JP2509332B2 - 光通信装置 - Google Patents

光通信装置

Info

Publication number
JP2509332B2
JP2509332B2 JP1125421A JP12542189A JP2509332B2 JP 2509332 B2 JP2509332 B2 JP 2509332B2 JP 1125421 A JP1125421 A JP 1125421A JP 12542189 A JP12542189 A JP 12542189A JP 2509332 B2 JP2509332 B2 JP 2509332B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
signal
optical signal
transmission line
wavelength
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1125421A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02304421A (ja
Inventor
秀彰 岡山
一成 浅林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP1125421A priority Critical patent/JP2509332B2/ja
Publication of JPH02304421A publication Critical patent/JPH02304421A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2509332B2 publication Critical patent/JP2509332B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Communication System (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は光通信装置、特に光波長多重通信網を構成
する外部光伝送路に接続して用いて好適な光通信装置に
関する。
(従来の技術) 端末機器、ホストコンピューター等の複数の装置間で
の光信号を送受するため、これら装置間を外部光伝送路
で結合して構成する光通信網の検討が進められており、
例えば文献I:電子情報通信学会 技術研究報告 OQE87
−88にその詳細な説明がなされている。光通信網におけ
る通信方式としては、例えば波長多重通信が検討されて
いる。波長多重通信は、波長多重の複数の光信号を同一
の外部伝送路を用いて伝送するので、伝送路に用いる光
ファイバを有効利用できるという利点がある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら従来は、光波長多重通信網に接続されて
いる複数の光通信装置に対し、それぞれ異なる波長の光
信号を割り当てて光通信を行なうので、複数の光通信装
置の間で同一波長の光信号を共用することはできなかっ
た。
この発明の目的は上述した従来の問題点を解決し、複
数の光通信装置の間で同一波長の光信号を共用すること
ができる光通信装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) この目的の達成を図るため、この発明の光通信装置
は、外部光伝送路は時間的にパケット化された光信号を
波長多重で伝搬し、外部光伝送路から入力した波長多重
の光信号の分波を行なう分波部と、外部光伝送路へ出力
される光信号を増幅する増幅部と、外部光伝送路から入
力した光信号から時間的にパケット化された特定波長の
光信号を消去し及び外部光伝送路へ出力される光信号に
時間的にパケット化された特定波長の光信号を挿入する
交換部と、交換部を制御するための制御部とを備え、交
換部は、消去及び挿入を行なうオン状態及び行なわない
オフ状態の切り換えを自在に行なえる波長フィルタと、
前記挿入を行なうための特定波長の光信号を出力する信
号源とから成る。
そして発信元及び着信元の情報を含むヘッダと通信内
容とを表す入力信号が前記制御部に入力されたときは、
制御部は入力信号に対応する発信制御信号を信号源に対
し出力すると共に波長フィルタをオン状態とし、信号源
は発信制御信号に対応する時間的にパケット化された特
定波長の光信号を出力し、波長フィルタは該信号源から
の時間的にパケット化された特定波長の光信号を、外部
光伝送路へ出力される光信号に挿入する。
さらに制御部が分波部からの光信号を入力し当該光通
信装置を発信元とする時間的にパケット化された特定波
長の光信号を検出したときは、制御部は波長フィルタを
オン状態とし、波長フィルタは当該光通信装置を発信元
とする時間的にパケット化された特定波長の光信号を、
外部光伝送路から入力した光信号から消去する。
