JP2515187Y2 - 薬品含浸フィルタを用いたガス中の特定成分捕集装置 - Google Patents

薬品含浸フィルタを用いたガス中の特定成分捕集装置

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JP2515187Y2 JP1990015131U JP1513190U JP2515187Y2 JP 2515187 Y2 JP2515187 Y2 JP 2515187Y2 JP 1990015131 U JP1990015131 U JP 1990015131U JP 1513190 U JP1513190 U JP 1513190U JP 2515187 Y2 JP2515187 Y2 JP 2515187Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、薬品含浸フィルタを用いたガス中の特定成
分捕集装置に関するものであり、例えば、自動車エンジ
ンの排気ガス中の特定成分を薬品含浸フィルタに捕集
し、当該フィルタ上の特定元素を螢光X線分析装置で分
析定量して、エンジンオイルの消費量を測定するのに利
用される。
〔従来の技術〕
薬品含浸フィルタを用いたガス中の特定成分捕集装置
としては、第9図に示すように、雄ねじ部90と雌ねじ部
91を介して互いに同芯状に連結可能な第一部材92と第二
部材93とでフィルタケースを構成し、第一部材92と第二
部材93との間に、薬品含浸フィルタ94の周縁部を挟持す
るように構成したものが知られている。95…はガスの出
入り口である。
この装置は、自動車エンジンの排気ガス等の測定ガス
をフィルタケースに導入して、測定ガス中の特定成分の
薬品含浸フィルタ94で捕集したら、ピンセット96で前記
フィルタ94をフィルタケースから取り出すように構成さ
れている。そして、取り出したフィルタ94を、同図に示
すように、特定成分が付着している側の面(ガス入口側
の面)が下に来るように螢光X線分析装置の試料台97に
セットし、試料台97の下方に配置した図外のX線源から
フィルタ94下面にX線aを照射して、励起される螢光X
線により特定元素の分析定量を行うものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記の従来例では、ガス中の特定成分を捕集したフィ
ルタ94をピンセット96でフィルタケースから取り出し、
当該フィルタ94を、特定成分が付着している側の面が下
に来るように螢光X線分析装置の試料台97にセットする
ことが必要であるため、分析操作が非常に面倒であり、
しかも、フィルタ94をピンセット96で摘むため、ピンセ
ット96の接触が分析誤差の要因となる等の欠点があっ
た。
本考案は、上記の従来欠点に鑑みて成されたもので、
ガス中の特定成分を捕集した薬品含浸フィルタを、ピン
セット等で触れることなく、螢光X線分析装置の試料台
に容易にセットできるようにすることを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案が講じた技術的
手段は、次の通りである。
即ち、第1考案による薬品含浸フィルタを用いたガス
中の特定成分捕集装置の特徴は、薬品含浸フィルタを用
いてガス中の特定成分を捕集する装置であって、両端に
ガス入口とガス出口が形成されたフィルタケースと、フ
ィルタケース内に着脱自在に装填された環状枠体と、該
環状枠体のガス入口側の端面に形成された環状溝に弾性
的に嵌着された突起を備えた環状パッキンとよりなり、
前記環状枠体のガス入口側の端面と前記環状パッキンと
で薬品含浸フィルタの周縁部を挟持させてあるととも
に、前記突起の内径は、挟持される前記薬品含浸フィル
タを嵌合できる大きさとしてあることにある。
第2考案による装置の特徴は、薬品含浸フィルタを用
いてガス中の特定成分を捕集する装置であって、ガス入
口が形成された端部フィルタケースと、ガス出口が形成
された端部フィルタケースと、これらの端部フィルタケ
ース間に着脱自在に連結された環状の中間フィルタケー
スと、該中間フィルタケースのガス入口側の端面に形成
された環状溝に弾性的に嵌着された突起を備えた環状パ
ッキンとよりなり、前記中間フィルタケースのガス入口
側の端面と前記環状パッキンとで薬品含浸フィルタの周
縁部を挟持させてあるとともに、前記突起の内径は、挟
持される前記薬品含浸フィルタを嵌合できる大きさとし
てあることにある。
〔作用〕
上記の構成によれば、ガス入口からガス出口へと排気
ガス等の測定ガスを流すことにより、ガス中の特定成分
が薬品含浸フィルタで捕集される。特定成分の捕集後、
前記フィルタを、螢光X線分析装置の試料台に、特定成
