JP2512922B2 - 選局回路 - Google Patents

選局回路

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JP2512922B2
JP2512922B2 JP62006596A JP659687A JP2512922B2 JP 2512922 B2 JP2512922 B2 JP 2512922B2 JP 62006596 A JP62006596 A JP 62006596A JP 659687 A JP659687 A JP 659687A JP 2512922 B2 JP2512922 B2 JP 2512922B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、テレビジョン受像機の選局回路に関す
る。
〔発明の概要〕
この発明は、複数の選局点でAFT信号を検出すること
により、AFTの引き込み範囲を実質的に広げるようにし
たPLLシンセサイザー方式の選局回路において、不感帯
の幅が所定値以上になったら選局点を変更させるように
することにより、ノイズがAFT信号として検出されてし
まった場合でも、短時間でAFTの引き込みを終了できる
ようにしたものである。
〔従来の技術〕
例えば同軸ケーブル等の伝送線路によって聴視者にテ
レビジョン信号を分配する方式(以下CATVという)が知
られている。
また、テレビジョン受像機の選局回路としてAFT(自
動微調整)回路を数するPLL周波数シンセサイザー方式
のものが知られている。
近年CATVの発達に伴い、上述したAFT回路を有するPLL
周波数シンセサイザー方式の選局回路において、本来の
AFTの引き込み範囲外にある、いわゆる周波数オフセッ
トされた信号をも引き込むことが要求されている。これ
はCATVが放送チャンネルを変換して伝送線路で再送信す
るものであり、搬送周波数が正規値からずれている場合
があるからである。
そのため従来、AFT回路を有するPLL周波数シンセサイ
ザー方式の選局回路において、選局時には正規周波数近
傍で選局周波数(局部発振周波数)を若干動かしてAFT
の引き込み範囲を実質的に広げて選局動作をさせるもの
が提案されている。
例えば、第3図実線aで示すように、まず正規周波数
fOの近傍に局部発振周波数fLをロックし、その周波数か
ら正規周波数fOより±2MHz以下の範囲で局部発振周波数
fLを連続的に動かし、AFT信号の得られるところを捜す
ものがある。しかし、この方法によればAFT信号を捜す
のにおおくの時間がかかり、選局に時間がかかる不都合
があった。また例えば、第4図に矢印線b,c,d,eで示す
ように正規周波数±2MHzの範囲内を4帯域に分割し、こ
れらの帯域のうち、例えば正規周波数fOに近い帯域から
局部発振周波数fLを連続的に動かし、AFT信号の得られ
るところを捜すものがある。しかし、この第4図に示す
方法によっても、局部発振周波数fLを連続的に動かして
AFT信号のえられるところをさがすものであるから、AFT
信号を捜すのに多くの時間がかかり、選局に時間がかか
る不都合があった。
ところで、本来のAFTの引き込み範囲には所定の幅が
あり、その範囲内においてはAFT信号を得ることができ
るのであるから、細かな周波数ステップで局部発振周波
数fLを連続して動かす上述した方法には無駄がある。
そこで、例えば特開昭59−152717号公報に示されるよ
うに、複数の選局点を設定できるようにし、夫々の選局
点においてAFT信号を検出し、AFT信号の検出できる選局
点に設定してAFT動作させることにより、AFTの引き込み
範囲を実質的に広げるようにしたものが提案されてい
る。
つまり、引き込みを必要とする範囲が正規周波数fO
り±2MHzであり、これに対して、1つの選局点でAFTが
引き込める範囲が局部発振周波数より上側に1.5MHz、下
側に0.7MHzであるとする。この場合、1つの選局点だけ
では必要とされる±2MHzの範囲を引き込めない。そこ
で、第5図に示すように、局部発振周波数fLが(fO−0.
2)MHz、(fO+1.0)MHz、(fO−1.4)MHz、(fO−1.
