JP2513895B2 - 疎水性共重合格子を親水性にする方法及び架橋親水性共重合体 - Google Patents
疎水性共重合格子を親水性にする方法及び架橋親水性共重合体Info
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、マクロ細孔質の架橋疎水性共重合格子の表
面をその格子を親水性にするために改変するための方法
に関する。この表面の改変を成し遂げるための二つの機
構が、両方の機構により製造される共重合体と共に提供
される。一方の機構は表面のケン化に関連し、これに対
して他方の機構は表面のカルボキシル化に関係する。
面をその格子を親水性にするために改変するための方法
に関する。この表面の改変を成し遂げるための二つの機
構が、両方の機構により製造される共重合体と共に提供
される。一方の機構は表面のケン化に関連し、これに対
して他方の機構は表面のカルボキシル化に関係する。
本発明によれば、重合格子が従来技術で教示されてい
るとは思われない新しい方法により製造される。一般
に、従来技術は、重合中に沈殿剤が存在している、多孔
質重合体及び共重合体の球体及びビーズを製造するため
の懸濁重合法に関連している。これは、「インシトゥ
ー」法と定義される。
るとは思われない新しい方法により製造される。一般
に、従来技術は、重合中に沈殿剤が存在している、多孔
質重合体及び共重合体の球体及びビーズを製造するため
の懸濁重合法に関連している。これは、「インシトゥ
ー」法と定義される。
しかしながら、本発明でもって達成されたのは、従来
技術の方法とは異なり、親水性の後吸着剤粉末が製造さ
れる独特な概念である。従来技術でこれまで知られてい
る後吸着剤物質とは対照的に、疎水性の粉末を表面を親
水性にするために処理し、かくして本発明の粉末をホル
ムアミド、グリセロール及び水のような表面張力の大き
い液体を吸着可能にする。従来技術の粉末は伝統的に、
表面張力の小さい例えばヘキサデカン、ジオクチルフタ
レート、ブロモナフタレン、エチレングリコール及びヨ
ウ化メチルのような液体を吸着することができるに過ぎ
なかった。本発明の目的上、高表面張力の液体は一般に
約58mN/mを超える表面張力を有する液体と定義される。
技術の方法とは異なり、親水性の後吸着剤粉末が製造さ
れる独特な概念である。従来技術でこれまで知られてい
る後吸着剤物質とは対照的に、疎水性の粉末を表面を親
水性にするために処理し、かくして本発明の粉末をホル
ムアミド、グリセロール及び水のような表面張力の大き
い液体を吸着可能にする。従来技術の粉末は伝統的に、
表面張力の小さい例えばヘキサデカン、ジオクチルフタ
レート、ブロモナフタレン、エチレングリコール及びヨ
ウ化メチルのような液体を吸着することができるに過ぎ
なかった。本発明の目的上、高表面張力の液体は一般に
約58mN/mを超える表面張力を有する液体と定義される。
この発明は、溶媒中においてこれに可溶性の少なくと
も1種の一不飽和(monounsaturated)エステル単量体
及び少なくとも1種の多不飽和(polyunsaturated)エ
ステル単量体の沈殿重合により製造されたマクロ細孔質
の架橋した疎水性共重合格子を、該疎水性共重合格子を
親水性にするために改変するための方法に関する。一つ
の方法は、疎水性共重合格子の表面を水性アルカリと反
応させて疎水性共重合格子をケン化することに関連す
る。もう一つの方法は、疎水性共重合格子の表面にカル
ボン酸部位を生成させるために疎水性共重合格子の表面
上へ親水性アクリレート単量体を重合させることに関連
する。親水性のカルボン酸部位は、もっと親水性のカル
ボン酸陰イオンに転化させてもよい。
も1種の一不飽和(monounsaturated)エステル単量体
及び少なくとも1種の多不飽和(polyunsaturated)エ
ステル単量体の沈殿重合により製造されたマクロ細孔質
の架橋した疎水性共重合格子を、該疎水性共重合格子を
