JP2513034Y2 - ディスクプレ―ヤ - Google Patents

ディスクプレ―ヤ

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JP2513034Y2
JP2513034Y2 JP1990127143U JP12714390U JP2513034Y2 JP 2513034 Y2 JP2513034 Y2 JP 2513034Y2 JP 1990127143 U JP1990127143 U JP 1990127143U JP 12714390 U JP12714390 U JP 12714390U JP 2513034 Y2 JP2513034 Y2 JP 2513034Y2
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pickup
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高弘 小山
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Funai Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は例えば音楽または映像などをデジタル信号化
して記録する、または記録したディスクをターンテーブ
ルに支持させると共に、ピックアップによりディスクの
両面または片面に情報を記録する、または情報を再生す
るディスクプレーヤに関する。
「従来の技術」 従来、ディスクをトレーに載せてピックアップ位置に
出入させる技術があった。
「考案が解決しようとする問題点」 前記従来技術は、トレーを本機ケースに出入させるド
アを外開き構造で設けていたから、ドアを配設する前面
パネルのドア取付部周辺形状が制約され、前面パネルの
表示内容及び構成が限定される等の問題があった。
「問題点を解決するための手段」 然るに、本考案は、ディスクを載せるトレーの上下動
と連動するドアアームを設け、トレーを摺動させて出入
させる本機ケース前面のドアに前記ドアアームを連結さ
せ、前記ドアを内開き自在に開閉支点軸を介して取付け
ると共に、前記ドアアームは、ドアの内側近傍に配設さ
れ、且つ、トレーの上下動時にこれと一体に上下動する
ドア操作板によってドアを開く位置と閉じる位置に移動
することを特徴とするものである。
「作用」 従って、前記ドアを本機ケース内方側に開動させるか
ら、本機ケース前側の前面パネル形状がドアによって制
約されることがなく、前面パネルの表示内容及び前面構
成を任意に設定し得、表示機能及び取扱い操作性などの
向上を容易に図り得ると共に、ドアアーム及びドア操作
板から成るドア開閉機構をドアの内側近傍にてコンパク
トに構成し得、ドアを内開き構造に容易に改良し得るも
のである。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。第
1図はトレー取付部の正面図、第2図は全体の平面図で
あり、四角箱形の本機ケース(1)を備え、側面視コ形
に一体連結させる上下デッキシャーシ(2)(3)を前
記ケース(1)内部に固設させると共に、下デッキシャ
ーシ(3)にターンテーブルモータ(4)を固設させ、
該モータ(4)の出力軸(5)上端にターンテーブル
(6)を固定させる。
また、直径が30cmのビデオディスク(7)、直径が20
cmの小径ビデオディスク(8)、直径が12cmのコンパク
トディスク(9)、並びに直径が8cmの小径コンパクト
ディスク(10)などを載せるディスク載面(11)(12)
(13)(14)を形成したトレー(15)を備えると共に、
左右のスライドレール(16)(16)を介してトレー(1
5)を本機ケース(1)に出入自在に取付けるもので、
前記ケース(1)内部にトレー(15)を進入させたと
き、トレー(15)が下降し、ディスク(7)〜(10)を
ターンテーブル(6)に載せると共に、チャックアーム
(17)によって支持するチャック板(18)を下降させ、