分の付着した面が下になるようにセットするにあたって
は、環状枠体ごと、あるいは、中間フィルタケースごと
セットすることが可能である。
即ち、第1考案の構成によれば、薬品含浸フィルタの
周縁部が、環状枠体のガス入口側の端面と当該端面の環
状溝に弾性的に嵌着した環状パッキンとで挟持されてい
るので、環状枠体をフィルタケースから取り出してフィ
ルタ側を下に向けてもフィルタが落下しない。
従って、フィルタでガス中の特定成分を捕集した後、
当該フィルタを環状枠体ごとフィルタケースから取り出
し、環状枠体を螢光X線分析装置の試料台に、フィルタ
を下にした状態に、つまり、フィルタの特定成分が付着
している側の面が下に来る状態にセットすることが可能
である。
また、第2考案の構成によれば、薬品含浸フィルタの
周縁部が、中間フィルタケースのガス入口側の端面と当
該端面の環状溝に弾性的に嵌着した環状パッキンとで挟
持されているので、中間フィルタケースを端部フィルタ
ケースから分離してフィル側を下に向けても、フィルタ
が落下しない。従って、フィルタでガス中の特定成分を
捕集した後、中間フィルタケースを端部フィルタケース
から分離して、当該中間フィルタケースを螢光X線分析
装置の試料台に、フィルタを下にした状態にセットする
ことが可能である。
さらに、第1考案によれば、前記環状パッキンは、環
状枠体のガス入口側の端面に形成された環状溝に弾性的
に嵌着された突起を備え、かつ、この突起の内径は、挟
持される前記薬品含浸フィルタを嵌合できる大きさとし
てあるので、薬品含浸フィルタの周縁部の挟持を確実に
行うことができる。すなわち、環状溝に突起が嵌着する
ことにより、薬品含浸フィルタの周縁部を環状枠体のガ
ス入口側の端面に押圧して薬品含浸フィルタを環状枠体
に確実に固定することができる。
また、第2考案でも、前記突起により測定ガスが薬品
含浸フィルタを流通する際のガス洩れを確実に防止でき
る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第3図は第1考案の実施例を示す。図にお
いて、1は両端にガス入口2とガス出口3が形成された
フィルタケースである。フィルタケース1は、ねじ嵌合
部4を介して結合・分離自在な第1ケース1aと第2ケー
ス1bとから構成されている。5はフィルタケース1内に
着脱自在に装填された環状枠体である。環状枠体5のガ
ス入口2側の端面Sには環状溝6が形成され、当該環状
溝6には環状パッキン7が弾性的に嵌着されている。8
は薬品含浸フィルタであり、当該フィルタ8の周縁部
は、前記環状枠体5の端面Sと前記環状パッキン7とで
挟持されている。
すなわち、環状パッキン7は、環状枠体5のガス入口
側の端面Sに形成された環状溝6に弾性的に嵌着された
突起30を備え、環状枠体5のガス入口側の端面Sと環状
パッキン7とで薬品含浸フィルタ8の周縁部を挟持させ
てあるとともに、突起30の内径は、挟持される前記薬品
含浸フィルタ8を嵌合できる大きさに設定されている。
そして、環状枠体5のガス出口3側の端面と対向する
第2ケース1bの端面9には環状のシール溝10が形成さ
れ、該シール溝10にはOリング11が嵌め込まれている。
尚、フィルタケース1、環状枠体5は、ステンレス等
の耐腐食性に優れた材料で製作されている。上記の構成
によれば、ガス入口2から自動車エンジンの排気ガス等
の測定ガスをフィルタケース1に導入することにより、
測定ガス中の特定成分が薬品含浸フィルタ8で捕集され
る。測定ガスはフィルタ8をガス入口2側からガス出口
3側へと流通するため、フィルタ8には、ガス入口2側
の面に多くの特定成分が付着することになる。
しかる後、フィルタケース1を分離して、第2図に示
すように、フィルタ8を環状枠体5ごと前記フィルタケ
ース1から取り出し、第4図に示すように、螢光X線分
析装置の試料台12に、フィルタ8が下になるように、つ
まり、フィルタ8の特定成分が付着している面が下にな
るようにセットし、試料台12の下方に配置された図外の
X線源によりX線aをフィルタ8に照射し、励起される
螢光X線により特定元素の分析定量を行うのである。
このように本実施例によれば、突起30の内径は、挟持
される前記薬品含浸フィルタ8を嵌合できる大きさに設
定されており、環状溝6に突起30が嵌着することによ
り、薬品含浸フィルタ8の周縁部を環状枠体5のガス入
口側の端面Sに押圧して薬品含浸フィルタ8を環状枠体
5に確実に固定することができる。これにより薬品含浸
フィルタ8を環状枠体5ごとフィルタケース1a,1bから
取り出したり、取り出された環状枠体5を螢光X線分析
装置の試料台12にセットする際に薬品含浸フィルタ8が
