JP2512118Y2 - 内装用造作柱材 - Google Patents
内装用造作柱材Info
- Publication number
- JP2512118Y2 JP2512118Y2 JP1993010229U JP1022993U JP2512118Y2 JP 2512118 Y2 JP2512118 Y2 JP 2512118Y2 JP 1993010229 U JP1993010229 U JP 1993010229U JP 1022993 U JP1022993 U JP 1022993U JP 2512118 Y2 JP2512118 Y2 JP 2512118Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- interior
- pillar
- paper core
- panel
- adhered
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は建造物の内装用柱材の
内部にパネル用ペーパーコアを使用した内装用造作柱材
に関するものである。
内部にパネル用ペーパーコアを使用した内装用造作柱材
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄骨、鉄筋等の建造物の内装用柱材とし
て、従来小丸太等から挽材した木材の小片を接着して太
い柱材に集成し、外周に化粧板を接着した集成材の柱
が、太い木材の不足により近年とくに用いられるように
なった。しかし、このような内装用造作柱材は、重量が
重いので運搬、取扱いが不便であると共に、柱の内部に
天井面、床面等からの電気配線等を埋設することができ
ない欠点があった。
て、従来小丸太等から挽材した木材の小片を接着して太
い柱材に集成し、外周に化粧板を接着した集成材の柱
が、太い木材の不足により近年とくに用いられるように
なった。しかし、このような内装用造作柱材は、重量が
重いので運搬、取扱いが不便であると共に、柱の内部に
天井面、床面等からの電気配線等を埋設することができ
ない欠点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この考案は内装用造作
柱材として、外観は太いが重量が軽くて運搬、取扱いが
容易、且つ電気配線等を埋没させることが、極めて容易
な柱材を提供するのが目的である。
柱材として、外観は太いが重量が軽くて運搬、取扱いが
容易、且つ電気配線等を埋没させることが、極めて容易
な柱材を提供するのが目的である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案はパネル用ペー
パーコア1の端面2及び3に、板材4及び5を接着し、
更に板材4及び5にまたがり、板材6及び7を接着して
断面四角形の柱状にして、その周辺に化粧板8を接着す
ると共に、端面3の、パネル用ペーパーコアの伸展方向
即ち柱の軸方向の直線上に、連続した切欠き溝9及び1
0を、あらかじめ設ける手段を講じたものである。
パーコア1の端面2及び3に、板材4及び5を接着し、
更に板材4及び5にまたがり、板材6及び7を接着して
断面四角形の柱状にして、その周辺に化粧板8を接着す
ると共に、端面3の、パネル用ペーパーコアの伸展方向
即ち柱の軸方向の直線上に、連続した切欠き溝9及び1
0を、あらかじめ設ける手段を講じたものである。
【0005】
【作用】この考案は上記の手段をこうじたもので、この
内装用造作柱材は、パネル用ペーパーコアの端面2及び
3に垂直方向即ち図1のB矢方向の外圧を受けた場合
は、少なくともパネル用ペーパーコアJISA6931
に定める圧縮強さの保証値までの強度があり、またパネ
ル用ペーパーコアの端面に平行方向即ち図1のC矢方向
の外圧を受けた場合は、該方向の両側面の板材4及び5
を圧縮する方向に作用するので強く、且つパネル用ペー
パーコアの部分は軽いので、内装用造作柱材全体とし
て、従来の柱に比較してはるかに軽くなる。またこの考
案の内装用造作柱材は、柱の上下方向即ち図4の端面1
1から、切り欠き溝9、10間の部分に配線管等を押し
込めばペーパーコアがつぶされるので、柱の中に電気配
線を埋没させることが極めて容易である。
内装用造作柱材は、パネル用ペーパーコアの端面2及び
3に垂直方向即ち図1のB矢方向の外圧を受けた場合
は、少なくともパネル用ペーパーコアJISA6931
に定める圧縮強さの保証値までの強度があり、またパネ
ル用ペーパーコアの端面に平行方向即ち図1のC矢方向
の外圧を受けた場合は、該方向の両側面の板材4及び5
を圧縮する方向に作用するので強く、且つパネル用ペー
パーコアの部分は軽いので、内装用造作柱材全体とし
て、従来の柱に比較してはるかに軽くなる。またこの考
案の内装用造作柱材は、柱の上下方向即ち図4の端面1
1から、切り欠き溝9、10間の部分に配線管等を押し
込めばペーパーコアがつぶされるので、柱の中に電気配
線を埋没させることが極めて容易である。
【0006】
【実施例】 以下図面に示す実施例について、さらに詳細
に説明する。図1はパネル用ペーパーコア1の端面2、
3に板材4、5を接着して一体となし、更にその両側面
に板材6、7を、板材4、5にまたがり接着して断面四
角形の柱状となし、その外周に化粧板8を接着した柱で
ある。図2は図1のA−A矢上端部分断面図。 図3は
本願考案内装用造作柱材の上端平面図。パネル用ペーパ
ーコア1の端面3に、パネル用ペーパーコアの伸展方向
の直線上に連続して、電気配線管等の外径に略等しい深
さの切り欠き溝(9)、(10)を、電気配線管等の外
径に略等しい間隔を置いて、あらかじめ設けたパネル用
ペーパーコアを使用したことを特徴とする柱材を示す。
