JP2511866Y2 - 車両用ラバ―スイッチ - Google Patents

車両用ラバ―スイッチ

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JP2511866Y2
JP2511866Y2 JP1990012711U JP1271190U JP2511866Y2 JP 2511866 Y2 JP2511866 Y2 JP 2511866Y2 JP 1990012711 U JP1990012711 U JP 1990012711U JP 1271190 U JP1271190 U JP 1271190U JP 2511866 Y2 JP2511866 Y2 JP 2511866Y2
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喜久男 小川
和哉 荒居
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、操作に際し適切な節度感を有し、しかも構
成の簡単な車両用ラバースイッチに関する。
(従来の技術) 一般に自動車などの車両には多数の手動スイッチが用
いられているが、これの一例を第3図を参照して説明す
る。これは自動車のパワーウインドスイッチである。51
はハウジングで、これに進退自在に一対のピン状の押圧
体52、53が設けられている。これの下方(前進側)に接
点配線板55が設けられており、これと押圧体52、53との
間にはラバースイッチ部材56が介在している。これには
弾性により挫屈復帰自在なラバー接触部57、58が押圧体
52、53に対向した位置に形成されている。また、接点配
線板55上にはラバー接触部57、58に対向した位置に接点
部がそれぞれ設けられている。この接点部はラバー接触
部57、58の圧接により導通し、離間により不導通になる
もので、ラバー接触部57に対向した位置には、ウインド
ガラス閉成の接点部が設けられ、ラバー接触部58に対向
した位置にはウインドガラス開放の接点部が設けられて
いる。
さらにまた、ハウジング51には回動自在に操作ノブ60
が取り付けられており、これには圧縮ばね61と節度ピン
62とからなる節度感付与手段63が設けられている。、こ
れにより操作ノブ60を回動操作する際に負荷が加わり、
適度な操作フィーリング(節度感)が得られるようにな
っている。
そして、操作ノブ60を例えば時計方向に回動させる
と、押圧体52が押されて下方に前進し、ラバー接触部57
を挫屈させてウインドガラス閉成接点部が閉じ、ウイン
ドが閉じられる。また操作ノブ60を反時計方向に回動す
ると、反対にウインドが開けられるようになっている。
上述したように、手動操作スイッチにおいては、操作
の確認のためには節度感は極めて大切なので、このよう
なスイッチには節度感付与手段が必ず設けられている。
しかるに、この節度感付与手段は、部品の点数が多
く、構造が複雑となり、しかも組み立て調整にかなりの
工数を必要とするなどの不都合があり、構成が簡単で安
価なこの種スイッチを得る上で大きな隘路となってい
た。
(考案が解決しようとする課題) 上記したように、従来の節度感付与手段は、構造が複
雑で、しかも組み立て調整に工数が掛かるため、構造が
簡単で、安価なこの種スイッチを得る上で大きな隘路に
なっていた。
本考案は、上述の不都合を除去するためになされたも
ので、構成が簡単で安価にもかかわらず、適切な節度感
を備えた車両用ラバースイッチを提供することを目的と
する。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するため、ハウジングに1
個もしくは複数個の押圧体を進退自在に設けハウジング
に設けた操作ノブを操作して押圧体を進退させこれによ
りラバースイッチ部材の1個もしくは複数個のラバー接
触部を接点配線板に圧接離間させラバー接触部に対向し
た接点部を開閉するとともに操作の節度感を与える節度
付与手段を備えた車両用ラバースイッチであって、上記
節度付与手段は上記押圧体に対向しかつ接点部に対向し
ない位置に設けられた1個もしくは複数個のラバー接触
部からなることを特徴とする構成の車両用ラバースイッ
チである。
(作用) 本考案においては、接点開閉用のラバー接触部ととも
に接点部に対向しない位置に節度用のラバー接触部を1
個もしくは複数個併設したので、操作荷重は2倍以上と
なる。1個のラバー接触部の操作荷重は250gなので約50
0g以上の操作フィーリング、すなわち節度感の設定がで
きる。
(実施例) 以下本考案の詳細を、第1図および第2図に示す一実
施例により説明する。なお、本実施例は自動車のパワー
ウインド用のスイッチである。
1はハウジングで、これに1対の押圧体2、3が進退
自在に摺動支持されている。この押圧体2、3は板状に
形成されており、いま、矢印4で示す前進方向を下方と
称すると、押圧体2、3の下端部は平坦な押圧部2a、3a
になっている。押圧体2、3の下方には、接点配線板5
が設けられており、これには押圧部2a、3aに対向した位
置に接点部5a、5bが設けられている。この接点部5a、5b
は常時は回路が開の状態で、導体の圧接により回路が閉
じるようになっている。
この接点配線板5と押圧体2、3との間には、ラバー
スイッチ部材6が介装されている。これには押圧部2a、
3aに対向した位置にラバー接触部7、8、9、10が設け
られている。これらはラバースイッチ部材6の一部を突
出させて形成されている。突出の内部には接点配線板5
に離間対向した圧接面7a、8a、9a、10aが形成されてお
り、外側上面には受圧面7b、8b、9b、10bが形成されて
おり、これらは押圧部2a、3aに当接している。ラバー接
触部7は弾性的に挫屈復帰自在で押圧体2に押されると
挫屈して圧接面7aが接点部5aに圧接し、押圧体2の後退
により弾性的に復帰離間する。他のラバー接触部も同様
な構成なので説明を省略する。また、ラバー接触部7、
9は接点部5a、5bに対向して設けられて開閉用のラバー
接触部になっており、圧接面7a9aには金、炭素などから
なる導通片7c、9cが設けられている。
さらにまた、ラバー接触部8、10は接点部には対向し
ておらず、従って圧接面8a、10aには導体片はなく、節
度用のラバー接触部として、節度付与手段13を構成して
いる。
さらにまた、ハウジング1にはピン15により操作ノブ
16が回動操作自在に取り付けられており、回動により押
圧体2、3が進退する。
本実施例は上述のように構成されているが、次ぎに作
用につき説明する。
まず、ウインドを開ける場合は、操作ノブ16を反時計
方向に回動する。これにより押圧体2が下方に前進し、
ラバー接触部7、8が押されて挫屈し、開閉用のラバー
接触部7の導体片7cがウインド開放用の接点部5aに圧接
し、この接点部5aが閉じられ、ウインド開放回路により
ウインドガラスが下降しウインドは開放される。この
際、節度付与手段13としての節度用のラバー接触部8は
接点部の開閉とは関係なく、単に挫屈することにより、
ラバー接触部7とともに操作に対し適度の節度感を与え
る。ウインドガラスの下降中に操作ノブ16を元の位置に
戻すと、ラバー接触部7、8の弾性的復帰により導通片
7cが離間し、接点部5aが開き、押圧体2も後退しウイン
ドガイドの下降が停止する。
ウインドを閉める場合は、操作ノブ16を時計方向に回
動する。これにより押圧体3が前進下降し、開閉用のラ
バー接触部9、節度用のラバー接触部10がそれぞれ挫屈
して接点配線板5に圧接し、ウインド閉成回路の接点部
5bが閉じられる。以下、上述のウインド開放の場合と同
様にしてウインドガラスが下降し、ウインドが開放され
る。
なお、本実施例においては、節度用のラバー接触部を
押圧体に対しそれぞれ1個ずつ設けたが、これに限定さ
れず、必要に応じて複数個設けてもよい。また、節度用
のラバー接触部の圧接面には導通片を設けてないが、回
路に悪影響がなければ設けてもよい。本実施例のように
設けない場合はより安価なものが得られる。さらにま
た、押圧体は2個に限定されず1個でも複数個でもよ
い。
[考案の効果] 以上詳述したように、本考案においては、接点部に対
向しない位置にラバー接触部を設け、これにより節度付
与手段を構成したので、従来のように、この手段のため
の特別の部品を必要とせず、また、ラバースイッチ部材
はモールド成形なのでラバー接触部を増設してもコスト
には殆ど影響がなく構成が簡単で安価であるにも拘ら
ず、適切な節度感をもった車両用ラバースイッチが提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面正面図、第2図は同じ
く第1図のII-II線に沿った断面側面図、第3図は従来
例の断面正面図である。 1……ハウジング 2、3……押圧体 5……接点配線板 5a、5b……接点部 6……ラバースイッチ部材 7、9……ラバー接触部(開閉用の) 8、10……ーラバー接触部(節度用の) 13……節度付与手段 16……操作ノブ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングに1個もしくは複数個の押圧体
    を進退自在に設けハウジングに設けた操作ノブを操作し
    て押圧体を進退させこれによりラバースイッチ部材の1
    個もしくは複数個のラバー接触部を接点配線板に圧接離
    間させラバー接触部に対向した接点部を開閉するととも
    に操作の節度感を与える節度付与手段を備えた車両用ラ
    バースイッチであって、上記節度付与手段は上記押圧体
    に対向しかつ接点部に対向しない位置に設けられた1個
    もしくは複数個のラバー接触部からなることを特徴とす
    る車両用ラバースイッチ。
  2. 【請求項2】ハウジングには2個の押圧体が設けられて
    おり接点配線板には一方の押圧体に対向したウインド開
    放用の接点部と他方の押圧体に対向したウインド閉成用
    の接点部とが設けられておりラバースイッチ部材には上
    記接点部に対向したラバー接触部と各押圧体に1個ずつ
    対向した節度付与手段としてのラバー接触部とが設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の車両用ラバー
    スイッチ。
JP1990012711U 1990-02-14 1990-02-14 車両用ラバ―スイッチ Expired - Lifetime JP2511866Y2 (ja)

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US07/654,547 US5115108A (en) 1990-02-14 1991-02-13 Two-stage rubber switch
DE4104572A DE4104572A1 (de) 1990-02-14 1991-02-14 Zweistufiger, gummiumhuellter schalter
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