JP2512247B2 - 無給油式回転形圧縮機ユニット装置 - Google Patents

無給油式回転形圧縮機ユニット装置

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JP2512247B2
JP2512247B2 JP3188695A JP18869591A JP2512247B2 JP 2512247 B2 JP2512247 B2 JP 2512247B2 JP 3188695 A JP3188695 A JP 3188695A JP 18869591 A JP18869591 A JP 18869591A JP 2512247 B2 JP2512247 B2 JP 2512247B2
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cooling
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昭 鈴木
青木優和
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の利用分野】本発明は、オイルフリースクリュー
圧縮機などの無給油式回転形圧縮機のユニット装置に関
する。 【0002】 【発明の背景】従来の装置は、特開昭59−93985
号公報に開示されているように、圧縮機本体およびプレ
クーラの冷却媒体液として、水を用い、しかもこの冷却
水は使い捨てとなっていた。そのため冷却水の得られな
い所では運転できない。また、吐出温度が320℃と高
いためケーシングの冷却およびオイルクーラ、さらには
プレクーラおよびアフタークーラを全て冷却水を流して
冷却を行なっていた。従って冷却水の水質によるクーラ
の早期目づまりなど、圧縮機のメンテナンス上で問題が
あり、圧縮機の据付性も悪かった。 【0003】 【発明の目的】本発明の目的は、冷却水が得られない所
で使用可能な無給油式回転形圧縮機ユニット装置、特に
オイルフリースクリュー圧縮機のユニット装置を提供す
ることにある。 【0004】 【発明の構成】上記目的を達成するため、本発明による
無給油式回転形圧縮機ユニット装置は、冷却媒体液を通
冷却ジャケットを有するケーシング内に互いに噛み合
って回転するように収められた雄ロータおよび雌ロータ
を有する無給油式回転形圧縮機と、前記冷却ジャケット
のの下流側にあって冷却媒体液を通し、前記圧縮機から
の高温吐出ガスを冷却するためのプレクーラと、前記プ
レクーラからの吐出ガスをさらに冷却するためのアフタ
ークーラと、前記冷却ジャケットおよびプレクーラに通
す冷却媒体液を冷却するためのラジエータと、前記アフ
ターク−ラおよびラジエータを空気冷却するための冷却
ファンと、以上の各機器および接続配管等を組込み収納
するための筐体と、を備え、前記冷却ジャケットプレク
ーラおよびラジエータを接続して冷却媒体液の閉循環路
を形成し、前記ラジエータにおいて空気冷却された冷却
媒体液を前記冷却ジャケットおよびプレクーラに通して
前記圧縮機および該圧縮機からの高温吐出ガスを液冷却
するとともに、前記プレクーラからの吐出ガスを前記
フタークーラにより空気冷却するように構成してなり
冷却媒体の前記閉循環路に設けられる循環用ポンプ
は、前記冷却ファンと共用の一台のモータに駆動結合さ
れるとともに、前記ラジエータの冷却媒体の流出側に
配設されていることを特徴とする無給油式回転形圧縮機
ユニット装置。 【0005】 【発明の実施例】以下本発明の一実施例を図1により説
明する。 【0006】単段オイルフリースクリュー圧縮機は、圧
縮機本体1、主電動機2、Vベルト3、吸気閉塞弁4、
プレクーラ5、アフタークーラ6、逆止弁7、オイルク
ーラ8、フィルター9、冷却ファン10、増速機構1
1、給油ポンプ12、ラジエータ13、クーラントポン
プ14などから構成されている。 【0007】圧縮機本体1は、吸入口1A、吐出口(図
示省略)およびジャケット1Cを有するケーシング1
D、互いに噛み合って回転するようにケーシング1D内
に収められた雄ロータ1Eと雌ロータ1F、雄ロータ1
Eおよび雌ロータ1Fの軸部に結合された同期歯車1G
からなる。吸気閉塞弁4は、シリンダー4A、このシリ
ンダー4Aの中に摺動自在に収められたピストン4B、
ばね4C、ピストン4Bに結合され、圧縮機本体1の吸
入ガス通路中に配置された閉塞弁4D、シリンダー4A
の中に操作空気を給排するための配管4E,4F、電磁
弁4G,4Hからなる。プレクーラ5は、シェル5A、
シェル5A内に設置された伝熱管5Bからなり、吐出配
管15を介して圧縮機本体1の吐出口に連絡されてい
る。アフタークーラ6は、プレクーラ5の伝熱管5Bの
出口に連絡され、アフタークーラ6の出口には、ドレン
分離器16が設置されている。逆止弁7は、プレクーラ
5とアフタークーラ6との間に設置されている。オイル
クーラ8は、給油ポンプ12の出口に配管16Aを介し
て連絡され、このオイルクーラ8の出口は、配管16B
を介して圧縮機本体1の被潤滑部(同期歯車1G、軸
受)に連絡されている。圧縮機本体1の被潤滑部からの
油は、配管17を経由して増速機構11の油溜め11A
に戻る。冷却ファン10は、ファンケーシング10A、
羽根車10Bからなり、羽根車10Bは、モータ18に
駆動結合されている。増速機構11は、油溜め11Aを
有するギヤケーシング11B、雄ロータ1Eに結合され
たピニオンギヤ11C、ピニオンギヤ11Cに噛み合う
駆動ギヤ11Dからなる。給油ポンプ12は、駆動ギヤ
11Dの軸にギヤを介して連結され、吸入口が配管を介
して油溜め11Aに連通している。 【0008】ラジエータ13の出口は、配管19A、ク
ーラントポンプ14および配管19Bを介してジャケッ
ト1Cに連絡され、ラジエータ13の入口は、配管19
Cを介してプレクーラ5のシェル5A内に連絡され、プ
レクーラ5のシェル5A内は、配管19Dを介してジャ
ケット1Cに連絡されている。クーラントポンプ14
は、冷却ファン10と共用のモータ18に駆動結合され
ている。冷却ファン10の吸入側は、ダクト20によっ
ラジエータ13、アフタークーラ6およびオイルクー
ラ8の空気出口と連絡され、冷却ファン10には、ラジ
エータ13、アフタークーラ6およびオイルクーラ8を
通過した後の空気が吸入されるようになっている。 【0009】上記の各機器および接続配管等は、防音カ
バーをも兼ねた筐体21内に組込み収納されており、こ
筐体21には、圧縮空気取り入れ口21A、主電動機
2の冷却空気取り入れ口21B、換気空気取り入れ口2
1C、冷却空気出口21Dが形成されている。ダクト2
0には、防音カバー21内の空気を冷却ファン10に吸
入させるための空気取り入れ口20Aが形成されてい
る。プレクーラ5の伝熱管5Bの出口から放気クーラの
伝熱管22Aが分岐しており、この伝熱管22Aはシェ
ル5A内に収められている。この伝熱管22Aの出口
は、配管24Aを介して放気弁23に連結されている。
放気弁23には、配管24Bを介してサイレンサー25
が連結されている。 【0010】次に動作を説明する。 【0011】主電動機2の回転は、Vベルト3、駆動ギ
ヤ11D、ピニオンギヤ11Cを介して雄ロータ1Eに
伝達され、雄ロータ1Eから同期歯車1Gを介して雌ロ
ータ1Fに伝達され、両ロータ1E,1Fは、同期して
回転し、ガス(空気)を吸入し圧縮して吐出口から吐出
する。この圧縮ガスは、320℃程度であり、このガス
は、吐出配管15を経てプレクーラ5の伝熱管5B内を
通過し、ここで、アフタークーラ6に流入しても支障の
ない温度まで予冷された後アフタークーラ6に流れ、こ
こで最終温度(45℃程度)まで冷却される。 【0012】ラジエータ13からでたクーラント液は、
配管19A、クーラントポンプ14および配管19Bを
通り、ジャケット1Cに流入し、ここで圧縮機本体1か
ら熱を奪う。熱を奪った後のクーラント液は、配管19
Dを経てプレクーラ5のシェル5Aに流入し、ここで伝
熱管5B内を通る圧縮ガスを予冷し、その後配管19C
を通ってラジエータ13に戻る。ラジエータ13では、
冷却空気により熱を大気中に放出し、クーラント液を冷
却可能な温度とする。冷却空気の発生は冷却ファン10
によって行なわれる。 【0013】 【発明の効果】以上のように本発明の無給油式回転形圧
縮機ユニット装置によれば、各機器および接続配管等が
筐体内に組込み収納されているので、圧縮機ユニット装
置の据付性がよく、ラジエータ圧縮機の冷却ジャケット
およびプレクーラによって閉循環路を形成し、この循環
路内に冷却媒体液を循環させているので、冷却水がなく
ても圧縮機本体の熱を放出することができ、また、圧縮
機からの高温吐出ガスは、圧縮機本体の冷却ジャケット
下流側のプレクーラにより、圧縮機本体冷却後のなお余
力のある冷却媒体液を利用して液冷却され、その後吐出
ガスはプレクーラの下流側でアフタークーラにより空気
冷却される構成であるため、冷却媒体液冷却用のラジエ
ータ及び吐出ガス冷却用のアフタークーラ自体をコンパ
ルト化してユニット装置の小型化を図りながら、高温吐
出ガスを効率よく大幅に冷却することができる。さら
に、閉循環路に設けられる循環用ポンプは、ラジエータ
の冷却媒体液の流出側に配設されており、該循環用ポン
プおよびラジエータの冷却用ファンは両者に共用の一台
のモータに駆動結合されているので、ラジエータにより
空気冷却された冷却媒体液をポンプ圧送することになり
ポンプの効率を損ずることはなく、各機器および接続配
管等の筐体内への組込みも容易となる。したがって、本
発明によれば冷却水が得られない所で使用可能な、しか
もメンテナンス性のよい無給油式回転形圧縮機ユニット
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例の系統図である。 【符号の説明】 1…圧縮機本体 5…プレクーラ 6…アフタークーラ 10…冷却ファン 13…ラジエータ 19A,19B,19
C,19D…配管
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−145325(JP,A) 特開 昭56−6091(JP,A) 実開 昭50−136014(JP,U) 実開 昭60−67498(JP,U) 日立評論第65巻第6号第25〜30頁 日立オイルフリースクリュー圧縮機取 扱説明書昭和57年11月発行 RDL OPERATOR’S MA NUAL INGERSOLL−RAN D 1982年3月発行

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【1】 冷却媒体液を通す冷却ジャケットを有するケー
    シング内に互いに噛み合って回転するように収められた
    雄ロータおよび雌ロータを有する無給油式回転形圧縮機
    と、前記冷却ジャケットの下流側にあって冷却媒体液を
    通し、前記圧縮機からの高温吐出ガスを冷却するための
    プレクーラと、前記プレクーラからの吐出ガスをさらに
    冷却するためのアフタークーラと、前記冷却ジャケット
    およびプレクーラに通す冷却媒体液を冷却するためのラ
    ジエータと、前記アフターク−ラおよびラジエータを空
    気冷却するための冷却ファンと、以上の各機器および接
    続配管等を組込み収納するための筐体と、を備え、 前記冷却ジャケット、プレクーラおよびラジエータを接
    続して冷却媒体液の閉循環路を形成し、前記ラジエータ
    において空気冷却された冷却媒体液を前記冷却ジャケッ
    およびプレクーラに通して前記圧縮機および該圧縮機
    からの高温吐出ガスを液冷却するとともに、前記プレク
    ーラからの吐出ガスを前記アフタークーラにより空気冷
    却するように構成してなり、 冷却媒体の前記閉循環路に設けられる循環用ポンプ
    は、前記冷却ファンと共用の一台のモータに駆動結合さ
    れるとともに、前記ラジエータの冷却媒体の流出側に
    配設されていることを特徴とする無給油式回転形圧縮機
    ユニット装置。
JP3188695A 1991-07-29 1991-07-29 無給油式回転形圧縮機ユニット装置 Expired - Lifetime JP2512247B2 (ja)

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JPH04350392A JPH04350392A (ja) 1992-12-04
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS566091A (en) * 1979-06-26 1981-01-22 Hitachi Koki Co Ltd Cooling device of closed type air compressor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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RDLOPERATOR’SMANUALINGERSOLL−RAND1982年3月発行
日立オイルフリースクリュー圧縮機取扱説明書昭和57年11月発行
日立評論第65巻第6号第25〜30頁

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