JP2509801B2 - 快眠枕装置 - Google Patents

快眠枕装置

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JP2509801B2
JP2509801B2 JP6033954A JP3395494A JP2509801B2 JP 2509801 B2 JP2509801 B2 JP 2509801B2 JP 6033954 A JP6033954 A JP 6033954A JP 3395494 A JP3395494 A JP 3395494A JP 2509801 B2 JP2509801 B2 JP 2509801B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は快眠枕装置に係り、特に
使用者に対する快適状態を維持して快眠を与える快眠枕
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】古来より、『頭寒足熱』と言い伝えられ
るように、頭部は冷やした状態に維持することが健康に
良いとされている。特に、睡眠中は、頭部を冷やした状
態に維持することで、快眠が得られると伝承されてお
り、内部を中空にすることにより自然冷却するように構
成された陶器製枕や、香を燃焼して使用者に嗅がせる香
枕などが、一部愛好家の間で使用されている。
【0003】一方、海辺に打ち寄せる波や渚のせせらぎ
や森林内を通過するそよかぜの中などには、1/f音と
呼ばれる自然界の環境音であって、生物(特に人間)が
聞くことにより安堵感を与える音が存在することが環境
工学の研究によって次第に詳らかにされるようになり、
これらの1/f音を積極的に有効活用することが提唱さ
れている。例えば、AV機器においては所謂環境ソフト
が普及しつつあり、職場や病院などのBGM用として用
いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た各枕によれば、自然放熱乃至自然燃焼をその基本動作
原理としているので、放熱及び芳香作用にはおのずから
限界がある。また、上記のAV機器を寝室に揃えてお
き、就寝時に聞くことで安眠を得ることが可能となる
が、このようなAV機器を設けることは設置場所の確保
の制約に、機器を保有していない場合には金額的な負担
を強いることになる。
【0005】したがって、本発明の快眠枕装置は上記の
事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、使用者の頭部を適度な温度に長時間維持し、かつ
芳香を所望時間発生し、また1/f音を適宜発生するこ
とにより、快眠を得ることができる快眠枕装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上述の課題を解決し、目的を達成するために、
本発明によれば、快適状態を維持して快眠を与える快眠
枕装置であって、頭部保持部を形成した本体部と、頭部
保持部を所定温度に維持する温度制御手段と、芳香を外
部に発生する芳香発生手段と、少なくとも1/f音を発
生する音声発生手段と、使用時間を設定するタイマー手
段と、温度制御手段と芳香発生手段と音声発生手段とタ
イマー手段に接続されて所定制御を行う制御手段とを具
備することにより、温度制御手段により頭部保持部を適
度な温度に長時間維持し、かつ芳香を芳香発生手段によ
り所望の時間発生し、また1/f音を適宜発生すること
により、使用者が快眠を得ることができるように働く。
【0007】また、好ましくは、所定制御は、通常に使
用される場合に設定される通常モードと、頭部を冷却す
る場合に設定される病人モードを含み、通常モードの使
用と病人モードの使用が可能なようにする。そして、好
ましくは、音声発生手段は、タイマー手段により設定さ
れた使用時間の経過後に、アラーム音をさらに発生する
ようにして1/f音の発生とアラーム音の発生とを行う
ようにする。
【0008】
【実施例】以下に本発明の好適な各実施例につき図面を
参照して説明する。図1は一実施例の快眠枕装置を斜め
後方から見た外観斜視図である。本図において、本体部
1は図示のように前方に傾斜した頭部保持部2を形成し
ており、また側面において図中の破線図示の外部スピー
カ7と、イヤホーンジャック6と、タイマー操作部5
と、モード設定部4と、装着自在にされたスティック状
の芳香体90であって木の香りのエッセンスなどを注入
したものを出し入れするための挿入部91と、上記の頭
部保持部2の縁部に沿うように形成された芳香開口部9
とが夫々配設されている。
【0009】また、本体部1の後面には、例えばペルチ
ェ効果、トムソン効果などを利用することにより小型に
構成される小型熱交換器8の放熱部8aが略全面に渡る
ように設けられている。そして、この後面の右下部位に
は、本体部1に内蔵される各構成に対する電源供給を行
うためのACコード3が設けられており、不図示の電源
部への商用電源を供給可能にしている。
【0010】次に、図2は図1に図示の本体部1に内蔵
される各構成を示したブロック図である。本図におい
て、上記のACコード3には電源部10が接続されてお
り、図中の破線で示す経路を介して各構成に所定の電源
電圧、電流を供給するように構成されている。一方、主
演算部と一時記憶部を行うRAMと、永久記憶を行うR
OMなどからなる制御部11と電源部10の間には、上
述のタイマー操作部5により操作されるタイマー16が
接続されており、設定された時間の経過後には所定の電
源供給を停止するように構成されている。
【0011】一方、本体部1の頭部保持部2を所定温度
に維持するために温度制御部12が熱交換器8と制御部
11の間に接続されている。以下、同様に、ファンモー
タ13と、芳香を外部に発生するために不図示のヒータ
により上述の芳香体90を熱する機能を備えた芳り放散
部14と、海辺に打ち寄せる波や渚のせせらぎや森林内
を通過するそよかぜの音声などであって上記のROM内
に記憶された音声を、上記の外部スピーカ7またはイヤ
ホーンジャック6に接続されるイヤホーン(不図示)を
介して再生する機能を備える1/f再生部15とが夫々
制御部11に対して接続されている。
【0012】以上説明の構成において、図3の動作フロ
ーチヤートを参照して動作例につき述べる。先ず、ステ
ップS1において、枕装置の起動が行われると、不図示
の表示ランプの点灯がされて、使用可能状態であること
を使用者に知らせる。そこで、使用者は、タイマー操作
部5(図1)を操作して、起床時間を含む所望時間の時
間をセットする。このセットの後に、モード設定部4を
操作して、通常に使用する通常モードか、もしくは熱が
ある場合などに用いるための病人モードか、または保温
状態で用いる保温モードのいづれかの状態にセットす
る。
【0013】続いて、ステップS4において、通常モー
ドにセットされていると判断されると、ステップS5へ
と進み、熱交換器8を所定温度に一定に維持する温度制
御を実行する。これに前後して、ステップS6に進みヒ
ータを加熱して、芳香体90の気化を促進させて、芳香
開口部9から、樹木などの芳香を例えば連続8時間程度
に渡り連続的に発散する。
【0014】また、ステップS7では、上述した1/f
音の再生を行うことで、外部スピーカ7から外部に聞こ
えるようにする。また、例えば、大部屋の病室内で使用
する場合にはイヤホーンジャック6に接続のイヤホーン
を介して1/f音の再生を行う。ステップS8におい
て、以上のステップS5〜7の動作をタイマーでセット
した所定時間が経過するまで繰り返し実行して、所定時
間の経過が判断されると、ステップS9に進み、今度は
アラーム音を外部スピーカ7他を介して発生して、上記
のステップS2〜9の一連の動作をステップS15にお
いて停止する。
【0015】以上のように制御する結果、使用者は自分
で設定した睡眠時間中は、温度、聴覚、臭覚の3つの異
なる間隔が適度に刺激された安眠状態を得ることができ
る。以上は通常モードの使用例である。次に、風邪など
を煩い、頭痛のある場合に頭部を冷やした状態で使用し
たい場合においては、ステップS4からステップS10
に進み病人モードにセットする。
【0016】この病人モードにセットされると、ステッ
プS11において温度制御部12が熱交換器4を5℃前
後の定常温度状態になるように温度制御して、ステップ
S12に進みヒータを加熱して、芳香体90の気化を促
進させて、芳香開口部9から、樹木などの芳香を発散す
るとともに、ステップS13では、上述した1/f音の
再生を行うことで、外部スピーカ7から外部に聞こえる
ようにする。また、例えば、大部屋の病室内で使用する
場合にはイヤホーンを介して1/f音の再生を行う。
尚、病状によっては、ステップS12、13を省略した
ほうが良い場合もあり、適宜選択される。以上の制御の
後に、所定時間が経過するとステップS14において停
止されステップS15に進み制御を終了する。
【0017】一方、安眠枕装置を枕以外の別用途の例え
ば、保温器として使用したい場合には、ステップS16
において、保温モードが選択されてから、ステップS1
7に進み、保温制御が実行されて、熱交換器4を所定温
度の30℃前後の保温状態に制御する。その後、所定時
間の経過を待ち停止(ステップS15)する。以上説明
したように、各モードを適宜設定可能とすることによ
り、単なる安眠枕以外の使用が可能となる。また、頭部
保持部2内に例えば温度センサ2aを内蔵しておき、頭
部温度を所定タイミングで検知して、頭部の冷却に最適
な温度状態になるようにフィードバック温度制御するよ
うにしても良い。
【0018】尚、以上説明の実施例では、すべての構成
を枕本体1に内蔵して、一体的に構成する場合に限定し
て述べたが、これに限定されず必要に応じて外付けする
ように構成しても一向に構わない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
使用者の頭部を適度な温度に長時間維持し、かつ芳香を
所望時間発生し、また1/f音を適宜発生することによ
り、快眠を得ることができる快眠枕装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係る快眠枕装置の外観斜視図であ
る。
【図2】図1に内蔵される各構成のブロック図である。
【図3】快眠枕装置の動作例を示したフローチヤートで
ある。
【符号の説明】
1 枕本体部 2 頭部保持部 4 モード設定部 5 タイマー操作部 6 イヤホーンジャック 7 外部スピーカ 8 熱交換器

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 快適状態を維持して快眠を与える快眠枕
    装置であって、 頭部保持部を形成した本体部と、 前記頭部保持部を所定温度に維持する温度制御手段と、 芳香を外部に発生する芳香発生手段と、 少なくとも1/f音を発生する音声発生手段と、 使用時間を設定するタイマー手段と、 前記温度制御手段と前記芳香発生手段と前記音声発生手
    段と前記タイマー手段に接続されてなり所定の制御を行
    う制御手段と、 を具備することを特徴とする快眠枕装置。
  2. 【請求項2】 前記制御は、通常に使用される場合に設
    定される通常モードと、頭部を冷やす場合に設定される
    病人モードとを含むことを特徴とする請求項1に記載の
    快眠枕装置。
  3. 【請求項3】 前記音声発生手段は、前記タイマー手段
    により設定された前記使用時間の経過後に、アラーム音
    をさらに発生するアラーム音発生部を共有することを特
    徴とする請求項1に記載の快眠枕装置。
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