JP2514718B2 - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JP2514718B2
JP2514718B2 JP19333689A JP19333689A JP2514718B2 JP 2514718 B2 JP2514718 B2 JP 2514718B2 JP 19333689 A JP19333689 A JP 19333689A JP 19333689 A JP19333689 A JP 19333689A JP 2514718 B2 JP2514718 B2 JP 2514718B2
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満 富田
孝信 田中
秀夫 久本
明 竹内
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、トリップ機構を具備した開閉装置にて遮断
接点をオン、オフする回路遮断器に関するものである。
[従来の技術] 従来、トリップ機構を具備した開閉装置にて遮断接点
をオン、オフするこの種の回路遮断器は、第3図に示す
ように、ボデイ1aおよびカバー1bよりなるハウジング1
内に、トリップ機構を具備した開閉装置2と、開閉装置
2に連結され可動接点3を有する可動接触子4と、固定
接点5を有する電源端子板6と、各極の可動接触子4に
またがるように配設された連動棒7と、過負荷電流ある
いは短絡電流を検出してトリップ機構を駆動する電磁石
装置8とが収納されている。
いま、電源側端子9aと負荷側端子9b間に過大な負荷電
流が流れた場合には、電磁石装置8が作動して、電磁石
装置8のアーマチュア8aの先端で開閉装置2のトリップ
機構のラッチ引き外しレバー2bが下方に押圧され、トリ
ップ動作が行われる。このとき開閉装置2に連結されて
いる可動接触子4が開放され、可動接点3が固定接点5
から開離する。ここに、電磁石装置8の鉄心8bは、筒体
内に可動鉄心、コイルばね4bおよびオイルを封入したオ
イルダッシュポットにて形成され、アーマチュア8aの吸
着動作に遅延特性を付与している。
ところで、このような回路遮断器において、接点開離
時にアークが生じて遮断接点(可動接点3、固定接点
5)が発熱して接点溶融が発生した場合には、接点溶融
による溶融物が飛散して、開閉装置2や電磁石装置8の
メカ部分に付着し、動作に支障をきたす場合がある。そ
こで、従来、遮断接点3,5と開閉装置2との間に、開閉
装置2のハンドル2aの操作に邪魔にならないように絶縁
板よりなる隔壁10を設け、接点溶融物がメカ部分に飛散
するのを防止していた。なお、上記例では、3極の遮断
接点を併設し、3極の遮断接点のうちの中央極部分に開
閉装置2を配置し、この開閉装置2によって3極の遮断
接点を連動して駆動するようにしているので、中央極部
分にのみ隔壁10が設けられている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述の従来例にあっては、接点溶融物
飛散防止用の隔壁10をハンドル2aの操作に邪魔にならな
いように設けているので、開閉装置2が設けられている
中央極の遮断接点3,5に対応するアーク消弧空間が他極
のアーク消弧空間よりも狭くなってしまい、中央極のア
ーク消弧性能が損なわれるというという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、接点溶融物の飛散防止用の隔壁を
設けたにも拘らず、アーク消弧性能が損なわれることが
ない回路遮断器を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の回路遮断器は、トリップ機構を具備した開閉
装置と、開閉装置にてオン・オフされる遮断接点とをハ
ウジングに収納し、遮断接点と開閉装置との間に絶縁板
よりなる隔壁を設けた回路遮断器において、上記隔壁を
ばね性を有する絶縁板にて形成して一端を開閉装置のハ
ンドルに連結することにより隔壁をハンドルに連動して
折れ曲がり自在とし、遮断接点のオフ時における隔壁の
位置が遮断接点から離れるようにしたものである。
[作 用] 本発明は上述のように構成されており、遮断接点と開
閉装置との間に絶縁板よりなる隔壁を設けた回路遮断器
において、上記隔壁をばね性を有する絶縁板にて形成し
て一端を開閉装置のハンドルに連結することにより隔壁
をハンドルに連動して折れ曲がり自在とし、遮断接点の
オフ時における隔壁の位置が遮断接点から離れるように
したので、接点溶融物の飛散防止用の隔壁を設けたにも
拘らず、アーク消弧性能が損なわれることがないように
なっている。
[実施例] 第1図および第2図は本発明一実施例を示すもので、
トリップ機構を具備した開閉装置2と、開閉装置2にて
オン、オフされる遮断接点3,5とをハウジング1に収納
し、遮断接点3,5と開閉装置2との間に絶縁板よりなる
隔壁10を設けた従来例と同様の回路遮断器において、上
記隔壁10をばね性を有する絶縁板にて形成して一端を開
閉装置2のハンドル2aに連結することにより隔壁10をハ
ンドル2aに連動して折れ曲がり自在とし、遮断接点3,5
のオフ時における隔壁10の位置が遮断接点3,5から離れ
るようにしたものである。
以下、実施例の動作について説明する。第1図は開閉
装置2のハンドル2aがセット位置にあり、遮断接点3,5
がオンしている場合を示しており、隔壁10は従来例と同
様の位置に配置されている。ここに、過電流あるいは短
絡電流が電磁石装置8にて検出され、開閉装置2のトリ
ップ動作が行われた場合には、第2図に示すように、ハ
ンドル2aがリセット位置になり、遮断接点3,5がオフさ
れてアークが発生する。このとき、接点溶融物飛散防止
用の隔壁10はハンドル2aの回動に連動して遮断接点3,5
から離れるように折れ曲がる。したがって、遮断接点3,
5と隔壁10との間に十分なアーク消弧空間(他極と同様
のアーク消弧空間)が確保できることになり、隔壁10を
設けたことによりアーク消弧性能が損なわれることがな
い。
[発明の効果] 本発明は上述のように構成されており、遮断接点と開
閉装置との間に絶縁板よりなる隔壁を設けた回路遮断器
において、上記隔壁をばね性を有する絶縁板にて形成し
て一端を開閉装置のハンドルに連結することにより隔壁
をハンドルに連動して折れ曲がり自在とし、遮断接点の
オフ時における隔壁の位置が遮断接点から離れるように
したので、接点溶融物の飛散防止用の隔壁を設けたにも
拘らず、アーク消弧性能が損なわれることがないという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の断面図、第2図は同上の一部
破断側面図、第3図は従来例の断面図である。 1はハウジング、2は開閉装置、2aはハンドル、3は可
動接点、4は可動接触子、5は固定接点、10は隔壁であ
る。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トリップ機構を具備した開閉装置と、開閉
    装置にてオン・オフされる遮断接点とをハウジングに収
    納し、遮断接点と開閉装置との間に絶縁板よりなる隔壁
    を設けた回路遮断器において、上記隔壁をばね性を有す
    る絶縁板にて形成して一端を開閉装置のハンドルに連結
    することにより隔壁をハンドルに連動して折れ曲がり自
    在とし、遮断接点のオフ時における隔壁の位置が遮断接
    点から離れるようにしたことを特徴とする回路遮断器。
JP19333689A 1989-07-26 1989-07-26 回路遮断器 Expired - Fee Related JP2514718B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1298003C (zh) * 2004-05-25 2007-01-31 Tcl国际电工(无锡)有限公司 一种小型断路器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1298003C (zh) * 2004-05-25 2007-01-31 Tcl国际电工(无锡)有限公司 一种小型断路器

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JPH0357135A (ja) 1991-03-12

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