JP2511537Y2 - 排雪装置 - Google Patents
排雪装置Info
- Publication number
- JP2511537Y2 JP2511537Y2 JP1991030622U JP3062291U JP2511537Y2 JP 2511537 Y2 JP2511537 Y2 JP 2511537Y2 JP 1991030622 U JP1991030622 U JP 1991030622U JP 3062291 U JP3062291 U JP 3062291U JP 2511537 Y2 JP2511537 Y2 JP 2511537Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- snow
- vehicle
- plow
- blade
- snow removal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本案は、中央分離帯ａに堆積した
雪の除雪とさらにこの掻き出した雪をブレードＣ及びサ
イドウィングＤにより広範囲な効率の良い排雪作業をす
る排雪装置に関するものである。
雪の除雪とさらにこの掻き出した雪をブレードＣ及びサ
イドウィングＤにより広範囲な効率の良い排雪作業をす
る排雪装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のものにあっては、下記の
ようなものになっている。従来、中央分離帯ａ上に堆積
した雪はほとんど除雪されず、また、従来のスノープラ
ウＢ等では車両のタイヤが中央分離帯の側面と接触する
ため、中央分離帯側に近寄れず排雪には不向きである。
また、サイドウィング等においても除雪装置は車両の左
側に設置され、左側除雪を主としているため、中央分離
帯上の排雪作業は車両を逆進させなければならず作業に
は不向きである。
ようなものになっている。従来、中央分離帯ａ上に堆積
した雪はほとんど除雪されず、また、従来のスノープラ
ウＢ等では車両のタイヤが中央分離帯の側面と接触する
ため、中央分離帯側に近寄れず排雪には不向きである。
また、サイドウィング等においても除雪装置は車両の左
側に設置され、左側除雪を主としているため、中央分離
帯上の排雪作業は車両を逆進させなければならず作業に
は不向きである。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。従
来、中央分離帯上に堆積した雪を除去する専用除雪機械
がなく、堆積した雪は車道に崩れ落ち通行の妨げとなる
場合がある。また、堆積した雪堤は通行車両の視界の妨
げになっている。加えて、中央分離帯上に堆積した雪は
美観上好ましくない。
のにあっては、下記のような問題点を有していた。従
来、中央分離帯上に堆積した雪を除去する専用除雪機械
がなく、堆積した雪は車道に崩れ落ち通行の妨げとなる
場合がある。また、堆積した雪堤は通行車両の視界の妨
げになっている。加えて、中央分離帯上に堆積した雪は
美観上好ましくない。
【０００４】本願は、従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、次のようなことのできるものを提供しようとするも
のである。本案は除雪車Ａの右側面に張り出し、また、
格納を可能に設置したサイドプラウ１により中央分離帯
ａ上に堆積した雪を車道側へ掻き出し、これをブレード
Ｃで左外側へ排雪し、さらにこの雪をサイドウィングＤ
により車両左外側へ排雪するもので、１台の車両で広範
囲に排雪ができるものである。
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、次のようなことのできるものを提供しようとするも
のである。本案は除雪車Ａの右側面に張り出し、また、
格納を可能に設置したサイドプラウ１により中央分離帯
ａ上に堆積した雪を車道側へ掻き出し、これをブレード
Ｃで左外側へ排雪し、さらにこの雪をサイドウィングＤ
により車両左外側へ排雪するもので、１台の車両で広範
囲に排雪ができるものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案のものは下記のようになるものである。すな
わち本願のものは、除雪車Ａの運転席後方右側面に張り
出したサイドプラウ１が、車道路面より一段高くなって
いる中央分離帯ａに堆積した雪を車道側に掻き出し、そ
の掻き出し雪を所定の進行角度をもって設置されている
ブレードＣを介して車両左外側に流し、さらに、このブ
レードＣからの雪を、所定の進行角度をもって設置され
ているサイドウィングＤを介して車両左外側遠方へ排雪
するよう構成すると共に、サイドプラウ１は、回送時に
は車両幅内に格納され、作業時には車両幅外に張り出す
