JP2510255Y2 - 電圧制御発振器の発振周波数設定回路 - Google Patents

電圧制御発振器の発振周波数設定回路

Info

Publication number
JP2510255Y2
JP2510255Y2 JP1986124602U JP12460286U JP2510255Y2 JP 2510255 Y2 JP2510255 Y2 JP 2510255Y2 JP 1986124602 U JP1986124602 U JP 1986124602U JP 12460286 U JP12460286 U JP 12460286U JP 2510255 Y2 JP2510255 Y2 JP 2510255Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
binary
controlled oscillator
output
binary counter
voltage controlled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986124602U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6331624U (ja
Inventor
紀之 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP1986124602U priority Critical patent/JP2510255Y2/ja
Publication of JPS6331624U publication Critical patent/JPS6331624U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2510255Y2 publication Critical patent/JP2510255Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電圧制御発振器の発振周波数を無調整で
設定するときに好適な発振周波数設定回路に関するもの
である。
〔考案の概要〕
本考案の電圧制御発振器の発振周波数を設定する回路
は、例えば外部基準信号と電圧制御発振器の周波数を一
致させるために必要とされる制御信号を形成する際に、
前記2つの信号のくり返し周期によって充放電されるコ
ンデンサを設け、該コンデンサの充放電電流を制御する
スイッチ回路を駆動するパルス信号を2ビットバイナリ
カウンタによって出力するようにしたものであって、電
圧制御発振器の自走周波数を自動的に最適周波数に調整
するようにしたものである。
〔従来の技術〕
電圧制御発振器は、直流信号によって発振周波数が容
易に変化するように形成されているため、基準信号と比
較した制御信号によってコントロールすることにより、
所望の周波数に合致した安定な信号源とすることができ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような回路手段は、一般的にAFC回路又はPLL回路
に採用されている技術であるが、基準信号源に一致する
ようにフィードバックループを形成しても、電圧制御発
振器の自走周波数が基準信号の周波数に対して或る範囲
内に設定されていない場合は、プルインレンジを逸脱
し、基準信号に一致する発振周波数を得ることができな
い。
そのため、従来は電圧制御発振器の発振周波数をあら
かじめ基準信号の周波数の近傍に調整し、AFC回路等を
構成するようにしていたが、例えば、電圧制御発振器が
IC回路等で構成されるときは、回路素子のバラツキによ
って調整作業が困難になり、調整用の外付部品が増える
という問題があった。
本考案は、かかる問題点にかんがみてなされたもの
で、電圧調整発振器で、例えばAFC回路を構成したと
き、無調整で所望の基準信号に引き込まれるような設定
回路を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は、本考案の基本的な回路構成を示したもの
で、1は例えば所望の基準周波数f1を計数する第1の
2ビットバイナリカウンタ、2は同じく電圧制御発振器
(以下VCOという)の発振周波数f2を計数している第2
の2ビットバイナリカウンタ、3,4は前記第1,第2の2
ビットナイナリカウンタ(以下単に2ビットカウンタと
いう)1,2の出力信号によって交互に開閉するスイッチ
回路、5,6は電流I1,I2を出力する電流源、7は充放電
用のコンデンサである。
〔作用〕
第2図に示すように、第1の2ビットカウンタ1は周
波数f1の2個のパルスによってHレベルの出力PAを出
力すると共に、この出力PAの期間THでは他方の第2の2
ビットカウンタ2をダイレクトリセット(RD)状態に
し、その期間THが終了すると第2の2ビットカウンタ2
がVCOの周波数f2を計数して出力PBを出力する。そし
て、この出力PBの期間TVには第1の2ビットカウンタ1
をダイレクトリセット(RD)の状態に制御する。
第1,第2のスイッチ回路3,4は出力PA,PBが入力され
たときに閉じるように形成されているから、コンデンサ
7の端子電圧ECは電流I1の充電によって上昇し、電流I2
の放電によって下降する。
したがって、この端子電圧ECの平均電圧E0は周波数f
1とf2の差によって変化し、図示しないVCOの発振周波
数(f2)を基準となる周波数(f1)に一致させるよう
な制御信号とすることができる。
〔実施例〕
第3図は、本考案の一実施例を示すブロック図で、10
は電圧制御発振器(VCO、20は2組のフリップフロップF
1A,F2B及びF1A,F2Bからなる2ビットバイナリカウン
タからなるパルス成形回路、30A,30Bは第1,第2のスイ
ッチ回路、S1,S2は電流源、Cは制御電圧を発生するコ
ンデンサである。端子Tiには、例えばVTRから再生され
た水平同期信号HDが入力されている。
第4図は上記した電圧制御発振器10の設定動作を示す
動作波形図である。
今、時点T1で同期信号HDがフリップフロップF1Aとト
リガすると、計数値1となりそのQ出力波形Q1A(PA
がHレベルに立ち上がる。そして、Q出力波形(PA)に
よって他方のバイナリカウンタを形成するフリップフロ
ップF1B,F2Bをダイレクトリセット状態にホールドする
と共に、次の時点T2におけるHDパルスによって計数値2
