JP2509296B2 - ドア掛けロックの施解錠装置 - Google Patents

ドア掛けロックの施解錠装置

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JP2509296B2 JP63128285A JP12828588A JP2509296B2 JP 2509296 B2 JP2509296 B2 JP 2509296B2 JP 63128285 A JP63128285 A JP 63128285A JP 12828588 A JP12828588 A JP 12828588A JP 2509296 B2 JP2509296 B2 JP 2509296B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、手動操作によりドア掛けロックのチェー
ンによる施錠を解除するようにしたドア掛けロックの施
解錠装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のドア掛けロックに使用するチェーンは、手紙や
印鑑等の受け渡しができる程度に開扉し、不特定の外来
者が来たときは相手を確かめた上でチェーンを外すが、
押し売り等の場合はチェーンを掛けたままの状態にして
不法侵入を防止する単一の機能を有するものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、扉の施前を施錠せずにチェーンだけで施錠
しているときは、外部から扉を開けると、チェーンの長
さに対応した隙間だけ扉が開き、不用心であるという問
題点があった。
すなわち、扉の隙間からのぞかれたり、危険なものを
投げ込まれたり、あるいはチェーンを切断されて不法侵
入されるのを阻止することができない等の問題点があっ
た。
この発明は、上記の問題点を解決するためになされた
もので、チェーンにより扉を施錠状態に保持でき、かつ
手動操作によってチェーンの施錠状態を解除できるよう
にしたドア掛けロックの施解錠装置を得ることを目的と
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明にかかるドア掛けロックの施解錠装置は、扉
枠側に、チェーンの一端側のリンクを常時係止する係止
軸と、この係止軸を固定するケースとを備えた扉枠側錠
と、一方、扉側に、扉の閉鎖時に、チェーンの中間部の
所要箇所のリンクを係合することにより係止軸に係合し
たリンクとの間のチェーンを張架せしめ、かつチェーン
の他端側のリンクを係合し、さらに中間部の所要箇所の
リンクを離脱した後、引き上げによりチェーンの他端側
のリンクを離脱可能にする係合軸を備えた扉側錠を取り
付けたものである。
また、係合軸に係合部を形成し、係合軸が引き上げら
れたとき、係合部に係合して係合軸の下降を阻止するば
ねを扉側錠に設けることが効果的である。
〔作用〕
この発明においては、ドア掛けロックのチェーンの一
端側を扉枠側錠のケースに固定された係止軸に常時係合
されており、ドア掛けロックの施解錠は扉側錠の係合軸
で操作する。このため、扉の錠前により施錠しなくても
ドア掛けロックのチェーンで扉を施錠状態にすることが
できる。また、ドア掛けロックが施錠状態であっても、
扉側錠の係合軸を引き上げることにより、チェーンの他
端側のリンクが扉側錠から離脱するので、チェーンの係
合を解除することができる。また、扉側錠の係合軸が引
き上げられたときは、係合軸に形成された係合部にばね
が係合するので係合軸の下降を阻止する。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示す正面図、第2図
は、第1図のI−I線による側断面図、第3図(a)〜
(d)は、第1図の扉側錠を示すもので、第3図(a)
は側面図、第3図(b)は底面図、第3図(c)は背面
図、第3図(d)は、第3図(c)のII−II線による側
断面図である。
これらの図において、101は扉枠、102は扉、1はドア
掛けロックの全体を示す。2は前記ドア掛けロック1を
構成するチェーン、3は前記チェーン2のリンクであ
る。
扉枠101において、11は扉枠側錠、12はケース、13は
係止軸、14は前記係止軸13の押え板、15は前記押え板14
をケース12に取り付けるねじである。
扉102において、21は扉側錠、22はケース、23は前記
チェーン2の中間部2bおよび他端側2cのリンク3を係合
する係合軸で、その詳細を第4図(a),(b)に示
す。第4図において、23aは前記係合軸23の案内溝、23b
は係合溝、23cは係合部、24は押え板、25は前記係合軸2
3の係合溝23bに係合するばね、26は前記押え板24をケー
ス22に取り付けるねじ、27は前記係合軸23の案内溝23a
と係合するねじ、28は前記ねじ25をケース22に取り付け
るねじ、29は前記ケース12を扉枠101に、ケース22を扉1
02に取り付けるねじである。
次に、動作について説明する。
扉枠側錠11はチェーン2の一端側2aのリンク3を係脱
することなく、常時係合した状態に保持するものであ
り、チェーン2の係脱は扉102側で手動操作により行う
ものである。
次に、チェーン2の中間部2bのリンク3を係合軸23の
上部に係合すれば、チェーン2は第1図に示すように張
架された状態になり、扉102の錠前(図示せず)を施錠
しなくても扉102が閉鎖され開けることができない。
また、チェーン2の中間部2bのリンク3を係合軸23か
ら外せば、第5図に示す状態になり、従来と同様に扉10
2を少し開けることができる。
また、チェーン2の他端側2cのリンク3を係合軸23の
係合から解除するには、第6図(a)に示すように、リ
ンク3でばね25を押圧して、ばね25の係合溝23bとの係
合を解除し、次いで、第6図(b)に示すように、係合
軸23の上部を把持して引き上げることにより、リンク3
が離脱して扉102を全面的に開放することができる。
次に、チェーン2の他端側2cのリンク3を扉側錠21に
係合する場合について説明する。
まず、係合軸23が第3図(d)に示すように下降した
位置にある場合(このときリンク3は係合されていな
い)は、係合軸23の脇からばね25を押圧して係合溝23b
との係合を解除した後、係合軸23を把持して上昇させる
と、ばね25の復元力によりばね25が係合軸23の係合部23
cに当接するので、係合軸23は下降することなく上昇し
た位置を保持することができる。次いで、チェーン2の
他端側2cのリンク3を扉側錠21に挿入してからばね25を
押圧すると、係合部23cとの係合が解除されて下降し、
第3図(a)に示すように、リンク3に係合するので、
チェーン2は第5図に示す状態になる。
また、係合軸23が第6図(a)に示すように上昇した
位置にある場合にリンク3を係合するには、リンク3で
ばね25を押圧して係合溝23bとの係合を解除すれば、係
合軸23は自重により降下してリンク3と係合する。
また、二方向避難ができないホテルまたは住宅等にお
いて、チェーン2が第1図の状態にあって外部からドア
掛けロック1の解錠を必要とする場合は、扉102を2人
以上の力で引張ると、係合軸23が折れて(そのような強
度にあらかじめ設計しておく)第5図の状態になるので
扉102を開けてその隙間からチェーン2を切断すること
ができる。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明は、扉枠側にチェーンの
一端側のリンクを常時係止する係止軸と、この係止軸を
固定するケースとを備えた扉枠側錠と、一方、扉側に、
扉の閉鎖時に、チェーンの中間部の所要箇所のリンクを
係合することにより係止軸に係合したリンクとの間のチ
ェーンを張架せしめ、かつチェーンの他端側のリンクを
係合し、さらに中間部の所要箇所のリンクを離脱した
後、引き上げによりチェーンの他端側のリンクを離脱可
能にする係合軸を備えた扉側錠を取り付けたので、ドア
掛けロックの部品点数を少なくすることができるため、
安価なドア掛けロックが得られる利点を有する。
また、係合軸に係合部を形成し、係合軸が引き上げら
れたとき、係合部に係合して係合軸の下降を阻止するば
ねを扉側錠に設けたので、扉枠側錠の施解錠操作が容易
にできる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す正面図、第2図は、
第1図のI−I線による側断面図、第3図(a)〜
(d)は、第1図の扉側錠を示すもので、第3図(a)
は側面図、第3図(b)は底面図、第3図(c)は背面
図、第3図(d)は、第3図(c)のII−II線による側
断面図、第4図(a),(b)は、第3図の係合軸を示
す側面図と背面図、第5図は、第1図のチェーンの中間
部のリンクを係合軸から外した状態を示す正面図、第6
図(a),(b)は扉側錠の動作を示す図である。 図中、101は扉枠、102は扉、1はドア掛けロック、2は
チェーン、2aは一端側、2bは中間部、2cは他端側、3は
リンク、11は扉枠側錠、12,22はケース、13は係止軸、2
1は扉側錠、23は係合軸、23aは案内溝、23bは係合溝、2
3cは係合部、25はばねである。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉枠側に、チェーンの一端側のリンクを常
    時係止する係止軸と、この係止軸を固定するケースとを
    備えた扉枠側錠と、一方、扉側に、扉の閉鎖時に、前記
    チェーンの中間部の所要箇所のリンクを係合することに
    より前記係止軸に係合したリンクとの間のチェーンを張
    架せしめ、かつ前記チェーンの他端側のリンクを係合
    し、さらに前記中間部の所要箇所のリンクを離脱した
    後、引き上げにより前記チェーンの他端側のリンクを離
    脱可能にする係合軸を備えた扉側錠を取り付けたことを
    特徴とするドア掛けロックの施解錠装置。
  2. 【請求項2】係合軸に係合部を形成し、前記係合軸が引
    き上げられたとき、前記係合部に係合して前記係合軸の
    下降を阻止するばねを扉側錠に設けたものである請求項
    (1)記載のドア掛けロックの施解錠装置。
JP63128285A 1988-05-27 1988-05-27 ドア掛けロックの施解錠装置 Expired - Lifetime JP2509296B2 (ja)

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