JP2510732Y2 - 静電気防止コネクタ - Google Patents

静電気防止コネクタ

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JP2510732Y2
JP2510732Y2 JP302591U JP302591U JP2510732Y2 JP 2510732 Y2 JP2510732 Y2 JP 2510732Y2 JP 302591 U JP302591 U JP 302591U JP 302591 U JP302591 U JP 302591U JP 2510732 Y2 JP2510732 Y2 JP 2510732Y2
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尚男 寅本
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、機器間を電気的に接続
するのに使用されるコネクタに関し、更に詳しくは、小
型で静電気防止機能を有する静電気防止コネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】輸出用の一部のカーステレオは、盗難防
止のために、操作部が本体部から分離できるようになっ
ている。従来のこの種のカーステレオには、操作部と本
体部の接続のために、セット側コネクタと着脱側コネク
タとからなる静電気防止コネクタが用いられている。
【0003】かかる静電気防止コネクタを構成するセッ
ト側コネクタは、絶縁材料からなる板状のボディと、こ
のボディに保持された略U状の弾性体金属体で、その一
辺がボディの正面側に露出して接点部をなし、他辺の端
部がボディより延出して接続部をなすコンタクトと、前
記ボディの正面側に回動自在に取り付けた金属板で、コ
ンタクトの接点部を正面側に露出させるスリットを有す
るカバーと、前記ボディとカバーとの間に介在してカバ
ーを正面側に付勢するとともに、一端部がカバーに接触
し他端部がアース端子としてボディより延出するスプリ
ングとを備えており、前記コンタクトの接点部に板状の
コンタクトを接触させるようになっている。
【0004】一方、前記セット側コネクタに接続される
着脱側コネクタは、絶縁材料からなる板状のボディと、
このボディにインサート成形又は圧入により保持された
互いに独立した複数のコンタクトとを有している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の静電気防止コネクタには、以下のような問題点
がある。すなわち、セット側コネクタには静電気防止用
のカバーと、アースとなるスプリングとがあるため、不
用意に触れたとしても、静電気はカバーからスプリング
を介してアースに流れるので、セットの内部回路を破壊
することはない。ところが、着脱側コネクタが取り付け
られた操作部は、ポケット等に入れて持ち歩くことが多
いにもかかわらず、何らの静電気対策も施されていな
い。このため、操作部の内部回路が静電気で破壊される
ことがある。
【0006】また、着脱側コネクタを操作部等に取り付
ける取付手段はボディに設けられた取付ボスだけなの
で、その取付強度はあまり強くない。
【0007】本考案は上記事情に鑑みて創案されたもの
で、着脱側コネクタにも静電気対策を施し、しかも取付
強度が高い静電気防止コネクタを提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案に係る静電気防止
コネクタは、セット側コネクタと、このセット側コネク
タに接続される着脱側コネクタとからなる静電気防止コ
ネクタにおいて、前記着脱側コネクタは絶縁材料からな
るボディと、このボディに保持される複数のコンタクト
と、前記ボディに取り付けられる導電性金属板からなる
カバーとを備えており、前記カバーにはボディに取り付
けられた状態で前記コンタクトが臨む開口が開設される
とともに、ボディの厚さ方向に直交する方向からスライ
ド装着されるようになっている。
【0009】
【実施例】図1は本考案の一実施例に係る静電気防止コ
ネクタの着脱側コネクタの概略的分解斜視図、図2はこ
の着脱側コネクタの平面図、図3はこの着脱側コネクタ
の正面図、図4はこの着脱側コネクタの側面図、図5は
図2におけるA−A線断面図、図6はこの着脱側コネク
タに用いられるカバーの背面図、図7はこの着脱側コネ
クタに用いられるコンタクトのリードフレーム状態にお
ける概略的斜視図、図8は静電気防止コネクタを構成す
るセット側コネクタの概略的分解斜視図、図9は他の実
施例に係る着脱側コネクタのカバーの平面図である。
