JP2513026Y2 - ロ―タリ式電気かみそり - Google Patents

ロ―タリ式電気かみそり

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JP2513026Y2
JP2513026Y2 JP1990093929U JP9392990U JP2513026Y2 JP 2513026 Y2 JP2513026 Y2 JP 2513026Y2 JP 1990093929 U JP1990093929 U JP 1990093929U JP 9392990 U JP9392990 U JP 9392990U JP 2513026 Y2 JP2513026 Y2 JP 2513026Y2
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JP
Japan
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spiral blade
motor
blade
support
fixed
Prior art date
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JP1990093929U
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JPH0452858U (ja
Inventor
善章 宝谷
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、コイル状に巻回された螺旋刃を有したロー
タリ式電気かみそりに関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来より、コイル状に巻回された螺旋刃を有したロー
タリ式電気かみそりが多数発案されている。例えば特開
昭57-9485号公報に開示されているものは、コイル状に
巻回された螺旋刃の中心に回転軸を設け、回転軸の回転
により前記螺旋刃が外刃の内面を摺接し、髭を切断する
ようにしたものである。この場合、螺旋刃の両端は回転
軸に連結固定されているので、螺旋刃は回転軸の回りの
常に所定円周上を移動し、その結果、螺旋刃と外刃との
間に一定の圧接力しか得られないものとなっている。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 本考案はかかる点に鑑みて成されたものであって、使
用者の好みに応じて、最適な螺旋刃と外刃との圧接力を
得られるようにしたロータリ式電気かみそりを提供する
ものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案は、本体ケース1と、モータ4と、該モータ4
の駆動力により回転する内刃体3とを備え、内刃体3
は、モータ4に連結された一方の支持体5及びモータ4
に連結されない他方の支持体6と、支持体5,6に両端が
固定されたコイル状の螺旋刃8と、支持体5,6及び螺旋
刃8を貫通し、支持体5,6の中心部に固定されると共
に、両端が本体ケース1の内側壁に遊嵌支持された回転
体7と、前記他方の支持体6に設けられて、回転体7が
固定された中心部と前記螺旋刃8が固定された外周部と
の間に配置された滑り部11とから構成され、前記モータ
4は回転方向を正逆反転可能にすることを特徴とする。
(ホ) 作用 本考案によれば、まずモータ4が回転すると、モータ
4に連結された一方の支持体5及び支持体の中心部に固
定された回転体7が回転する。また螺旋刃8は支持体内
面の外周部に固定されているので、螺旋刃8も同様に回
転する。一方、他方の支持体6の中心部は、前記回転体
7と連結固定されているので、回転体7と同様に回転す
る。ところが支持体6の外周部と中心部との間にはベア
リング11が存在しているで、他方の支持体6の外周部は
回転体7と同様に回転せずに、前記一方の支持体5及び
螺旋刃8によって伝達された回転運動が行われる。この
ため、一方の支持体5と他方の支持体6との間に、若干
の回転遅れが生じる。
この回転遅れは、モータ4の回転方向によって螺旋刃
8をわずかに締め込む方向に力が働いたり、逆に螺旋刃
8の螺旋半径をわずかに大きくする方向に力が働いたり
する。螺旋刃8が締め込まれると螺旋刃8と外刃内面と
の圧接を弱め、螺旋刃8が広がると圧接を強めるように
働くので、従って、モータ4の回転方向を正逆反転させ
ることによって、肌にやさしくしたり、また深剃りを行
ったり好みに応じて調節することが可能になる。
(ヘ) 実施例 以下本考案の実施例を図面に基づき詳述する。
1は本考案ロータリ式電気かみそりの本体ケースであ
って、該本体ケース1の上端には多数の髭導入孔21を有
する外刃2が設けられている。また本体ケース1の内部
には内刃体3及びモータ4が設けられており、モータ4
の駆動により内刃体3が回転し、前記外刃2の髭導入孔
21より導入された髭を切断するようになっている。
前記内刃体3は両端に一対の支持体5、6と、本体ケ
ース1に遊嵌された回転体7と、該回転体7の周りにコ
イル状に巻回された螺旋刃8とより成っている。前記一
方の支持体5は、ギヤ9を介してモータ4の回転軸10に
連結されるようになっており、中心部に回転体7が固定
されて、外周部に螺旋刃8の端部が固定されている。他
方の支持体6は、同様に中心部に回転体7が固定され
て、外周部に螺旋刃8が固定されている。そして、他方
の支持体6は、回転体7が固定された中心部と前記螺旋
刃8が固定された外周部との間に滑り部11が配置されて
いる。滑り部11はちょうどベアリングのボールの役目を
する。
ここで、前記螺旋刃8は第2図に示すコイル状の金属
線材12を研削加工することにより得られるものである。
即ち、その研削手段として、まず従来の機械加工で製作
される圧縮コイルバネの製造方法である巻き線加工ある
いはマルチフォーミング等を適用して螺旋刃の概形を整
える。次に、切刃部の形成であるが、素材として用いた
金属線材12は断面形状が円形であるので、切刃角を鋭角
とし良好な刃形状を得るために前記線材12の下半分以
下、即ちほぼコイル平均径より小径の所定の外形になる
までの研削加工が必要となる。従って、刃付け加工は前
記線材12の内部空間方向へ変形防止及び加工仮センタと
して作用する治具等に嵌合し、円筒研削加工あるいはセ
ンタレス円筒研削等の手段で加工する。このようにして
得られた螺旋刃8はそのエッジに鋭角な切刃部が形成さ
れるのである。
さて、前記螺旋刃8の巻回方向と、モータの回転方向
とが同方向の時、螺旋刃8はモータの回転が伝達されて
回転するが、この時螺旋刃8はそれ自身をさらに締め込
む方向に力が働き、その結果、外刃2と螺旋刃8との圧
接力を弱め、刃の摩耗を防止すると共に、かみそり負け
を起こしやすい皮膚の弱い使用者にとって、ひりつきを
防止できる等、好適なひげそりが可能となる。
一方、前記螺旋刃8の巻回方向と、モータの回転方向
とが逆方向の時、螺旋刃8はモータの回転が伝達されて
回転するが、この時螺旋刃8はそれ自身をさらに螺旋半
径を大きくする方向に力が働き、その結果、外刃2と螺
旋刃8との圧接力を強め、より一層深剃りが可能なもの
とすることができる。
またこれらいずれの場合にも、皮膚の外刃への押し当
て具合を調整することにより、螺旋刃8に加わる負荷が
変化し、外刃と螺旋刃との圧接力を好みに応じて調節す
ることも可能である。
さらに、前記モータ4の回転方向を切り替え制御し、
螺旋刃8の巻回方向と、モータの回転方向とを同方向と
逆方向に切り替え可能にすることにより、1つのかみそ
りで両者の効果を得ることも可能である。
(ト)考案の効果 以上のように本考案によれば、螺旋刃の一端から他端
までモータの回転を伝達する際に生じる回転遅れを巧み
に利用することによって、螺旋刃をわずかに締め込む方
向に力を働らかせたり、逆に螺旋刃8の螺旋半径をわず
かに大きくする方向に力を働らかせたりできる。その結
果、モータの回転を正逆反転させることによって、螺旋
刃と外刃内面との圧接力を強めたり弱めたりすることが
できるので、圧接力を弱めて肌にやさしくしたり、また
圧接力を強めて深剃りを行ったり好みに応じて調節する
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案ロータリ式電気かみそりであって、第1図
は要部切欠断面図、第2図は螺旋刃成形前のコイル体略
図である。 1……本体ケース、3……内刃体、4……モータ、8…
…螺旋刃、11……滑り部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケース1と、モータ4と、該モータ4
    の駆動力により回転する内刃体3とを備え、内刃体3
    は、モータ4に連結された一方の支持体5及びモータ4
    に連結されない他方の支持体6と、支持体5,6に両端が
    固定されたコイル状の螺旋刃8と、支持体5,6及び螺旋
    刃8を貫通し、支持体5,6の中心部に固定されると共
    に、両端が本体ケース1の内側壁に遊嵌支持された回転
    体7と、前記他方の支持体6に設けられて、回転体7が
    固定された中心部と前記螺旋刃8が固定された外周部と
    の間に配置された滑り部11とから構成され、前記モータ
    4は回転方向を正逆反転可能にしてなるロータリ式電気
    かみそり。
JP1990093929U 1990-09-05 1990-09-05 ロ―タリ式電気かみそり Expired - Lifetime JP2513026Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0452858U JPH0452858U (ja) 1992-05-06
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170130501A (ko) 2015-03-26 2017-11-28 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 실리콘 점착제용 박리제 조성물, 박리 필름 및 적층체

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS579485A (en) * 1980-06-17 1982-01-18 Tokyo Electric Co Ltd Rotary shaver

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170130501A (ko) 2015-03-26 2017-11-28 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 실리콘 점착제용 박리제 조성물, 박리 필름 및 적층체

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JPH0452858U (ja) 1992-05-06

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