チャック板(18)によってディスク(7)〜(10)をタ
ーンテーブル(6)に固定させ、ターンテーブル(6)
と一体的にディスク(7)〜(10)を回転させるように
構成している。
さらに、第3図及び第4図にも示す如く、レザーピッ
クアップ(19)及び走行モータ(20)などを取付けるピ
ックアップ台(21)と、ターンテーブル(6)に支持す
るディスク(7)(8)の上下両面でピックアップ(1
9)を移動案内する上下ピックアップガイド体(22)(2
3)を備え、各ガイド体(22)(23)前端側をチルト調
節支点軸(24)(25)によって前記デッキシャーシ
(2)(3)に上下方向に揺動自在に取付け、上ピック
アップガイド体(22)の後端側がチルト調節の最大下方
反り角(水平線に対し下方側に約2度)となるように、
自重でストッパ(26)位置に下降傾斜させると共に、下
ピックアップガイド体(23)の後端がチルト調節の最大
上方反り角(水平線に対し上方側に約1度)となるよう
に、バネ(27)でストッパ(28)位置に上昇傾斜させる
もので、ターンテーブル(6)に支持させるディスク
(7)(8)の上下両面でチルト調節動作自在に上下ピ
ックアップガイド体(22)(23)を取付けている。
また、前記ピックアップ台(21)に摺動自在に嵌合挿
通させるピックアップレール(29)(30)と、走行モー
タ(20)の出力ギヤ(31)をバネ(32)によって弾圧噛
合させるラックギヤ(33)(34)を、上下ピックアップ
ガイド体(22)(23)の対称位置に夫々固定させると共
に、前記出力ギヤ(31)と反対側のピックアップ台(2
1)側面にガイドローラ(35)を軸支させ、該ローラ(3
5)を転動させるガイド溝(36)(37)を各ガイド体(2
2)(23)一側に形成するもので、前記ピックアップレ
ール(29)(30)、ラックギヤ(33)(34)、及びガイ
ド溝(36)(37)を前後方向に略平行に延設させ、ラッ
クギヤ(33)(34)とガイド溝(36)(37)の間にピッ
クアップレール(29)(30)を配置させている。
また、第5図に示す如く、前記ガイドローラ(35)を
設けるピックアップ台(21)側面に板バネ(38)を介し
て加圧ローラ(39)を取付け、上ピックアップガイド体
(22)の一側を折曲げた側のガイド溝(36)面に加圧ロ
ーラ(39)を圧接させ、ピックアップレール(29)を設
ける面と同じ側のガイド溝(36)面にガイドローラ(3
5)を摺接支持させるもので、ピックアップレール(2
9)取付け面と同じ面にガイドローラ(35)を押付ける
ことにより、ピックアップ(19)の支持位置精度を向上
させると共に、ピックアップレール(29)取付け部品を
下側のピックアップレール(30)と同一構造のものを使
えるように構成している。
さらに、第6図乃至第8図に示す如く、上下ピックア
ップガイド体(22)(23)間にピックアップ台(21)を
移動させるターンキャリッジ(40)を備え、デッキシャ
ーシ(2)(3)後面に固設させる背面板(41)にセン
ターピン(42)を介して前記ターンキャリッジ(40)を
取付けるもので、ピックアップ台(21)出入位置で略垂
直となるターンキャリッジ(40)の長孔(43)に前記セ
ンターピン(42)を摺動及び回転自在に係入させ、ター
ンテーブル(6)に支持させるディスク(7)(8)の
上下両面間でターンキャリッジ(40)を昇降及び回転さ
せるように構成している。
また、前記ピックアップレール(29)(30)と同様に
ピックアップ台(21)の軸受孔(44)に摺動自在に嵌入
させる前後球状ガイド体(45)(46)を備え、ターンキ
ャリッジ(40)にピックアップ台(21)を出入させると
き、ピックアップレール(29)(30)の延長上に各球状
ガイド体(45)(46)が略一列に位置するように、各球
状ガイド体(45)(46)をターンキャリッジ(40)に固
設させると共に、ピックアップレール(29)(30)の円
錐台形頭部(29a)(30a)に対向させる前球状ガイド体
(45)をラグビーボール形に形成し、また後方の後球状
