JP2511628Y2 - 移動コンベアにおける輸送物の散乱防止装置 - Google Patents

移動コンベアにおける輸送物の散乱防止装置

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JP2511628Y2
JP2511628Y2 JP6207388U JP6207388U JP2511628Y2 JP 2511628 Y2 JP2511628 Y2 JP 2511628Y2 JP 6207388 U JP6207388 U JP 6207388U JP 6207388 U JP6207388 U JP 6207388U JP 2511628 Y2 JP2511628 Y2 JP 2511628Y2
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conveyor
belt
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moving
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清澄 瀬川
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は移動コンベアにおける輸送物の散乱防止に関
する。
[従来の技術] 移動用コンベアは輸送物の受入装置と連動してベルト
の長手方向に前後自在に移動し得るように構成されたも
のであり、第4図を用いて、従来公知の移動用コンベア
を使用した輸送形態を説明すれば、移動用コンベア1
は、ベルトコンベア2と移動用コンベアフレーム3から
成り、レール4上を該移動用コンベア1の軸方向に前後
自在に移動し得る構造となっている。
前記ベルトコンベア2は、テールプーリ2a、ヘッドプ
ーリ2b、キャリアローラ2c、リターンローラ2d、コンベ
アベルト2eおよびベルトコンベア2の駆動源であるモー
タ(図示せず)から構成され、移動用コンベアフレーム
3は、レール4上を転動する移動用車輪3aと移動用コン
ベアフレーム側枠3bおよび移動コンベアヘッドフレーム
3cとからそれぞれ構成される。前記ベルトコンベア2の
始端側のテールプーリ2aと終端側のヘッドプーリ2bはそ
れぞれ両端を移動コンベアヘッドフレーム3cの前後にテ
ールプーリ2aとヘッドプーリ2bを回転軸支するために対
向配設された各一対の支持脚12f、12gで軸支されてお
り、駆動源であるモータ(図示せず)は移動コンベアヘ
ッドフレーム3cの終端側に配設されたヘッドプーリ2b軸
に連結され動力を伝達している。
該テールプーリ2aと該ヘッドプーリ2b間にコンベアベ
ルト2eを張架するとともに、コンベアベルト2e支持のた
め、キャリアローラ2cを始端側から終端側に移動するコ
ンベアベルト2eの下側に、また、リターンローラ2dを終
端側から始端側に移動するコンベアベルト2eの下側に、
それぞれ等間隔に複数個、回転自在に軸承可能なように
配設してある。また、移動用コンベアフレーム側枠3bの
下部には、少なくとも4ケ所以上で移動用車輪3aで軸支
され、ベルトコンベア2の短手方向の両側に離間して敷
設されたI型レール4上を前後自在に移動できるように
なっている。
このように構成された従来公知の移動用コンベア1の
動作を説明する。
今、移動用コンベア1を停止状態から稼働状態に移行
するため、レール4上を稼動位置まで前進させた後、モ
ータ(図示せず)の電源を入れ、ベルトコンベア2を回
動させる。輸送物10はベルトコンベア2に載置されたま
ま輸送され、最終的にはベルトコンベア2の終端側から
ホッパ11へ投入されることになる。
[考案が解決しようとする課題] 従来、移動コンベアにおいて、コンベアベルトに載置
された輸送物を搬送する過程でコンベアベルトに付着し
た輸送物の一部が終端側で床上に落下するため、該移動
コンベアの周辺に散乱し清掃を要し、また、輸送物が高
価な場合には、散乱した輸送物が完全に回収できないな
どで不経済となっていた。
[課題を解決するための手段] このため、本考案では、移動用コンベアの前進時に散
乱防止用ベルト上に散乱した輸送物を、移動用コンベア
の後退動に伴ってシュート内に自動回収可能に構成した
移動用コンベアにおける輸送物の散乱防止装置であっ
て、回転自在に軸承された始端側のテールプーリと駆動
源を有した終端側のヘッドプーリにコンベアベルトを張
架するとともに、コンベアベルト支持用のキャリアロー
ラを上側に、また、リターンローラを下側にそれぞれ複
数個を1列に配し、このキャリアローラとリターンロー
ラを回転自在に軸承したサポートから成るベルトコンベ
アを、レール上を前後自在に移動可能なように車輪を有
した移動用コンベアフレームの前後両端の支軸で軸支す
るとともに、輸送物の散乱防止用ベルトの一端を該移動
用コンベアフレームの本体部を成す移動用コンベアフレ
ームの先端下部に固設し、さらに散乱防止用ベルトの他
端に重錘を固着した後、移動用コンベアの前進側の前記
シュート上部端に設けた固定ローラ支持脚に回動自在に
軸支された固定ローラを介して該散乱防止用ベルトを張
架させた構成にしたものである。
[作用] この構造によれば、移動コンベアが前進稼動中、コン
ベアベルトに付着した輸送物は、終端側で新たに設置し
た散乱防止用ベルト上に落下堆積し、移動コンベアが後
退するに従い、該散乱防止用ベルト上に堆積した輸送物
をシュート内に自動的に回収することができる。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を詳細に説
明する。
つぎに、第1図,第2図および第3図によって本考案
の移動コンベア1の構造を詳細に説明する。
第1図〜第3図は本考案に係る移動コンベアにおける
輸送物の散乱防止装置の1実施例を示し、第1図は移動
コンベア前進時(稼動時)の縦断面図、第2図は移動コ
ンベア後退時(停止位置)の縦断面図、第3図は第1図
を軸方向と直角に切断した場合の横断面図を示す。
本考案において、移動用コンベアヘッドフレーム3cの
先端下側には固定板5aが配設され、この固定板5aの一端
に散乱防止用ベルト5の一端側が固着されている。ま
た、散乱防止用ベルト5の他端側は重錘7が固着されて
おり、後述する固定ローラ6を介してシュート8の垂直
壁に沿って垂下されている。シュート8の上部端には、
対を成す固定ローラ支持脚6aが固設され、固定ローラ6
と軸着された固定ローラ軸を該固定ローラ支持脚6aで回
動自在に軸支している。また、散乱防止用ベルト5の両
側には、輸送物飛散防止用のスカート9が沿設けられて
おり、該スカート9の長さは、少なくとも移動コンベア
1が前進稼動時に、移動コンベアヘッドフレーム3先端
から固定ローラ6まで散乱防止用ベルト5上に堆積した
輸送物10が落下しないほどの長さが必要である。第3図
に示す如く、該スカート9の上端部は移動用コンベアヘ
ッドフレーム3cに固設してあり、下端は散乱防止用ベル
ト5上面を摺接するように配設してある。
ここで、第1図,第2図および第3図によって本考案
の移動コンベア1の動作を説明する。
第1図に示す前進時(稼動時)においては、コンベア
ベルト2eと平行になるように散乱防止用ベルト5が重錘
7により張架されるため、コンベアベルト2eに付着した
輸送物10は、コンベアベルト2eが終端側で反転する際に
該散乱防止用ベルト5上に落下し堆積する。つぎに、稼
動を終えた移動コンベア1は、第2図に示す停止位置ま
で後退させると、次第に固定ローラ6と散乱防止用ベル
ト5の一端部を固着した固定板5a間の距離が短くなり、
その分散乱防止用ベルト5は重錘7によりシュート8内
に垂れ下がり、該散乱防止用ベルト5上に堆積した輸送
物10は自動的にシュート8内に回収される。
すなわち、本考案による移動コンベア1を用いて輸送
物10を輸送中、散乱防止用ベルト5上に落下し堆積した
輸送物10が、散乱防止用ベルト5の端部に固設された重
錘7に打ち勝って、次第に散乱防止用ベルト5が垂れ下
がり始めた時点で一旦運転を中止し、移動コンベア1を
後退し、散乱防止用ベルト5上の輸送物10をシュート8
内に回収させればよい。なお、シュート8の高さは重錘
7の移動量Hを考慮し決定すればよい。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、従
来、移動コンベア下に散乱していた一部の輸送物が、移
動コンベアの後退により自動的に回収することができ、
周辺への輸送物の散乱が防止できるため、清掃などが最
少限で済み省力化が可能となった。また、輸送物が高価
な場合などにおいては、輸送物の散乱が防止できるため
損失がなくなり経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案に係る移動コンベアにおける輸
送物の散乱防止装置の1実施例を示し、第1図は移動コ
ンベア前進時(稼動時)の縦断面図、第2図は移動コン
ベア後退時(停止位置)の縦断面図、第3図は第1図を
軸方向と直角に切断した場合の横断面図である。第4図
は従来公知の移動コンベアを使用した輸送形態を説明す
る図である。 1…移動コンベア、2……ベルトコンベア、2a…テール
プーリ、2b…ヘッドプーリ、2c…キャリアローラ、2d…
リターンローラ、2e……コンベアベルト、3……移動コ
ンベアフレーム、3b……移動用コンベアフレーム側枠、
3c……移動用コンベアヘッドフレーム、4……レール、
5……散乱防止用ベルト、6……固定ローラ、6a……固
定ローラ支持脚、7……重錘、8……シュート、9……
スカート、10……輸送物、11……ホッパ、12f、12g……
支持脚

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動用コンベアの前進時に散乱防止用ベル
    ト上に散乱した輸送物を、移動用コンベアの後退動に伴
    ってシュート内に自動回収可能に構成した移動用コンベ
    アにおける輸送物の散乱防止装置であって、回転自在に
    軸承された始端側のテールプーリと駆動源を有した終端
    側のヘッドプーリにコンベアベルトを張架するととも
    に、コンベアベルト支持用のキャリアローラを上側に、
    また、リターンローラを下側にそれぞれ複数個を1列に
    配し、このキャリアローラとリターンローラを回転自在
    に軸承したサポートから成るベルトコンベアを、レール
    上を前後自在に移動可能なように車輪を有した移動用コ
    ンベアフレームの前後両端の支軸で軸支するとともに、
    輸送物の散乱防止用ベルトの一端を該移動用コンベアフ
    レームの本体部を成す移動用コンベアフレームの先端下
    部に固設し、さらに散乱防止用ベルトの他端に重錘を固
    着した後、移動用コンベアの前進側の前記シュート上部
    端に設けた固定ローラ支持脚に回動自在に軸支された固
    定ローラを介して該散乱防止用ベルトを張架させたこと
    を特徴とする移動用コンベアにおける輸送物の散乱防止
    装置。
JP6207388U 1988-05-13 1988-05-13 移動コンベアにおける輸送物の散乱防止装置 Expired - Lifetime JP2511628Y2 (ja)

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JPH01166628U JPH01166628U (ja) 1989-11-22
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