と共に、作業高さを調整し得るよう構成されている排雪
装置である。
に、本考案のものは下記のようになるものである。すな
わち本願のものは、除雪車Ａの運転席後方右側面に張り
出したサイドプラウ１が、車道路面より一段高くなって
いる中央分離帯ａに堆積した雪を車道側に掻き出し、そ
の掻き出し雪を所定の進行角度をもって設置されている
ブレードＣを介して車両左外側に流し、さらに、このブ
レードＣからの雪を、所定の進行角度をもって設置され
ているサイドウィングＤを介して車両左外側遠方へ排雪
するよう構成すると共に、サイドプラウ１は、回送時に
は車両幅内に格納され、作業時には車両幅外に張り出す
と共に、作業高さを調整し得るよう構成されている排雪
装置である。
【０００６】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。本
案の排雪装置は、除雪車Ａに装備されたサイドプラウ
１、サイドプラウ１の可動機構及びブレードＣ、サイド
ウィングＤにより構成されている。ブレードＣ及びサイ
ドウィングＤは、公知の排雪装置である。サイドプラウ
１は切刃２を連設しスライドホルダー５とスイングアー
ム７及びスライドフレーム３等により支持されており、
オイルモータ６の回転にオイルモータ６の軸と連結され
ている昇降ネジ４の回転をスライドフレーム３の雌ネジ
に伝達し、その作用によりスライドフレーム３を案内と
し昇降するよう構成されている。また、アーム支持ブラ
ケット９及びシリンダ支持ブラケット１２は、サブフレ
ーム１４に固定されているピン８及びピン１３により連
結されている油圧シリンダ１１の伸縮作動により、サイ
ドプラウ１及びスライドフレーム３等はスイングアーム
７を介し、ピン１０を支点とした円運動の作用により車
両右側へ張り出し及び格納姿勢ができるものである。な
お、油圧シリンダ１１の作動は運転室内に設けたスイッ
チ操作によるものである。中央分離帯ａ上の堆積した雪
を除去するに際しては、運転室内よりのスイッチ操作に
よりオイルモータ６を回転させ、スライドホルダー５内
に設けた雌ネジとオイルモータ６の軸と連結されている
昇降ネジ４との回転作用により、サイドプラウ１を任意
の位置に上下移動させ、除雪の高さを調整することがで
きる。なお、中央分離帯ａは、縁石等で車道路面より一
段高く構成されている。これは公知である。
案の排雪装置は、除雪車Ａに装備されたサイドプラウ
１、サイドプラウ１の可動機構及びブレードＣ、サイド
ウィングＤにより構成されている。ブレードＣ及びサイ
ドウィングＤは、公知の排雪装置である。サイドプラウ
１は切刃２を連設しスライドホルダー５とスイングアー
ム７及びスライドフレーム３等により支持されており、
オイルモータ６の回転にオイルモータ６の軸と連結され
ている昇降ネジ４の回転をスライドフレーム３の雌ネジ
に伝達し、その作用によりスライドフレーム３を案内と
し昇降するよう構成されている。また、アーム支持ブラ
ケット９及びシリンダ支持ブラケット１２は、サブフレ
ーム１４に固定されているピン８及びピン１３により連
結されている油圧シリンダ１１の伸縮作動により、サイ
ドプラウ１及びスライドフレーム３等はスイングアーム
７を介し、ピン１０を支点とした円運動の作用により車
両右側へ張り出し及び格納姿勢ができるものである。な
お、油圧シリンダ１１の作動は運転室内に設けたスイッ
チ操作によるものである。中央分離帯ａ上の堆積した雪
を除去するに際しては、運転室内よりのスイッチ操作に
よりオイルモータ６を回転させ、スライドホルダー５内
に設けた雌ネジとオイルモータ６の軸と連結されている
昇降ネジ４との回転作用により、サイドプラウ１を任意
の位置に上下移動させ、除雪の高さを調整することがで
きる。なお、中央分離帯ａは、縁石等で車道路面より一
段高く構成されている。これは公知である。
【０００７】作用について効果と共に説明する。
【０００８】
【考案の効果】本考案は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。本考案は従来の除雪車Ａ
のスノープラウＢ等では排雪が困難な中央分離帯ａに堆
積した雪の除雪をサイドプラウ１により車道側へ掻き出
し、この雪をブレードＣで車両左外側へ流し、さらにこ
の雪をサイドウィングＤにより左外側遠方へ排雪するこ
とにより、１台の除雪車で広範囲で効率の良い排雪作業
ができる。また、除雪装置を格納し回送姿勢にした場合
はサイドプラウ１は車両幅内に格納され、車両右側面よ
り外側へ突出しないため、一般道路での交通に際しては
対向車に不安感を与えることがなく、安全面の配慮もな
されている。
で次に記載する効果を奏する。本考案は従来の除雪車Ａ
のスノープラウＢ等では排雪が困難な中央分離帯ａに堆
積した雪の除雪をサイドプラウ１により車道側へ掻き出
し、この雪をブレードＣで車両左外側へ流し、さらにこ
の雪をサイドウィングＤにより左外側遠方へ排雪するこ
とにより、１台の除雪車で広範囲で効率の良い排雪作業
ができる。また、除雪装置を格納し回送姿勢にした場合
はサイドプラウ１は車両幅内に格納され、車両右側面よ
り外側へ突出しないため、一般道路での交通に際しては
対向車に不安感を与えることがなく、安全面の配慮もな
されている。
【図１】除雪車の作業姿勢の平面図である。
【図２】除雪車の作業姿勢の正面図である。
【図３】除雪車の回送姿勢の正面図である。
【図４】除雪車の回送姿勢の左側面図である。
【図５】除雪車の作業姿勢の左側面図である。
【図６】除雪車の作業姿勢の右側面図である。
１ サイドプラウ ２ 切刃 ３ スライドフレーム ４ 昇降ネジ ５ スライドホルダー ６ オイルモータ ７ スイングアーム ８ ピン ９ アーム支持ブラケット １０ ピン １１ 油圧シリンダ １２ シリンダ支持ブラケット １３ ピン １４ サブフレーム Ａ 除雪車 Ｂ スノープラウ Ｃ ブレード Ｄ サイドウィング ａ 中央分離帯
Claims (1)
- 【請求項１】 除雪車Ａの運転席後方右側面に張り出し
たサイドプラウ１が、車道路面より一段高くなっている
中央分離帯ａに堆積した雪を車道側に掻き出し、その掻
き出し雪を所定の進行角度をもって設置されているブレ
ードＣを介して車両左外側に流し、さらに、このブレー
ドＣからの雪を、所定の進行角度をもって設置されてい
るサイドウィングＤを介して車両左外側遠方へ排雪する
よう構成すると共に、サイドプラウ１は、回送時には車
両幅内に格納され、作業時には車両幅外に張り出すと共
に、作業高さを調整し得るよう構成されていることを特
徴とする排雪装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991030622U JP2511537Y2 (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 排雪装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991030622U JP2511537Y2 (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 排雪装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04119818U JPH04119818U (ja) | 1992-10-27 |
| JP2511537Y2 true JP2511537Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=31914162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991030622U Expired - Lifetime JP2511537Y2 (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 排雪装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2511537Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4607816B2 (ja) * | 2006-04-07 | 2011-01-05 | 株式会社加藤製作所 | ブラシ清掃作業車 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5729734A (en) * | 1980-07-22 | 1982-02-17 | Rorian Mfg Co De | Variable wing plough blade and attaching structure thereof |
| JPH0226961Y2 (ja) * | 1985-04-12 | 1990-07-23 | ||
| JPS6226422U (ja) * | 1985-07-26 | 1987-02-18 | ||
| JPH0535149Y2 (ja) * | 1988-04-20 | 1993-09-07 | ||
| JPH02125026U (ja) * | 1989-03-24 | 1990-10-15 |
-
1991
- 1991-04-04 JP JP1991030622U patent/JP2511537Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04119818U (ja) | 1992-10-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |