JP2510819Y2 - 蒸発器とアキュムレ―タの接続装置 - Google Patents

蒸発器とアキュムレ―タの接続装置

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JP2510819Y2
JP2510819Y2 JP1989152988U JP15298889U JP2510819Y2 JP 2510819 Y2 JP2510819 Y2 JP 2510819Y2 JP 1989152988 U JP1989152988 U JP 1989152988U JP 15298889 U JP15298889 U JP 15298889U JP 2510819 Y2 JP2510819 Y2 JP 2510819Y2
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pipe
refrigerant
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evaporator
refrigerant outlet
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Inventor
忠善 大橋
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昭和アルミニウム株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、例えば、家庭用大型冷蔵庫の冷凍室、詳
しくは室内の一角に急速冷凍室が設けられている冷凍室
内において、急速冷凍室の内外に別々に用いられる2つ
の蒸発器とアキュムレータの接続装置に関する。
従来の技術 この種の従来装置としては、第6図に示すように、ア
キュムレータタンク61の底部に、2つの蒸発器のうち、
一方の蒸発器の冷媒出口管62の先端部が上向きに接続さ
れ、アキュムレータタンク61の近くにおける同冷媒出口
管62に、これと直交して他方の蒸発器の冷媒出口管63の
先端部がステンレス製スリーブ64を介して溶接により接
続されているものが知られている。
考案が解決しようとする課題 上記従来の装置では、2つの冷媒管62,63が直交状に
接続されて合流管となっており、合流点における管内圧
力損失が大きく、アキュムレータタンク61に向かって冷
媒が流れ難い。また、アキュムレータタンク61に直接接
続された一方の冷媒管62の周壁に、他方の冷媒管63から
の冷媒流が衝突し、衝突の際、異音を発生する。さら
に、冷媒出口管62にスリーブ64を通すための孔の加工作
業や溶接作業が非常に難しく、高度の熟練を必要とし、
作業能率が悪いという問題点もあった。
この考案の目的は、上記問題点を全て解決した蒸発器
とアキュムレータの接続装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 この考案による蒸発器とアキュムレータの接続装置
は、2つの蒸発器の冷媒出口管が、それぞれ別々に1つ
のアキュムレータタンク底部に接続されており、アキュ
ムレータタンク底部が、断面略V字となるように偏平状
に押し潰されて、その押し潰し部の下縁中央に重合部
が、その両側に2つの管接続筒部がそれぞれ形成されて
おり、両管接続筒部の開口縁部に冷媒出口管の先端部が
それぞれ突合わせられるか、同開口縁部に冷媒出口管が
それぞれ通され、同開口縁部と冷媒出口管にわたって溶
接が施されているものである。
作用 この考案による蒸発器とアキュムレータの接続装置で
は、2つの蒸発器の冷媒出口管が、それぞれ別々に1つ
のアキュムレータタンク底部に接続されているから、2
つの冷媒出口管からの冷媒流は、合流することなく、直
接アキュムレータタンク内に流入する。
また、アキュムレータタンク底部が、断面略V字とな
るように偏平状に押し潰されて、その押し潰し部の下縁
中央に重合部が、その両側に2つの管接続筒部がそれぞ
れ形成されているから、アキュムレータタンクの底部を
閉鎖することと、2つの管接続筒部を成形することを、
同時に簡単に行える。
さらに、両管接続筒部の開口縁部に冷媒出口管の先端
部がそれぞれ突合わせられるか、同開口縁部に冷媒出口
管がそれぞれ通され、同開口縁部と冷媒出口管にわたっ
て溶接が施されているから、アキュムレータタンクと2
つ冷媒出口管の一体化を簡単に行える。
実施例 この考案の実施例を図面を参照してつぎに説明する。
第5図に、冷凍庫用第1蒸発器11および急速冷凍庫用
第2蒸発器12と、両蒸発器11,12がそれぞれ接続されて
いるアキュムレータ13とが示されている。
第1蒸発器11は、蛇行状冷媒管21と、冷媒管21の水平
直管部に直交状に取付けられている多数のプレートフィ
ン22とを備えている。冷媒管21の蛇行の列は前後に2つ
あり、前側の列の最下位の直管部の端に上向き入口管23
が設けられ、後側の列の最下位の直管部の端に上向き出
口管24が設けられている。
第2蒸発器12は、ロールボンド法によりつくられた合
せ板31よりなるものであって、冷媒通路を形成した膨出
部32が所要パターンで設けられている。冷媒通路の両端
部は、合せ板31の一縁部において開口しており、その両
開口部に冷媒入口管33および出口管34がそれぞれ接続さ
れている。
アキュムレータ13は、アルミニウム製密閉状タンク41
を備えている。タンク41は、第1図に詳しく示すよう
に、垂直円筒状胴部42と、上細りのテーパ状に絞られて
上端に上管接続筒部43を形成している頂部44と、下縁部
が偏平となるように押し潰されて下縁部両端に2つの下
管接続筒部45を形成しかつ下縁部中央に重合部46を形成
している底部47とよりなる。上管接続筒部43には、図示
しないコンプレッサーに連絡する連結管48が接続されて
いる。タンク41内には、2つの下管接続筒部45を通じ
て、2つのステンレス鋼製インナパイプ49がそれぞれ挿
入され、両インナパイプ49には、第1蒸発器11の出口管
24および第2蒸発器12の出口管34が、ステンレス鋼製裏
当て用スリーブ51を介して接続されているが、両インナ
パイプ49と出口管24,34の接続の仕方は同じであるか
ら、以下、第1蒸発器11の出口管24とこれが接続された
インナパイプ49の接続の仕方についてのみ詳しく説明す
る。
インナパイプ49の下端にはつば52が設けられ、これ
が、下管接続筒部45の下端開口縁部に係合されている。
スリーブ51の外面長さの中程に環状突出部53が設けら
れ、環状突出部53より上側の部分がインナパイプ49に下
端部に挿入され、環状突出部53より下側の部分に出口管
24の先端部がはめ被せられている。そして、下管接続筒
部45の下端開口縁部と、インナパイプ49のつば52と、ス
リーブ51の環状突出部53と、出口管24の先端部とが溶接
により一体に結合されている。また、重合部46も溶接に
より閉じられている。
第4図に、裏当て用スリーブ51を用いることなく、出
口管24と下管接続筒部45を直接に接続した例が示されて
いる。すなわち、出口管24の端面より所定距離をおいて
つば54が設けられ、このつば54から先の部分がインナー
パイプ部55となされ、インナーパイプ部55が下管接続筒
部45を通じてタンク41内に挿入され、下管接続筒部45の
開口縁部とつば54が溶接されている。
考案の効果 この考案によれば、各冷媒出口管からの冷媒流は、合
流することなく、直接アキュムレータタンク内に流入す
るから、冒頭で説明した従来装置のように、2つの冷媒
流が合流することによる圧力損失を来すことがなく、一
方の冷媒管の周壁に、他方の冷媒管からの冷媒流が衝突
することによる異音の発生を防止することができる。
また、アキュムレータタンクの底部を閉鎖すること
と、2つの管接続筒部を成形することを、同時に簡単に
行えるから、アキュムレータタンクの製造費が安価であ
る。
さらに、アキュムレータタンクと2つ冷媒出口管の一
体化を簡単に行えるから、アキュムレータタンクと2つ
冷媒出口管を簡単な接続構造によって接続することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はこの考案の実施例を示し、第1図は蒸
発器の出口管先端部とアキュムレータの側面図、第2図
および第3図はそれぞれ第1図のII-II線およびIII-III
線にそう断面図、第4図は変形例を示す第3図相当の断
面図、第5図は蒸発器全体およびアキュムレータの斜視
図、第6図は従来例を示す第1図相当の破砕断面を含む
側面図である。 11,12……蒸発器、24,34……出口管、41……アキュムレ
ータタンク、45……接続筒部、46……重合部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの蒸発器11,12の冷媒出口管24,34が、
    それぞれ別々に1つのアキュムレータタンク41底部に接
    続されており、アキュムレータタンク41底部が、断面略
    V字となるように偏平状に押し潰されて、その押し潰し
    部の下縁中央に重合部46が、その両側に2つの管接続筒
    部45がそれぞれ形成されており、両管接続筒部45の開口
    縁部に冷媒出口管24,34の先端部がそれぞれ突合わせら
    れるか、同開口縁部に冷媒出口管24,34がそれぞれ通さ
    れ、同開口縁部と冷媒出口管24,34にわたって溶接が施
    されている、蒸発器とアキュムレータの接続装置。
JP1989152988U 1989-12-28 1989-12-28 蒸発器とアキュムレ―タの接続装置 Expired - Lifetime JP2510819Y2 (ja)

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