JP2513925B2 - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents
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- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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- F25B2600/0251—Compressor control by controlling speed with on-off operation
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- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
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- F25D2317/061—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation through special compartments
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- F25D2400/00—General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
- F25D2400/30—Quick freezing
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- F25D2700/00—Means for sensing or measuring; Sensors therefor
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- F25D2700/12—Sensors measuring the inside temperature
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F25D2700/00—Means for sensing or measuring; Sensors therefor
- F25D2700/12—Sensors measuring the inside temperature
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
本発明は、冷凍室内に急速冷凍室を備えた冷凍冷蔵庫
に関する。
に関する。
従来、この種の冷凍冷蔵庫として、例えば第6図に示
すようなものが知られている。この冷凍冷蔵庫は、断熱
材で囲まれた本体21内を、断熱壁22で上部の冷凍室23と
下部の冷凍室24に区切るとともに、冷凍室23の上部に前
扉2,冷気流入口4,冷気流出口5をもつ急速冷凍室25を設
けている。そして、冷凍室23の奥部に設けたファン11に
より、図中の矢印で示すように、冷凍室および冷蔵室内
の空気を蒸発器26を経て吸い込み、冷気を大部分を急速
冷凍室25に、一部を冷凍室23に夫々吹き出すとともに、
吹き出し冷気の一部を縦ダクト27を経て冷蔵室24に導い
ている。 さて、このような冷凍冷蔵庫における食品の急速冷凍
は、前扉2を開閉して急速冷凍室25内に食品を挿入した
後、使用者が本体2の前面にある急速冷凍開閉スイッチ
を押すこと、あるいは急速冷凍室25内に設けられた温度
センサ(図示せず)が所定の高温を検出することで蒸発
器26を含む冷凍サイクルの圧縮機が起動されることによ
って行なわれている。
すようなものが知られている。この冷凍冷蔵庫は、断熱
材で囲まれた本体21内を、断熱壁22で上部の冷凍室23と
下部の冷凍室24に区切るとともに、冷凍室23の上部に前
扉2,冷気流入口4,冷気流出口5をもつ急速冷凍室25を設
けている。そして、冷凍室23の奥部に設けたファン11に
より、図中の矢印で示すように、冷凍室および冷蔵室内
の空気を蒸発器26を経て吸い込み、冷気を大部分を急速
冷凍室25に、一部を冷凍室23に夫々吹き出すとともに、
吹き出し冷気の一部を縦ダクト27を経て冷蔵室24に導い
ている。 さて、このような冷凍冷蔵庫における食品の急速冷凍
は、前扉2を開閉して急速冷凍室25内に食品を挿入した
後、使用者が本体2の前面にある急速冷凍開閉スイッチ
を押すこと、あるいは急速冷凍室25内に設けられた温度
センサ(図示せず)が所定の高温を検出することで蒸発
器26を含む冷凍サイクルの圧縮機が起動されることによ
って行なわれている。
ところが、上記前者の急速冷凍手法では、毎回開始ス
イッチを押さなければならないことから、使用者に煩雑
感を与え、使い勝手が悪いうえ、本体全面に開始スイッ
チの設置スペースが必要になるという欠点がある。 また、上記後者の急速冷凍手法では、食品の挿入を伴
わぬ単なる前扉2の開閉と区別すべく上記所定の高温が
高めに設定されているため、その検出にかなりの時間が
かかって、挿入後直ちに急速冷凍が開始できず、多くの
食品を冷凍するような場合、能率が悪くなるという欠点
がある。 そこで、本発明の目的は、急速冷凍室内への食品の挿
入を温度センサで正確かつ迅速に検出することによっ
て、使用者が急速冷凍開始スイッチを押さずとも、挿入
直後から急速冷凍が開始できる冷凍能率の良い冷凍冷蔵
庫を提供することにある。
イッチを押さなければならないことから、使用者に煩雑
感を与え、使い勝手が悪いうえ、本体全面に開始スイッ
チの設置スペースが必要になるという欠点がある。 また、上記後者の急速冷凍手法では、食品の挿入を伴
わぬ単なる前扉2の開閉と区別すべく上記所定の高温が
高めに設定されているため、その検出にかなりの時間が
かかって、挿入後直ちに急速冷凍が開始できず、多くの
食品を冷凍するような場合、能率が悪くなるという欠点
がある。 そこで、本発明の目的は、急速冷凍室内への食品の挿
入を温度センサで正確かつ迅速に検出することによっ
て、使用者が急速冷凍開始スイッチを押さずとも、挿入
直後から急速冷凍が開始できる冷凍能率の良い冷凍冷蔵
庫を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の冷凍冷蔵庫は、フ
ァンにより蒸発器を経た室内空気が流通せしめられる冷
凍室内に、扉,冷気流入口,冷気流出口を有する急速冷
凍室を備えたものにおいて、上記急速冷凍室に流入する
冷気の温度を検出する第1温度センサと、上記急速冷凍
室から流出する冷気の温度を検出する第2温度センサ
と、上記扉の開閉動を検知して検知信号を出力する開閉
センサと、この開閉センサの検知信号を受けたとき、上
記ファンにこのファンを一定時間動作させるファン制御
信号を出力するファン制御手段と、上記一定時間経過時
に上記第1,第2温度センサの検出信号を受けて、両検出
信号の差が一定値以上か否かを判別する判別手段と、こ
の判別手段が肯と判別したとき、上記蒸発器に連なる圧
縮機にこの圧縮機を一定時間動作させる圧縮機制御信号
を出力する圧縮機制御手段を設けたことを特徴とする。
ァンにより蒸発器を経た室内空気が流通せしめられる冷
凍室内に、扉,冷気流入口,冷気流出口を有する急速冷
凍室を備えたものにおいて、上記急速冷凍室に流入する
冷気の温度を検出する第1温度センサと、上記急速冷凍
室から流出する冷気の温度を検出する第2温度センサ
と、上記扉の開閉動を検知して検知信号を出力する開閉
センサと、この開閉センサの検知信号を受けたとき、上
記ファンにこのファンを一定時間動作させるファン制御
信号を出力するファン制御手段と、上記一定時間経過時
に上記第1,第2温度センサの検出信号を受けて、両検出
信号の差が一定値以上か否かを判別する判別手段と、こ
の判別手段が肯と判別したとき、上記蒸発器に連なる圧
縮機にこの圧縮機を一定時間動作させる圧縮機制御信号
を出力する圧縮機制御手段を設けたことを特徴とする。
いま、使用者が、扉を開閉して急速冷凍室内に未冷凍
の食品を挿入したとする。開閉センサは、扉の開閉動を
検知して検知信号を出力し、この検知信号を受けたファ
ン制御手段は、ファン制御信号を出力してファンを一定
時間動作させる。すると、ファンで吸い込まれた冷凍室
内の冷気は、冷気流入口から急速冷凍室内に流れ込み、
食品を冷却して温かくなって、冷気流出口から流れ出
る。そのため、第1,第2温度センサの検出信号の差即ち
流入冷気と流出冷気の温度差は、急速に増加して、短時
間後の上記一定時間経過時には一定値以上となる。この
とき、判別手段は肯と判別し、この判別結果により、圧
縮機制御手段は、圧縮機制御信号を出力して圧縮機を一
定時間動作させる。従って、急速冷凍室への食品挿入の
略直後に、蒸発器が一定時間動作して、食品を急速冷凍
する。 なお、食品を挿入せずに急速冷凍室の扉を開閉しただ
けの場合は、ファンが一定時間動作しても冷気を温める
食品がないので、第1,第2温度センサの検出信号の差が
上記一定値未満となる。従って、判別手段は否と判別
し、圧縮機制御手段は圧縮機を起動せず、無駄な急速冷
凍が防止される。
の食品を挿入したとする。開閉センサは、扉の開閉動を
検知して検知信号を出力し、この検知信号を受けたファ
ン制御手段は、ファン制御信号を出力してファンを一定
時間動作させる。すると、ファンで吸い込まれた冷凍室
内の冷気は、冷気流入口から急速冷凍室内に流れ込み、
食品を冷却して温かくなって、冷気流出口から流れ出
る。そのため、第1,第2温度センサの検出信号の差即ち
流入冷気と流出冷気の温度差は、急速に増加して、短時
間後の上記一定時間経過時には一定値以上となる。この
とき、判別手段は肯と判別し、この判別結果により、圧
縮機制御手段は、圧縮機制御信号を出力して圧縮機を一
定時間動作させる。従って、急速冷凍室への食品挿入の
略直後に、蒸発器が一定時間動作して、食品を急速冷凍
する。 なお、食品を挿入せずに急速冷凍室の扉を開閉しただ
けの場合は、ファンが一定時間動作しても冷気を温める
食品がないので、第1,第2温度センサの検出信号の差が
上記一定値未満となる。従って、判別手段は否と判別
し、圧縮機制御手段は圧縮機を起動せず、無駄な急速冷
凍が防止される。
以下、本発明を図示の実施例により詳細に説明する。 第1図は本発明による冷凍冷蔵庫の急速冷凍室の一例
を示す縦断面図であり、この急速冷凍室は、第6図で述
べたと同じ冷凍冷蔵庫の冷凍室23内の上部に従来のもの
25に代えて設けられる。従って、同じ部材には同一番号
を付して、説明を省略する。 上記急速冷凍室1は、前面に下開きの扉2を有する箱
体内の底部に、食品を載せる金属プレート3を設け、こ
の金属プレート3の前縁に沿って冷気流出口6を形成す
る一方、箱体の後面上部に導風羽根5をもつ冷気流入口
4を形成してなる。そして、上記冷気流入口4に接して
流入冷気(図中の矢印参照)の温度を検出する第1温度
センサ7を、上記冷気流出口6に接して流出冷気(図中
矢印参照)の温度を検出する第2温度センサ8を夫々設
けるとともに、扉2の枢着部付近にその開閉動を検知し
て検知信号を出力する開閉センサ9を設けている。 第2図は、上記各センサの出力信号に基づいて冷凍室
23(第6図参照)のファン11と、蒸発器を含む冷凍サイ
クルの圧縮機12とを制御する制御回路を示している。こ
の制御回路の主要部たるマイクロコンピュータ10は、フ
ァン制御手段,判別手段および圧縮機制御手段の役割を
果たし、クロック発振器17を有するとともにメモリを内
蔵する。 即ち、上記マイクロコンピュータ10は、メモリに記憶
した制御プログラムとデータに基づいて、開閉センサ9
の検知信号を入力バッファ13を介して受けたとき、ファ
ン11にこれを一定時間ta(第3,4図参照)だけ動作させ
る制御信号を、ファン駆動回路14を介して出力する一
方、上記一定時間taを経過時に第1,第2温度センサ7,8
の検出信号θ1,θ2を受けて、両検出信号の差θ2−θ
1(急速冷凍室の出入口温度の差)が一定値△To(第3
図参照)以上か否かを判別する。そして、(θ2−
θ1)が一定値△To以上であると判別したとき、ファン
11および圧縮機12にこれらを一定時間tbだけ動作させる
制御信号を、ファン駆動回路14および圧縮機駆動回路15
を介して出力するようになっている。 また、マイクロコンピュータ10は、冷凍室23(第6図
参照)内に設けられた第3温度センサ16(第2図参照)
の検出信号に基づいて、第3,4図の時間ta,tb以外の部分
に示すように、ファン11と圧縮機12を同期にオン・オフ
制御して冷凍室23を予め設定された温度になるように制
御する。 上記構成の冷凍冷蔵庫の動作を、第3〜5図を参照し
つつ次に述べる。 いま、使用者が、急冷冷凍室1の扉2を開閉して金属
プレート3上に未冷凍の食品を載せたとする(第3図中
の時刻Pa参照)。開閉センサ9は、扉2の開閉動を検知
してマイクロコンピュータ10に検知信号を出力し(第5
図のステップS1参照)、これを受けたマイクロコンピュ
ータ10は、ファン11に制御信号を出力してこれを一定時
間ta(第3図参照)だけ動作させる(第5図のステップ
S2参照)。なお、この一定時間taの間、圧縮機12はオン
・オフ制御のオフ期間にある。 すると、起動したファン11で吸い込まれた冷凍室23内
の冷気は、冷気流入口4から急速冷凍室1内に流れ込
み、食品を冷却して温かくなって冷気流出口6から流れ
出る。そのため、第1,第2温度センサ7,8で検出されマ
イクロコンピュータ10に入力される冷気出入口の温度差
(θ2−θ1)は、急速に増加して、上記一定時間ta
(短時間)経過時には第3図に示すように一定値△To以
上となる。このとき、マイクロコンピュータ10は、(θ
2−θ1)>△Toと判別して(第5図のステップS3参
照)、ファン11および圧縮機12に夫々制御信号を出力し
てこれらを一定時間tb(第3図参照)だけ動作させる
(第5図のステップS4参照)。 従って、急速冷凍室1への食品挿入の略直後に、マイ
クロコンピュータ10による冷凍サイクルの自動起動によ
り蒸発器26(第6図参照)が一定時間tbだけ動作して、
食品を急速に冷凍する。つまり、使用者は、従来のよう
に本体前面の急速冷凍開始スイッチを押さずとも、挿入
直後に食品の急速冷凍を開始でき、多くの食品も煩雑感
を覚えず能率良く冷凍することができる。 次に、使用者が、食品を挿入せずに急速冷凍室1の扉
2を開閉しただけとする(第4図中の時刻Pa参照)。す
ると、上述と同じく第5図のステップS1,S2と進んでフ
ァン11が一定時間taだけ動作するが、急速冷凍室1内に
流通冷気を温める食品がないので、第1,第2温度センサ
7,8の検出する温度差(θ2−θ1)は、第4図に示す
ように一定値△To未満となる。従って、マイクロコンピ
ュータ10は、第5図のステップS3で(θ2−θ1)<To
と判別し、ファン11や圧縮機12に制御信号を出力せずに
処理を終了する。つまり、単なる扉の開閉のみでは急速
冷凍室1における急速冷凍を開始せず、無駄な急速冷却
が確実に防止され、一定時間(ta)経過後からは、第3
温度センサ16の検出信号に基づくマイクロコンピュータ
10によるファン11と圧縮機12の通常のオン・オフ制御が
始まる。 なお、上記実施例では、第1,第2温度センサ7,8を急
速冷凍室1内の流入口4,流出口6に夫々設けたが、これ
らを別の個所に設けたり、これらを冷凍室の温度センサ
や除霜用温度センサに兼ねさせたりすることもできる。
を示す縦断面図であり、この急速冷凍室は、第6図で述
べたと同じ冷凍冷蔵庫の冷凍室23内の上部に従来のもの
25に代えて設けられる。従って、同じ部材には同一番号
を付して、説明を省略する。 上記急速冷凍室1は、前面に下開きの扉2を有する箱
体内の底部に、食品を載せる金属プレート3を設け、こ
の金属プレート3の前縁に沿って冷気流出口6を形成す
る一方、箱体の後面上部に導風羽根5をもつ冷気流入口
4を形成してなる。そして、上記冷気流入口4に接して
流入冷気(図中の矢印参照)の温度を検出する第1温度
センサ7を、上記冷気流出口6に接して流出冷気(図中
矢印参照)の温度を検出する第2温度センサ8を夫々設
けるとともに、扉2の枢着部付近にその開閉動を検知し
て検知信号を出力する開閉センサ9を設けている。 第2図は、上記各センサの出力信号に基づいて冷凍室
23(第6図参照)のファン11と、蒸発器を含む冷凍サイ
クルの圧縮機12とを制御する制御回路を示している。こ
の制御回路の主要部たるマイクロコンピュータ10は、フ
ァン制御手段,判別手段および圧縮機制御手段の役割を
果たし、クロック発振器17を有するとともにメモリを内
蔵する。 即ち、上記マイクロコンピュータ10は、メモリに記憶
した制御プログラムとデータに基づいて、開閉センサ9
の検知信号を入力バッファ13を介して受けたとき、ファ
ン11にこれを一定時間ta(第3,4図参照)だけ動作させ
る制御信号を、ファン駆動回路14を介して出力する一
方、上記一定時間taを経過時に第1,第2温度センサ7,8
の検出信号θ1,θ2を受けて、両検出信号の差θ2−θ
1(急速冷凍室の出入口温度の差)が一定値△To(第3
図参照)以上か否かを判別する。そして、(θ2−
θ1)が一定値△To以上であると判別したとき、ファン
11および圧縮機12にこれらを一定時間tbだけ動作させる
制御信号を、ファン駆動回路14および圧縮機駆動回路15
を介して出力するようになっている。 また、マイクロコンピュータ10は、冷凍室23(第6図
参照)内に設けられた第3温度センサ16(第2図参照)
の検出信号に基づいて、第3,4図の時間ta,tb以外の部分
に示すように、ファン11と圧縮機12を同期にオン・オフ
制御して冷凍室23を予め設定された温度になるように制
御する。 上記構成の冷凍冷蔵庫の動作を、第3〜5図を参照し
つつ次に述べる。 いま、使用者が、急冷冷凍室1の扉2を開閉して金属
プレート3上に未冷凍の食品を載せたとする(第3図中
の時刻Pa参照)。開閉センサ9は、扉2の開閉動を検知
してマイクロコンピュータ10に検知信号を出力し(第5
図のステップS1参照)、これを受けたマイクロコンピュ
ータ10は、ファン11に制御信号を出力してこれを一定時
間ta(第3図参照)だけ動作させる(第5図のステップ
S2参照)。なお、この一定時間taの間、圧縮機12はオン
・オフ制御のオフ期間にある。 すると、起動したファン11で吸い込まれた冷凍室23内
の冷気は、冷気流入口4から急速冷凍室1内に流れ込
み、食品を冷却して温かくなって冷気流出口6から流れ
出る。そのため、第1,第2温度センサ7,8で検出されマ
イクロコンピュータ10に入力される冷気出入口の温度差
(θ2−θ1)は、急速に増加して、上記一定時間ta
(短時間)経過時には第3図に示すように一定値△To以
上となる。このとき、マイクロコンピュータ10は、(θ
2−θ1)>△Toと判別して(第5図のステップS3参
照)、ファン11および圧縮機12に夫々制御信号を出力し
てこれらを一定時間tb(第3図参照)だけ動作させる
(第5図のステップS4参照)。 従って、急速冷凍室1への食品挿入の略直後に、マイ
クロコンピュータ10による冷凍サイクルの自動起動によ
り蒸発器26(第6図参照)が一定時間tbだけ動作して、
食品を急速に冷凍する。つまり、使用者は、従来のよう
に本体前面の急速冷凍開始スイッチを押さずとも、挿入
直後に食品の急速冷凍を開始でき、多くの食品も煩雑感
を覚えず能率良く冷凍することができる。 次に、使用者が、食品を挿入せずに急速冷凍室1の扉
2を開閉しただけとする(第4図中の時刻Pa参照)。す
ると、上述と同じく第5図のステップS1,S2と進んでフ
ァン11が一定時間taだけ動作するが、急速冷凍室1内に
流通冷気を温める食品がないので、第1,第2温度センサ
7,8の検出する温度差(θ2−θ1)は、第4図に示す
ように一定値△To未満となる。従って、マイクロコンピ
ュータ10は、第5図のステップS3で(θ2−θ1)<To
と判別し、ファン11や圧縮機12に制御信号を出力せずに
処理を終了する。つまり、単なる扉の開閉のみでは急速
冷凍室1における急速冷凍を開始せず、無駄な急速冷却
が確実に防止され、一定時間(ta)経過後からは、第3
温度センサ16の検出信号に基づくマイクロコンピュータ
10によるファン11と圧縮機12の通常のオン・オフ制御が
始まる。 なお、上記実施例では、第1,第2温度センサ7,8を急
速冷凍室1内の流入口4,流出口6に夫々設けたが、これ
らを別の個所に設けたり、これらを冷凍室の温度センサ
や除霜用温度センサに兼ねさせたりすることもできる。
以上の説明で明らかなように、本発明の冷凍冷蔵庫
は、冷凍室内の急速冷凍室に流入,流出する冷気の温度
を夫々第1,第2温度センサで検出し、室扉の開閉動を開
閉センサで検知するとともに、開閉センサの検知信号を
受けるファン制御手段により、送風ファンを一定時間動
作させ、一定時間経過時に判別手段により、両温度セン
サの検出信号の差が一定値以上か否かを判別し、肯との
判別に基づき圧縮機制御手段により、冷凍サイクルの圧
縮機を一定時間動作させるようにしているので、急速冷
凍開始スイッチを設けて使用者がこれを押さずとも、急
速冷凍室へ食品を挿入するだけで迅速かつ自動的に急速
冷凍を開始させることができるから、多くの食品も使用
者に煩雑感を能えず能率良く冷凍することができ、近い
勝手が著しく良くなる。
は、冷凍室内の急速冷凍室に流入,流出する冷気の温度
を夫々第1,第2温度センサで検出し、室扉の開閉動を開
閉センサで検知するとともに、開閉センサの検知信号を
受けるファン制御手段により、送風ファンを一定時間動
作させ、一定時間経過時に判別手段により、両温度セン
サの検出信号の差が一定値以上か否かを判別し、肯との
判別に基づき圧縮機制御手段により、冷凍サイクルの圧
縮機を一定時間動作させるようにしているので、急速冷
凍開始スイッチを設けて使用者がこれを押さずとも、急
速冷凍室へ食品を挿入するだけで迅速かつ自動的に急速
冷凍を開始させることができるから、多くの食品も使用
者に煩雑感を能えず能率良く冷凍することができ、近い
勝手が著しく良くなる。
第1図は本発明による冷凍冷蔵庫の急速冷凍室の一例を
示す縦断面図、第2図は上記実施例の制御回路の主要部
を示す回路図、第3図,第4図は上記実施例の制御動作
を示すタイムチャート、第5図は上記実施例の制御動作
の流れを示すフローチャート、第6図は従来の冷凍冷蔵
庫の要部を示す縦断面図である。 1……急速冷凍室、2……扉、4……冷気流入口、 6……冷気流出口、7……第1温度センサ、 8……第2温度センサ、9……開閉センサ、 10……マイクロコンピュータ、11……ファン、 12……圧出機、△To……一定値、 ta,tb……一定時間。
示す縦断面図、第2図は上記実施例の制御回路の主要部
を示す回路図、第3図,第4図は上記実施例の制御動作
を示すタイムチャート、第5図は上記実施例の制御動作
の流れを示すフローチャート、第6図は従来の冷凍冷蔵
庫の要部を示す縦断面図である。 1……急速冷凍室、2……扉、4……冷気流入口、 6……冷気流出口、7……第1温度センサ、 8……第2温度センサ、9……開閉センサ、 10……マイクロコンピュータ、11……ファン、 12……圧出機、△To……一定値、 ta,tb……一定時間。
Claims (1)
- 【請求項1】ファンにより蒸発器を経た室内空気が流通
せしめられる冷凍室内に、扉,冷気流入口,冷気流出口
を有する急速冷凍室を備えた冷凍冷蔵庫において、 上記急速冷凍室に流入する冷気の温度を検出する第1温
度センサと、上記急速冷凍室から流出する冷気の温度を
検出する第2温度センサと、上記扉の開閉動を検知して
検知信号を出力する開閉センサと、この開閉センサの検
知信号を受けたとき、上記ファンにこのファンを一定時
間動作させるファン制御信号を出力するファン制御手段
と、上記一定時間経過時に上記第1,第2温度センサの検
出信号を受けて、両検出信号の差が一定値以上か否かを
判別する判別手段と、この判別手段が肯と判別したと
き、上記蒸発器に連なる圧縮機にこの圧縮機を一定時間
動作させる圧縮機制御信号を出力する圧縮機制御手段を
設けたことを特徴とする冷凍冷蔵庫。
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JP28943890A JP2513925B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 冷凍冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28943890A JP2513925B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 冷凍冷蔵庫 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2513925B2 true JP2513925B2 (ja) | 1996-07-10 |
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ID=17743259
Family Applications (1)
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JP28943890A Expired - Fee Related JP2513925B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 冷凍冷蔵庫 |
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-
1990
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