JP2510377Y2 - 部品自動供給装置 - Google Patents
部品自動供給装置Info
- Publication number
- JP2510377Y2 JP2510377Y2 JP6400990U JP6400990U JP2510377Y2 JP 2510377 Y2 JP2510377 Y2 JP 2510377Y2 JP 6400990 U JP6400990 U JP 6400990U JP 6400990 U JP6400990 U JP 6400990U JP 2510377 Y2 JP2510377 Y2 JP 2510377Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- track
- component
- track surface
- rotating disk
- disk
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- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、部品自動供給装置に係わるものであり、特
に傾斜した回転円盤と旋回トラック体とを有し回転円盤
の回転によって部品を旋回トラック体のトラック面上に
供給し、トラック面上で部品を整列する形式の部品自動
供給装置に係わるものである。
に傾斜した回転円盤と旋回トラック体とを有し回転円盤
の回転によって部品を旋回トラック体のトラック面上に
供給し、トラック面上で部品を整列する形式の部品自動
供給装置に係わるものである。
［考案が解決しようとする課題］ 傾斜した回転円盤と旋回トラック体とを有し回転円盤
の回転によって部品を旋回トラック体のトラック面上に
供給し、トラック面上で部品を整列する形式の部品自動
供給装置は公知となっており、「最新自動部品供給技
術」（吉田鐐一著 工業調査会1987年10月12日刊行）に
は、その技術や使用法が詳細に述べられている。
の回転によって部品を旋回トラック体のトラック面上に
供給し、トラック面上で部品を整列する形式の部品自動
供給装置は公知となっており、「最新自動部品供給技
術」（吉田鐐一著 工業調査会1987年10月12日刊行）に
は、その技術や使用法が詳細に述べられている。
しかし、この形式の部品自動供給装置は、基本的には
回転円盤の回転による遠心力によって部品を旋回トラッ
ク体のトラック面上に供給し、トラック面上で部品を整
列するものであって、回転円盤と部品の摩擦係数が大き
く且つ部品の表面に割れや傷が生じることを嫌う部品を
供給する場合には、部品が確実に旋回トラック体のトラ
ック面上に供給される程度に回転円盤の回転による遠心
力を与えると、部品同志が衝突し或いはトラック面を通
りすぎてツーリング壁や外周壁に衝突して割れや傷の原
因となることが生じていた。
回転円盤の回転による遠心力によって部品を旋回トラッ
ク体のトラック面上に供給し、トラック面上で部品を整
列するものであって、回転円盤と部品の摩擦係数が大き
く且つ部品の表面に割れや傷が生じることを嫌う部品を
供給する場合には、部品が確実に旋回トラック体のトラ
ック面上に供給される程度に回転円盤の回転による遠心
力を与えると、部品同志が衝突し或いはトラック面を通
りすぎてツーリング壁や外周壁に衝突して割れや傷の原
因となることが生じていた。
本考案は、これらの欠点を解消することを目的とする
ものであり、摩擦係数が大きい部品であっても、部品自
動供給装置の遠心力による部品の割れや傷の発生を防止
しようとするものである。
ものであり、摩擦係数が大きい部品であっても、部品自
動供給装置の遠心力による部品の割れや傷の発生を防止
しようとするものである。
［課題を解決するための手段］ 本考案は、上記の欠点を解消するために、傾斜した回
転円盤と旋回トラック体とを有し回転円盤の回転によっ
て部品を旋回トラック体のトラック面上に供給し、トラ
ック面上で部品を整列する形式の部品自動供給装置にお
いて、部品が回転円盤からトラック面上に乗り移る位置
に回転円盤と同一方向に回転し且つ周速度がほぼ同一で
ある小径の補助円盤を設けたものである。
転円盤と旋回トラック体とを有し回転円盤の回転によっ
て部品を旋回トラック体のトラック面上に供給し、トラ
ック面上で部品を整列する形式の部品自動供給装置にお
いて、部品が回転円盤からトラック面上に乗り移る位置
に回転円盤と同一方向に回転し且つ周速度がほぼ同一で
ある小径の補助円盤を設けたものである。
［実施例］ 以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第１図は本考案の部品自動供給装置の１実施例を示す
断面図であって、基体１に回転可能に支持されて上方に
部品を搬送するトラック面2aが設けられた旋回トラック
体２と、上端がトラック面2aに接するように傾斜し、旋
回トラック体２の凹部2b内に配置された回転円盤３とを
有しており、それぞれモータ４、５によって回転駆動さ
れている。
断面図であって、基体１に回転可能に支持されて上方に
部品を搬送するトラック面2aが設けられた旋回トラック
体２と、上端がトラック面2aに接するように傾斜し、旋
回トラック体２の凹部2b内に配置された回転円盤３とを
有しており、それぞれモータ４、５によって回転駆動さ
れている。
旋回トラック体２の凹部2bに投入された部品は、旋回
トラック体２の凹部2b内に傾斜して配置された回転円盤
３の上方に載置されることになるので、傾斜して設けら
れた回転円盤３の回転に伴って共に上昇し、回転円盤３
の上端位置で旋回トラック体２上端のトラック面2aに回
転円盤３の遠心力で乗り移り、ツーリング壁６に沿って
移動しながらツーリング壁６に設けられた整列装置や検
出装置によって所定の向きに整列されるようになってい
る。
トラック体２の凹部2b内に傾斜して配置された回転円盤
３の上方に載置されることになるので、傾斜して設けら
れた回転円盤３の回転に伴って共に上昇し、回転円盤３
の上端位置で旋回トラック体２上端のトラック面2aに回
転円盤３の遠心力で乗り移り、ツーリング壁６に沿って
移動しながらツーリング壁６に設けられた整列装置や検
出装置によって所定の向きに整列されるようになってい
る。
しかし、回転円盤３と部品の摩擦係数が大きく且つ部
品の表面に割れや傷が生じることを嫌う部品を供給する
場合には、部品が確実にトラック面2a上に供給されツー
リング壁６又は外周壁10に沿って移動する程度に回転円
盤３の回転による遠心力を与えると、部品同志が衝突し
或いはトラック2aを通りすぎてツーリング壁６や外周壁
10に衝突して割れや傷の原因となることが生じる。一
方、部品の表面に割れや傷が生じるおそれの無い程度の
回転円盤３の回転による遠心力では、回転円盤３と部品
の摩擦係数が大きいために、遠心力で部品が確実にトラ
ック面2a上に供給され、ツーリング壁６又は外周壁10に
沿って移動することは保証できない。
品の表面に割れや傷が生じることを嫌う部品を供給する
場合には、部品が確実にトラック面2a上に供給されツー
リング壁６又は外周壁10に沿って移動する程度に回転円
盤３の回転による遠心力を与えると、部品同志が衝突し
或いはトラック2aを通りすぎてツーリング壁６や外周壁
10に衝突して割れや傷の原因となることが生じる。一
方、部品の表面に割れや傷が生じるおそれの無い程度の
回転円盤３の回転による遠心力では、回転円盤３と部品
の摩擦係数が大きいために、遠心力で部品が確実にトラ
ック面2a上に供給され、ツーリング壁６又は外周壁10に
沿って移動することは保証できない。
そこで、本考案では、部品が回転円盤３からトラック
面2aに乗り移る位置に回転円盤３と同一方向に回転し且
つ周速度がほぼ同一である小径の補助円盤７を設けるこ
とによってこの問題を解決したものである。
面2aに乗り移る位置に回転円盤３と同一方向に回転し且
つ周速度がほぼ同一である小径の補助円盤７を設けるこ
とによってこの問題を解決したものである。
この補助円盤７は、外周壁10に固定された取付板８に
よって支持されており、減速機付きのモータ９によって
旋回トラック体２上方に形成されたトラック面2aとほぼ
同一の周速度で回転する。補助円盤７は、トラック面2a
とほぼ同一またはそれ以上の摩擦係数を有するものが望
ましく、形状は、上面がトラック面2aの上面とほぼ平行
またはやや急傾斜となる程度の円錐状とし、取り付け位
置は、部品が回転円盤３からトラック面2aに乗り移る位
置に、補助円盤７の外周が回転円盤３の外周と一致しま
たは部品がツーリング壁６まで送られるように補助円盤
７の外周がトラック面2aの上面に張り出した状態で回転
円盤３との間にスキマが生じないように固定する。
よって支持されており、減速機付きのモータ９によって
旋回トラック体２上方に形成されたトラック面2aとほぼ
同一の周速度で回転する。補助円盤７は、トラック面2a
とほぼ同一またはそれ以上の摩擦係数を有するものが望
ましく、形状は、上面がトラック面2aの上面とほぼ平行
またはやや急傾斜となる程度の円錐状とし、取り付け位
置は、部品が回転円盤３からトラック面2aに乗り移る位
置に、補助円盤７の外周が回転円盤３の外周と一致しま
たは部品がツーリング壁６まで送られるように補助円盤
７の外周がトラック面2aの上面に張り出した状態で回転
円盤３との間にスキマが生じないように固定する。
［考案の効果］ 本考案は、以上のように構成されているので、回転円
盤３と部品の摩擦係数が大きく且つ部品の表面に割れや
傷が生じることを嫌う部品を供給する場合においても、
部品が外周部に集まる程度に回転円盤３をゆっくりと回
転させ、部品が回転円盤３からトラック面2aに乗り移り
部品がツーリング壁６まで送られる位置に本考案の補助
円盤７を設けることによって、部品に割れや傷を付ける
こと無く確実にトラック面2aに乗り移ることができる。
盤３と部品の摩擦係数が大きく且つ部品の表面に割れや
傷が生じることを嫌う部品を供給する場合においても、
部品が外周部に集まる程度に回転円盤３をゆっくりと回
転させ、部品が回転円盤３からトラック面2aに乗り移り
部品がツーリング壁６まで送られる位置に本考案の補助
円盤７を設けることによって、部品に割れや傷を付ける
こと無く確実にトラック面2aに乗り移ることができる。
第１図は本考案の部品自動供給装置の１実施例を示す断
面図である。 １……基体、2a……トラック面 ２……旋回トラック、３……回転円盤 ６……ツーリング壁、７……補助円盤
面図である。 １……基体、2a……トラック面 ２……旋回トラック、３……回転円盤 ６……ツーリング壁、７……補助円盤
Claims (1)
- 【請求項１】傾斜した回転円盤と旋回トラック体とを有
し回転円盤の回転によって部品を旋回トラック体のトラ
ック面上に供給し、トラック面上で部品を整列する形式
の部品自動供給装置において、部品が回転円盤からトラ
ック面上に乗り移る位置に回転円盤と同一方向に回転し
且つ周速度がほぼ同一である小径の補助円盤を設けたこ
とを特徴とする回転円盤と旋回トラック体とを有する部
品自動供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6400990U JP2510377Y2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 部品自動供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6400990U JP2510377Y2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 部品自動供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0422422U JPH0422422U (ja) | 1992-02-25 |
| JP2510377Y2 true JP2510377Y2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=31594566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6400990U Expired - Fee Related JP2510377Y2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 部品自動供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2510377Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-19 JP JP6400990U patent/JP2510377Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0422422U (ja) | 1992-02-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |