JP2512022Y2 - コイル内径異常検出装置 - Google Patents

コイル内径異常検出装置

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JP2512022Y2
JP2512022Y2 JP1991018490U JP1849091U JP2512022Y2 JP 2512022 Y2 JP2512022 Y2 JP 2512022Y2 JP 1991018490 U JP1991018490 U JP 1991018490U JP 1849091 U JP1849091 U JP 1849091U JP 2512022 Y2 JP2512022 Y2 JP 2512022Y2
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coil
inner diameter
laser
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mandrel
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一彦 堀江
彰 佐古
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、金属帯板コイルを巻戻
し機のマンドレルに嵌挿する直前にその内径異常を検出
するための、コイル内径異常検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】圧延工場等において、巻取り機のマンド
レルから脱抜された金属帯板コイル(以降、コイルと略
称する)は、その内径側の端部が内側に突出していた
り、内側の巻きが緩んで内径が小さくなっているという
ような、いわゆる内径異常を生じていることがある。こ
のようなコイルを巻戻し機のマンドレルに嵌挿すると、
内径異常の部位がマンドレルに当接してコイルの側面が
筍状に変形する。そこで、コイルをマンドレルに嵌挿す
る直前にその内径の状態を検出し、内径異常を有するコ
イルの除去を行なっている。
【0003】図3には従来のコイル内径異常検出装置の
一例を平面視により示し、図4にはこれを側面視により
示してある。図示例のコイル内径異常検出装置では、先
ずスタンド022に枢着された略コ字形状のフレーム0
21を油圧シリンダ019によって揺動させ、フレーム
021の手前側の腕021aの先端に軸着された回転軸
04の軸心を、コイルカー030によって搬送されてき
たコイルCの軸心と一致させる。次に、フレーム021
の他方の腕021bの先端に装着された例えばアイラン
プのような投光器01からコイルCの内径に投光すると
共に、油圧シリンダ017の伸縮動によってラック01
5をガイド016上で摺動させ、ピニオン014,回転
軸04,アーム03およびカメラ02を回転させる。
【0004】カメラ02は、回転しながら、コイルCの
内径を通過した光を受光して図示しないモニタに送信
し、モニタではコイルC内径の形状および寸法を検出し
て異常の有無を判定する。そして、コイルCの内径が正
常であればフレーム021を上方に揺動させ、コイルC
をコイルカー030によって図示しない巻戻し機のマン
ドレルに嵌挿する。一方、内径が異常であると判定され
たコイルCは図示しないクレーンによってライン外に除
去される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のコイル内径異常検出装置には次の不具合があった。
すなわち、受光用に高価なカメラ02を必要とすると共
に、カメラ02が屋内灯や屋外からの光も受光してしま
うために異常検出の精度が低くなり、コイルの内径異常
を見落とすことがあるのである。本考案は上記状況に鑑
みなされたもので、コイルの内径異常を外乱に左右され
ずに行なえるコイル内径異常検出装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本考案では、巻戻
し機のマンドレルに嵌挿される金属帯板コイルの内径異
常を検出するコイル内径異常検出装置において、当該コ
イルの内径に沿って回転するレーザ発光器と、当該レー
ザ発光器と同一の径且つ同一の角度で回転するレーザ受
光器と、当該レーザ発光器と当該レーザ受光器とをタイ
ミングベルトで連動させて回転駆動する駆動手段とを具
えるようにしたのである。
【0007】
【作用】コイルを巻戻し機のマンドレルに嵌挿する前
に、レーザ発光器とレーザ受光器との間でコイルをその
軸心がレーザ発光器およびレーザ受光器の回転軌跡の軸
心と一致するように設定し、レーザ発光器からレーザビ
ームを照射しながら駆動手段によりレーザ発光器とレー
ザ受光器とをタイミングベルトで同期連動させながら
転させる。コイルの内径内に板端部が突出していたり内
径が減少している場合等には、その突出部や径減少部で
レーザビームが遮断され、受光器により内径異常が検出
される。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づき詳細
に説明する。図1には本考案に係るコイル内径異常検出
装置を要部を破断した側面視により示し、図2には図1
中A−A断面視を示しある。これらの図において、9は
コイルCの左右に配置されたブームであり、中空軸10
によって互いに連結されている。中空軸10は、左右の
軸受けブロック11を介して、それぞれのベース21,
22に枢着されている。両ブーム9の上端には透視穴7