ガイド体(46)を円錐台形に形成するもので、ピックア
ップガイド体(22)(23)のラックギヤ(33)(34)を
介してピックアップ台(21)をターンキャリッジ(40)
の所定位置に進入させ、各球状ガイド体(45)(46)を
ピックアップ台(21)の軸受孔(44)に嵌入させる一
方、出力ギヤ(31)の逆転によりラックギヤ(33)(3
4)を介してターンキャリッジ(40)からピックアップ
ガイド体(22)(23)にピックアップ台(21)を退出さ
せるように構成している。
また、ターンキャリッジ(40)の係合ノッチ(47)に
係入させるピン(48)をピックアップ台(21)に固設さ
せ、前記ノッチ(47)とピン(48)の係合により、球状
ガイド体(45)(46)を中心とするピックアップ台(2
1)の回転動作を阻止すると共に、ピックアップ台(2
1)底面側の固定ノッチ(49)に係脱自在に係入させる
ロック体(50)を備え、該ロック体(50)を摺動自在に
ターンキャリッジ(40)に取付け、ターンキャリッジ
(40)の昇降終端で背面板(41)の上下テーパ面(51)
(52)にロック体(50)を当接させたとき、バネ(53)
に抗してロック体(50)をロック解除位置に移動させ、
ターンキャリッジ(40)にピックアップ台(21)を出入
させる一方、それ以外のとき、前記ノッチ(49)にバネ
(53)によってロック体(50)を係合保持し、ピックア
ップ台(21)の出入動作を阻止するように構成してい
る。
さらに、第9図および第10図に示す如く、前記ターン
キャリッジ(40)を昇降及び回転駆動するドライブギヤ
(54)を備え、該ギヤ(54)を前記センターピン(42)
に遊転軸支させると共に、前記背面板(41)にターンキ
ャリッジモータ(55)を固設させ、ベルト(56)、大径
プーリ(57)並びに減速ギヤ(58)(59)(60)を介し
て前記モータ(55)の出力プーリ(61)をドライブギヤ
(54)に連動連結させ、前記モータ(55)によってドラ
イブギヤ(54)を正逆転駆動させるように構成してい
る。
また、前記背面板(41)にセンターピン(42)を遊嵌
支持させると共に、ターンキャリッジ(40)及びドライ
ブギヤ(54)を背面板(41)に摺接支持させるバネ(6
2)を設け、センターピン(42)及びバネ(62)によっ
てターンキャリッジ(40)を背面板(41)に弾圧支持さ
せるもので、前記ピックアップ台(21)をターンキャリ
ッジ(40)に出入させるとき、第9図のようにピックア
ップレール(30)に対し球状ガイド体(45)が高い位置
にあっても、ガイド体(45)と軸受孔(44)の嵌合力に
よってターンキャリッジ(40)がバネ(62)に抗して下
向き姿勢に変位する一方、第9図と逆にピックアップレ
ール(30)に対して球状ガイド体(45)が低い位置にあ
っても、ターンキャリッジ(40)がバネ(62)に抗して
上向き姿勢に変位し、ピックアップ台(21)をターンキ
ャリッジ(40)に進入させるように構成している。
なお、上ピックアップガイド体(22)のピックアップ
レール(29)からターンキャリッジ(40)にピックアッ
プ台(21)が移動するときにも、前記同様にターンキャ
リッジ(40)が変位すると共に、ターンキャリッジ(4
0)からピックアップレール(29)(30)にピックアッ
プ台(21)が移動するときにも、ピックアップレール
(29)(30)の頭部(29a)(30a)と軸受孔(44)の嵌
合力によってターンキャリッジ(40)を変位させるもの
である。
さらに、第10図及び第11図に示す如く、ターンキャリ
ッジ(40)を昇降及び回転させるカム溝(63)を背面板
(41)に設け、半円形の回転案内部(63a)と、該部(6
3a)の両端に連通させる昇降案内部(63b)(63c)と
を、前記カム溝(63)に形成すると共に、前記ドライブ
ギヤ(54)にドライブ溝(64)を設け、回転部(64a)
と、該部(64a)両端に連通させる昇降部(64b)(64
c)とを、ドライブ溝(64)に形成する。
また、前記ターンキャリッジ(21)に固定する移動ピ