固定位置から動いたり、取り外されたりすることなく前
記突起30と環状溝6との嵌着により確実に位置決めされ
た状態で環状枠体5に薬品含浸フィルタ8が取り付けら
れることになる。しかもOリング等の特定のシール部材
を用いることなく前記突起30により測定ガスが薬品含浸
フィルタ8を流通する際のガス洩れを防止でき、薬品含
浸フィルタ8のシール性を向上できる利点を有する。
第4図乃至第7図は、第2考案の実施例を示す。フィ
ルタケース1は、ガス入口2が形成された端部フィルタ
ケース13と、ガス出口3が形成された端部フィルタケー
ス14と、これらの端部フィルタケース13,14間に着脱自
在に連結された環状の中間フィルタケース15とによって
形成されている。中間フィルタケース15のガス入口2側
の端面Sには、環状溝6が形成され、当該環状溝6には
環状パッキン7が弾性的に嵌着されている。薬品含浸フ
ィルタ8の周縁部は、前記中間フィルタケース15の端面
Sと前記環状パッキン7とで挟持されている。
すなわち、環状パッキン7は、中間フィルタケース15
のガス入口側の端面Sに形成された環状溝6に弾性的に
嵌着された突起30を備え、中間フィルタケース15のガス
入口側の端面Sと環状パッキン7とで薬品含浸フィルタ
8の周縁部を挟持させてあるとともに、突起30の内径
は、挟持される前記薬品含浸フィルタ8を嵌合できる大
きさに設定されている。
中間フィルタケース15は、軸芯方向一端側に雄ねじ部
16aを有し、他端側には前記雄ねじ部16aに対応する寸法
の雌ねじ部16bを有しており、第5図に示すように、任
意個数の中間フィルタケース15…を同芯状に連結可能で
ある。端部フィルタケース13,14には、前記雄ねじ部16
a,雌ねじ部16bに対応する雌ねじ部17a,雄ねじ部17bが形
成され、これらのねじ嵌合により、端部フィルタケース
13,14と中間フィルタケース15とが連結されるようにな
っている。18はフィルタ8の撓みを防止するための金網
であり、金網18の周縁部は中間フィルタケース15とその
ガス流通路にかち込まれたリング19とによって挟持され
ている。20は中間フィルタケース15のガス出口3側の端
面に形成した環状溝21に弾性的に嵌着された環状パッキ
ン、22,23は、端部フィルタケース13,14の相対向する端
面に形成した環状溝24,25に弾性的に嵌着された環状パ
ッキンである。
尚、端部フィルタケース13,14、中間フィルタケース1
5、金網18、リング19は、ステンレス等の耐腐食性に優
れた材料で製作されている。
上記の構成によれば、第4図に示すように、端部フィ
ルタケース13,14間に所望個数の中間フィルタケース15
を連結した状態で、ガス入口12からフィルタケース1内
に排気ガス等の測定ガスを導入することにより、測定ガ
ス中の特定成分が薬品含浸フィルタ8で捕集される。測
定ガスはフィルタ8をガス入口2側からガス出口3側へ
と通過するため、フィルタ8には、ガス入口2側の面に
多くの特定成分が付着することになる。
しかる後、中間フィルタケース15を端部フィルタケー
ス13,14から分離して、第7図に示すように、螢光X線
分析装置の試料台12に、フィルタ8が下になるように、
つまり、フィルタ8の特定成分が付着している面が下に
なるようにセットし、試料台12の下方に配置された図外
のX線源によりX線aをフィルタ8に照射し、特定元素
の分析定量を行うのである。
このように本実施例でも、薬品含浸フィルタ8を中間
フィルタケース15ごと端部フィルタケース13,14から取
り出したり、取り出された中間フィルタケース15を螢光
X線分析装置の試料台12にセットする際に薬品含浸フィ
ルタ8が固定位置から動いたり、取り外されたりするこ
となく環状パッキン7に形成された突起30と中間フィル
タケース15のガス入口側の端面Sに形成された環状溝6
との嵌着により確実に位置決めされた状態で中間フィル
タケース15に薬品含浸フィルタ8が取り付けられること
になる。さらに、前記突起30により測定ガスが薬品含浸
フィルタ8が流通する際のガス洩れを確実に防止でき
る。
第8図は本考案の別実施例を示し、中間フィルタケー
ス15のフィルタ8周縁部と接触する端面Sに微細な多数
の凹部26…を穿設して、フィルタ周縁部が端面Sに付着
するのを抑制し、分析完了後におけるフィルタ8の引き
剥がしを容易に行えるようにした点に特徴がある。その
他の構成は先の実施例と同じである。
〔考案の効果〕
以上のように第1考案によれば、薬品含浸フィルタを
環状枠体ごとフィルタケースから取り出し、環状枠体を
螢光X線分析装置の試料台に、フィルタを下にした状態
にセットすることが可能であり、第2考案によれば、中
間フィルタケースを端部フィルタケースから分離して、
当該中間フィルタケースを螢光X線分析装置の試料台
に、フィルタを下にした状態にセットすることが可能で
あるから、ガス中の特定成分を捕集した薬品含浸フィル
タをピンセット等で触れることなく、螢光X線分析装置
の試料台に容易にセットでき、接触による分析誤差も防
止できるのである。
また、第1考案によれば、前記環状パッキンは、環状
枠体のガス入口側の端面に形成された環状溝に弾性的に
嵌着された突起を備え、かつ、この突起の内径は、挟持
される前記薬品含浸フィルタを嵌合できる大きさとして
あるので、薬品含浸フィルタの周縁部の挟持を確実に行
うことができる。すなわち、環状溝に突起が嵌着するこ
とにより、薬品含浸フィルタの周縁部を環状枠体がガス
入口側の端面に押圧して薬品含浸フィルタを環状枠体に
確実に固定することができる。これにより薬品含浸フィ
ルタを環状枠体ごとフィルタケースから取り出したり、
取り出された環状枠体を螢光X線分析装置の試料台にセ
ットする際に薬品含浸フィルタが固定位置から動いた
り、取り外されたりすることなく前記突起と環状溝との
嵌着により確実に位置決めされた状態で環状枠体に薬品
含浸フィルタが取り付けられることになる。しかもOリ
ング等の特定のシール部材を用いることなく前記突起に
より測定ガスが薬品含浸フィルタを流通する際のガス洩
れを防止でき、前記薬品含浸フィルタのシール性を向上
できる利点を有する。
また、第2考案でも、薬品含浸フィルタを中間フィル
タケースごと端部フィルタケースから取り出したり、取
り出された中間フィルタケースを螢光X線分析装置の試
料台にセットする際に薬品含浸フィルタが固定位置から
動いたり、取り外されたりすることなく環状パッキンに
形成された突起と中間フィルタケースのガス入口側の端
面に形成された環状溝との嵌着により確実に位置決めさ
れた状態で中間フィルタケースに薬品含浸フィルタが取
り付けられることになる。さらに、前記突起により測定
ガスが薬品含浸フィルタを流通する際のガス洩れを確実
に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は第1考案の実施例を示し、第1図は
断面図、第2図は要部の断面図、第3図は螢光X線分析
装置にフィルタをセットした状態を示す断面図である。 第4図乃至第7図は第2考案の実施例を示し、第4図は
断面図、第5図は要部の断面図、第6図は要部の分解断
面図、第7図は螢光X線分析装置にフィルタをセットし
た状態を示す断面図である。第8図は第2考案の別実施
例を示す一部を拡大した要部の分解断面図である。 第9図は従来例の説明図である。 1……フィルタケース、2……ガス入口、3……ガス出
口、5……環状枠体、6……環状溝、7……環状パッキ
ン、8……薬品含浸フィルタ、13,14……端部フィルタ
ケース、15……中間フィルタケース、30……突起、S…
…端面。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】薬品含浸フィルタを用いてガス中の特定成
    分を捕集する装置であって、両端にガス入口とガス出口
    が形成されたフィルタケースと、フィルタケース内に着
    脱自在に装填された環状枠体と、該環状枠体のガス入口
    側の端面に形成された環状溝に弾性的に嵌着された突起
    を備えた環状パッキンとよりなり、前記環状枠体のガス
    入口側の端面と前記環状パッキンとで薬品含浸フィルタ
    の周縁部を挟持させてあるとともに、前記突起の内径
    は、挟持される前記薬品含浸フィルタを嵌合できる大き
    さとしてあることを特徴とする薬品含浸フィルタを用い
    たガス中の特定成分捕集装置。
  2. 【請求項2】薬品含浸フィルタを用いてガス中の特定成
    分を捕集する装置であって、ガス入口が形成された端部
    フィルタケースと、ガス出口が形成された端部フィルタ
    ケースと、これらの端部フィルタケース間に着脱自在に
    連結された環状の中間フィルタケースと、該中間フィル
    タケースのガス入口側の端面に形成された環状溝に弾性
    的に嵌着された突起を備えた環状パッキンとよりなり、
    前記中間フィルタケースのガス入口側の端面と前記環状
    パッキンとで薬品含浸フィルタの周縁部を挟持させてあ
    るとともに、前記突起の内径は、挟持される前記薬品含
    浸フィルタを嵌合できる大きさとしてあることを特徴と
    する薬品含浸フィルタを用いたガス中の特定成分捕集装
    置。
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