(作用) 上述のような構成の光通信装置によれば、分波部は外
部光伝送路から入力した波長多重の光信号の分波を行な
って、外部光伝送路からの波長多重の光信号を波長に応
じて分離し出力する。
また増幅部は外部光伝送路へ出力される光信号を増幅
し、よって光ノード内及び又は光ノード外の光伝送にお
いて生ずる光ロスの補償を行なう。
また交換部は外部光伝送路から入力した光信号から特
定波長の光信号を消去する。この結果、外部光伝送路を
介して相互に結合する装置の間で既に通信済となった情
報を有する光信号を除去することが可能となる。また交
換部は外部光伝送路へ出力される光信号に特定波長の光
信号を挿入する。この結果、新に通信すべき情報を有す
る光信号を外部光伝送路へ出力される光信号に多重化す
ることが可能となる。
また発信元及び着信元の情報を含むヘッダと通信内容
とを表す入力信号が制御部に入力されると、制御部はこ
の入力信号に対応する発信制御信号を出力する。そして
交換部の信号源はこの発信制御信号に対応する時間的に
パケット化された特定波長の光信号を出力し、交換部の
波長フィルタは信号源からの光信号を外部光伝送路を伝
搬する光信号に挿入する。従って外部伝送路を伝搬する
光信号は発信元及び着信元の情報を含み、かつ、時間的
にパケット化されている。これがため、複数の光通信装
置の間で光通信のために同一波長を共用しても、時間的
にパケット化された光信号の発信元及び着信元を区別す
ることにより、発信元及び着信元を混同することなく光
通信を行なえる。
また制御部が当該光通信装置を発信元とする光信号を
検出したときは、波長フィルタは当該光信号を、外部光
伝送路から入力した光信号から消去する。当該光信号を
消去した時間的空き領域は、当該光通信装置もしくは後
段の光通信装置により新たな光信号を挿入するために利
用できる。
(実施例) 以下、図面を参照しこの発明の実施例につき説明す
る。尚、図面はこの発明が理解できる程度に概略的に示
されているにすぎず、従って各構成成分の形状、寸法及
び配設位置を図示例に限定するものではない。
第1図はこの発明の実施例の光通信装置を構成するの
に用いて好適な光ノードの構成を概略的に示す図であ
る。
同図にも示すように、この実施例で用いる光ノード10
は、外部光伝送路は時間的にパケット化された光信号を
波長多重で伝搬し、外部光伝送路から入力した波長多重
の光信号の分波を行なう分波部12と、外部光伝送路へ出
力される光信号を増幅する増幅部14と、外部光伝送路か
ら入力した光信号から時間的にパケット化された特定波
長の光信号を消去し及び外部光伝送路へ出力される光信
号に時間的にパケット化された特定波長の光信号を挿入
する交換部16とを備えて成る。
以下、より詳細にこの光ノード10につき説明する。
光ノード10は、入力ポート181及び出力ポート182を設
けた内部光伝送路18を備え、分岐部20を介して分波部12
を内部光伝送路18と接続し、さらに交換部16及び増幅部
14を内部光伝送路18上に設けた構成を有する。
図示しない外部光伝送路からの光信号Iは、入力ポー
ト181から光ノード10に入力し及び光ノード10から外部
光伝送路へ出力される光信号Oは出力ポート182から出
力する。光信号Iは波長がそれぞれλ、λ、……、
λとなる波長多重の複数の光信号から成る。尚、nは
自然数である。
分岐部20は光信号Iを特定の分岐比で分岐し、例えば
分岐比1:1の1×2Y分岐から成る。分岐部20で分岐した
光信号Iは分波部12に入力し、分波部12は光信号Iを波
長に応じて分波する。分波部12は例えばグレーディング
や干渉膜を用いて構成される分波器或は導波型分波器か
ら成り、波長多重の光信号Iをそれぞれ波長がλ、λ
、……、λの個別の光信号λ、λ、……、λ
に分波する。これら分波された光信号λ、λ、…
…、λは分波部12の出力ポート121、122、……、12n
から次段の回路へと出力する。
増幅部14は例えばレーザダイオード光アンプから成
り、光ノード10内外での光ロス例えば分岐部20でのロス
を補償するため光信号Iを増幅する。
また交換部16は、時間的にパケット化された特定波長
λの光信号λの消去及び挿入を行なうオン状態及び
行なわないオフ状態の切り換えを自在に行なえる波長フ
ィルタ16aと、この挿入を行なうための特定波長λ
信号λを出力する信号源16bとから成る。尚、jは1
≦j≦nの範囲の自然数である。
波長フィルタ16aを例えば非対称方向性結合器型の光
波長フィルタや干渉分岐型の波長フィルタにより、また
信号源16bを例えば可変波長レーザダイオード或は半固
定波長レーザダイオードにより構成する。
第2図に交換部16のより具体的な構成の一例を示す。
同図に示す例は波長フィルタ16aを非対称方向性結合
器型の光波長フィルタとした例であり、この例の波長フ
ィルタ16aは基板161に並設した導波路162及び163とこれ
ら導波路162、163に対して設けた図示しない制御電極と
から成る。導波路162、163の一方及び他方の端部にそれ
ぞれ入力ポート1621、1631及び出力ポート1622、1632を
設ける。
そして導波路162の入力ポート1621及び出力ポート162
2を内部光伝送路18と接続し、導波路162の入力ポート16
31を光源16bと接続する。
このような構成の交換部16では、制御電極に印加する
電圧を任意好適に調整して波長フィルタ16aをオン状態
とするとき、波長フィルタ16aの入力ポート1621に光信
号Iを入力すると、入力ポート1621からの光信号Iから
光信号λが除去(或は消去)され、光信号λは出力
ポート1622から及び光信号λを除く光信号Iは出力ポ
ート1622から出力する。またオン状態にするとき、光信
号Iを入力ポート1621に入力すると共に信号源16bから
の光信号λを入力ポート1631に入力すると、信号源16
bからの光信号λを光信号Iに多重化(或は挿入)で
きる。
上述の例では、入力ポート181側から順次に分波部1
2、増幅部14及び交換部16を内部光伝送路18と接続した
が、これら接続順序を任意好適に変更でき、例えば入力
ポート181側から順次に16、14、12と接続したり或は1
2、16、14と接続したりしてもよい。また交換部の具体
的な構成も上述のものに限定されず任意好適に変更でき
る。
次に上述した光ノード10を用いて構成したこの実施例
の光通信装置につき説明する。第3図はこの実施例の光
通信装置の構成を示す図である。
同図に示す光通信装置23は、光ノード10及び制御部28
を備える。光ノード10は分波部12、増幅部14及び交換部
16を備え、交換部16は波長フィルタ16a及び信号源16bか
ら成る。制御部28は交換部16を制御するためのものであ
る。
発信元及び着信元の情報を含むヘッダと通信内容とを
表す入力信号が制御部28に入力されたときは、制御部28
はこの入力信号に対応する発信制御信号を信号源16bに
対し出力すると共に波長フィルタ16aをオン状態とし、
信号源16bは発信制御信号に対応する時間的にパケット
化された特定波長λの光信号λを出力し、波長フィ
ルタ16aは信号源16bからの時間的にパケット化された特
定波長λの光信号λを、外部光伝送路へ出力される
光信号に挿入する。
さらに制御部28が分波部12からの光信号を入力し当該
光通信装置23を発信元とする時間的にパケット化された
特定波長λの光信号λを検出したときは、制御部28
は波長フィルタ16aをオン状態とし、波長フィルタ16aは
当該光通信装置23を発信元とする時間的にパケットン化
された特定波長λの光信号λを、外部光伝送路から
入力した光信号から消去する。
ここでは光通信装置23は、光ノード10、遅延部26、制
御部28、出力部30及び入力部32から成る。光ノード10の
入力ポート181及び出力ポート182をそれぞれ外部光伝送
路24に接続する。
同図にも示すようにこの例では、分波部12及び交換部
16の間に遅延部26を設け、分波部12の出力ポート121〜1
2nを制御部28と接続する。制御部28には、出力部30(例
えばディスプレイ装置、プリンタ)、入力部32(例えば
キーボード)、波長フィルタ16a及び信号源16bをそれぞ
れ接続する。
そして光ノード10の入力ポート181及び出力ポート182
をそれぞれ外部光伝送路24に接続する。外部光伝送路24
は、時間的にパケット化された光信号Iを、伝搬する。
光通信に当り、オペレータは発信元、着信元等の情報
を含むヘッダと通信内容とを表す入力信号Nを入力部32
を介し制御部28に入力する。
制御部28は、入力信号Nに基づいてヘッダと通信内容
とに対応する制御信号Sを信号源16bに対し出力し、こ
れと共に波長フィルタ16aをオン状態となるように制御
する。
信号源16aは制御信号Sに対応する時間的にパケット
化された特定波長λの光信号λを出力し、この光信
号λがオン状態の波長フィルタ16aを介し入力ポート1
81からの光信号Iに多重化(挿入)される。
一方、分波部12は入力ポート181からの光信号Iを個
々の光信号λ〜λに分波し、分波した個々の光信号
を出力する。
制御部28は分波部181から個々の光信号Iを入力し個
々の光信号のヘッダを読取る。そしてヘッダの読取り結
果に基づき当該光通信装置23を着信先とする時間的にパ
ケット化された特定波長λの光信号λを検出した場
合には、当該光信号λに対応する制御信号Dを出力す
る。出力部30は制御信号Dを入力すると、制御信号Dに
基づく当該光信号λの通信内容を出力し例えばディス
プレイ表示したり、プリントアウトしたりする。
また制御部28は、ヘッダの読取りによって当該光通信
装置23を発信元とする時間的にパケット化された特定波
長λの光信号λを検出すると、このときの光信号λ
を不要な光信号として消去するために、波長フィルタ
16aをオン状態となるように制御する。遅延部26は、不
要な光信号λのパケットが波長フィルタ16aのオン状
態のとき波長フィルタ16aを通過するように、光信号の
伝送を遅延させる。
ヘッダに基づいて特定のパケットの光信号を消去する
と共に新たな通信内容を特定のパケットの光信号として
挿入すれば、特定パケットの光信号の書換えを行なえ
る。
第4図(A)〜(C)は上述の光通信装置23を用いて
構成した光通信網の例を示す図である。第4図において
261、262、263及び281、282、283は上述の装置23と同様
の構成を有する光通信装置であり、第4図(A)にあっ
ては装置261〜262を及び第4図(B)においては装置26
1〜262を外部光伝送路24を介して結合し閉ループの光通
信網を構成している。
装置261、281は光信号λを、装置262、282は光信号
λを、及び装置263、283は光信号λを送信するもの
とする。
例えば第4図(A)にも示すように装置261が光信号
λを出力する場合の光通信を考える。光信号λは光
信号Iに多重化されて外部光伝送路24を伝搬し装置26
2、263に順次に入力し、そして閉ループの通信網を一周
したのち発信元の装置261に戻る。装置262、263ではヘ
ッダを読取り、この読取り結果に応じて動作する。閉ル
ープの通信網を一周して装置261に戻った光信号λ
不要となるので、装置261によって閉ループの通信網上
から排除される。装置262、263が光信号を出力する場合
も装置261の場合と同様にして光通信が行なえる。
第4図(B)は、複数の光通信装置において例えば装
置261、281において、同一の波長の光信号を共用するよ
うにした光通信網の例である。パケット方式の光通信で
は、ヘッダが発信元及び着信元の情報を有するので、光
通信装置はヘッダに基づいて共用波長の光信号をいずれ
の装置が用いているかを判別しこの判別結果に応じて光
信号の消去、挿入(書込み)及び書換えを行なえ、従っ
て光信号を複数の光通信装置において共用できる。光信
号の共用によって、波長の有効利用が行なえ、効率的な
光通信を行なえる。
第4図(C)に示す例は、第一及び第二の閉ループ光
通信網を、これら通信網の任意好適な1又は複数の箇所
において、ループバック光スイッチを介して結合した例
である。結合箇所におけるループ光スイッチの光路切換
えによって、光信号の伝搬経路を第一の通信網から第二
の通信網へ或は第二の通信網から第一の通信網へ変更で
きる。好ましくは、第一及び第二の光通信網の結合箇所
を偶数個とするのがよい。
例えば図示の例では、結合箇所を6箇所とし6個のル
ープ光スイッチを用いており、第一の閉ループ光通信網
を構成する光通信装置及び外部光伝送路に符号541、54
2、543及び561、562、……、569を付し、また第二の閉
ループ光通信網を構成する光通信装置及び外部光伝送路
に符号581、582、583及び601、602、……、609を付し、
さらにループバック光スイッチに符号621、622、……、
626を付して示した。図中、第一及び第二の閉ループの
光通信網を構成する外部光伝送路561〜569及び601〜609
を、一点鎖線及び二点鎖線で示す。光通信装置541〜54
3、581〜583は上述の装置23と同様の構成を有する。
図からも理解できるように、ループバック光スイッチ
621〜626による光路切換えを任意好適に行なうことによ
って、第一及び第二通信網の通信装置541〜543及び581
〜583間での光通信を行なえる。さらにこれに加えルー
プバック光スイッチ621〜626による光路切換えを任意好
適に行なうことによって、第一或は第二通信網の光路上
で断線を生じた場合でも、断線箇所を避けるように光信
号を迂回或は折り返して第一及び又は第二通信網におけ
る光通信を支障なく行なうことができる。
例えば図において×印で示す地点A或はBで断線を生
じた場合には外部光伝送路569或は609を第一及び第二通
信網において共用するようにすれば断線箇所A或はBを
迂回できる。また地点A及びBの双方で断線を生じた場
合には、ループバック光スイッチ621を介して光信号I
を外部光伝送路561から601へ或は外部光伝送路601から5
61へ折り返すことによって、またループバック光スイッ
チ626を介して光信号Iを外部光伝送路608から568へ或
は外部光伝送路568から608へ折り返すことによって、光
通信を支障なく行なえる。
第5図はこの発明の実施例の光通信装置を構成するの
に用いて好適な光ノードの他の構成を概略的に示す図で
ある。
同図に示す光ノード34は、バイパス光スイッチ36、38
とバイパス伝送路40、42、44を備えている点が第一実施
例と異なる他は、第一実施例と同様の構成を有する。以
下の説明では、主として第一実施例と相違する点につき
説明し第一実施例と同様の点については詳細な説明を省
略する。
この光ノード34では、入力ポート181と少なくとも構
成成分12、14、16との間の内部光伝送路18上にバイパス
光スイッチ36を設け、同様に出力ポート182と少なくと
も構成成分12、14、16との間の内部光伝送路18上にバイ
パススイッチ38を設ける。これら光スイッチ36、38とし
て例えば2×2光スイッチを用いる。
各光スイッチ36、38の一方の入力ポート及び一方の出
力ポートを内部光伝送路18と接続し、光スイッチ36の他
方の入力ポートをバイパス伝送路42と接続し、光スイッ
チ36の他方の出力ポート及び光スイッチ38の他方の入力
ポートをバイパス伝送路40を介して接続し、さらに光ス
イッチ38の他方の出力ポートをバイパス伝送路44と接続
する。バイパス伝送路42及び44にそれぞれ入力ポート42
1及び出力ポート422を設ける。
通常は、入力ポート181からの光信号Iが光スイッチ3
6、内部光伝送路18及び光スイッチ38を順次に経て出力
ポート182から出力するように、光スイッチ36、38の動
作状態を例えばクロス状態に制御する。
光スイッチ36、38の間の構成成分20、12、14、16(第
一実施例の光ノード10に相当する部分)に故障が生じた
場合には、入力ポート181からの光信号Iが光スイッチ3
6、バイパス伝送路40及び光スイッチ38を順次に経て出
力ポート182から出力するように、光スイッチ36、38の
動作状態を例えばバー状態に制御する。この結果、例え
ば第4図にも示すような閉ループの光通信網において光
ノード34が故障した場合でも、故障を生じた光ノード34
を光スイッチ36、38及びバイパス伝送路40によって外部
伝送路24から切り離すことができ、従って光通信網の全
システムの作動を停止せずに故障の生じていない残りの
光ノード34を用いて光通信を行なえる。
故障した光ノード34の動作試験では、入力ポート421
から光信号を入力し出力ポート441から出力される光信
号をモニターすればよい。
第6図はこの発明の実施例の光通信装置を構成するの
に用いて好適な光ノードの他の構成を概略的に示す図で
ある。
同図に示す光ノード46は、バイパス光スイッチ48とバ
イパス伝送路50、52を備えている点が第一実施例と異な
る点は、第一実施例と同様の構成を有する。以下の説明
では、主といて第一実施例と相違する点につき説明し第
一実施例と同様の点については詳細な説明を省略する。
この光ノード46では、光スイッチ48を例えば2×2光
スイッチとし、内部光伝送路18の一方及び他方の端部を
光スイッチ48の一方の入力ポート及び一方の出力ポート
と接続し、光スイッチ48の他方の入力ポートを伝送路50
と及び他方の出力ポートを伝送路52と接続する。そして
伝送路50及び52にそれぞれ光ノード46の入力ポート501
及び出力ポート521を設ける。
通常は、入力ポート501からの光信号Iがバイパス伝
送路50、光スイッチ48、内部伝送路18、バイパス伝送路
52を順次に経て出力ポート521から出力するように、光
スイッチ48の動作状態を例えばクロス状態に制御する。
構成成分20、12、14、16(第一実施例の光ノード10に
相当する部分)に故障が生じた場合には、入力ポート50
1からの光信号Iがバイパス伝送路50、光スイッチ48及
びバイパス伝送路52を順次に経て出力ポート521から出
力するように、光スイッチ48の動作状態を例えばバー状
態に制御する。
この光ノード4でも前述の光ノード34と同様、例えば
第4図に示すような閉ループを構成する光通信網におい
て光ノード46が故障した場合でも、故障を生じた光ノー
ド46を外部伝送路24から切り離すことができ、従って光
通信網の全システムの作動を停止せずに故障の生じてい
ない残りの光ノード46を用いて光通信を行なえる。
この発明は上述した実施例にのみ、限定されるもので
はなく、従って各構成成分の配設位置、配設個数、構
成、動作、接続関係、寸法、形状及び数値的条件を任意
好適に変更できる。
(発明の効果) 上述した説明からも明らかなように、この発明の光通
信装置によれば、発信元及び着信元の情報を含むヘッダ
と通信内容とを表す入力信号が制御部に入力されると、
制御部はこの入力信号に対応する発信制御信号を出力す
る。そして交換部の信号源はこの発信制御信号に対応す
る時間的にパケット化された特定波長の光信号を出力
し、交換部の波長フィルタは信号源からの光信号を外部
光伝送路を伝搬する光信号に挿入する。従って外部伝送
路を伝搬する光信号は発信元及び着信先の情報を含み、
かつ、時間的にパケット化されている。その結果、複数
の光通信装置の間で光通信のために同一波長の光信号を
共用しても、時間的にパケット化された光信号の発信元
及び着信先を区別することにより、発信元及び着信先を
混同することなく光通信を行なえる。
また制御部が当該光通信装置を発信元とする光信号を
検出したときは、波長フィルタは当該光信号を、外部光
伝送路から入力した光信号から消去する。当該光信号を
消去した時間的空き領域は、当該光通信装置もしくは後
段の光通信装置により新たな光信号を挿入するために利
用できる。
従って波長多重の光通信において、同一波長の光信号
を共用しても、発信元及び着信先を混同することなく光
通信を行なえ、しかも光信号を消去して出来た時間的空
き領域は、新たな光信号を挿入するために利用できるの
で、波長多重の光通信の通信容量を大きくできる光通信
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の光通信装置を構成するのに
用いて好適な光ノードの構成を概略的に示す図、 第2図は交換部の具体的な構成の一例を示す図、 第3図はこの発明の実施例の光通信装置の構成を概略的
に示す図、 第4図(A)〜(C)はこの発明の実施例の光通信装置
を用いて構成した光通信網の例を概略的に示す図、 第5図はこの発明の実施例の光通信装置を構成するのに
用いて好適な光ノードの構成を概略的に示す図、 第6図はこの発明の実施例の光通信装置を構成するのに
用いて好適な光ノードの構成を概略的に示す図である。 10、34、46……光ノード 12……分波部、14……増幅部 16……交換部、16a……波長フィルタ 16b……信号源、23……光通信装置 24……外部光伝送路、28……制御部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部光伝送路は時間的にパケット化された
    光信号を波長多重で伝搬し、該外部光伝送路から入力し
    た波長多重の光信号の分波を行なう分波部と、 前記外部光伝送路へ出力される光信号を増幅する増幅部
    と、 前記外部光伝送路から入力した光信号から時間的にパケ
    ット化された特定波長の光信号を消去し及び前記外部光
    伝送路へ出力される光信号に時間的にパケット化された
    特定波長の光信号を挿入する交換部と、 該交換部を制御するための制御部とを備え、 前記交換部は、前記消去及び挿入を行なうオン状態及び
    行なわないオフ状態の切り換えを自在に行なえる波長フ
    ィルタと、前記挿入を行なうための特定波長の光信号を
    出力する信号源とから成り、 発信元及び着信元の情報を含むヘッダと通信内容とを表
    す入力信号が前記制御部に入力されたときは、 制御部は該入力信号に対応する発信制御信号を信号源に
    対し出力すると共に波長フィルタをオン状態とし、 信号源は該発信制御信号に対応する時間的にパケット化
    された特定波長の光信号を出力し、 波長フィルタは該信号源からの時間的にパケット化され
    た特定波長の光信号を、前記外部光伝送路へ出力される
    光信号に挿入し、 さらに制御部が前記分波部からの光信号を入力し当該光
    通信装置を発信元とする時間的にパケット化された特定
    波長の光信号を検出したときは、 制御部は波長フィルタをオン状態とし、 波長フィルタは当該光通信装置を発信元とする時間的に
    パケット化された特定波長の光信号を、前記外部光伝送
    路から入力した光信号から消去して成ることを特徴とす
    る光通信装置。
JP1125421A 1989-05-18 1989-05-18 光通信装置 Expired - Lifetime JP2509332B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1125421A JP2509332B2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 光通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1125421A JP2509332B2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 光通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02304421A JPH02304421A (ja) 1990-12-18
JP2509332B2 true JP2509332B2 (ja) 1996-06-19

Family

ID=14909689

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1125421A Expired - Lifetime JP2509332B2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 光通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2509332B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7076163B2 (en) * 2002-03-27 2006-07-11 Fujitsu Limited Method and system for testing during operation of an open ring optical network
JP4707399B2 (ja) * 2004-07-30 2011-06-22 富士通株式会社 光分岐挿入装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55120237A (en) * 1979-03-08 1980-09-16 Toshiba Corp Loop system optical communication system
JPS62102635A (ja) * 1985-10-29 1987-05-13 Nec Corp 光通信システム
JPS62293833A (ja) * 1986-06-12 1987-12-21 Fujitsu Ltd 光入出力装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02304421A (ja) 1990-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6069719A (en) Dynamically reconfigurable optical add-drop multiplexers for WDM optical communication systems
US6782210B1 (en) Optical packet routing network system based on optical label switching technique
US6532089B1 (en) Optical cross-connect, method of switching over optical path, optical ADM, and optical cross-connect network system
US7136586B2 (en) Optical communication system
JPH0983495A (ja) 光adm装置
KR20040005841A (ko) 다양한 데이터 포맷을 지원하는 채널을 가진 파장분할다중화 광 통신 시스템
JPH04326334A (ja) 光子相互接続スイッチ
US20020054406A1 (en) Bidirectional WDM optical communication network with optical bridge between bidirectional optical waveguides
US6647163B2 (en) Optical memory apparatus and method
JP3335081B2 (ja) パケット通信を行なうネットワークシステムにおいて用いるノード装置、それを用いるネットワークシステム及びそこで用いる通信方法
US6744986B1 (en) Tunable wavelength add/drop multiplexer based on integrated optic devices
JP2509332B2 (ja) 光通信装置
JP3416900B2 (ja) 波長分割型光通話路
JP3863134B2 (ja) 光回線分配システム
JPH11275616A (ja) 海底通信システムのための再構成可能分岐ユニット
JP4209087B2 (ja) 光アッド/ドロップ装置
JP2000004460A (ja) 光通信ノードおよび光通信ネットワーク
US6288812B1 (en) Bidirectional WDM optical communication network with optical bridge between bidirectional optical waveguides
JP3437334B2 (ja) ネットワークシステムでの接続情報登録方法及び該接続情報登録方法を用いるネットワークシステム
US6616348B1 (en) Method and optical communication network for bidirectional protection protocols
JP2005168026A (ja) 光相互接続カプラ
JPH11243564A (ja) 光クロスコネクト装置
JP3428781B2 (ja) 複数のチャネルを介してノード装置間の通信が行われるネットワークシステムのパケット放送方法
JPH09102991A (ja) Add/drop方法と同期方法
JPH11344638A (ja) 光ネットワ―クのためのリング・カプラ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080416

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100416

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100416

Year of fee payment: 14