JP2514664Y2 - 水洗便器用の手洗いロータンク - Google Patents

水洗便器用の手洗いロータンク

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JP2514664Y2
JP2514664Y2 JP1989148811U JP14881189U JP2514664Y2 JP 2514664 Y2 JP2514664 Y2 JP 2514664Y2 JP 1989148811 U JP1989148811 U JP 1989148811U JP 14881189 U JP14881189 U JP 14881189U JP 2514664 Y2 JP2514664 Y2 JP 2514664Y2
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washing
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憲行 徳永
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主として少量の洗浄水でもって汚物を便槽
側に洗浄排出する簡易の水洗便器用の手洗いロータンク
に関するものである。
〔従来の技術〕 第8図及び第9図に示すように、従来この種の簡易水
洗便器用の手洗いロータンク(イ)は、手洗いロータン
ク本体(ト)と手洗い蓋(へ)とで構成されており、陶
器又はアクリルブタジエンスチロール樹脂(ABS樹
脂)、ポリプロピレン樹脂等の合成樹脂で作られ、横断
面形状が略矩形をした箱状のものが汎く知られていた。
又、該手洗いロータンク(イ)は、便器本体(ロ)内に
設けた加圧ポンプ(ハ)に洗浄用の水を供給するための
ものであって、壁面に取着した手洗い水栓(ニ)の操作
つまみ(ホ)を操作して給水しながら手を洗い、手を洗
い終わると手洗い水栓(ニ)の操作つまみ(ホ)を、給
水のときと逆方向に操作することによって給水を止め
る。又、手を洗った水は、手洗い蓋(ヘ)の上面に設け
た凹所内の孔を通って、手洗いロータンク本体(ト)内
に流入し、該手洗いロータンク本体(ト)内に貯留され
る。又、家人が排便したのち、便器本体(ロ)から突出
したペダル(チ)を足で踏み込むことによって、該便器
本体(ロ)に内蔵されたペダル(チ)と連動する加圧ポ
ンプ(ハ)を作動させ、該加圧ポンプ(ハ)内の水が、
吐水ホース(リ)を通って吐水口から便器本体(ロ)の
ボウル面(ヌ)全面に噴出して汚物を洗浄排出する。次
いで、汚物を排出したのち、ペダル(チ)を放すと加圧
ポンプ(ハ)に設けたばね体(図示せず)の復帰力によ
って、該加圧ポンプ(ハ)が復帰しながら、手洗いロー
タンク本体(ト)内に貯留された水を、ベンド管(ル)
から給水ホース(ヲ)を通って、該加圧ポンプ(ハ)内
に給水されるとともに、ペダル(チ)も元の状態に戻り
ばね体の復帰が停止し、加圧ポンプ(ハ)内への給水も
終わるものがよく知られていた。尚、手洗いロータンク
本体(ト)内に貯留している水が、減ってきた場合に
は、手洗い水栓(ニ)の操作つまみ(ホ)を操作して給
水し、該手洗いロータンク本体(ト)内に補給するもの
である。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した従来技術の簡易水洗便器用の
手洗いロータンク(イ)においては、壁面に予め設けて
ある給水口に手洗い水栓(ニ)を取り付ける場合に、給
水口の高さが、所定の高さより間違って低く設営した時
や、窓があるために、所定の高さより低く設営した時に
は、該手洗いロータンク(イ)が手洗い水栓(ニ)に当
たるため、水洗便器の設営そのものが出来にくいという
問題を有していた。
本考案は、上記のような従来技術に係る問題を解決す
るために考案されたものであり、すなわち、壁面に設け
た手洗い水栓を取付ける給水口の高さが、所定の高さよ
り低くても、容易に取付けられる水洗便器用の手洗いロ
ータンクを提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の水洗便器用の手洗いロータンクは、手洗いロ
ータンクの裏面に、壁面より表出した給水口を収容する
凹部を設け、該凹部を給水口から上方へ屈曲延設された
給水用の配管が収容配設されるように上方へ延設せし
め、該給水用の配管の先端部分に設けられる手洗い配管
が手洗いロータンクより上方へ突出されるように同凹部
を上方へ開口せしめ、該凹部より上方へ突出した手洗い
配管の先端に手洗い水栓を設けて成るものである。
〔作用〕
本考案は、壁面の給水口から上方へ屈曲延設された給
水用の配管が手洗いロータンクの裏面の凹部に収容配設
され、該凹部より上方へ突出した手洗い配管の先端に設
けられる手洗い水栓から吐出される水によって手洗いが
行われるとともに同水は手洗いロータンク内に供給貯溜
される。
〔実施例〕
以下、本考案を、図面に示した実施例に基づいて詳細
に説明する。
第1図乃至第3図に示す簡易式の水洗便器用の手洗い
ロータンクは、本考案の一実施例である。アクリルブタ
ジエンスチロール樹脂(ABS樹脂)で形成された手洗い
ロータンク1は、便器本体2の後部上端に載置してあ
り、該手洗いロータンク1は排便の後、便器本体2内に
ある汚物を洗浄排出するための、洗浄用の水を貯留する
ものである。又、該手洗いロータンク1を構成する手洗
いロータンク本体3と手洗い蓋4のそれぞれの裏面3a,4
aには、横断面形状がU字状となっている凹部3b,4bが上
下両端部まで縦方向に、しかも手洗いロータンク3と手
洗い蓋4を組み合わせた状態においては、略一体となる
ように形成してある。従って、壁面に表出した給水口に
取着する手洗い水栓5の、所定の取付け位置に窓がある
ために、該手洗い水栓5用の給水口高さを、低い位置に
設けられた場合には、エルボ6と、真直な接続管7と、
略L字状の手洗い配管8からなる給水用の配管を、手洗
い水栓5の所定の取付け高さに合わせて、該給水口の開
口部に螺着するとともに、手洗い水栓5を、手洗い配管
8に螺着する。次に、手洗いロータンク1を便器本体2
の後部上端に載置して組立てたのち、便器本体2内に設
けた汚物を排出する排出口を、床面に配管した排水管と
接続させるとともに、手洗いロータンク本体3と手洗い
蓋4との裏面に、それぞれ設けた凹部3b,4b内に、給水
用の配管を配設収納する。このように、給水口及び該給
水口から上方へ屈曲延設されたエルボ6、接続管7、手
洗い配管8等の給水用の配管が手洗いロータンクの裏面
に設けられる凹部3b、4b内に収容されて、同凹部4bより
上方へ突出される手洗い配管8先端の手洗い水栓5から
吐出される水によって手洗いが行われるとともに同水は
手洗いロータンク1内に供給貯溜される。
第4図及び第5図に示す簡易式の水洗便器用の手洗い
ロータンクは、本考案の他の実施例であり、該手洗いロ
ータンク1を構成する手洗いロータンク本体3と手洗い
蓋4のそれぞれの裏面3a,4aには、横断面形状がU字状
となっている凹部3b,4bが上下両端部まで縦方向に、し
かも、手洗いロータンク本体3と手洗い蓋4を組み合わ
せた状態においては、略一体となるようにしてある。更
に、該手洗い蓋4の凹部4bの上端面には、化粧板9が、
手洗い配管5aを挟着して、手洗い配管5aと凹部4bとの隙
間を隠すようにして設けてある。そして化粧板9と手洗
い蓋4とは略一体になるようにしてある。従って、壁面
に設けられた給水口が所定の取付け位置より、低い場合
には略L字状をした手洗い配管5aの下端に設けられた螺
子を、接続管7の上端の螺子と螺着するとともに、該接
続管7の下端の螺子をエルボ6に設けられた一方の螺子
と螺着したのち、該エルボ6の他方の螺子を給水口に螺
着する。次に、手洗いロータンク1を便器本体2の後部
上端に載置して組立てたのち、便器本体2内に設けた汚
物を排出する排出口を、床面に配管してある排水管と接
続させるとともに、手洗いロータンク本体3と手洗い蓋
4にそれぞれ設けた凹部3b,4b内に、エルボ6、接続管
7、手洗い配管5aの一部からなる給水用の配管を配設収
納する。
第6図は、本考案のその他の実施例であり、上記実施
例と同様に、手洗いロータンク本体3と手洗い蓋4のそ
れぞれの裏面3a,4aには、横断面形状がU字状となって
いる凹部3b,4bが上下両端部まで縦方向に、しかも手洗
いロータンク本体3と手洗い蓋4を組み合わせた状態に
おいては、略一体となるようにしてある。更に、該手洗
い蓋4の凹部4bの上端面には、手洗い蓋4と一体に板体
が設けられており、裏面には、切り溝4cが凹部4b外周の
近傍に設けられている。従って、手洗い水栓5を取付け
るため、壁面に設けられた給水口の位置が所定の取付け
位置である場合には、通常の施工によって手洗い水栓5
を取付けるが、壁面に設けられた給水口が所定の取付け
位置より低い場合には、手洗い蓋4に設けた板体の切り
溝4cをナイフで切り取ってから、上記実施例と同様に、
壁面に設けられた給水口に給水用の配管を螺着するとと
もに、該給水用の配管に手洗い水栓5を取付けたのち、
簡易式の水洗便器を床面に取り付ける。そして手洗いロ
ータンク本体3と手洗い蓋4にそれぞれ設けた凹部3b,4
b内に、給水用の配管を配設収納する。
尚、上記した実施例においては、凹部3b,4bは共に縦
長の溝状としたが、第7図に示すように手洗いロータン
ク本体3の裏面3aに設ける凹部3bのみを、盆地状のもと
のしても良い。
尚、上記実施例において、手洗いロータンク1はアク
リルブタジエンスチロール樹脂(ABS樹脂)で形成した
ものとしたが、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂
等の合成樹脂や、陶器で作ったものであっても良い。
又、上記実施例においては、エルボ6、接続管7、手
洗い配管5a(又は8)と手洗い水栓5とを別々のものと
したが、勿論、エルボ6、接続管7、手洗い配管5a(又
は8)と手洗い水栓5とを一体化して一つの手洗い水栓
5としたもの用いても良い。
〔考案の効果〕
本考案の水洗便器用の手洗いロータンクは上述の如く
構成されており、壁面に設けた給水口の高さが、所定の
高さより低く取付けてある場合には、手洗いロータンク
の裏面に設けた凹部内に給水用の配管を配設することが
出来るので、手洗い水栓の高さ調整を容易に行える効果
がある。しかも、手洗いロータンクの裏面に設けられる
凹部より上方へ突出した手洗い配管の先端に手洗い水栓
が設けられるため、壁面より表出した給水口の部分には
別途に水栓を設ける必要がなく、該給水口が手洗いロー
タンクの裏面に位置する場合に同給水口を凹部内に収容
させることができて、支障なく配管を配設して手洗いロ
ータンクを所望の高さに設置することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、本考案の一実施例であり、第1図
は本考案の水洗便器用の手洗いロータンクを便器本体に
取り付けた状態を示す全体斜視図、第2図は同上の一部
切欠側面図、第3図は手洗いロータンクを後方から見た
状態を示す全体斜視図、第4図及び第5図は本考案の他
の実施例であり、第4図は水洗便器用の手洗いロータン
クを便器本体に取り付けた状態を示す全体斜視図、第5
図は同上の一部切欠側面図、第6図は本考案のその他の
実施例であり、手洗いロータンクの一部切欠側面図、第
7図はその他の実施例の手洗いロータンクを後方から見
た状態を示す全体斜視図である。 第8図及び第9図は従来例であり、第8図は簡易水洗便
器の全体側面図、第9図は同上の一部切欠側面図であ
る。 1……手洗いロータンク、2……便器本体、3……手洗
いロータンク本体、4……手洗い蓋、3a,4a……裏面、3
b,4b……凹部、4c……切り溝、5……手洗い水栓、5a,8
……手洗い配管、6……エルボ、7……接続管、9……
化粧板。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】手洗いロータンクの裏面に、壁面より表出
    した給水口を収容する凹部を設け、該凹部を給水口から
    上方へ屈曲延設された給水用の配管が収容配設されるよ
    うに上方へ延設せしめ、該給水用の配管の先端部分に設
    けられる手洗い配管が手洗いロータンクより上方へ突出
    されるように同凹部を上方へ開口せしめ、該凹部より上
    方へ突出した手洗い配管の先端に手洗い水栓を設けて成
    る水洗便器用の手洗いロータンク。
JP1989148811U 1989-12-25 1989-12-25 水洗便器用の手洗いロータンク Expired - Lifetime JP2514664Y2 (ja)

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