JP2511924B2 - グロ−ブボツクス用手動扉 - Google Patents

グロ−ブボツクス用手動扉

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JP2511924B2
JP2511924B2 JP1840387A JP1840387A JP2511924B2 JP 2511924 B2 JP2511924 B2 JP 2511924B2 JP 1840387 A JP1840387 A JP 1840387A JP 1840387 A JP1840387 A JP 1840387A JP 2511924 B2 JP2511924 B2 JP 2511924B2
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JP
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manual door
glove box
door
airtight
manual
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JP1840387A
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正則 川又
忠行 渡辺
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、気密形グローブボツクスに係り、特に、ボ
ツクス間に、物体の搬出入用に設ける開口部における手
動扉に関し、構造簡単でかつ、操作性が良好、ならびに
気密テスト時は、気密扉となる様に構成した、グローブ
ボツクス用手動扉に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、特開昭58-125493号公報に示す如く構
造で、その構造は、複雑であるばかりか、製作費も高く
つき、実用上のグローブボツクスには、はなはだ不向き
であつた。
又その操作性も、よくない等の多くの問題があり、構
造簡単な、操作性の良好で、ある手動扉の開発が望まれ
ていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、構造簡便で、操作性良好で、かつグ
ローブボツクスのリークテスト時には、良好な気密性を
保証出来る、グローブボツクス用手動扉を提供する事に
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成せる為、本発明では、グローブボツク
ス間の開口部壁に、車輪等を介し、レールによりガイド
される手動扉を配し、該手動扉と車輪は、軸受を介し、
スプリングにより、壁面より浮上出来、かつ回転自在に
取付ると共に、壁面と、手動扉とは、気密構造となる
様、手動扉の背面にゴム等の弾性体パツキングを配設し
て、構成する事により、構造簡単な、操作性がよくか
つ、気密性良好な気密型グローブボツクス用、手動扉を
構成する事が出来る。
〔作用〕
グローブボツクス用手動扉は、グローブポートを介し
ての作業の為、片手で、容易に、安全に開閉出来る事が
不可決である。又該手動扉の背面に、配設した、ゴム等
の弾性体パツキングは、シール性を維持させる為には、
扉の開閉時、グローブボツクス壁面と、接触摩耗する事
は、さけなければならないが、手動扉に、装置した車輪
後部へスプリングを入れる事により、通常開閉時は、グ
ローブボツクス壁面よりスキマをあかせて開閉出来るば
かりか、ブツシユを介し、スプリングで、車輪側面を押
している為、車輪へは軽く、ブレーキング状態となり、
扉の自然移動等がない様、構成出来る等の特徴が見い出
せる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を、第1図〜第4図を参照し説
明する。
第2図は、グローブボツクスの一例を示す正面図であ
る。通常、グローブボツクスは、扱物質が、人体に有害
な物質が取扱われる為、ステンレス鋼板等で、枠体が構
成され、両面共、グローブポート14を取付けたアクリル
板、ゴムパツキング等により、気密構造に構成される。
又万一シール機能に、損傷を受けた場合でも、グローブ
ボツクス外雰囲気を汚染する事がない様、排気フイルタ
ー13を介し、排気されると共に吸気フイルター12を介
し、吸気しグローブボツクス内気圧は、常に、大気圧よ
り低く保持されている。
グローブボツクス内には、各々の機能を備えた機器が
収納されている。さらに万一故障時及び、不要物等をボ
ツクス外へ、搬出する為に、搬出ポート20等が、設けら
れている。然しながら、本搬出口は、ボツクス毎に、必
ず設けられる訳ではなく、2〜3個のボツクスに、1個
ぐらいにするのが、通常である。その理由は、内部へ収
納した機器の取合上の制約及び、極力グローブボツクス
の開口部を減らし、気密損傷等の異常事故をなくす為の
配慮からである。
従つて、各々ボツクス間には、各雰囲気を維持する為
の、主として取扱材料の通過用に自動シヤツター装置及
び、物品等のボツクス間の移動用に、第3図に示す如
く、手動扉が設けられる。本発明は、本手動扉に関し、
その詳細構造を説明すると、グローブボツクス間は、第
4図に示す如く、接続パツキン20,20′等を介し、スタ
ツドボルト22,ナツト等により接続されている。グロー
ブボツクス本体1に設けられた開口部19には、レール3,
3′(グローブボツクス本体1に設置)によりガイドさ
れて左右方向へ移動する手動扉1が設けられている。手
動扉1に設けられた車輪2がレール3,3′に沿つて回転
する。車輪2は、手動扉1に取付けられた軸23にブツシ
ユ5を介して設置される。軸23はスプリング4内に挿入
され、軸23の一端にナツト6が取付けられる。スプリン
グ4が軸23に取付けられたナツト6を第1図の右側に押
すので、通常は、図に示す如く、隙間Gが、手動扉1の
背面に取付けられたパツキン7とグローブボツクス本体
1の壁面との間に形成される。これは、手動扉1の移動
時にパツキンがグローブボツクス本体1と接触して損傷
を受けないようにするためである。
又、スプリング4は、ブツシユ5を介して、車輪2を
常に、手動扉1の方向に押している為、手動扉1の開閉
時にPμの摩擦力により、車輪2にブレーキング作用が
働く。従つて、これが手動扉1開閉時において程よい抵
抗となり、又手動扉1の位置保持上、非常に有用とな
る。
グローブボツクスは、その取扱物質が、有害物質の
為、各部の洩れ等には、充分な配慮がなされ、かつ適宜
リーク試験が、義務づけられている。
この時は、各開口部は、手動扉1にて塞がれ、通常
は、グローブボツクス内を加圧し、リークデデクター等
によりテストされる。この場合、第5図に示す如く、ボ
ルト8により手動扉1をグローブボツクス本体1に締付
る事により、第6図のようにパツキング7がグローブボ
ツクス本体1に密着される。このため、グローブボツク
スは、完全な気密状態となる。
本実施例によれば、上記により説明した如く、通常
は、物品の搬出入用の手動扉として、リークテスト時
は、気密扉として使用出来る、グローブボツクス用とし
て、最も重要な、片手で開閉出来る、構造簡便,操作
性,気密保持性良好のグローブボツクス用手動扉が提供
出来る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、気密形グローブボツクス用の、部品
搬出入、手動扉としての条件となる。
1.通常は、部品の搬出入の為、グローブポートより、片
手操作にて容易に開閉出来る事。
2.リークテスト時は、簡単に、気密扉となる事。
3.手動扉の開閉が、慣性等により暴走する事なく、安全
に開閉出来る事。
4.シール機能を半永久的に、損傷しない事、万一の場
合、パツキンが容易に交換出来る事。
5.構造が、簡単で、長寿命の事。
等の機能を充分、満足する、気密形、グローブボツクス
用手動扉が、提供出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるグローブボツクス用手
動扉の局部断面(第4図のI部の拡大断面)を示す構造
図、第2図はグローブボツクスの構成図、第3図は第2
図のグローブボツクスに設けられた手動扉の正面図、第
4図は第3図のIV-IV断面図、第5図は手動扉を押えボ
ルトにて締付けた状態を示す説明図、第6図は第5図の
状態でのパツキングの状態を示す説明図である。 1……手動扉、2……車輪、3……レール、4……スプ
リング、5……ブツシユ、6……ナツト、7……パツキ
ン、8……押エボルト、9……グローブボツクス本体、
19……開口部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気密形グローブボツクスにおいて、ボツク
    ス間の開口部壁に、車輪等を介し、レールによりガイド
    される手動扉を配し、該手動扉と車輪は、軸受を介し、
    スプリングにより、壁面より浮上出来、かつ回転自在に
    取付ると共に、壁面と、手動扉とは気密構造となる様、
    手動扉の背面に、ゴム等の弾性体パツキングを配設して
    成る事を特徴とするグローブボツクス用手動扉。
JP1840387A 1987-01-30 1987-01-30 グロ−ブボツクス用手動扉 Expired - Lifetime JP2511924B2 (ja)

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JPS63191595A JPS63191595A (ja) 1988-08-09
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2687308B2 (ja) * 1994-08-22 1997-12-08 千代田メインテナンス株式会社 作業用グローブボックス
JP5583921B2 (ja) * 2009-04-09 2014-09-03 第一実業ビスウィル株式会社 外観検査装置

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