aが穿設されたカバー7が固設され、このカバー7の上
下にはフォトスイッチ6がそれぞれ装着されている。図
2中左方のブーム9上端のカバー7内には、ディスク3
およびプーリ14が回転軸4と軸受ブロック8とを介し
て軸着され、ディスク3の外周部には2個のレーザ発光
器1が装着されている。一方、図2中右方のブーム9上
端のカバー7内にもディスク3およびプーリ14が回転
軸4と軸受ブロック8とを介して軸着されているが、デ
ィスク3の外周部には2個のレーザ受光器2がレーザ発
光器1と同一径且つ同一角度で回転するように装着され
ている。
【0009】中空軸10の内部には回転軸12が貫通し
ており、両軸受ブロック11の位置で中空軸10に支承
されている。回転軸12の左端部には比較的大径のプー
リ15およびレバー16が嵌着され、右端部にはプーリ
15のみが嵌着されている。尚、これらのプーリ15は
ブーム9の上端のプーリ14とタイミングベルト13に
より連結されている。また、レバー16は油圧シリンダ
17を介してベース21に連結されている。図中、30
はコイルカーであり、40は巻取り機のマンドレルであ
る。そして、18は中空軸10と一体のレバーであり、
19はレバー18を揺動させる油圧シリンダである。
【0010】以下、本実施例の作用を述べる。本実施例
のコイル内径異常検出装置では、先ずコイルCをコイル
カー30によってストックヤードから搬送してくる。次
に、コイルCの軸心をマンドレル40の軸心と一致さ
せ、更にレバー18およびブーム9を中空軸10と共に
油圧シリンダ19によって揺動させて回転軸4の軸心を
コイルCの軸心と一致させる。そして、油圧シリンダ1
7によりレバー16,プーリ15,タイミングベルト1
3,プーリ14,回転軸4,ディスク3を介して左右の
レーザ発光器1およびレーザ受光器2が透視穴7aの位
置に来るように回動させ、左右のフォトスイッチ6によ
って透視穴7aからレーザ発光器1およびレーザ受光器
2を確認することことにより、その位置がそれぞれ上下
方向となるように設定する。
【0011】次に、各々のレーザ発光器1からレーザ受
光器2に向けてレーザビームを照射しながらレーザ発光
器1およびレーザ受光器2を回転させ始め、フォトスイ
ッチ6で再び確認できるまですなわち180°回転させ
る。この際、レーザ受光器2が連続してレーザビームを
受光できた場合は、コイルCの内径は正常であり、ブー
ム9を図1に二点鎖線で示すように揺動させることによ
りコイルCをマンドレル40に嵌挿する。また、レーザ
ビームが途切れた場合は、内径に異常があるため、コイ
ルCをライン外に除去する。
【0012】
【考案の効果】以上、実施例に基づいて詳細に説明した
ように、本考案に係るコイル内径異常検出装置によれ
ば、レーザ発光器とレーザ受光器とをタイミングベルト
で連動させて同期回転させながらコイル内径の異常を検
出するようにしたため、検出作業極めて容易に高精度
で行うことができると共に、屋内灯や屋外からの光によ
る誤検出をなくすことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るコイル内径異常検出装置の要部を
破断した側面図である。
【図2】図1中、A−A断面図である。
【図3】従来のコイル内径異常検出装置の一例を示す平
面図である。
【図4】従来のコイル内径異常検出装置の一例を示す側
面図である。
【符号の説明】
1 レーザ発光器 2 レーザ受光器 3 ディスク 6 フォトスイッチ 7 カバー 9 ブーム 10 中空軸 12 回転軸 13 タイミングベルト 14,15 プーリ 16 レバー 17 油圧シリンダ 21,22 ベース 30 コイルカー 40 マンドレル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01S 3/00 H01S 3/00 F

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻戻し機のマンドレルに嵌挿される金属
    帯板コイルの内径異常を検出するコイル内径異常検出装
    置において、当該コイルの内径に沿って回転するレーザ
    発光器と、当該レーザ発光器と同一の径且つ同一の角度
    で回転するレーザ受光器と、当該レーザ発光器と当該レ
    ーザ受光器とをタイミングベルトで連動させて回転駆動
    する駆動手段とを具えたことを特徴とするコイル内径異
    常検出装置。
JP1991018490U 1991-03-26 1991-03-26 コイル内径異常検出装置 Expired - Fee Related JP2512022Y2 (ja)

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JP4559972B2 (ja) * 2006-01-12 2010-10-13 新日本製鐵株式会社 圧延コイルの内径つぶれ検出方法および装置
JP7294270B2 (ja) * 2019-08-07 2023-06-20 Jfeスチール株式会社 金属帯コイルの装着方法および金属帯コイルの装着設備

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JPH01254319A (ja) * 1988-04-04 1989-10-11 Kawasaki Steel Corp スプールの検査装置

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