ン(65)を前記カム溝(63)及びドライブ溝(64)に摺
動自在に係入させるもので、ドライブギヤ(54)の回転
によってドライブ溝(64)内を前記ピン(65)が移動
し、カム溝(63)の案内によって前記ピン(65)が昇降
及び回転移動し、センターピン(42)を基準にしてター
ンキャリッジ(40)を昇降及び回転させるように構成し
ている。
そして、第10図及び第11図(イ)の如く、カム溝(6
3)の下方側昇降案内部(63b)下端でドライブ溝(64)
の一方の昇降部(64b)端部に移動ピン(65)が位置し
ているとき、ロック体(50)がテーパ面(52)に当接し
てバネ(53)に抗してロック解除位置に支持され、下ピ
ックアップガイド体(23)とターンキャリッジ(40)の
間でピックアップ台(21)を移動可能にしている。
また、第11図(イ)の状態でターンキャリッジ(40)
にピックアップ台(21)を受入れたとき、これを検出し
てモータ(55)を作動させ、ドライブギヤ(54)を反時
計(矢印)方向に回転させるのもので、このとき、昇降
部(63b)内をピン(65)が移動し、センターピン(4
2)と長孔(43)、並びに移動ピン(65)と昇降案内部
(63b)の相対移動により、ターンキャリッジ(40)が
上昇し、バネ(53)によってロック体(50)をピックア
ップ台(21)に係入させ、ロック体(50)及びピン(4
8)及び球状ガイド体(45)(46)によってピックアッ
プ台(21)をターンキャリッジ(40)に固定支持させ
る。
そして、第11図(ロ)の如く、ドライブギヤ(54)を
約180度回転させたとき、昇降案内部(63b)から回転案
内部(63a)にピン(65)が移行し、またドライブ溝(6
4)の回転部(64a)にピン(65)が保持され、第11図
(ハ)のように、回転案内部(63a)内をピン(65)が
移動し、センターピン(42)を中心に上向き姿勢のター
ンキャリッジ(40)を反時計方向に回転させる。
また、第11図(ニ)の如く、ドライブギヤ(54)が約
360度回転したとき、ターンキャリッジ(40)が約180度
回転して下向きに支持されるもので、回転案内部(63
a)のピン(65)が上側の昇降案内部(63c)に移行し、
回転部(65)のピン(65)を他側の昇降部(64c)に移
動させる。
そして、第11図(ホ)の如く、ドライブギヤ(54)を
約270度回転させることにより、昇降部(64c)内をピン
(65)が移動し、センターピン(42)と長孔(43)、並
びに移動ピン(65)と昇降案内部(63c)の相対移動に
より、ターンキャリッジ(40)が上昇し、昇降案内部
(63c)上端及び昇降部(64c)端部にピン(65)が移動
したとき、これを検出してモータ(55)を停止させる。
また、第11図(ホ)の状態で、ロック体(50)がテー
パ面(51)に当接してバネ(53)に抗してロック解除位
置に支持され、ターンキャリッジ(40)から上ピックア
ップガイド体(22)にピックアップ台(21)を移動させ
るもので、上ピックアップガイド体(22)とターンキャ
リッジ(40)の間でピックアップ台(21)を移動可能に
している。
また、上ピックアップガイド体(22)のピックアップ
台(21)を下ピックアップ(23)に移動させる場合、第
11図(ホ)の状態でターンキャリッジ(40)にピックア
ップ台(21)を受入れ、前記と逆の時計方向にドライブ
ギヤ(54)を回転させ、下向き姿勢のターンキャリッジ
(40)を下降させた後、時計方向に約180度回転させて
ターンキャリッジ(40)を上向き支持し、さらにターン
キャリッジ(40)を下降させて第12図(イ)の状態に戻
し、ターンキャリッジ(40)のピックアップ台(21)を
下ピックアップガイド体(23)に移動させるものであ
る。
さらに、第8図及び第9図に示す如く、ピックアップ
レール(29)(30)の頭部(29a)(30a)支持台に係合
体である凹形溝(66)(67)を一体形成し、前球状ガイ
ド体(45)に係合体であるくさび形リブ(68)を一体形
成し、第11図(イ)及び(ホ)の状態で凹形溝(66)及
び(67)に前記リブ(68)を係入させ、ピックアップ台
(21)と上及び下ピックアップガイド体(22)(23)の
左右位置決めを行うもので、凹形溝(66)(67)とリブ
(68)の直接嵌合動作により、集積誤差を少なくしてピ
ックアップガイド体(22)(23)にピックアップ台(2
1)を対向させて位置させるように構成している。
さらに、第8図及び第12図に示す如く、ターンキャリ
ッジ(40)のノッチ(47)にピックアップ台(21)のピ
ン(48)が係入したとき、ピン(48)によって切換える
乗込み完了スイッチ(69)を備え、該スイッチ(69)を
ターンキャリッジ(40)に固定させ、第12図のようにデ
ィスク(7)上面の再生を行っているとき、トレー(1
5)オープン操作によってピックアップ台(21)がキャ
リッジ(40)に移動し、前記スイッチ(69)を作動さ
せ、モータ(55)の逆転開始によって第11図(ニ)〜
(ロ)の動作を行わせると同時に、前記スイッチ(69)
によって第1図のローディングモータ(70)を作動さ
せ、トレー(15)オープン動作によってトレー(15)を
退出させるもので、トレー(15)を上昇させてディスク
(7)を持上げても、ディスク(7)内側方のトレー
(15)の補強板体(15a)がピックアップ(19)に当る
ことがなく、しかも従来のようにディスク(7)下面の
内周にピックアップ(19)が移動したことを検出してト
レー(15)を退出させる従来手段に比べ、トレー(15)
退出時間を短縮してディスク(7)の取出を速やかに行
えるように構成している。
さらに、第7図及び第11図に示す如く、前記ドライブ
ギヤ(54)にターンカム(71)を一体形成すると共に、
ドライブギヤ(54)の回転がターン領域かチルト領域か
を判別する判別スイッチ(72)を設け、第11図(イ)〜
(ロ)並びに(ニ)〜(ホ)のチルト領域で前記スイッ
チ(72)をオフとし、第11図(ロ)〜(ニ)のターン領
域で前記スイッチ(72)をオンにし、ディスク(7)再
生中に前記スイッチ(72)がオンになったとき、チルト
調節を反対側方向にだけ行わせ、ドライブギヤ(54)が
ターン領域にまで回転するのを阻止するように構成して
いる。
さらに、第1図、第13図乃至第15図に示す如く、下デ
ッキシャーシ(3)両側に固設する左右レール台(73)
(73)と、トレー(15)を昇降及び出入摺動させる左右
ローディングカム板(74)(74)とを備え、カム板(7
4)に一体形成する鈎片(75)…を介してカム板(74)
をレール台(73)に前後摺動自在に取付け、各カム板
(74)(74)のラックギヤ(76)(76)にピニオンギヤ
(77)(77)を介して連動軸(78)を連結させ、各カム
板(74)(74)を連動摺動させると共に、右のレール台
(73)にモータシャーシ(79)を介してローディングモ
ータ(70)を固設させ、ベルト(80)、プーリ(81)、
減速ギヤ(82)(83)(84)(85)(86)を介してロー
ディングギヤ(87)にモータ(70)の出力ギヤ(88)を
連結させ、右のカム板(74)のラックギヤ(89)にロー
ディングギヤ(87)を噛合させ、モータ(70)によって
左右のカム板(74)(74)を前後に往復摺動させるよう
に構成している。
また、スライドレール(16)のピン(90)(90)をレ
ール台(73)及びカム板(74)に貫通させ、レール台
(73)の略垂直な昇降ガイド溝(91)(91)と、カム板
(74)の斜行カム溝(92)(92)とに前記ピン(90)
(90)を摺動自在に挿通させると共に、スライドレール
(16)と略平行に立設させる受板(93)をレール(16)
とカム板(74)間に挟持させ、受板(93)のピン(94)
(95)をレール(16)の水平ガイド溝(96)(96)に摺
動自在に挿通させ、レール台(73)の昇降ガイド溝(9
7)並びにカム板(74)の斜行カム溝(98)に受板(9
3)の一方のピン(95)を摺動自在に挿通させる。
そして、カム板(74)の前進によって第15図のように
スライドレール(16)及び受板(93)が上昇支持され、
さらにカム板(74)が前進することによって受板(93)
を略同一速度で前進させると共に、第15図の状態でカム
板(74)を後進させることにより、スライドレール(1
6)及び受板(93)が下降し、トレー(15)を下降させ
てディスク(7)をターンテーブル(6)に載せる第12
図の再生状態となり、このとき、左のレール台(73)に
立設させたポスト(99)がトレー(15)の開孔(100)
に嵌入し、トレー(15)が下降位置で水平方向の移動が
阻止されるように構成している。
さらに、前記スライドレール(16)上面に出入レール
(101)を前後に摺動自在に設け、ガイドローラ(102)
…(103)を介してトレー(15)を出入レール(101)に
前後に摺動自在に取付ける。
また、前記受板(93)に出入ギヤ(104)を軸支さ
せ、スライドレール(16)のラックギヤ(105)並びに
出入レール(101)のラックギヤ(106)に出入ギヤ(10
4)を噛合させ、各ギヤ(104)(105)(106)で形成す
る2倍速機構(107)によって出入レール(101)をカム
板(74)の倍速で摺動させると共に、スライドレール
(16)のラックギヤ(108)並びにトレー(15)のラッ
クギヤ(109)に出入レール(101)のピニオンギヤ(11
0)を噛合させ、各ギヤ(108)(109)(110)で形成す
る2倍速機構(111)によってトレー(15)を出入レー
ル(101)の倍速で摺動させるもので、二組の2倍速機
構(107)(111)を介してトレー(15)をカム板(74)
に連結させ、モータ(70)によるカム板(74)の出入摺
動速度を4倍に増速してトレー(15)を出入摺動させる
ように構成している。
さらに、第13図、第17図及び第18図に示す如く、側面
視L形の左右チャックアーム(17)(17)先端にホルダ
(112)を介してチャック板(18)を取付け、デッキシ
ャーシ(2)(3)両側に左右チャックアーム(17)
(17)を摺接させ、シャーシ(2)(3)左右幅と左右
チャックアーム(17)(17)取付幅を略等しくし、チャ
ックアーム(17)のL形中間を支軸(113)によって上
デッキシャーシ(2)に軸支させると共に、チャックア
ーム(17)の長孔(114)にシャーシ(2)の固定ピン
(115)を挿入させ、長孔(114)によってアーム(17)
揺動量を規制し、デッキシャーシ(2)(3)をガイド
としてアーム(17)を揺動させるもので、チャック板
(18)を上昇支持するバネ(116)をアーム(17)に連
結させている。
また、前記ローディングカム板(74)後端にチャッキ
ングカム溝(117)を形成し、カム溝(117)に係入させ
るピン(118)をチャックアーム(17)に固設するもの
で、ラックギヤ(76)とピニオンギヤ(77)によってカ
ム板(74)が前進したとき、第17図のようにチャック板
(18)が上昇すると共に、各ギヤ(76)(77)によって
カム板(74)が後退したとき、カム溝(117)にピン(1
18)が係入し、バネ(116)に抗してチャックアーム(1
7)を揺動させ、チャック板(18)を下降させてターン
テーブル(6)に接合させるディスクチャッキング動作
を行わせるように構成している。
さらに、第19図乃至第21図に示す如く、本機ケース
(1)前側に前面パネル(119)を固設させると共に、
パネル(119)内側面に軸受板(120)を固定させる。ま
た、トレー(15)を出入させるパネル(119)の開口(1
21)にドア(122)を設け、ドア(122)両側上部を軸受
板(120)に開閉支点軸(123)を介して軸支させると共
に、ドア(122)を閉動支持するバネ(124)を支点軸
(123)に巻装させる。
また、前面パネル(119)の開口(121)縁に内方から
当接させる当り部(125)をドア(122)に一体形成し、
その当り部(125)に連係(126)を一体固定すると共
に、前記軸受板(120)に支軸(127)を介してドアアー
ム(128)を回転自在に軸支させ、ドアアーム(128)先
端のU溝(129)に連係ピン(126)を係入させる。
また、前記した右のスライドレール(16)にドア操作
板(130)を一体固定させ、ドア操作板(130)にネジ
(131)を螺着させ、前記ドアアーム(128)の突部(13
2)に下方側からネジ(131)頭部を当接させるもので、
ディスク(7)〜(10)再生状態で第20図のようにトレ
ー(15)がケース(1)内部で下降支持されていると
き、ドア(122)がバネ(124)によって閉動保持される
と共に、第1図及び第15図のようにトレー(15)を上昇
させたとき、操作板(130)を介してドアアーム(128)
を上方回動させ、第21図のようにドアアーム(128)と
連動してドア(122)を本機ケース(1)内方側に開動
させ、前面パネル(119)の開口(121)を開放してトレ
ー(15)を退出させるように構成している。
「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、ディスクを
載せるトレー(15)の上下動と連動するドアアーム(12
8)を設け、トレー(15)を摺動させて出入させる本機
レース(1)前面のドア(122)に前記ドアアーム(12
8)を連結させ、前記ドア(122)を内開き自在に開閉支
点軸を介して取付けると共に、前記ドアアーム(128)
は、ドア(122)の内側近傍に配設され、且つ、トレー
(15)の上下動時にこれと一体に上下動するドア操作板
(130)によってドア(122)を開く位置と閉じる位置に
移動するもので、前記ドア(122)を本機ケース(1)
内方側に開動させるから、本機ケース(1)前側の前面
パネル(119)形状がドア(122)によって制約されるこ
とがなく、前面パネル(119)の表示内容及び前面構成
を任意に設定でき、表示機能及び取扱い操作性などの向
上を容易に図ることができると共に、ドアアーム(12
8)及びドア操作板(130)から成るドア開閉機構をドア
(122)の内側近傍にてコンパクトに構成でき、ドア(1
22)を内開き構造に容易に改良できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すトレー取付部の正面
図、第2図は全体の平面図、第3図はピックアップ取付
部の側面図、第4図は同断面正面図、第5図は部分側面
図、第6図はターンキャリッジ取付部の正面図、第7図
は同部の平面図、第8図はターンキャリッジの正面図、
第9図はピックアップ台の移動を示す側面説明図、第10
図はピックアップ取付部の背面図、第11図はターンキャ
リッジの移動説明図、第12図はピックアップの移動を示
す側面説明図、第13図はトレー取付部の平面図、第14図
はレール台の平面図、第15図はトレー取付部の側面図、
第16図はスライドレールの平面図、第17図及び第18図は
チャックアーム取付部の側面図、第19図はドア取付部の
正面図、第20図及び第21図は同側面図である。 (1)……本機ケース (7)(8)……ディスク (15)……トレー (122)……ドア (123)……開閉支点軸 (128)……ドアアーム

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクを載せるトレー(15)の上下動と
    連動するドアアーム(128)を設け、トレー(15)を摺
    動させて出入させる本機ケース(1)前面のドア(12
    2)に前記ドアアーム(128)を連結させ、前記ドア(12
    2)を内開き自在に開閉支点軸を介して取付けると共
    に、前記ドアアーム(128)は、ドア(122)の内側近傍
    に配設され、且つ、トレー(15)の上下動時にこれと一
    体に上下動するドア操作板(130)によってドア(122)
    を開く位置と閉じる位置に移動することを特徴とするデ
    ィスクプレーヤ。
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