JP2509440Y2 - 光分岐結合器の製造装置 - Google Patents

光分岐結合器の製造装置

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JP2509440Y2
JP2509440Y2 JP5369890U JP5369890U JP2509440Y2 JP 2509440 Y2 JP2509440 Y2 JP 2509440Y2 JP 5369890 U JP5369890 U JP 5369890U JP 5369890 U JP5369890 U JP 5369890U JP 2509440 Y2 JP2509440 Y2 JP 2509440Y2
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optical
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stretching
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浩二 竹村
哲也 菅
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、光通信や光ファイバセンサなどに用いられ
る光分岐結合器の製造装置に関するもので、さらに詳し
くは光ファイバ把持具と光ファイバ整列治具を有する融
着・延伸装置とを別々に構成することにより、融着・延
伸工程および接着工程の生産性を高めた光分岐結合器の
製造装置に関するものである。
「従来の技術」 従来の光分岐結合器の製造装置は、特開昭60-232515
号公報に記載されており、第4図に示すように、複数の
例えば2本の光ファイバ10-10a、11-11aの一部の被覆を
除去し、平行状に配置して被覆除去部分を密着させ、そ
の部分を融着した後、延伸を行い結合部20を作製してい
た。
これに対して、実開昭63-120210号公報では、光ファ
イバ把持具と光ファイバ整列治具とを含む光ファイバ固
定装置が、一定の間隔を保って取り外し可能な支持具で
支持され、融着・延伸台に対して着脱自在とされたもの
が提案されている。これは複数の光ファイバを固定装置
に取付ける作業を、融着・延伸台上で行わず、ラインの
別工程で行える。また、上記のように、形成された結合
部20はテーパ形状を有し、その径は極めて細くなるた
め、わずかな形状の歪みなどでも光学特性が変化してし
まう。そのため従来から上記工程に続いて結合部20を固
定用基板に接着してその形状を保持させる工程が行われ
る。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、従来の技術で述べた製造装置では、す
べての工程すなわち平行整列、融着・延伸と固定用基板
への接着固定が同一位置で行われているため、接着工程
までの全ての工程が完了しないと、次の製造を開始でき
ないという極めて生産性の悪いものであった。
また、後者では、光ファイバ把持具が着脱できるの
で、光ファイバの固定用基板との接着工程をラインの別
工程で行なうことも可能であるため生産性の向上が期待
できるが、しかしながら、接着工程を効率よく行う有効
な手段がなく、この手段を考案しなければ生産性の大幅
な向上は達成できない。本考案の目的は、上記課題を解
決するために、光分岐結合器の接着工程を含めた一連の
工程が効率よく行える生産性の高い光分岐結合器の製造
装置を提供することである。
「課題を解決するための手段」 上記課題を解決するために、本考案は、整列配置され
た複数の光ファイバに融着・延伸工程によって結合部を
形成し、前記結合部に固定用基板の接着工程を行う光分
岐結合器の製造装置において、前記製造装置は、同軸方
向に摺動できる一対の移動体からなる光ファイバ把持
具、前記光ファイバ把持具を着脱でき、前記融着・延伸
工程時に前記一対の移動体を摺動させる融着・延伸台、
前記融着・延伸台から取り外した光ファイバ把持具を支
持して前記接着工程を行う光ファイバ接着台からなるも
のである。
「実施例」 以下に、本考案の一実施例である光分岐結合器の製造
装置を第1図、第2図および第3図に基づいて説明す
る。
第1図において、10-10a、11-11aは光ファイバ、1は
少なくとも一方が同軸上を移動できる一対の融着・延伸
台で、2はこの融着・延伸台1上に設置された光ファイ
バ整列治具、3はこの融着・延伸台1に着脱できかつ移
動体17を一定間隔を保って固定することができる光ファ
イバ把持具である。
第2図に融着・延伸台1から取り外した光ファイバ把
持具3の平面図を示す。光ファイバ把持具3は平行状に
配置した2本の案内部材16に対して摺動自在に設けた移
動体17を固定用ネジ5で固定できる。また、4は把持具
3に回動自在に設けられた光ファイバ固定具であり、こ
の固定具4により把持具3上にセットした複数本の光フ
ァイバを把持させるものである。
なお、第1図において、移動体17の対向側に光ファイ
バ整列治具2があり、融着・延伸台1の間に、酸素およ
びプロパンの混合ガスを使用したマイクロトーチなどの
加熱源30を配置してある。
次に、この光分岐結合器の製造装置を用いて、2本の
光ファイバを融着・延伸して光分岐結合器を作製する方
法について説明する。
まず、第1工程として、2本の光ファイバ10-10a、11
-11aの一部の被覆を除去する。この光ファイバ10-10a、
11-11aを、融着・延伸台1上にセットしてある光ファイ
バ把持具3に把持させる。このとき固定用ネジ5は緩め
てあり、移動体17は融着・延伸台1にわあせて移動でき
る状態にある。
次に、第2工程として、光ファイバ整列治具2を用い
て被覆が除去された裸光ファイバを平行に密着固定す
る。この際、光ファイバのネジレや配列誤差、ゴミの附
着などについてはモニター用のカメラ(図示せず)を用
いてチェックを行う。
第3工程として、加熱源30を用いて融着・延伸を行い
結合部20を作製する。
次に、第4工程として、光ファイバ把持具3の固定用
ネジ5を用いて移動体17を固定した後、光ファイバ整列
治具2を外し、融着・延伸台1から光ファイバ把持具3
を光ファイバ10a、11aを把持した状態で取り外す。
第5工程として、第3図のようにあらかじめ固定用基
板401をセットしてあり、この光ファイバ把持具3を支
持できる光ファイバ接着台40に移し、結合部20の両端を
固定用基板401に接着固定する。
ここで、もっとも問題となるのは第4工程で光ファイ
バ整列治具2を外す際に光ファイバ軸部の垂直横方向に
力が加わるが、光パワーをモニターしながらこの影響を
測定したが、まったく変動はなく問題はなかった。な
お、上記第1工程に代わるものとして、光ファイバ把持
具3は融着・延伸台1から取り外された状態で光ファイ
バをセットされ、この光ファイバがセットされた状態で
把持具3を融着・延伸台1上に載置してもよい。
以上の結果、光分岐結合器の製造装置を用いることに
より、第5工程の接着工程は純粋に接着のみを行う時間
だけですむため、融着・延伸台1上で作業する時間(約
20分)と接着工程に要する時間(約20分)が均等化さ
れ、生産性が大幅に向上した。
「考案の効果」 本考案の光分岐結合器の製造装置によると、次の効果
を奏する。
まず、本考案は光ファイバを固定する工程および結合
部を作製した光ファイバを固定用基板に接着する工程を
ラインと別工程で行うことができるので各工程が速やか
に行え生産性が上がる。
さらに、本考案は融着・延伸台によって結合部を作製
した後、接着台によって速やかに接着工程に取り掛かる
ことがてきるため、従来、もっとも時間を要していた接
着工程の時間が大幅に短縮され、光分岐結合器を作製す
るトータル時間を削減することができる。
それで、本考案は上記の利点により生産性が高まり、
不良率が減少するため安価な光分岐結合器を大量に生産
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案の一実施例で、第1図は融着・延伸
工程の説明図、第2図は光ファイバ把持具の平面図、第
3図は光ファイバ接着台に光ファイバ把持具を保持させ
た状態の斜視図、第4図は従来の光分岐結合器の製造装
置で、同図(a)はその平面図、同図(b)はその正面
図である。 10-10a、11-11a……光ファイバ 20……結合部 2……光ファイバ整列治具 1……融着・延伸台 3……光ファイバ把持具 17……移動体 40……光ファイバ接着台 401……固定用基板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】整列配置された複数の光ファイバに融着・
    延伸工程によって結合部を形成し、前記結合部に固定用
    基板の接着工程を行う光分岐結合器の製造装置におい
    て、前記製造装置は、同軸方向に摺動できる一対の移動
    体からなる光ファイバ把持具、前記光ファイバ把持具を
    着脱でき、前記融着・延伸工程時に前記一対の移動体を
    摺動させる融着・延伸台、前記融着・延伸台から取り外
    した光ファイバ把持具を支持して前記接着工程を行う光
    ファイバ接着台からなることを特徴とする光分岐結合器
    の製造装置。
JP5369890U 1990-05-23 1990-05-23 光分岐結合器の製造装置 Expired - Lifetime JP2509440Y2 (ja)

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JPH0413902U JPH0413902U (ja) 1992-02-04
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