となり、Q出力波形(PA)がLレベルに落ちる。そのた
め、フリップフロップF1B,F2Bのホールド状態が解除さ
れると共に、フリップフロップF2Aがその立ち下がりに
よってセットされ、そのQ出力波形QA2がフリップフロ
ップF1Aをダイレクトリセット状態(ホールド状態)に
する。
次に、ホールド状態が解除されたフリップフロップF
1BがVCOの出力によって時点T3でHレベルに立ち上がる
と、そのQ出力波形(PB)によってフリップフロップF
2Bがリセットされるが、このQ出力波形(PB)がオアゲ
ートOAを介してフリップフロップF1Aのリセット状態を
維持しているため、第3、第4のHDパルスには応答しな
い。
VCOの出力(立ち上がり)で反転したフリップフロッ
プF1BのQ出力波形(PB)が時点T4のVCOの出力fVによ
ってLレベル低下し、次のフリップフロップF2Bを反転
すると、そのQ出力波形Q2Bによって自己リセット状態
にされるが、このとき第1の2ビットカウンタを構成し
ているフリップフロップF1Aのリセット状態は解除され
ているので、時点T5で再びフリップフロップF1Aが反転
しQ出力波形Q1A(PA)をHレベルに立ち上げる。
以下、RA期間にリセットされるフリップフロップ
F1A,F1Bと、RB期間にリセットされるフリップフロップ
F1B,F1Bが交互に同様な動作をくり返すことによって、
第1,第2のスイッチ回路30A,30Bに斜線で示したような
出力波形PA,PBが交互に供給され、第1,第2のスイッチ
30A,30Bを開閉することになるが、出力波形PA,PBはそ
れぞれ同期信号HDの周期TH及びVCO10の発振周期TVと等
しいから、電流源S1,S2の電流が共にIとされていると
きは、前述したようにTH>TVであれば、コンデンサCの
電圧は下降し、TV>THであれば上昇する傾向になる。
そこで、このコンデンサCの端子電圧ECをVCO10の制
御信号として供給すれば、TH=TVとなるように、すなわ
ちコンデンサCの端子電圧が一定値となるようにVCO10
の発振周波数を同期信号に自動的に調整することができ
る。
上記したような回路構成ではVCO10の発振周波数fV
同期信号HDの周波数fHのみを等しくすることができる
が、さらに、位相同期を付加すると、同期信号HDと同期
した信号源とすることもできる。
なお、基準信号となる信号源は同期信号HDに限ること
なく、計数可能な出力波形にすれば正弦波信号でもよい
ことはいうまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案のVCOの発振周波数設定回
路は、電圧制御発振器に接続されている第1の2進バイ
ナリカウンタと、基準信号源に接続されている第2の2
進バイナリカウンタを設け、この第1及び第2の2進バ
イナリカウンタから入力されている2つの信号の周期に
比例したパルス信号が交互に出力されるような論理回路
を設けると共に、このパルス信号のパルス幅に応じて充
放電されるコンデンサの端子電圧によってVCOの発振周
波数がコントロールされるように構成されているから、
VCOの発振周波数を設定する回路を簡易化することがで
きる。
そのため、VCOによって構成されるAFC回路、APC回路
等を構成する際に容易に無調整化にすることができると
いう効果がある。
又、中心周波数が基準信号と一致するように制御され
ているので、VCOによってFM変調器を構成する際は、キ
ャリア周波数が安定化するという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電圧制御発振器の発振周波数を安定化
する設定回路の概要ブロック図、第2図は設定回路の動
作波形図、第3図はコンデンサの充放電回路を示す具体
的な回路図、第4図は第3図の動作波形図である。 図中、1,2は第1,第2の2ビットバイナリカウンタ、3,4
はスイッチ回路、5,6は電流源、7はコンデンサ、10はV
COを示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されている電圧制御発振器の出力に応
    答する第1の2進バイナリカウンタと、 入力されている基準信号源の出力に応答する第2の2進
    バイナリカウンタと、 上記第1の2進バイナリカウンタの出力(PA)が第1の
    レベル(H)となったときに、上記第2の2進バイナリ
    カウンタをリセットし、次の入力信号によって自己の2
    進バイナリカウンタをリセットして第2の出力レベル
    (L)にする第1の論理回路と、 上記第2の2進バイナリカウンタの出力(PB)が第1の
    レベル(H)となったときに、上記第1の2進バイナリ
    カウンタをリセットして、次の入力信号によって自己の
    2進バイナリカウンタをリセットして第2の出力レベル
    (L)にする第2の論理回路と、 上記第1の2進バイナリカウンタの出力期間に第1の電
    流源により充電され、上記第2の2進バイナリカウンタ
    の出力期間に第2の電流源により放電されるコンデンサ
    とを備え、 上記第1の電流源および第2の電流源の電流比に応じた
    上記コンデンサの平均電圧が、上記電圧制御発振器の制
    御電圧として供給されていることを特徴とする電圧制御
    発振器の発振周波数設定回路。
JP1986124602U 1986-08-15 1986-08-15 電圧制御発振器の発振周波数設定回路 Expired - Lifetime JP2510255Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986124602U JP2510255Y2 (ja) 1986-08-15 1986-08-15 電圧制御発振器の発振周波数設定回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986124602U JP2510255Y2 (ja) 1986-08-15 1986-08-15 電圧制御発振器の発振周波数設定回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6331624U JPS6331624U (ja) 1988-03-01
JP2510255Y2 true JP2510255Y2 (ja) 1996-09-11

Family

ID=31016770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986124602U Expired - Lifetime JP2510255Y2 (ja) 1986-08-15 1986-08-15 電圧制御発振器の発振周波数設定回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2510255Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5564429A (en) * 1978-11-08 1980-05-15 Sanyo Electric Co Ltd Digital phase comparator
JPS5564428A (en) * 1978-11-08 1980-05-15 Sanyo Electric Co Ltd Digital phase comparator

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6331624U (ja) 1988-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2608555B2 (ja) 位相比較回路
KR100345272B1 (ko) 클럭발생기
KR100296207B1 (ko) 안정된위상변별기를갖는위상동기루프
US5278521A (en) Power saving frequency synthesizer with fast pull-in feature
JPH01136419A (ja) 発振回路
US4617594A (en) Signal generator circuit
JPH05211413A (ja) 位相比較回路
JP2510255Y2 (ja) 電圧制御発振器の発振周波数設定回路
US5153725A (en) Automatic frequency control circuit
US3870900A (en) Phase discriminator having unlimited capture range
US6703880B1 (en) Generator for the production of clock signals
JP2690358B2 (ja) ディスプレイ
US5493256A (en) Phase locked signal generator to produce a clock signal in phase with a trigger
JPH0250655B2 (ja)
JP2536973Y2 (ja) Pll回路
JP2569508B2 (ja) Pll回路
JPH0740666B2 (ja) Pll回路
US4198575A (en) Circuit arrangement responsive to control signals for generating and storing a variable electrical analog signal
US6680633B2 (en) Small-sized analog generator producing clock signals
JP3296139B2 (ja) Fsk検波回路
JPH07288468A (ja) フィードフォワード制御型位相同期回路
JPH03758Y2 (ja)
JPS59127425A (ja) 位相同期回路
KR880002862Y1 (ko) 디지탈 클럭의 동기식 주파수 체배기
KR0150973B1 (ko) 전압제어발진기의 발진주파수 제어장치