親水性にするために改変するための方法に関する。一つ
の方法は、疎水性共重合格子の表面を水性アルカリと反
応させて疎水性共重合格子をケン化することに関連す
る。もう一つの方法は、疎水性共重合格子の表面にカル
ボン酸部位を生成させるために疎水性共重合格子の表面
上へ親水性アクリレート単量体を重合させることに関連
する。親水性のカルボン酸部位は、もっと親水性のカル
ボン酸陰イオンに転化させてもよい。
どちらの方法の場合にも、共重合体は粉末の形をして
おり、そしてこの粉末は、格子として定義することので
きる粒子の組み合わされた組織(system)である。この
粉末粒子の組織は、直径約1μm未満の単位粒子と、直
径が約20〜80μmの範囲の大きさの連合した単位粒子の
凝集体と、直径が約200μmから約1,200μmまでの範囲
の大きさの連合した凝集体のクラスターの集合体とを包
含する。
おり、そしてこの粉末は、格子として定義することので
きる粒子の組み合わされた組織(system)である。この
粉末粒子の組織は、直径約1μm未満の単位粒子と、直
径が約20〜80μmの範囲の大きさの連合した単位粒子の
凝集体と、直径が約200μmから約1,200μmまでの範囲
の大きさの連合した凝集体のクラスターの集合体とを包
含する。
本発明の好ましい一態様では、一不飽和エステル単量
体はラウリルメタクリレートであり、多不飽和エステル
単量体はエチレングリコールジメタクリレートであり、
溶媒はイソプロピルアルコールである。最初に述べた方
法では、ケン化は、水性アルコールに溶解した例えば水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム及び水酸化第四アンモ
ニウムのようなアルカリを用いて実施される。二番目の
方法では、疎水性の格子の表面で重合されるアクリレー
ト単量体は、アクリル酸か又はメタクリル酸のどちらか
でよい。結果として得られる表面重合されたカルボン酸
部位は、カルボン酸部位を含有している表面を水性アル
カリと反応させることによりカルボン酸陰イオンに変え
てもよい。水性アルカリは好ましくは、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム又は水酸化第四アンモニウムであ
る。本発明はまた、前述の方法のうちのどちらかにより
製造された親水性マクロ細孔質の架橋共重合体にも関す
る。
体はラウリルメタクリレートであり、多不飽和エステル
単量体はエチレングリコールジメタクリレートであり、
溶媒はイソプロピルアルコールである。最初に述べた方
法では、ケン化は、水性アルコールに溶解した例えば水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム及び水酸化第四アンモ
ニウムのようなアルカリを用いて実施される。二番目の
方法では、疎水性の格子の表面で重合されるアクリレー
ト単量体は、アクリル酸か又はメタクリル酸のどちらか
でよい。結果として得られる表面重合されたカルボン酸
部位は、カルボン酸部位を含有している表面を水性アル
カリと反応させることによりカルボン酸陰イオンに変え
てもよい。水性アルカリは好ましくは、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム又は水酸化第四アンモニウムであ
る。本発明はまた、前述の方法のうちのどちらかにより
製造された親水性マクロ細孔質の架橋共重合体にも関す
る。
本発明のこれら及びそのほかの目的、特徴及び利点
は、以下に掲げる詳しい説明に照らして検討するならば
明らかになろう。
は、以下に掲げる詳しい説明に照らして検討するならば
明らかになろう。
本発明に従って表面処理されそして基礎出発物質とし
て働く疎水性物質を活性成分のための保持体(carrie
r)として使用した。この疎水性物質は、高度に架橋さ
れた疎水性重合格子として広く且つ一般的に述べること
ができる。これらの物質は、固体、液体又は気体の形態
であることのできる活性成分を格子の全体にわたって且
つその内部に捕捉及び分散させるのに適合させられる。
格子は、粒状の形をしており、そして活性物質を充填さ
れた場合にも自由に流動する別々の固体粒子を構成す
る。充填される場合、格子は予め決められた量の活性物
質を含有することができる。重合体は、次に掲げる構造
式を有し、 この式において、xのyに対する比は80:20であり、
R′は−CH2CH2−であり、R″は−(CH2)11CH3であ
る。
て働く疎水性物質を活性成分のための保持体(carrie
r)として使用した。この疎水性物質は、高度に架橋さ
れた疎水性重合格子として広く且つ一般的に述べること
ができる。これらの物質は、固体、液体又は気体の形態
であることのできる活性成分を格子の全体にわたって且
つその内部に捕捉及び分散させるのに適合させられる。
格子は、粒状の形をしており、そして活性物質を充填さ
れた場合にも自由に流動する別々の固体粒子を構成す
る。充填される場合、格子は予め決められた量の活性物
質を含有することができる。重合体は、次に掲げる構造
式を有し、 この式において、xのyに対する比は80:20であり、
R′は−CH2CH2−であり、R″は−(CH2)11CH3であ
る。
疎水性重合体は、上記の構造式により明らかなように
高度に架橋された重合体であり、より詳しく言えば高度
に架橋されたポリメタクリレート共重合体である。この
疎水性物質は、米国ミシガン州ミッドランドのダウ・コ
ーニング・コーポレーションにより製造され、ポリトラ
ップ(POLYTRAP)の商標で販売される。それは低密度、
高多孔質のさらさらした白色粒体であって、粒子は、さ
らさらした粒体特性を同時に維持しながら、高レベル親
油性液体といくらかの親水性液体とを吸着することがで
きる。
高度に架橋された重合体であり、より詳しく言えば高度
に架橋されたポリメタクリレート共重合体である。この
疎水性物質は、米国ミシガン州ミッドランドのダウ・コ
ーニング・コーポレーションにより製造され、ポリトラ
ップ(POLYTRAP)の商標で販売される。それは低密度、
高多孔質のさらさらした白色粒体であって、粒子は、さ
らさらした粒体特性を同時に維持しながら、高レベル親
油性液体といくらかの親水性液体とを吸着することがで
きる。
粉末の形態では、疎水性粒体の構造は複雑であって、
直径1μm未満の単位粒子からなる。単位粒子は、連合
されて直径20〜80μmの凝集体にされる。これらの凝集
体は、粗く群集されて直径約200μmから約1,200μmま
での「集合体(aggregates)」と称されるマクロ粒子に
される。
直径1μm未満の単位粒子からなる。単位粒子は、連合
されて直径20〜80μmの凝集体にされる。これらの凝集
体は、粗く群集されて直径約200μmから約1,200μmま
での「集合体(aggregates)」と称されるマクロ粒子に
される。
次に掲げる例は、本発明の表面処理により改変するた
めの基礎出発物質として使用するのに適した後吸着する
疎水性粒状重合粉末を製造するための一つの方法を例示
する。例1に従って製造された疎水性粉末は、以下の例
2〜4に見られるように、疎水性粉末を親水性にするた
めに処理される。
めの基礎出発物質として使用するのに適した後吸着する
疎水性粒状重合粉末を製造するための一つの方法を例示
する。例1に従って製造された疎水性粉末は、以下の例
2〜4に見られるように、疎水性粉末を親水性にするた
めに処理される。
例 1 沈殿重合技術を使用して、後吸着する疎水性の多孔質
重合粉末を次のようにして製造した。すなわち、13.63g
のエチレングリコールジメタクリレート(80モル%)及
び4.37gのラウリルメタクリレート(20モル%)を、櫂
型攪拌機を備えた500mlの重合反応器で混合した。反応
器へ282gの量のイソプロピルアルコールを加えた。上記
の単量体はイソプロピルアルコール溶媒に可溶性であっ
たが、沈殿重合体はそうではなかった。使用することの
できる他の溶媒は、トルエン、シクロヘキサン又はヘプ