【0010】まず、セット側コネクタ200 について図8
を参照しつつ説明する。このセット側コネクタ200 は、
絶縁材料からなる板状のボディ210 と、このボディ210
に保持された略U状の弾性体金属体で、その一辺がボデ
ィ210 の正面側に露出して接点部をなし、他辺の端部が
ボディ210 より延出して接続部をなすコンタクト240
と、前記ボディ210 の正面側に回動自在に取り付けた金
属板で、コンタクト240 の接点部を正面側に露出させる
スリット221 を有するカバー220 と、前記ボディ210 と
カバー220 との間に介在してカバー230 を正面側に付勢
するとともに、一端部がカバー220 に接触し他端部がア
ース端子としてボディ210 より延出するスプリング230
とを備えており、前記コンタクト240 の接点部に着脱側
コネクタ100 のコンタクト120 を接触させるようになっ
ている。
【0011】一方、前記セット側コネクタ200 に接続さ
れる着脱側コネクタ100 は、絶縁材料からなる板状のボ
ディ110 と、このボディ110 に保持される複数のコンタ
クト120 と、前記ボディ110 に取り付けられる導電性金
属板からなるカバー130 とを備えており、前記カバー13
0 にはボディ110 に取り付けられた状態で前記コンタク
ト120 が臨む開口131aが開設されるとともに、ボディ11
0 の厚さ方向に直交する方向からスライド装着されるよ
うに構成されている。
【0012】前記着脱側コネクタ100 のコンタクト120
は、前記セット側コネクタ200 のコンタクト240 に接触
する接触部121 と、この接触部121 の両端から延設され
た端子部122a、122bとを有しており、全体として略凸字
形状に形成されている。かかるコンタクト120 は、図7
に示すように、端子部122a、122bがタイバー123 に連結
されたリードフレームとして形成される。
【0013】ボディ110には、複数個(図面では10
個)のコンタクト120が接触部121を露出させた状
態でインサート成形されている。コンタクト120の接
触部121は、ボディ110の表面から若干凹んだ位置
に露出している。従って、コンタクト120の間には壁
部114が形成されていることになる。また、ボディ1
10にインサート成形されたコンタクト120の端子部
122a、122bは、ボディ110の相対向する長辺
部分から突出するが、一方の端子部122bは切断され
ている。また、当該ボディ110の長手方向の側面部に
は、後述するカバー130の係止爪132aが係合する
係合凹部111が形成されている。この係合凹部111
に連なって抱持爪132bが嵌まり込む嵌合部112が
形成されている。さらに、当該ボディ110の裏面に
は、取り付けのための2本の取付ボス113が突設され
ている。
【0014】前記ボディ110 に取り付けられるカバー13
0 は、導電性を有する金属板を折曲形成したものであ
る。かかるカバー130 は、前記ボディ110 の表面に対応
する保護部131 と、この保護部131 の長手方向端部を直
角に折曲した側面部132(ただし、図1では一方しか見え
ていない) と、前記保護部131 の長辺を前記側面部132
と同一方向に折曲した前垂部133 とを有している。
【0015】前記保護部131 には、ボディ110 に露出し
たコンタクト120 の接触部121 に対応する複数の開口13
1aが開設されている。従って、当該開口131aは、カバー
130をボディ110 に取り付けると、コンタクト120 の接
触部121 が開口131aから臨むような位置に開設されてい
る。
【0016】前記側面部132には、係止爪132a
と、抱持爪132bとが内側に向かって形成されてい
る。係止爪132aは、前記係合凹部111に係合する
ものであって、側面部132の一部を切り起こすことに
よって形成されている。また、抱持爪132bは、カバ
ー130をボディ110にスライド装着する際にボディ
110を抱きかかえるものであって、側面部132の下
端部を内側に向かって直角に折曲することによって形
成されている。さらに、当該側面部132には、着脱側
コネクタ100をカーステレオの操作部に取り付けると
ともに、アース端子としての役目も果たす取付爪132
cが外側に向かって形成されている。
【0017】前記カバー130は、ボディ110にスラ
イド装着される。すなわち、カバー130の抱持爪13
2bをボディ110の嵌合部112に対応させて、図1
の矢印方向に押し込む、すなわちボディ110の厚さ方
向に直交する方向から押し込むと、抱持爪132bが嵌
合部112に嵌まり込むとともに、係止爪132aが係
合凹部111に係合し、カバー130がボディ110に
取り付けられるのである。この状態で、カバー130の
開口131aからはボディ110に露出したコンタクト
120の接触部121が臨んでいる。
【0018】上述したような構成による着脱側コネクタ
100 に静電気が帯電している指で触れようとしても、コ
ンタクト120 の接触部121 より先にカバー130 の保護部
131に触れるため、静電気はカバー130 の取付爪132cを
介してアースに流れる。
【0019】なお、上述した実施例におけるカバー130
は、1つのコンタクト120 に1つの開口131aが対応する
ようになっていたが、図9に示すようなカバー135 であ
ってもよい。このカバー135 の保護部136 には2つの開
口136aが開設されている。この開口136aは、1つで5つ
のコンタクト120 が臨むようになっている。この場合に
は、10個の開口131aが開設しているカバー130 よりコン
タクト120 の接触部121 に帯電した指等が触れやすいの
で、カバー135 の保護部136 とコンタクト120の接触部1
21 との間の距離を若干大きくする必要がある。
【0020】
【考案の効果】本考案に係る静電気防止コネクタの着脱
側コネクタは、絶縁材料からなるボディと、このボディ
に保持される複数のコンタクトと、前記ボディに取り付
けられる導電性金属板からなるカバーとを備えている。
しかも、前記カバーにはボディに取り付けられた状態で
前記コンタクトが臨む開口が開設されるので、帯電した
指等でコンタクトに触れようとしても、先にカバーに接
触するので、着脱側コネクタに接続された回路に静電気
が流れ込むことがない。従って、回路の静電気による破
壊が発生しない。また、カバーのために接触部へのゴミ
等の付着が無くなる。さらに、ボディの裏面の取付ボス
のみならず、カバーの両端部の取付爪によっても操作部
等に取り付けられるので、従来のものより取付強度が高
くなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る静電気防止コネクタの
着脱側コネクタの概略的分解斜視図である。
【図2】この着脱側コネクタの平面図である。
【図3】この着脱側コネクタの正面図である。
【図4】この着脱側コネクタの側面図である。
【図5】図2におけるA−A線断面図である。
【図6】この着脱側コネクタに用いられるカバーの背面
図である。
【図7】この着脱側コネクタに用いられるコンタクトの
リードフレーム状態における概略的斜視図である。
【図8】静電気防止コネクタを構成するセット側コネク
タの概略的分解斜視図である。
【図9】他の実施例に係る着脱側コネクタのカバーの平
面図である。
【符号の説明】
100 着脱側コネクタ 110 ボディ 120 コンタクト 130 カバー 131a 開口 132c 取付爪 200 セット側コネクタ

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セット側コネクタと、このセット側コネ
    クタに接続される着脱側コネクタとからなる静電気防止
    コネクタにおいて、前記着脱側コネクタは絶縁材料から
    なるボディと、このボディに保持される複数のコンタク
    トと、前記ボディに取り付けられる導電性金属板からな
    るカバーとを具備しており、前記カバーにはボディに取
    り付けられた状態で前記コンタクトが臨む開口が開設さ
    れるとともに、ボディの厚さ方向に直交する方向からス
    ライド装着されることを特徴とする静電気防止コネク
    タ。
  2. 【請求項2】 前記開口は1つの開口から1つのコンタ
    クトを臨ませるべくコンタクトと同数だけ開設されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の静電気防止コネク
    タ。
  3. 【請求項3】 前記開口は1つの開口から複数のコンタ
    クトを臨ませるべくコンタクトより少なく開設されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の静電気防止コネク
    タ。
  4. 【請求項4】 前記カバーには着脱側コネクタの取り付
    けに用いられる取付爪が設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載の静電気防止コネクタ。
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