また第4図に第3図のA−A矢断面を示す。
に説明する。図1はパネル用ペーパーコア1の端面2、
3に板材4、5を接着して一体となし、更にその両側面
に板材6、7を、板材4、5にまたがり接着して断面四
角形の柱状となし、その外周に化粧板8を接着した柱で
ある。図2は図1のA−A矢上端部分断面図。 図3は
本願考案内装用造作柱材の上端平面図。パネル用ペーパ
ーコア1の端面3に、パネル用ペーパーコアの伸展方向
の直線上に連続して、電気配線管等の外径に略等しい深
さの切り欠き溝(9)、(10)を、電気配線管等の外
径に略等しい間隔を置いて、あらかじめ設けたパネル用
ペーパーコアを使用したことを特徴とする柱材を示す。
また第4図に第3図のA−A矢断面を示す。
【0007】
【考案の効果】この考案の内装用造作柱材は、一本の丸
太から挽材した柱、又は小丸太等から挽材した小片を接
着した集成材の柱と比較して、内部にパネル用ペーパー
コアを使用してあるので、軽くて運搬、取扱いが容易で
あると共に内装用造作材として十分の強度がある。又柱
の上下の端面パネル用ペーパーコアの部分に、実施例に
詳細に述べた切り欠き溝が設けてあるので、必要に応じ
て天井面、床面等から柱の内部へ、電気配管等を極めて
容易に埋没することができ、従って柱側面に電気器具等
を取り付けても、柱の内部を通り容易に電気配線ができ
る有用な考案である。
太から挽材した柱、又は小丸太等から挽材した小片を接
着した集成材の柱と比較して、内部にパネル用ペーパー
コアを使用してあるので、軽くて運搬、取扱いが容易で
あると共に内装用造作材として十分の強度がある。又柱
の上下の端面パネル用ペーパーコアの部分に、実施例に
詳細に述べた切り欠き溝が設けてあるので、必要に応じ
て天井面、床面等から柱の内部へ、電気配管等を極めて
容易に埋没することができ、従って柱側面に電気器具等
を取り付けても、柱の内部を通り容易に電気配線ができ
る有用な考案である。
【0008】
【図1】パネル用ペーパーコアを使用した内装用造作柱
材の平面図
材の平面図
【図2】図1のA−A矢部分断面図
【図3】本考案実施の内装用造作柱材の平面図
【図4】図3のA−A矢断面図
1はパネル用ペーパーコア 2、3はパネル用ペーパーコアの端面 4、5、6、7は板材 9、10は切り欠き溝
Claims (1)
- 【請求項1】パネル用ペーパーコア(1)の端面(2)
及び(3)に板材(4)及び(5)を接着し、その両側
面に板材(6)及び(7)を、板材(4)及び(5)に
またがり接着して断面四角形の柱とし、その外周に化粧
板(8)を接着した内装用造作柱材において、パネル用
ペーパーコア(1)が、その端面(3)に、パネル用ペ
ーパーコアの伸展方向の直線上に連続して、電気配線管
等の外径に略等しい深さの切り欠き溝(9)、(10)
を、電気配線管等の外径に略等しい間隔を置いて設けた
パネル用ペーパーコアである内装用造作柱材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993010229U JP2512118Y2 (ja) | 1993-01-30 | 1993-01-30 | 内装用造作柱材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993010229U JP2512118Y2 (ja) | 1993-01-30 | 1993-01-30 | 内装用造作柱材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0659514U JPH0659514U (ja) | 1994-08-19 |
JP2512118Y2 true JP2512118Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=11744461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993010229U Expired - Lifetime JP2512118Y2 (ja) | 1993-01-30 | 1993-01-30 | 内装用造作柱材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2512118Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4835447A (ja) * | 1971-09-13 | 1973-05-24 | ||
JPS55163724A (en) * | 1979-06-07 | 1980-12-20 | Shizuki Electric | Permanent magnet drive type rotary arc discharge switch |
NL8100347A (nl) * | 1981-01-26 | 1982-08-16 | Philips Nv | Halfgeleiderinrichting met een beveiligingsinrichting. |
JPH02165940A (ja) * | 1988-12-20 | 1990-06-26 | Mitsubishi Electric Corp | Frp製ビームの製造方法 |
-
1993
- 1993-01-30 JP JP1993010229U patent/JP2512118Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0659514U (ja) | 1994-08-19 |
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