JP2511691Y2 - ランプ駆動回路 - Google Patents
ランプ駆動回路Info
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- JP2511691Y2 JP2511691Y2 JP11600190U JP11600190U JP2511691Y2 JP 2511691 Y2 JP2511691 Y2 JP 2511691Y2 JP 11600190 U JP11600190 U JP 11600190U JP 11600190 U JP11600190 U JP 11600190U JP 2511691 Y2 JP2511691 Y2 JP 2511691Y2
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- Japan
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- lamp
- voltage
- clock
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Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、ハロゲンランプなどを駆動する駆動回路に
関し、特に定格電圧より高い駆動電圧でも安定に駆動す
ることができるように改良されたランプ駆動回路に関す
る。
関し、特に定格電圧より高い駆動電圧でも安定に駆動す
ることができるように改良されたランプ駆動回路に関す
る。
このようなランプ駆動回路は、例えば液晶表示方式の
電子メータ等のバックライトとして応用することができ
る。
電子メータ等のバックライトとして応用することができ
る。
〈従来の技術〉 ランプをその定格以上の電圧で駆動する場合には電源
電圧をトランスなどを用いて定格電圧まで降圧して整流
しこれを駆動電圧としてランプに印加することは一般的
な技術である。また、ランプをその定格以上の電圧で駆
動する場合に高い定格のランプを選定して使用すること
も考えられるが実際には定格を任意に選定することがで
きない事情もある。
電圧をトランスなどを用いて定格電圧まで降圧して整流
しこれを駆動電圧としてランプに印加することは一般的
な技術である。また、ランプをその定格以上の電圧で駆
動する場合に高い定格のランプを選定して使用すること
も考えられるが実際には定格を任意に選定することがで
きない事情もある。
このような場合には、トランスを用いることも考えら
れるが、コストアップにつながることと小形化の障害に
なる欠点がある。
れるが、コストアップにつながることと小形化の障害に
なる欠点がある。
そこで、第3図に示すように駆動電圧+VBと共通電位
点COMとの間にランプLPとトランジスタTR1と抵抗R1とを
直列に接続し、この駆動電圧+VBを分圧して定格電圧ま
で下げた形でランプLPを駆動している。この場合は、ト
ランジスタTR1のベースに例えば60Hzのクロック周波数
を持つクロック電圧V1を印加してランプLPを交流駆動し
ている。
点COMとの間にランプLPとトランジスタTR1と抵抗R1とを
直列に接続し、この駆動電圧+VBを分圧して定格電圧ま
で下げた形でランプLPを駆動している。この場合は、ト
ランジスタTR1のベースに例えば60Hzのクロック周波数
を持つクロック電圧V1を印加してランプLPを交流駆動し
ている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、この様な電圧分割方式でランプを駆動
する場合には、基本的に余分な電力は抵抗R1とアナログ
動作のトランジスタTR1で消費されるので、これ等の素
子の加熱を伴なうという問題がある。
する場合には、基本的に余分な電力は抵抗R1とアナログ
動作のトランジスタTR1で消費されるので、これ等の素
子の加熱を伴なうという問題がある。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、以上の課題を解決するために、所定の定格
電圧を有するランプを駆動するランプ駆動回路におい
て、第1周波数を有する第1クロックとこの第1周波数
より高い周波数を有する第2周波数とを用いてデューテ
イクロックを作る論理回路と、定格電圧より大きい駆動
電圧が印加されたランプとこのランプをデューテイクロ
ックで駆動するトランジスタとが直列に接続された直列
回路とを有し、定格電圧における消費電力と同一かそれ
以下の消費電流になるようにデューテイクロックのデュ
ーテイ比を選定するようにしたものである。
電圧を有するランプを駆動するランプ駆動回路におい
て、第1周波数を有する第1クロックとこの第1周波数
より高い周波数を有する第2周波数とを用いてデューテ
イクロックを作る論理回路と、定格電圧より大きい駆動
電圧が印加されたランプとこのランプをデューテイクロ
ックで駆動するトランジスタとが直列に接続された直列
回路とを有し、定格電圧における消費電力と同一かそれ
以下の消費電流になるようにデューテイクロックのデュ
ーテイ比を選定するようにしたものである。
〈作用〉 論理回路により第1周波数を有する第1クロックとこ
の第1周波数より高い周波数を有する第2周波数とを用
いてランプの定格電圧における消費電力と同一かそれ以
下の消費電流になるようにデューテイクロックのデュー
テイ比を選定したデューテイクロックを作り、このデュ
ーテイクロックを用いてトランジスタをオン/オフして
定格電圧より大きい駆動電圧が印加されたランプを交流
駆動する。
の第1周波数より高い周波数を有する第2周波数とを用
いてランプの定格電圧における消費電力と同一かそれ以
下の消費電流になるようにデューテイクロックのデュー
テイ比を選定したデューテイクロックを作り、このデュ
ーテイクロックを用いてトランジスタをオン/オフして
定格電圧より大きい駆動電圧が印加されたランプを交流
駆動する。
これにより、ランプの定格電圧以上の電源電圧の下で
もローコストで効率良くランプを駆動することができ
る。
もローコストで効率良くランプを駆動することができ
る。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例について図を用いて説明する。
第1図は本考案の1実施例の構成を示す回路図である。
第1図は本考案の1実施例の構成を示す回路図である。
トランジスタTR2のベースには、例えば60Hzの周波数
を有するクロック電圧V1が印加され、そのコレクタには
これより周波数の高いクロック周波数、例えば48KHzの
周波数を持つクロック電圧V2が印加され、さらにエミッ
タは抵抗R2を介して共通電位点COMに接続されている。
を有するクロック電圧V1が印加され、そのコレクタには
これより周波数の高いクロック周波数、例えば48KHzの
周波数を持つクロック電圧V2が印加され、さらにエミッ
タは抵抗R2を介して共通電位点COMに接続されている。
駆動電圧+VBと共通電位点COMとの間にランプLPとト
ランジスタTR1と抵抗R1とが直列に接続されている。
ランジスタTR1と抵抗R1とが直列に接続されている。
このトランジスタTR1のベースにはトランジスタTR2の
エミッタから抵抗R3とコンデンサC1の直列回路を介して
接続されている。
エミッタから抵抗R3とコンデンサC1の直列回路を介して
接続されている。
次に、以上のように構成された回路の動作について第
2図に示す波形図に用いて説明する。
2図に示す波形図に用いて説明する。
トランジスタTR2は、第2図(a)に示すクロック電
圧V1がそのベースに印加され、そのコレクタにはこれよ
り高い周波数を持つ第2図(b)に示すクロック電圧V2
が印加され、これ等の論理和を演算してそのエミッタに
は第2図(c)に示すようなデュテイクロック電圧V3を
作っている。
圧V1がそのベースに印加され、そのコレクタにはこれよ
り高い周波数を持つ第2図(b)に示すクロック電圧V2
が印加され、これ等の論理和を演算してそのエミッタに
は第2図(c)に示すようなデュテイクロック電圧V3を
作っている。
ここで、例えばランプLPにこのランプLPの定格電圧の
2倍の駆動電圧VBが印加される場合には、このデュテイ
クロック電圧V3は、ランプLPでの消費電力を実効値とし
て等価にするため1/4のデューテイサイクルに選定すれ
ば良いことになる。
2倍の駆動電圧VBが印加される場合には、このデュテイ
クロック電圧V3は、ランプLPでの消費電力を実効値とし
て等価にするため1/4のデューテイサイクルに選定すれ
ば良いことになる。
この場合のトランジスタTR1はその動作のときにはコ
レクタ・エミッタ間の小さな飽和電圧で動作するのでそ
の発熱は小さい。
レクタ・エミッタ間の小さな飽和電圧で動作するのでそ
の発熱は小さい。
〈考案の効果〉 以上、実施例と共に具体的に説明したように本考案に
よれば、所定の定格電圧を有するランプを駆動するラン
プ駆動回路において、論理回路により第1周波数を有す
る第1クロックとこの第1周波数より高い周波数を有す
る第2周波数とを用いてデューテイクロックを作り、定
格電圧より大きい駆動電圧が印加されたランプとこのラ
ンプをデューテイクロックで駆動するトランジスタとを
直列に接続して、定格電圧における消費電力と同一かそ
れ以下の消費電流になるようにデューテイクロックのデ
ューテイ比を選定するようにしたので、ランプの定格電
圧以上の電圧を有する電源が装置の中にあればこれをそ
のまま駆動電圧として用いることができ、かつ損失も少
なくしながら小形で安価にランプを駆動することができ
る。
よれば、所定の定格電圧を有するランプを駆動するラン
プ駆動回路において、論理回路により第1周波数を有す
る第1クロックとこの第1周波数より高い周波数を有す
る第2周波数とを用いてデューテイクロックを作り、定
格電圧より大きい駆動電圧が印加されたランプとこのラ
ンプをデューテイクロックで駆動するトランジスタとを
直列に接続して、定格電圧における消費電力と同一かそ
れ以下の消費電流になるようにデューテイクロックのデ
ューテイ比を選定するようにしたので、ランプの定格電
圧以上の電圧を有する電源が装置の中にあればこれをそ
のまま駆動電圧として用いることができ、かつ損失も少
なくしながら小形で安価にランプを駆動することができ
る。
第1図は本考案の1実施例の構成を示す回路図、第2図
は第1図に示す回路の動作を説明する波形図、第3図は
従来のランプ駆動回路の構成を示す回路図である。 VB……駆動電圧、LP……ランプ、V1、V2……クロック電
圧、V3……デュテイクロック電圧、TR1,TR2……トラン
ジスタ。
は第1図に示す回路の動作を説明する波形図、第3図は
従来のランプ駆動回路の構成を示す回路図である。 VB……駆動電圧、LP……ランプ、V1、V2……クロック電
圧、V3……デュテイクロック電圧、TR1,TR2……トラン
ジスタ。
Claims (1)
- 【請求項1】所定の定格電圧を有するランプを駆動する
ランプ駆動回路において、第1周波数を有する第1クロ
ックとこの第1周波数より高い周波数を有する第2周波
数とを用いてデューテイクロックを作る論理回路と、前
記定格電圧より大きい駆動電圧が印加された前記ランプ
とこのランプを前記デューテイクロックで駆動するトラ
ンジスタとが直列に接続された直列回路とを有し、前記
定格電圧における消費電力と同一かそれ以下の消費電流
になるように前記デューテイクロックのデューテイ比を
選定したことを特徴とするランプ駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11600190U JP2511691Y2 (ja) | 1990-11-05 | 1990-11-05 | ランプ駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11600190U JP2511691Y2 (ja) | 1990-11-05 | 1990-11-05 | ランプ駆動回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0472595U JPH0472595U (ja) | 1992-06-25 |
JP2511691Y2 true JP2511691Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=31863812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11600190U Expired - Fee Related JP2511691Y2 (ja) | 1990-11-05 | 1990-11-05 | ランプ駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2511691Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-05 JP JP11600190U patent/JP2511691Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0472595U (ja) | 1992-06-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |