JPH0535929Y2 - - Google Patents

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JPH0535929Y2
JPH0535929Y2 JP1987025133U JP2513387U JPH0535929Y2 JP H0535929 Y2 JPH0535929 Y2 JP H0535929Y2 JP 1987025133 U JP1987025133 U JP 1987025133U JP 2513387 U JP2513387 U JP 2513387U JP H0535929 Y2 JPH0535929 Y2 JP H0535929Y2
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Japan
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article
rib
groove
chute
disc
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、物品の方向を所定方向に揃える方向
揃え装置に関し、特に底部に溝を有する物品の方
向揃え装置に関する。
「従来の技術」 従来、底部に溝を有する物品の方向揃え装置と
して、底部に溝を有する物品を搬送する搬送手段
と、この搬送手段の物品載置面に設けられ、上記
溝が係合可能なリブと、上記物品を回転させる回
転駆動手段とを備えたものが知られている(実公
昭55−28654号公報)。
「考案が解決しようとする問題点」 この種の方向揃え装置においては、上記回転駆
動手段により物品を回転させてその溝をリブに係
合させることにより物品の方向を揃えるようにし
ているが、特に長期間の使用により上記回転駆動
手段と物品間にスリツプが生じて物品の回転が不
確実になると、溝がリブに係合していない物品が
方向揃え装置を通過してしまうという欠点があつ
た。
「問題点を解決するための手段」 本考案はそのような事情に鑑み、底部に溝を有
する物品を該物品の自重によつて搬送するシユー
トと、このシユートの物品載置面に、該シユート
の長手方向に連続して設けられて上記溝が係合可
能なリブと、上記シユートの側面に設けられ、上
記物品の外周面に接触して摩擦力により該物品を
回転させ、該物品の溝を上記リブに係合させる摩
擦パツドと、この摩擦パツドの下流側に設けら
れ、上記溝がリブに係合して低位置に位置する物
品の通過を許容し、かつ上記溝がリブに係合せず
にそのリブ上の高位置に位置する物品に当接して
その物品の通過を阻止する円板と、この円板を回
転させて該円板に当接して停止された物品を回転
させる回転駆動手段とを設けたものである。
「作用」 上記構成によれば、物品は自重によつてシユー
トの長手方向に搬送され、その間に摩擦パツドに
よつて回転されるので、該物品の溝がシユートの
長手方向に設けたリブに係合してその方向が揃え
られるようになる。他方、上記摩擦パツドによつ
て物品が回転されなかつたり、回転されても溝が
リブに係合しないでリブ上の高位置に位置されて
いる物品については、該物品を上記円板に当接さ
せて停止させ、かつ該円板の回転により物品を強
制的に回転させることにより、該物品の溝をリブ
に係合させることができる。
このように、物品をシユートの長手方向に搬送
する間に摩擦パツドによつて物品を回転させて溝
をリブに係合させるようにしているので、円板に
よつて移動を阻止される物品、つまり摩擦パツド
による回転によつて溝がリブに係合しなかつた物
品は、物品全体としては少数となり、したがつて
全ての物品を円板の回転によつて方向揃えするよ
うにした場合に比較して高速化を図ることができ
る。
また、物品の溝がリブに係合して低位置となら
ない限りその物品の通過が円板によつて阻止され
るので、従来のように溝がリブに係合していない
物品、すなわち方向が揃つていない物品が方向揃
え装置を通過することを確実に防止することがで
きるようになる。
「実施例」 以下図示実施例について本考案を説明すると、
第1図ないし第4図において、物品としてのキヤ
ツプ1は、搬送手段としてのシユート2内を自重
によつて搬送されるようになつており、そのキヤ
ツプ1の底部中央には直径方向に溝3が形成され
ている。
上記シユート2は、上記キヤツプ1の底部を支
持する底板4と、キヤツプ1の両側を支持する一
対の側板5と、キヤツプ1の飛出しを防止する天
板6とを備えており、一方の側板5の所要位置に
設けた摩擦パツド7にキヤツプ1の一側を自重に
よつて押圧させて回転させるために、その摩擦パ
ツド7が下方となるようにシユート2を傾けて配
設している(第3図参照)。
上記底板4のキヤツプ載置面の中央部には、上
記キヤツプ1の溝3が係合可能なリブ10をシユ
ート2の長手方向に沿つて設けるとともに、上記
摩擦パツド7の手前の位置までは、底板4の両側
に上記リブ10と同程度の高さの支持板11を設
けている。
したがつて上記キヤツプ1は、その底面が上記
リブ10と支持板11によつて支持された状態で
シユート2内を自重によつて搬送され、そのキヤ
ツプ1が上記摩擦パツド7を設けた位置に至る
と、上述したようにその摩擦パツド7が下方とな
るようにシユート2を傾けて配設しているので、
キヤツプ1の一側が自重によつて摩擦パツド7に
押圧される。
これによりキヤツプ1は摩擦パツド7との摩擦
力によつて回転され、かつこの摩擦パツド7の位
置では上記支持板11が省略されているので、回
転されるキヤツプ1の溝3がリブ10に係合する
と、リブ10上の相対的に高位置に位置していた
キヤツプ1はその底部が底板4によつて直接支持
される低位置まで落下され、かつ上記リブ10に
よつて方向が揃えられるようになる。
然して本実施例においては、上記摩擦パツド7
を越えた位置に、ストツパ部材としてのゴム製の
円板12を設けている。この円板12はその軸線
がシユート2の長手方向となるように配設してモ
ータ13に連結するとともに、円板12の下端部
をシユート2の天板6に形成したスリツト14を
介してシユート2内に突出させている。
このとき、上記円板12のシユート2内への突
出量は上記リブ10の高さよりも若干少なくなる
ように設定してあり、したがつて、溝3がリブ1
0に係合せずに上記高位置に位置するキヤツプ1
は、その上部が上記円板12に当接して通過が阻
止されるようになる。これに対し、溝3がリブ1
0に係合して低位置に位置するキヤツプ1は、円
板12に当接することなくその下方を通過する。
上記円板12はモータ13に連結されてこれに
当接したキヤツプ1を回転させる回転駆動手段を
兼ねており、この円板12に当接したキヤツプ1
はその円板12の回転に伴なつて回転され、その
キヤツプ1の回転によつて溝3がリブ10に係合
して上記低位置となれば、このキヤツプ1は円板
12の下方を通過するようになる。
そしてさらに、上記リブ10の高さは円板12
の下流側位置から高くなるように設定してあり、
それによつて円板12の下方を通過したキヤツプ
1が底板4から跳ね上るようなことがあつても、
キヤツプ1の溝3がリブ10から離脱することが
ないようにしている。
なお、キヤツプ1の溝が浅くてリブ10の高さ
を高くすることが困難な場合には、円板12の下
流側位置から天板6の高さを低くし、又は天板6
の下面にリブ等の脱落防止部材を取付けてもよ
い。
「考案の効果」 以上のように、本考案によれば、摩擦パツドに
よつて物品を回転させて溝をリブに係合させるよ
うにしているので、円板によつて移動を阻止され
る物品を全体として少数とすることができ、した
がつて全ての物品を円板の回転によつて方向揃え
するようにした場合に比較して高速化を図ること
ができるという効果が得られる。
そして、溝がリブに係合していない物品、すな
わち方向が揃つていない物品は上記円板に当接し
てその通過が阻止され、かつその位置において物
品の溝がリブに係合するように回転されるので、
方向揃え装置によつて全ての物品の方向を所定方
向に揃えられ、方向の揃つていない物品が通過す
ることを確実に防止することができるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図はキヤツプ1とリブ10との係合状態を示す斜
視図、第3図および第4図はそれぞれ第1図の
−線、−線に沿う断面図である。 1……キヤツプ(物品)、2……シユート(搬
送手段)、3……溝、4……底板、7……摩擦パ
ツド、10……リブ、12……円板(ストツパ部
材、回転駆動手段)、13……モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底部に溝を有する物品を該物品の自重によつて
    搬送するシユートと、このシユートの物品載置面
    に、該シユートの長手方向に連続して設けられて
    上記溝が係合可能なリブと、上記シユートの側面
    に設けられ、上記物品の外周面に接触して摩擦力
    により該物品を回転させ、該物品の溝を上記リブ
    に係合させる摩擦パツドと、この摩擦パツドの下
    流側に設けられ、上記溝がリブに係合して低位置
    に位置する物品の通過を許容し、かつ上記溝がリ
    ブに係合せずにそのリブ上の高位置に位置する物
    品に当接してその物品の通過を阻止する円板と、
    この円板を回転させて該円板に当接して停止され
    た物品を回転させる回転駆動手段とを備えること
    を特徴とする物品の方向揃え装置。
JP1987025133U 1987-02-23 1987-02-23 Expired - Lifetime JPH0535929Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987025133U JPH0535929Y2 (ja) 1987-02-23 1987-02-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987025133U JPH0535929Y2 (ja) 1987-02-23 1987-02-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63133517U JPS63133517U (ja) 1988-09-01
JPH0535929Y2 true JPH0535929Y2 (ja) 1993-09-10

Family

ID=30825002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987025133U Expired - Lifetime JPH0535929Y2 (ja) 1987-02-23 1987-02-23

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JP (1) JPH0535929Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS552551A (en) * 1978-06-20 1980-01-10 Matsushita Refrig Co Conveyor for cylindrical member such as piston

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4730475U (ja) * 1971-05-01 1972-12-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS552551A (en) * 1978-06-20 1980-01-10 Matsushita Refrig Co Conveyor for cylindrical member such as piston

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63133517U (ja) 1988-09-01

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