タンである。接触開始剤過酸化ベンゾイルを0.36g含む
混合物を窒素でパージした。この系を重合が始まるまで
水浴により約60℃に加熱し、重合開始時点において、重
合を完了させるため温度を6時間約70〜75℃に上昇させ
た。この間に、溶液から重合体が沈殿した。重合によっ
て、約1μm未満の直径の単位粒子が製造された。単位
粒子のうちの一部は一緒にくっついて、直径約20〜80μ
mの大きさのオーダーの凝集体が得られた。凝集体のう
ちの一部は更にくっつき、順に連合及び結合されて、直
径約200〜800μmの大きさのオーダーの、凝集体のゆる
く保持された集成体である集合体を形成した。混合物を
ろ過して過剰の溶媒を除去し、そして湿った粉末ケーク
を真空炉でもってトレー乾燥させた。単位粒子、凝集体
及び集合体からなる乾燥粉末が分離された。この疎水性
粉末の一部分を、粉末を親水性にするため、下記に示さ
れる例2又は例3〜4の手順のうちの一つに従って表面
処理した。
重合粉末を次のようにして製造した。すなわち、13.63g
のエチレングリコールジメタクリレート(80モル%)及
び4.37gのラウリルメタクリレート(20モル%)を、櫂
型攪拌機を備えた500mlの重合反応器で混合した。反応
器へ282gの量のイソプロピルアルコールを加えた。上記
の単量体はイソプロピルアルコール溶媒に可溶性であっ
たが、沈殿重合体はそうではなかった。使用することの
できる他の溶媒は、トルエン、シクロヘキサン又はヘプ
タンである。接触開始剤過酸化ベンゾイルを0.36g含む
混合物を窒素でパージした。この系を重合が始まるまで
水浴により約60℃に加熱し、重合開始時点において、重
合を完了させるため温度を6時間約70〜75℃に上昇させ
た。この間に、溶液から重合体が沈殿した。重合によっ
て、約1μm未満の直径の単位粒子が製造された。単位
粒子のうちの一部は一緒にくっついて、直径約20〜80μ
mの大きさのオーダーの凝集体が得られた。凝集体のう
ちの一部は更にくっつき、順に連合及び結合されて、直
径約200〜800μmの大きさのオーダーの、凝集体のゆる
く保持された集成体である集合体を形成した。混合物を
ろ過して過剰の溶媒を除去し、そして湿った粉末ケーク
を真空炉でもってトレー乾燥させた。単位粒子、凝集体
及び集合体からなる乾燥粉末が分離された。この疎水性
粉末の一部分を、粉末を親水性にするため、下記に示さ
れる例2又は例3〜4の手順のうちの一つに従って表面
処理した。
疎水性の多孔質共重合粒状粉末物質を製造するための
例1の方法は沈殿重合技術として特徴づけられる、とい
うことを理解することが重要である。この技術によれ
ば、単量体はそれらが可溶性である例えばイソプロピル
アルコールのような適合性溶媒に溶解される。粉末の形
の重合体は沈殿し、そしてこの重合体は溶媒に不溶解性
である。界面活性剤又は分散助剤は必要ない。製造され
た粒子は粉末であって、球体又はビーズではない。この
粉粒体は、単位粒子、凝集体及び集合体を包含する。溶
媒は後に除去されて、結果として、種々のその他のタイ
プの官能性活性成分を後吸着するのに適合した、中味の
ない粉粒体が得られる。これに反して「インシトゥー」
懸濁重合法は、重合が水中で行われ、そしてこの場合に
は単量体、活性成分及び触媒を含む相がビーズ又は小滴
を形成することを規定し、また重合が各ビーズ内で起こ
ることを規定する。単量体及び活性成分は、水の懸濁相
には不溶解性である。個々に形成されたビーズ及び小滴
が合体するのを防ぐために、界面活性剤又は安定剤が必
要とされる。結果として得られる、活性物質がその中に
閉じ込められたビーズは、実質的に球形の外皮又は外殻
を含み、その内部にマクロ多孔質構造がある。ビーズ
は、一般に直径が約10〜100μmのオーダーであって、
処理中に用いられる攪拌速度によっては150μm程度に
大きくなることがある。
例1の方法は沈殿重合技術として特徴づけられる、とい
うことを理解することが重要である。この技術によれ
ば、単量体はそれらが可溶性である例えばイソプロピル
アルコールのような適合性溶媒に溶解される。粉末の形
の重合体は沈殿し、そしてこの重合体は溶媒に不溶解性
である。界面活性剤又は分散助剤は必要ない。製造され
た粒子は粉末であって、球体又はビーズではない。この
粉粒体は、単位粒子、凝集体及び集合体を包含する。溶
媒は後に除去されて、結果として、種々のその他のタイ
プの官能性活性成分を後吸着するのに適合した、中味の
ない粉粒体が得られる。これに反して「インシトゥー」
懸濁重合法は、重合が水中で行われ、そしてこの場合に
は単量体、活性成分及び触媒を含む相がビーズ又は小滴
を形成することを規定し、また重合が各ビーズ内で起こ
ることを規定する。単量体及び活性成分は、水の懸濁相
には不溶解性である。個々に形成されたビーズ及び小滴
が合体するのを防ぐために、界面活性剤又は安定剤が必
要とされる。結果として得られる、活性物質がその中に
閉じ込められたビーズは、実質的に球形の外皮又は外殻
を含み、その内部にマクロ多孔質構造がある。ビーズ
は、一般に直径が約10〜100μmのオーダーであって、
処理中に用いられる攪拌速度によっては150μm程度に
大きくなることがある。
本発明の方法を説明するために、以下に例2〜4を示
す。これらの例では、例1で製造された疎水性の粉末物
質を親水性にするために表面処理した。例2でもって第
一の方法を示す。例3でもって第二の方法を示す。例4
は、例3の方法に含ませることのできる追加の工程を説
明する。例2〜4において言及される疎水性粉末は、例
1により例示された方法に従って製造された粉末物質を
指示する。
す。これらの例では、例1で製造された疎水性の粉末物
質を親水性にするために表面処理した。例2でもって第
一の方法を示す。例3でもって第二の方法を示す。例4
は、例3の方法に含ませることのできる追加の工程を説
明する。例2〜4において言及される疎水性粉末は、例
1により例示された方法に従って製造された粉末物質を
指示する。
例 2 5.0gの疎水性粉末を、10.0gのNaOH,150ccのブチルア
ルコール及び15ccの水と共に、還流及び攪拌した。4.5
時間還流後、生成物をろ過し、そして100ccの1:1比のイ
ソプロピルアルコール及び水で4回、ブチルアルコール
で1回及び再びイソプロピルアルコールで1回洗浄し
た。粉末を一定重量になるまで真空乾燥した。処理され
た粉末の走査電子顕微鏡写真では、未処理の粉末と比べ
て集合体の構造に目に見える変化は少しも示されなかっ
た。電子分光分析(ESCA)では、粉末表面に6原子%の
Naが示された。減衰全反射率赤外線分析では、処理され
た粉末にカルボン酸イオンの存在することが示された
(1590cm-1)。
ルコール及び15ccの水と共に、還流及び攪拌した。4.5
時間還流後、生成物をろ過し、そして100ccの1:1比のイ
ソプロピルアルコール及び水で4回、ブチルアルコール
で1回及び再びイソプロピルアルコールで1回洗浄し
た。粉末を一定重量になるまで真空乾燥した。処理され
た粉末の走査電子顕微鏡写真では、未処理の粉末と比べ
て集合体の構造に目に見える変化は少しも示されなかっ
た。電子分光分析(ESCA)では、粉末表面に6原子%の
Naが示された。減衰全反射率赤外線分析では、処理され
た粉末にカルボン酸イオンの存在することが示された
(1590cm-1)。
処理された粉末は水で容易に湿らされ、最小限の混合
によって粘稠ペーストを生成した。これに比べて、未処
理の粉末は水によって完全に湿らされなかった。
によって粘稠ペーストを生成した。これに比べて、未処
理の粉末は水によって完全に湿らされなかった。
例 3 トルエン100cc、ヘプタン400cc及び1,1′−アゾビス
シクロヘキサンカルボニトリル0.275gの混合物に懸濁さ
れた25.0gの疎水性粉末に、2.5gのメタクリル酸を加え
た。この混合物をN2でフラッシュし、そして還流温度
(104℃)で4時間加熱した。生成物をろ過し、イソプ
ロピルアルコールで洗浄し、真空下で一定重量になるま
で乾燥させた。
シクロヘキサンカルボニトリル0.275gの混合物に懸濁さ
れた25.0gの疎水性粉末に、2.5gのメタクリル酸を加え
た。この混合物をN2でフラッシュし、そして還流温度
(104℃)で4時間加熱した。生成物をろ過し、イソプ
ロピルアルコールで洗浄し、真空下で一定重量になるま
で乾燥させた。
粉末の走査電子顕微鏡写真では、集合体の構造に明ら
かな変化は示されなかった。電子分光分析では、粉末表
面の酸素が未処理の粉末(20.0原子%のO)に比べて多
い(26.4原子%のO)ことが示された。生成物は水で湿
らせることができた。
かな変化は示されなかった。電子分光分析では、粉末表
面の酸素が未処理の粉末(20.0原子%のO)に比べて多
い(26.4原子%のO)ことが示された。生成物は水で湿
らせることができた。
例 4 例3からの生成物5.0gを、200ccのイソプロピルアル
コールと50ccの水との混合物に溶解させた2.0gのNaOHと
混合した。この混合物を65℃で10分間かき混ぜた。ろ過
によって粉末を回収し、300ccの1:1比のイソプロピルア
ルコール及び水で2回洗い、そして一定重量になるまで
真空下で乾燥させた。電子分光分析では、粉末表面に3.
4原子%のNaが存在することが示された。粉末は、水に
対して高度に吸着性であった。
コールと50ccの水との混合物に溶解させた2.0gのNaOHと
混合した。この混合物を65℃で10分間かき混ぜた。ろ過
によって粉末を回収し、300ccの1:1比のイソプロピルア
ルコール及び水で2回洗い、そして一定重量になるまで
真空下で乾燥させた。電子分光分析では、粉末表面に3.
4原子%のNaが存在することが示された。粉末は、水に
対して高度に吸着性であった。
例2〜4の方法により製造された物質の親水性を示す
試験データを第1表に示す。例2の方法及び例3〜4の
方法の両方により製造された粉末物質は、例1の疎水性
粉末と対照して、水を吸着することができる、というこ
とが第1表より明らかになるはずである。
試験データを第1表に示す。例2の方法及び例3〜4の
方法の両方により製造された粉末物質は、例1の疎水性
粉末と対照して、水を吸着することができる、というこ
とが第1表より明らかになるはずである。
自由流動吸着容量は、既知量の粉末に増分量の液を、
少しずつ混ぜ合わせることを利用して粉末がもはや自由
に流動しなくなるまで追加して測定された。この容量は
次のように表される。
少しずつ混ぜ合わせることを利用して粉末がもはや自由
に流動しなくなるまで追加して測定された。この容量は
次のように表される。
本発明の吸水性多孔質重合物質は、1971年12月14日発
行の米国特許第3627708号明細書の含水ビーズと対照さ
れるべきである。米国特許第3627708号明細書のビーズ
は、「インシトゥー」懸濁重合により製造され、そして
ナトリウムビス(2−エチルヘキシル)スルホスクシネ
ートのような可溶化剤が存在しているため水のみを含有
するのに適合している。これに反して本発明の物質は、
沈殿重合法により製造され、そしてそれは可溶化剤を含
有せず、また、単位粒子、凝集体及び重合体からなる粉
末の形をした物質を製造する。このように、本発明の物
質は米国特許第3627708号明細書の物質とは非常に異な
る。本発明の物質は、一般に有用であって、水性系の吸
着を必要とするいずれの状況で使用してもよい。
行の米国特許第3627708号明細書の含水ビーズと対照さ
れるべきである。米国特許第3627708号明細書のビーズ
は、「インシトゥー」懸濁重合により製造され、そして
ナトリウムビス(2−エチルヘキシル)スルホスクシネ
ートのような可溶化剤が存在しているため水のみを含有
するのに適合している。これに反して本発明の物質は、
沈殿重合法により製造され、そしてそれは可溶化剤を含
有せず、また、単位粒子、凝集体及び重合体からなる粉
末の形をした物質を製造する。このように、本発明の物
質は米国特許第3627708号明細書の物質とは非常に異な
る。本発明の物質は、一般に有用であって、水性系の吸
着を必要とするいずれの状況で使用してもよい。
ここに記載された構造、化合物、組成物及び方法に、
本発明の本質的特徴及び概念からは実質的に逸脱するこ
となしに多くの他の変更や改変を加えることができる、
ということは前述の事柄より明らかであろう。従って、
ここに記載された本発明の形態は典型例のみであって、
本発明の範囲を限定しようとするものではない、という
ことをはっきりと理解すべきである。
本発明の本質的特徴及び概念からは実質的に逸脱するこ
となしに多くの他の変更や改変を加えることができる、
ということは前述の事柄より明らかであろう。従って、
ここに記載された本発明の形態は典型例のみであって、
本発明の範囲を限定しようとするものではない、という
ことをはっきりと理解すべきである。
Claims (6)
- 【請求項1】マクロ細孔質の架橋疎水性共重合格子を作
り、その後でこの共重合格子の性質を変える、架橋疎水
性共重合格子を親水性にするための方法であって、 (I)少なくとも1種の一不飽和(monounsaturated)
エステル単量体及び少なくとも1種の多不飽和(polyun
saturated)エステル単量体を、それらのための溶媒で
あってそれらから得られる共重合体のための非溶媒であ
るものに溶解させ、この溶媒中で上記単量体を重合さ
せ、そしてこの溶媒から共重合格子を粉末粒子として沈
殿させる沈殿重合処理に一緒にかける工程、 (II)(i)得られた疎水性共重合格子の表面を水性ア
ルカリと反応させて当該共重合格子をケン化することに
より、又は(ii)得られた疎水性共重合格子の表面にカ
ルボン酸部位を生成するため当該表面でアクリレート単
量体を重合させることにより、当該疎水性共重合格子に
親水性を付与する工程、 を含む、疎水性共重合格子を親水性にする方法。 - 【請求項2】前記工程(II)の(ii)における前記カル
ボン酸部位を含む前記疎水性共重合体格子の表面を水性
アルカリと反応させて当該カルボン酸部位をカルボキシ
レートアニオンに変える、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】前記粉末粒子が、平均直径1μm未満の単
位粒子と、平均直径20〜80μmの範囲の大きさの連合単
位粒子の凝集体と、そして平均直径200〜1,200μmの範
囲の大きさの連合凝集体のクラスターの集合体とを含ん
でいる、請求項1又は2記載の方法。 - 【請求項4】マクロ細孔質の架橋疎水性共重合格子の改
変により得られた、粉末形態の親水性共重合格子であっ
て、 (I)当該疎水性共重合格子が、少なくとも1種の一不
飽和エステル単量体と少なくとも1種の多不飽和エステ
ル単量体の、それらのための溶媒であってそれらから得
られる共重合体のための非溶媒であるもの中での、粉末
粒子として当該共重合体を生じさせる沈殿重合により得
られたものであり、且つ、 (II)当該疎水性共重合格子が、(i)この疎水性共重
合格子の表面を水性アルカリと反応させて当該表面をケ
ン化することにより、又は(ii)この疎水性共重合格子
の表面にカルボン酸部位を生成するため当該表面でアク
リレート単量体を重合させることにより親水性を付与さ
れている、 親水性共重合格子。 - 【請求項5】前記カルボン酸部位を含む表面を水性アル
カリと反応させて当該カルボン酸部位をカルボキシレー
トアニオンに変えられている、請求項4記載の親水性共
重合格子。 - 【請求項6】前記粉末粒子が、平均直径1μm未満の単
位粒子と、平均直径20〜80μmの範囲の大きさの連合単
位粒子の凝集体と、そして平均直径200〜1,200μmの範
囲の大きさの連合凝集体のクラスターの集合体とを含ん
でいる、請求項4又は5記載の親水性共重合格子。
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