0)MHz、(fO+1.4)MHzの5つの選局点に動かされ、夫
々の選局点においてAFT信号が検出され、AFT信号が検出
された選局点でAFT動作がなされる。
第5図に示すように、選局点を(fO−0.2)MHzとした
ときAFTの引き込み範囲は(fO−0.9)MHz〜(fO+1.3)
MHzとなり、選局点を(fO+1.0)MHzとしたときAFTの引
き込み範囲は(fO+0.3)MHz〜(fO+2.5)MHzとなり、
選局点を(fO−1.4)MHzとしたときAFTの引き込み範囲
は(fO−2.1)MHz〜(fO+0.1)MHzとなり、選局点を
(fO−1.0)MHzとしたときAFTの引き込み範囲は(fO
1.7)MHz〜(fO+0.5)MHzとなり、選局点を(fO+1.
4)MHzとしたときのAFTの引き込み範囲は(fO+0.7)MH
z〜(fO+2.)MHzとなる。したがって(fO−2.1)MHz〜
(fO+2.9)MHzとAFTの引き込み範囲は実質的に広げら
れ希望引き込み範囲(fO±2MHz)を充分満足する。
このように、複数の選局点を設定し、AFT信号の検出
された選局点でAFT動作させる場合の処理は、従来、以
下のようになされている。
先ず、使用者の操作によりチャンネルデータが設定さ
れ、このチャンネルデータで局部発振周波数fLの正規周
波数fOが決められる。
次に、このチャンネルデータに基づいて、局部発振周
波数fLが5つの選局点(fO−0.2)MHz、(fO+1.0)MH
z、(fO−1.4)MHz、(fO−1.0)MHz、(fO+1.4)MHz
に動かされ、夫々の選局点においてAFT信号が得られる
かどうかが検出される。
AFT信号が得られる選局点が検出されたら、その選局
点においてAFT動作がなされる。
AFT動作は以下のようになされる。AFT信号が検出され
たら、このAFT信号の反対側のAFT信号が検出される。す
なわち、検出されたAFT信号がアップ信号なら局部発振
周波数fLが順次上げられ、ダウン信号が存在するかどう
かが検出される。検出されたAFT信号がダウン信号なら
局部発振周波数fLが順次下げられ、アップ信号が存在す
るかどうかが検出される。
反対側のAFT信号があればアップ信号とダウン信号と
の間の不感帯が検出される。すなわち、最初に検出され
たAFT信号がアップ信号なら、反対側のダウン信号が検
出された後、局部発振周波数fLが順次下げられ、不感帯
が検出される。最初に検出されたAFT信号がダウン信号
なら、反対側のアップ信号が検出された後、局部発振周
波数fLが順次上げられ、不感帯が検出される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、このように複数の選局点の夫々でAFT信号
を検出し、AFT信号が得られる選局点でAFT動作を行わせ
るようにした選局回路においては、AFT信号が得られる
選局点を検索する際に、例えばノイズが発生している
と、このノイズがAFT信号として検出されしまい、選局
点が誤って設定されてしまうことがある。このような場
合、従来のこの種の選局回路では、選局点が正しく改め
られるまでに時間がかかり、AFTの引き込みが終了する
までの時間が長くなるという問題があった。
つまり、従来のこの種の選局回路では、AFT信号が得
られる選局点が検索されてから反対側のAFT信号(最初
に検出されたAFT信号がアップ信号なら、反対側のAFT信
号はダウン信号、最初に検出されたAFT信号がダウン信
号なら、反対側のAFT信号はアップ信号)を検出するま
での処理を、第6図にフローチャートで示すように行っ
ている。
第6図に示すように、反対側のAFT信号の検出モード
(MODE6)では、先ず、AFT信号があるかどうかが判断さ
れる(ステップ101)。
正常なAFT動作がなされていれば、反対側のAFT信号の
検出モードに設定された時点では、同じ側のAFT信号が
検出されることになる。AFT信号が検出されたら、反対
側のAFT信号のみ検出されるどうかが判断される(ステ
ップ102)。
正常なAFT動作がなされていれば、反対側のAFT信号の
検出モードに設定された時点では、反対側のAFT信号は
検出されない。反対側のAFT信号が検出されなければ、
両方の側のAFT信号が検出されるかどうかが判断される
(ステップ103)。
正常なAFT動作がなされていれば、両方の側のAFT信号
が検出されることはない。両方の側のAFT信号が検出さ
れていなければ、局部発振周波数が25KHz毎変化に設定
できる。(ステップ104)。両方の側のAFT信号が検出さ
れた時は、局部発振周波数が225KHz毎変化に設定され
る。(ステップ105)。正常なAFT動作が行われていれ
ば、両方の側のAFT信号が検出されることはなく、ステ
ップ105に行くことはない。
ステップ104及びステップ105において、局部発振周波
数の変化が設定されたら、設定値だけ局部発振周波数が
アップ又はダウンされる。すなわち、最初に検出された
AFT信号がアップ信号なら局部発振周波数が設定値だけ
アップされ、最初に検出されたAFT信号がダウン信号な
ら局部発振周波数が設定値だけダウンされる(ステップ
106)。
局部発振周波数が設定値だけアップ又はダウンさた
ら、リミット周波数まで達したかどうかが判断され(ス
テップ107)、リミット周波数まで達していなければ、
ステップ101に戻る。リミット周波数まで達したら、選
局点の設定モード(MODE1〜MODE5)に移り、選局点が変
更される。なお、リミット周波数は、例えば正規周波数
fOに対して+2.45MHz、−2.40MHzである。
AFTが正常に動作していれば、以上のループを繰り返
すことにより、局部発振周波数が25KHz毎にアップ又は
ダウンされ、アップ信号とダウン信号との間の不感帯に
入る。不感帯に入ると、ステップ101でAFT信号が検出さ
れなくなり、ステップ101の後、ステップ104に行く。
AFTが正常に動作していれば、不感帯を過ぎ、やがて
反対側のAFT信号のみがステップ102で検出される。ステ
ップ102で反対側のAFT信号が検出されたら、不感帯の検
出モード(MODE7)に移行される。
ここで、選局点の設定モード(MODE1〜MODE5)でノイ
ズを誤ってAFT信号として検出してしまい、選局点が誤
って設定されていたとする。そして、選局点が誤って設
定されたまま、反対側のAFT信号の検出モード(MODE6)
に移行されたとする。この場合には、局部発振周波数を
アップ又はダウンし続けていっても反対側のAFT信号は
検出できない。したがって、ステップ107でリミット周
波数に達したことが検出されるまで、局部発振周波数が
アップ又はダウンされ続けることになる。リミット周波
数まで局部発振周波数がアップ又はダウンされた後、選
局点が変更される。
このように、従来の選局回路では、選局点がノイズに
より誤って設定されてしまうと、リミット周波数まで局
部発振周波数がアップ又はダウンされ続け、AFTの引き
込み時間が長くなるという問題がある。したがってこの
発明の目的は、選局点がノイズにより誤って設定されて
しまっても、短時間でAFTの引き込みを終了できる選局
回路を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、複数の選局点においてAFT信号を検出
し、AFT信号の得られる選局点で上側のAFT信号と下側の
AFT信号との間の不感帯を検出して選局を行うようにし
たPLLシンセサイザー方式の選局回路において、 不感帯の幅を計測し、不感帯の幅が所定値以上に達し
たら選局点を変更するようにしたことを特徴とする選局
回路である。
〔作用〕
ステップ201で不感帯幅の検出カウンタの値がプリセ
ットされる。AFT信号が検出されず、不感帯に入ったと
きには、局部発振周波数がアップ又はダウンされる毎
に、ステップ210でこのカウンタの値が減じられる。こ
れにより不感帯の幅が検出される。不感帯の幅が所定値
以上に達したら、選局点が変更される。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説
明する。
第1図において、1はアンテナであり、このアンテナ
からの信号はチューナ2に供給される。そしてこのチュ
ーナ2からの中間周波信号SIFは中間周波増幅器3を通
じて映像検波回路4に供給される。この検波回路4から
の映像信号SVは映像増幅回路5を通じて受像管6に供給
される。
また、チューナ2における局部発振信号SLは前置分周
器7及びプログラマブル分周器8を通じて位相比較器9
に供給される。この位相比較器9には基準信号発振器に
より基準信号SBが供給されて位相比較が行われる。この
比較誤差信号はローパスフィルタ11を通じて同調電圧Et
としてチューナ2に供給される。ここで、分周器7,8、
位相比較器9、ローパスフィルタ11はPLL(フエーズ、
ロック、ループ)回路を構成する。この場合、分周器8
の分周比1/Nが変えられることで同調電圧Etが変えら
れ、そして局部発振SLの周波数、即ち局部発振周波数fL
が変えられて選局が行われる。
また、12はマイクロコンピュータを構成するCPU(中
央処理装置)、13はROM(リードオンリーメモリ)、14
はRAM(ランダムアクセスメモリ)、15又は16は夫々ア
ドレスバス及びデータバス、17,18及び19は夫々インタ
ーフエースである。CPU12には、図示せずも、カウンタ
が設けられている。
また、20はキーボード等よりなる選局部を示し、使用
者の操作により、例えば所定のチャンネルを指定するチ
ャンネルデータSCHが発生され、これがインターフエー
ス17を通じてCPU12に供給される。
また、21はAFT回路を示し、中間周波増幅器3からの
中間周波信号SIFが供給される。このAFT回路21からは、
中間周波信号SIFの周波数の正規周波数fIF(例えば57.7
5MHz)からのずれに応じて、局部発振周波数fLを上げる
ためのAFTアップ信号SUP及び局部発振周波fLを下げるた
めのAFTダウン信号SDOWNが発生される。この場合、アッ
プ信号SUPは中間周波信号SIFの周波数が正規周波数fIF
から下側で例えば1.5MHz以内にあるとき得られるように
なされ、一方ダウン信号SDOWNは中間周波信号SIFが正規
周波数fIFから上側で例えば0.7MHz以内にあるとき得ら
れるようになされる。即ち、本来のAFTの引き込み範囲
は局部発振周波数fLより上側に1.5MHz、下側に0.7MHzと
される。
このAFT回路21からのアップ信号SUP及びダウン信号S
DOWNはインターフエース18を通じてCPU12に供給され
る。また、インターフエース19を通じて選局データS
DATAが分周器8に供給され、分周器8の分周比1/Nがこ
の選局データSDATAに基づいてかえられる。
この発明の一実施例の動作について説明する。
先ず、使用者の操作によりチャンネルデータが設定さ
れ、このチャンネルデータで局部発振周波数fLの正規周
波数fOが決められる。
次に、このチャンネルデータに基づいて、局部発振周
波数fLが5つの選局点(fO−0.2)MHz、(fO+1.0)MH
z、(fO−1.4)MHz、(fO−1.0)MHz、(fO+1.4)MHz
に動かされ、夫々の選局点においてAFT信号が得られる
かどうかが検出される。
AFT信号が得られる選局点が検出されたら、その選局
点においてAFT動作がなされる。
つまり、AFT信号が検出されたら、このAFT信号の反対
側のAFT信号が検出される。すなわち、検出されたAFT信
号はアップ信号なら局部発振周波数fLが順次上げられ、
ダウン信号が存在するかどうかが検出される。検出され
たAFT信号がダウン信号なら局部発振周波数fLが順次下
げられ、アップ信号が存在するかどうかが検出される。
反対側のAFT信号があれば、アップ信号とダウン信号
との間の不感帯が検出される。すなわち、最初に検出さ
れたAFT信号がアップ信号なら、反対側のダウン信号が
検出された後、局部発振周波数fLが順次下げられ、不感
帯が検出される。最初に検出されたAFT信号がダウン信
号なら、反対側のアップ信号が検出された後、局部発振
周波数fLが順次上げられ、不感帯が検出される。
反対側のAFT信号の検出モード(MODE6)では、第6図
にフローチャートで示すような処理がなされる。
すなわち、反対側のAFT信号の検出モードに設定され
ると、CPU12に設けられた不感帯幅の検出カウンタの値
が例えば300KHzにプリセットされる(ステップ201)。
カウンタに例えば300KHzがプリセットされたら、AFT
信号があるかどうかが判断される(ステップ202)。
正常なAFT動作がなされていれば、反対側のAFT信号の
検出モードに設定された時点では、同じ側のAFT信号が
検出されることになる。AFT信号が検出されたら、反対
側のAFT信号のみ検出されるかどうかが判断される(ス
テップ203)。
正常なAFT動作がなされていれば、反対側のAFT信号の
検出モードに設定された時点では、反対側のAFT信号は
検出されない。反対側のAFT信号が検出されなければ、
両方の側のAFT信号が検出されるかどうかが判断される
(ステップ204)。
正常なAFT動作がなれていれば、両方の側のAFT信号が
検出されることはない。両方の側のAFT信号が検出され
ていなければ、局部発振周波数が25KHz毎変化に設定さ
れる(ステップ205)。両方の側のAFT信号が検出された
ときには、局部発振周波数が225KHz毎変化に設定される
(ステップ206)。正常なAFT動作が行われていれば、両
方の側のAFT信号が検出されることはなく、ステップ206
に行くことはない。両方の側のAFT信号が検出され、225
KHz毎に変化に設定された場合には、カウンタが設定し
直される(ステップ207)。
ステップ205及びステップ206において、局部発振周波
数の変化が設定されたら、設定値だけ局部発振周波数が
アップ又はダウンされる。すなわち、最初に検出された
AFT信号がアップ信号なら局部発振周波数が設定値だけ
アップされ、最初に検出されたAFT信号がダウン信号な
ら局部発振周波数が設定値だけダウンされる(ステップ
208)。
局部発振周波数が設定値だけアップ又はダウンされた
ら、リミット周波数まで達したかどうかが判断され(ス
テップ209)、リミット周波数まで達していなければ、
ステップ202に戻る。リミット周波数まで達したら、選
局点の設定モード(MODE1〜MODE5)に移り、選局点が変
更される。なお、リミット周波数は、例えば正規周波数
fOに対し+2.45MHz、−2.40MHzである。
AFTが正常に動作していれば、以上のループを繰り返
すことにより、局部発振周波数が25KHz毎にアップ又は
ダウンされ、不感帯に入る。不感帯に入ると、ステップ
202でAFT信号が検出されないと判断される。ステップ20
2でAFT信号が検出されない場合には、不感帯幅検出用の
カウンタの値が25KHz分だけ減じられる(ステップ21
0)。
カウンタの値が25KHz分だけ減じられたら、カウンタ
の値が0になったかどうかが判断される(ステップ21
1)。
カウンタの値が0でなければ、ステップ205に行き、
局部発振周波数が25KHz毎にアップ又はダウン設定され
る。AFT信号が正常に動作していれば、不感帯の幅は300
KHz以下であるので、カウンタの値が0になる前に反対
側のAFT信号が検出される。
不感帯を過ぎると、ステップ203で反対側のAFT信号の
みが検出されると判断される。反対側のAFT信号のみが
検出されると判断されたら、不感帯の検出モード(MODE
7)に移行される。
選局点の設定モード(MODE1〜MODE5)で、ノイズを誤
ってAFT信号として検出してしまい、選局点が誤って設
定されてしまったとする。この場合には、ステップ20
2、ステップ210、ステップ211、ステップ205、ステップ
208、ステップ209のループを繰り返し、局部発振周波数
が25KHz毎アップ又はダウンされる度に、ステップ210で
カウンタの値が25KHz毎に減じられる。そして、リミッ
ト周波数に達する前に、カウンタの値が0になる。カウ
ンタの値が0になると、MODE1〜MODE5に移り、選局点が
変更される。
〔発明の効果〕
この発明に依れば、不感帯の幅を計測し、不感帯の幅
が所定値以上ならリミット周波数に達する前に選局点が
変更されるので、選局点がノイズ等により誤って設定さ
れてしまっても、短時間でAFTの引き込みを終了させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図はこ
の発明の一実施例の説明に用いるフローチャート、第3
図、第4図及び第5図は従来の選局回路の説明に用いる
略線図、第6図は従来の選局回路の説明に用いるフロー
チャートである。 図面における主要な符号の説明 2:チューナ、3:中間周波増幅器、8:分周器、9:位相比較
器、12:CPU、20:選局部、21:AFT回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の選局点においてAFT信号を検出し、
    上記AFT信号の得られる選局点で上側のAFT信号と下側の
    AFT信号との間の不感帯を検出して選局を行うようにし
    たPLLシンセサイザー方式の選局回路において、 上記不感帯の幅を計測し、上記不感帯の幅が所定値以上
    に達したら選局点を変更するようにしたことを特徴とす
    る選局回路。
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