JP2512954Y2 - 電子部品のパッケ―ジ - Google Patents
電子部品のパッケ―ジInfo
- Publication number
- JP2512954Y2 JP2512954Y2 JP1988111861U JP11186188U JP2512954Y2 JP 2512954 Y2 JP2512954 Y2 JP 2512954Y2 JP 1988111861 U JP1988111861 U JP 1988111861U JP 11186188 U JP11186188 U JP 11186188U JP 2512954 Y2 JP2512954 Y2 JP 2512954Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crystal
- package
- plate
- oscillation frequency
- sound pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は水晶板をリードに接着固定するタイプの水晶
振動子において該圧電振動子を封止しているパッケージ
を介して水晶振動子に加わる音圧を抑制し発振周波数の
変動を防止することが出来る水晶振動子の封止構造に関
する。
振動子において該圧電振動子を封止しているパッケージ
を介して水晶振動子に加わる音圧を抑制し発振周波数の
変動を防止することが出来る水晶振動子の封止構造に関
する。
（従来技術） 第３図は従来のハーメティック型水晶振動子の内部構
造を示し、この水晶振動子はベース１と、カバー２と、
支持部材であるリード３と、該リード３に導電性接着剤
４を介して保持された水晶板５と、前記カバー２とベー
ス１とを気密封止する為の半田６と上端をリード３に接
続すると共に下端をパッケージ外部へ導出した端子７と
を有す。
造を示し、この水晶振動子はベース１と、カバー２と、
支持部材であるリード３と、該リード３に導電性接着剤
４を介して保持された水晶板５と、前記カバー２とベー
ス１とを気密封止する為の半田６と上端をリード３に接
続すると共に下端をパッケージ外部へ導出した端子７と
を有す。
また、水晶振動子は一般にはパッケージ内部に窒素ガ
スを封入し、水晶振動子自身の経年劣化を防止し、安定
した発振周波数を得るようにしている。
スを封入し、水晶振動子自身の経年劣化を防止し、安定
した発振周波数を得るようにしている。
しかしながら、この様に構成した水晶振動子を用いた
水晶発振器を搭載した電子機器を屋外、例えば衛星通信
の地上局等に用いると、自然条件及び外的原因（降雹及
び落石等）により前記電子機器に衝撃が加わった際に音
圧を受け、それにより水晶振動子の発振周波数が変化し
てしまう問題点があった。
水晶発振器を搭載した電子機器を屋外、例えば衛星通信
の地上局等に用いると、自然条件及び外的原因（降雹及
び落石等）により前記電子機器に衝撃が加わった際に音
圧を受け、それにより水晶振動子の発振周波数が変化し
てしまう問題点があった。
（考案の目的） 本考案は上述した問題点に鑑みなされたものであっ
て、水晶振動子が受ける音圧に起因して該振動子の発振
周波数が変化することを防止するために水晶振動子を音
響透過損失の高い材料にて包囲し、耐振性の向上を可能
にした水晶振動子のパッケージを提供することを目的と
する。
て、水晶振動子が受ける音圧に起因して該振動子の発振
周波数が変化することを防止するために水晶振動子を音
響透過損失の高い材料にて包囲し、耐振性の向上を可能
にした水晶振動子のパッケージを提供することを目的と
する。
（考案の概要） この目的を達成するために本考案の水晶振動子は、そ
の表面に励振電極を形成した水晶板を、比較的柔軟性に
富んだリード端子に、導電性接着剤を用いて接着固定す
ることにより、前記水晶板をパッケージ内中空にて保持
すると共に、前記パッケージ外面にゲル状の音響振動吸
収材を塗布するか若しくは該パッケージを内筺体及び外
筺体から成る二重構造にし、該内筺体と外筺体の隙間に
音響振動吸収材を充填することにより、外界からの音圧
による前記水晶板の発振周波数の変動を防止するもので
ある。
の表面に励振電極を形成した水晶板を、比較的柔軟性に
富んだリード端子に、導電性接着剤を用いて接着固定す
ることにより、前記水晶板をパッケージ内中空にて保持
すると共に、前記パッケージ外面にゲル状の音響振動吸
収材を塗布するか若しくは該パッケージを内筺体及び外
筺体から成る二重構造にし、該内筺体と外筺体の隙間に
音響振動吸収材を充填することにより、外界からの音圧
による前記水晶板の発振周波数の変動を防止するもので
ある。
（実施例） 以下、本考案を図面に示した実施例に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第１図は本考案の一実施例を示す図であって、前記第
３図と同一部には同一の記号を付しその説明を省略す
る。
３図と同一部には同一の記号を付しその説明を省略す
る。
同図において前記第３図と異なる点はベース１の一部
及びカバー２の全面を被うようにゲル状の音響振動吸収
材10を塗布した点であって、このように振動子を被うこ
とにより電子機器に衝撃が加わることに起因する空気振
動を吸収し、振動子内の水晶板に音圧を与えないように
したものである。
及びカバー２の全面を被うようにゲル状の音響振動吸収
材10を塗布した点であって、このように振動子を被うこ
とにより電子機器に衝撃が加わることに起因する空気振
動を吸収し、振動子内の水晶板に音圧を与えないように
したものである。
第２図は本考案の変形実施例を示す図であって、同図
に示すごとくケース２を２重構造とし、内筺体11と外筺
体12との隙間に音響振動吸収部材10を充填したものであ
って、このように圧電振動子のパッケージを構成するこ
とによって音圧を遮断すると共にゲル状の音響吸収材を
外筺体にて被うことによって水晶振動子の発振周波数を
安定させ且つ作業効率を向上せんとするものである。
又、音響振動吸収材としてゲル状のものを使用している
ため音響振動以外の他の振動をも緩和することができ、
それによりケース内の水晶板が不要な振動を生ずること
を防止するため水晶振動子の電極間容量、即ち、水晶板
とケースとの容量が変化することを防ぎ、安定な発振周
波数を得ることが出来る機能をも有す。
に示すごとくケース２を２重構造とし、内筺体11と外筺
体12との隙間に音響振動吸収部材10を充填したものであ
って、このように圧電振動子のパッケージを構成するこ
とによって音圧を遮断すると共にゲル状の音響吸収材を
外筺体にて被うことによって水晶振動子の発振周波数を
安定させ且つ作業効率を向上せんとするものである。
又、音響振動吸収材としてゲル状のものを使用している
ため音響振動以外の他の振動をも緩和することができ、
それによりケース内の水晶板が不要な振動を生ずること
を防止するため水晶振動子の電極間容量、即ち、水晶板
とケースとの容量が変化することを防ぎ、安定な発振周
波数を得ることが出来る機能をも有す。
尚、本考案の説明に当たってはハーメティック型水晶
振動子を実施例としてあげたが、これに限るものでなく
音圧に影響を受ける圧電部品を使用する場合には適用す
ることが出来ることは明かである。
振動子を実施例としてあげたが、これに限るものでなく
音圧に影響を受ける圧電部品を使用する場合には適用す
ることが出来ることは明かである。
第１図は本考案の一実施例を示す図、第２図は本考案の
変形実施例を示す図、第３図は従来用いられていた水晶
振動子の内部構造及び外観を示す図である。 １……ベース、２……カバー、３……リード線、４……
導電性接着剤、５……水晶板、６……半田、７……端
子、10……音響振動吸収材、11……内筺体、12……外筺
体
変形実施例を示す図、第３図は従来用いられていた水晶
振動子の内部構造及び外観を示す図である。 １……ベース、２……カバー、３……リード線、４……
導電性接着剤、５……水晶板、６……半田、７……端
子、10……音響振動吸収材、11……内筺体、12……外筺
体
Claims (2)
- 【請求項１】水晶板をリード端子に接着固定することに
より、前記水晶板をパッケージ内中空にて保持する水晶
振動子に於いて、前記パッケージ外面にゲル状の音響振
動吸収材を塗布することにより、外界からの音圧による
前記水晶板の発振周波数の変動を防止することを特徴と
する水晶振動子。 - 【請求項２】水晶板をリード端子に接着固定することに
より、前記水晶板をパッケージ内中空にて保持する水晶
振動子に於いて、前記パッケージは内筺体及び外筺体か
ら構成された二重構造であって、該内筺体及び外筺体と
の隙間にゲル状の音響振動吸収材を充填したことによ
り、外界からの音圧による前記水晶板の発振周波数の変
動を防止することを特徴とする水晶振動子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988111861U JP2512954Y2 (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 | 電子部品のパッケ―ジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988111861U JP2512954Y2 (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 | 電子部品のパッケ―ジ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0233498U JPH0233498U (ja) | 1990-03-02 |
| JP2512954Y2 true JP2512954Y2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=31350288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988111861U Expired - Lifetime JP2512954Y2 (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 | 電子部品のパッケ―ジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2512954Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5936680U (ja) * | 1982-09-01 | 1984-03-07 | ナイルス部品株式会社 | 超音波振動子の露滴防止装置 |
| JPS6280094U (ja) * | 1985-11-07 | 1987-05-22 |
-
1988
- 1988-08-26 JP JP1988111861U patent/JP2512954Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0233498U (ja) | 1990-03-02 |
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