ
るサンプルホールド回路の具体的な構成を示すブロック
回路図、第3図は同実施例に用いられるテストチャート
を示す図、第4図は上記テストチャートを撮像したとき
の回路動作を説明するための波形図、第5図は同実施例
で垂直輪郭量と水平輪郭量の決定を行なうプログラム制
御の手順を説明するためのフローチャート、第6図は上
記テストチャートの図形と異なる図形を用いたときの回
路動作を示す波形図である。 12……輪郭信号生成回路、13……垂直輪郭信号生成部、
13a,13b……1H遅延回路、13c……垂直輪郭検出器、14…
…水平輪郭信号生成部、14a,14b……遅延回路、14c……
水平輪郭検出器、15……垂直輪郭信号増幅器、16……水
平輪郭信号増幅器、17……加算器、18……混合器、20…
…ハイパスフィルタ、21……ゲート回路、22……サンプ
ルホールド回路、22a……サンプルホールド部、22b……
コンパレータ、22c,22e,22f……アンドゲート、22d……
フリップフロップ、22g……オアゲート、23……ゲート
パルス発生器、26……A/D変換器、27……演算処理回
路、28,29……D/A変換器、SV……垂直輪郭信号、SH……
水平輪郭信号、PG……ゲートパルス、DVH,DH……検出
指令信号。
Claims (1)
- 【請求項1】撮像によって得られる映像信号から垂直輪
郭信号及び水平輪郭信号を生成する輪郭信号生成回路
と、 この回路で得られる垂直及び水平輪郭信号のゲインをそ
れぞれ独立に調整するゲイン調整回路と、 この回路でゲイン調整された垂直及び水平輪郭信号を加
算し、輪郭補正信号として前記映像信号に混合して輪郭
成分を強調する輪郭補正回路と、 この回路の出力から垂直及び水平の各輪郭成分値を個別
に検出する輪郭成分検出回路と、 一走査線と垂直に交わる縦線及び斜めに交わる斜線の各
パターンを有するテストチャートを撮像したとき、前記
輪郭成分検出回路の出力から前記テストチャートの縦線
及び斜線のパターン部分をある走査線が横切ったときの
垂直及び水平の各輪郭成分を抜き出し、それぞれの検出
指令信号を出力する輪郭成分選択手段と、 前記垂直及び水平輪郭信号に対する強調目標値としての
各ゲイン調整制御量が記憶されるメモリ、及び運用時に
前記メモリからの垂直及び水平ゲイン調整制御量により
前記ゲイン調整回路のゲイン調整を個別に制御する手段
を備える制御処理手段とを具備し、 前記制御処理手段は、 前記テストチャート撮像時に、前記ゲイン調整回路に対
して前記垂直及び水平輪郭信号のゲインを共に0とする
第1の手段、この手段の処理後に前記輪郭成分選択手段
で選択された前記テストチャートの斜線パターン部分に
相当する検出指令信号により輪郭成分のピーク値を検出
する第2の手段、この得られたピーク値がその初期値の
所定数倍に達するまで前記ゲイン調整回路に対して前記
垂直輪郭信号のゲインを増加させる第3の手段、前記所
定数倍に達した最終ゲイン調整制御量をメモリに記憶す
る第4の手段を備える垂直ゲイン調整制御手段と、 前記テストチャート撮像時に、前記ゲイン調整回路に対
して前記垂直及び水平輪郭信号のゲインを共に0とする
第5の手段、この手段の処理後に前記輪郭成分選択手段
で選択された前記テストチャートの縦線パターン部分に
相当する検出指令信号により輪郭成分のピーク値を検出
する第6の手段、この得られたピーク値がその初期値の
所定数倍に達するまで前記ゲイン調整回路に対して前記
水平輪郭信号のゲインを増加させる第7の手段、前記所
定数倍に達した最終ゲイン調整制御量をメモリに記憶す
る第8の手段を備える水平ゲイン調整制御手段とを備え
ることを特徴とするテレビジョンカメラの輪郭自動調整
回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60066921A JP2515280B2 (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 | テレビジョンカメラの輪郭自動調整回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60066921A JP2515280B2 (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 | テレビジョンカメラの輪郭自動調整回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61225979A JPS61225979A (ja) | 1986-10-07 |
| JP2515280B2 true JP2515280B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=13329922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60066921A Expired - Lifetime JP2515280B2 (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 | テレビジョンカメラの輪郭自動調整回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2515280B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6449480A (en) * | 1987-08-20 | 1989-02-23 | Nippon Denki Home Electronics | Outline corrector |
| JPH0248865A (ja) * | 1988-08-10 | 1990-02-19 | Hitachi Ltd | 水平・垂直輪郭強調回路 |
| JPH04207670A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-29 | Fujitsu General Ltd | エッジ強調回路 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US310139A (en) | 1884-12-30 | Thoenton jojstes |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4437124A (en) * | 1982-04-30 | 1984-03-13 | Rca Corporation | Dynamic coring circuit |
| JPS6019366A (ja) * | 1983-07-13 | 1985-01-31 | Toshiba Corp | 水平輪郭回路 |
-
1985
- 1985-03-30 JP JP60066921A patent/JP2515280B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US310139A (en) | 1884-12-30 | Thoenton jojstes |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61225979A (ja) | 1986-10-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2979081B2 (ja) | 自動露光制御方法及び装置 | |
| US4409620A (en) | Picture division type automatic exposure control device for television camera | |
| JPS63173471A (ja) | テレビカメラの自動的露出制御方法及び装置 | |
| RU2190936C2 (ru) | Устройство и способ компенсации качества цветного изображения | |
| US4987482A (en) | Image pickup apparatus having exposure control for human subjects | |
| JPS5997291A (ja) | 撮像装置 | |
| JP2515280B2 (ja) | テレビジョンカメラの輪郭自動調整回路 | |
| NL8003785A (nl) | Witbalansregelwijze en -schakeling. | |
| CA1165432A (en) | Digital measurement system for automatically focusing a television camera | |
| JPS58186291A (ja) | カラ−ビデオ信号の階調変換方法 | |
| JPS5838025B2 (ja) | イロジヨウホウケンシユツカイロ | |
| JP2961719B2 (ja) | 画像信号処理回路 | |
| JP2624686B2 (ja) | 画像信号処理装置 | |
| JP2754842B2 (ja) | シェーディング補正回路 | |
| JPS6390283A (ja) | 輪郭補償回路 | |
| JP2724765B2 (ja) | ネガ画像信号の処理回路 | |
| JP3739066B2 (ja) | テレビジョンカメラ装置 | |
| JPS598990B2 (ja) | カラ−テレビジョンカメラにおける走査位置ずれ補正装置 | |
| JP2000350224A (ja) | テレビカメラのビューファインダ | |
| JPH04288117A (ja) | ビデオ信号処理回路 | |
| JPS6342913B2 (ja) | ||
| JPH055750Y2 (ja) | ||
| JPH06300682A (ja) | カラー画像処理による混合度測定および色比較装置 | |
| JPS6330073A (ja) | ビデオカメラのアパ−チヤ補償方式 | |
| JPS5827279A (ja) | 映像信号処理装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |