JP2515110Y2 - 測距用プリズム装置 - Google Patents

測距用プリズム装置

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JP2515110Y2
JP2515110Y2 JP1990090041U JP9004190U JP2515110Y2 JP 2515110 Y2 JP2515110 Y2 JP 2515110Y2 JP 1990090041 U JP1990090041 U JP 1990090041U JP 9004190 U JP9004190 U JP 9004190U JP 2515110 Y2 JP2515110 Y2 JP 2515110Y2
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英二 藤本
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は測距用プリズム装置に係り、特にプリズムの
角度を迅速に設定できるようにした装置に関する。
〔従来の技術〕
測量方法には種々のものがあるが、近年はレーザを利
用したものが広く用いられている。
これは、レーザ発振器を有するトランシットを基準位
置に設置する一方、被測定位置にプリズムを設置し、レ
ーザ発振器からの光をプリズムで反射してその反射時間
から両者間の距離を測定するものである。
測距にあたっては、プリズムがトランシット側に正確
に向いていることが望ましく、特にプリズムの軸が鉛直
線に一致していることが必要である。そこで従来は、測
距用プリズム装置側に設けられている整準、即ち、透明
体中に液体と気泡を封入した水準器等を確認しながらプ
リズムの垂直度を維持する必要がある。
また、プリズムは実際に測距したい点からは鉛直方向
で僅かなずれがあるのが一般的であり、例えば、地面間
の距離を図る場合にはトランシットの高さ分である1.5
メートル程度垂直方向にずれるのが普通である。このた
めプリズムから重りのついた糸を垂らして被測定点まで
降ろし、マーキングするようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、前記した従来のものにおいては、まず、ト
ランシット側の視準線(照準)とプリズム中心とを一致
させる際、プリズム側の作業者はトランシット側の作業
者の手信号を見つつ、整準をも確認してプリズムの垂直
度を維持する調整を行う必要がある。この場合、プリズ
ムを三脚等に固定したものでは三脚の夫々の長さを調整
する必要があり極めて面倒である。
しかも、トランシット側の作業者が測定を完了した後
もプリズム側の作業者は調整を続けている場合があるた
め、能率に欠けるという問題がある。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、プリズム
を自動的に鉛直線と一致させて固定することができるよ
うにした測距用プリズム装置を提供することを技術的課
題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するために、被測定位
置に設置され、基準位置に設置された発光装置からの光
を反射するための測距用プリズム装置において以下のよ
うな構成とした。
即ち、前記発光手段からの光を反射するプリズム本体
と、前記プリズム本体を保持する脚立部と、前記プリズ
ム本体を全方向に揺動自在に支持する支持部と、前記プ
リズム本体から前記支持部を避けて下側に伸張したロッ
ドと、前記ロッドの下端部に設けられたバラストと、前
記バラストの下端に設けられ前記被測定位置を指示する
指示部と、前記プリズム本体を任意位置でロック及びロ
ック解除するロック部とを備えて測距用プリズムとし
た。
〔作用〕
プリズム本体はバラストにより鉛直位置で安定するの
で、安定した位置においてロック部を操作してプリズム
本体を固定すれば、正確な測距を行うことができる。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図に基づいて説明する。
測距用プリズム装置1は、基準位置に置かれた発光装
置(図示せず)から離れた被測距位置の光の発光装置側
に反射するためのものである。その構造は、脚立部4に
プリズム本体3が揺動自在に支持されたものであり、脚
立部4は、基台部2に3本の脚4aが折り畳み及び着脱自
在に取り付けられてなり、基台部2を定位置で保持でき
るようになっている。
脚4aは着脱式ビス4bによって基台部2に軸止されてお
り、通常は図示のように開いた状態で使用する。
前記基台部2は環状をなしており、その内側にはプリ
ズム本体3を揺動自在に支持する支持部5が突設されて
いる。この支持部5の上面にはすりばち状の凹所5bが形
成されている。一方、前記プリズム本体3の下端には支
持ロッド8が設けられており、この支持ロッド8の下端
部分にはバラスト6が設けられている。前記支持ロッド
8のプリズム本体3側の中途部分は「コ」字状に湾曲さ
せてあり、その湾曲部分の上端下面には前記凹所5bに係
止する剣先状の突起5aが形成されている。これにより、
支持ロッド8は支持部5に揺動自在に支持され、バラス
ト6によりプリズム本体3を鉛直位置で安定させるよう
になっている。バラスト6の下方は先端を鋭利にした指
示部8aとなっている。
この支持部5内には支持ロッド8を任意位置で固定及
び解除できるロック部7が設けられている。このロック
部7は螺条部7a、この螺条部7aの上端に設けられた平ギ
ア7b、この平ギア7bにかみ合うクラウンギア7c、このク
ラウンギア7cに一体に設けられたシャフト7d、このシャ
フト7dの端部に設けられたつまみ7eからなっており、前
記つまみ7eを矢示F方向に回転させることによって螺条
部7aが回転するようになっている。この螺条部7aはその
先端が前記湾曲部分の下端上面を押さえることができる
位置に配置されており、前記つまみ7eの回転によって支
持ロッド8を固定しまたは解除できるようになってい
る。なお、湾曲部分の下端上面は突起5aの接点を中心と
する球に一致した凹面となっており、支持ロッド8の揺
動によってロック状態が変わらないようになっている。
使用に際しては、まず測距用プリズム装置1を被測定
位置に設置するが、ロック部7を緩めた上で指示部8aを
被測定位置Pに合わせ、さらにプリズム本体3を基準位
置に置かれた発光装置に向ける。この状態でロック部7
を締めて支持ロッド8を固定し測距する。この状態では
指示部8aはすでに被測定位置を指し示しているため測距
結果をそのまま正確な距離として使用することができ
る。
なお、支持部5にピンポイントまたはベアリングを介
したユニバーサルジョイントを使用することができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ロック部を緩めるだけでプリズムを
鉛直位置に簡単かつ迅速にセットできる。また、ロック
部を固定すればプリズム本体が安定するため手間がかか
らず、測距作業を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部切欠した正面図である。 1……測距用プリズム装置、2……空洞部、3……プリ
ズム本体、4……脚立部、5……支持部、6……バラス
ト、7……ロック部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準位置に設置された測距装置の発光手段
    からの光を反射するため被測定位置に設置される測距用
    プリズム装置において、 前記発光手段からの光を反射するプリズム本体と、 前記プリズム本体を保持する脚立部と、 前記プリズム本体を全方向に揺動自在に支持する支持部
    と、 前記プリズム本体から前記支持部を避けて下側に伸張し
    たロッドと、 前記ロッドの下端部に設けられたバラストと、 前記バラストの下端に設けられ前記被測定位置を指示す
    る指示部と、 前記プリズム本体を任意位置でロック及びロック解除す
    るロック部とを備えたことを特徴とする測距用プリズム
    装置。
JP1990090041U 1990-08-30 1990-08-30 測距用プリズム装置 Expired - Fee Related JP2515110Y2 (ja)

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