JP2509123Y2 - 釣り竿用リ―ル取付具 - Google Patents
釣り竿用リ―ル取付具Info
- Publication number
- JP2509123Y2 JP2509123Y2 JP1993019137U JP1913793U JP2509123Y2 JP 2509123 Y2 JP2509123 Y2 JP 2509123Y2 JP 1993019137 U JP1993019137 U JP 1993019137U JP 1913793 U JP1913793 U JP 1913793U JP 2509123 Y2 JP2509123 Y2 JP 2509123Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reel
- fishing rod
- fishing
- mounting
- line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は釣り竿の糸案内と同じ面
に釣り竿用リールを取付けるための釣り竿用リール取付
具に関する。
に釣り竿用リールを取付けるための釣り竿用リール取付
具に関する。
【0002】
【従来の技術】釣り竿用リールを釣り竿に取付けた従来
の状態を図4に示し、この状態を以下に説明する。この
取付けに際しては、釣り竿1に予め設けられているリー
ル取付部材2を釣り竿1の上面側とする。
の状態を図4に示し、この状態を以下に説明する。この
取付けに際しては、釣り竿1に予め設けられているリー
ル取付部材2を釣り竿1の上面側とする。
【0003】そして、釣り竿用のリール3(以下、単に
リールと言う)には、その下面側に予め釣り竿1の前記
リール取付部材2に取付けて固定できる細長い断面円弧
形の取付部4が設けられていて、この取付部4をリール
取付部材2に装着して固定する。
リールと言う)には、その下面側に予め釣り竿1の前記
リール取付部材2に取付けて固定できる細長い断面円弧
形の取付部4が設けられていて、この取付部4をリール
取付部材2に装着して固定する。
【0004】釣り竿1には、リール取付部材2と同じ側
に、リール3から導出された釣り糸7を導出するための
糸案内6が設けられており、リール3から導出された釣
り糸7は、この糸案内6を通して先端の釣針を水中に沈
めるようになっている。
に、リール3から導出された釣り糸7を導出するための
糸案内6が設けられており、リール3から導出された釣
り糸7は、この糸案内6を通して先端の釣針を水中に沈
めるようになっている。
【0005】このように釣り竿1に取り付けられたリー
ル3は、そのハンドル5が釣り竿1の基端側から見て右
側となり、右手でハンドル5を回して導出された釣り糸
をリール3に巻き取ることができるものである。
ル3は、そのハンドル5が釣り竿1の基端側から見て右
側となり、右手でハンドル5を回して導出された釣り糸
をリール3に巻き取ることができるものである。
【0006】尚、図中符号8は、釣り糸7が巻かれてい
る釣り糸リール9の回転、停止を操作するためのストッ
パ解除ボタンにして、釣り竿1を持っている手の親指で
押し下げることにより、ストッパが解除されて釣り糸7
の引き出しが抵抗なく行われるようになるものである。
る釣り糸リール9の回転、停止を操作するためのストッ
パ解除ボタンにして、釣り竿1を持っている手の親指で
押し下げることにより、ストッパが解除されて釣り糸7
の引き出しが抵抗なく行われるようになるものである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】このようにリール3が
取り付けられている釣り竿1は、重量の大きなリール3
が釣り竿1の上面側に位置するために、置き竿をした場
合に、リール3の重量によって釣り竿1が反転し、リー
ル3が釣り竿1の下面側となってしまう恐れがある。
取り付けられている釣り竿1は、重量の大きなリール3
が釣り竿1の上面側に位置するために、置き竿をした場
合に、リール3の重量によって釣り竿1が反転し、リー
ル3が釣り竿1の下面側となってしまう恐れがある。
【0008】このようにリール3が釣り竿1の下側にな
ってしまうと、釣り糸を巻き取る際には釣り竿1を正常
な位置に戻した後にハンドル5の操作をしなければなら
ないため、当たりの時期を逃してしまったり、釣り竿1
を何回も回転している内に釣り糸7が竿の先端で絡みつ
いてしまったりする。
ってしまうと、釣り糸を巻き取る際には釣り竿1を正常
な位置に戻した後にハンドル5の操作をしなければなら
ないため、当たりの時期を逃してしまったり、釣り竿1
を何回も回転している内に釣り糸7が竿の先端で絡みつ
いてしまったりする。
【0009】また、糸案内6はリール3との関係から、
釣り竿1の上面側に取付けられているが、釣り糸7は釣
り竿1の先端の糸案内6を通過した後に下方に垂れるた
め、この先端糸案内6で釣り糸7が絡みつくという問題
が多発した。
釣り竿1の上面側に取付けられているが、釣り糸7は釣
り竿1の先端の糸案内6を通過した後に下方に垂れるた
め、この先端糸案内6で釣り糸7が絡みつくという問題
が多発した。
【0010】本考案は前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、置き竿状態において
釣り竿の反転の恐れをなくすと共に、先端糸案内におい
て釣り糸の絡みつきを防止できる釣り竿用リール取付具
を提供せんとするにある。
もので、その目的とするところは、置き竿状態において
釣り竿の反転の恐れをなくすと共に、先端糸案内におい
て釣り糸の絡みつきを防止できる釣り竿用リール取付具
を提供せんとするにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案の釣り竿用リール
取付具は前記目的を達成せんとするもので、その手段は
釣り竿のリール取付部材に対して着脱自在に取り付けら
れる装着部と、該装着部と対向する位置にリールの釣り
竿への取付部が着脱自在に取り付けられる固着部材と、
前記装着部と固着部材を連結しリールを囲繞すべく略々
コの字型をしている垂下アームとから構成したものであ
る。
取付具は前記目的を達成せんとするもので、その手段は
釣り竿のリール取付部材に対して着脱自在に取り付けら
れる装着部と、該装着部と対向する位置にリールの釣り
竿への取付部が着脱自在に取り付けられる固着部材と、
前記装着部と固着部材を連結しリールを囲繞すべく略々
コの字型をしている垂下アームとから構成したものであ
る。
【0012】
【作用】本考案の釣り竿用リール取付具は、リールに設
けられている取付部を本考案の釣り竿用リール取付具の
固着部材に固定し、釣り竿用リール取付具の装着部を釣
り竿のリール取付部材に取付けことによって、リールは
釣り竿における糸案内と同じ面に取付けられる。すなわ
ち、従来とは釣り竿に対して180度反対面に取付けら
れる。
けられている取付部を本考案の釣り竿用リール取付具の
固着部材に固定し、釣り竿用リール取付具の装着部を釣
り竿のリール取付部材に取付けことによって、リールは
釣り竿における糸案内と同じ面に取付けられる。すなわ
ち、従来とは釣り竿に対して180度反対面に取付けら
れる。
【0013】従って、本考案の釣り竿用リール取付具で
もって従来から使用されているリールを釣り竿の下側に
取付ることができ、重心の関係からして釣り竿が反転す
る恐れがなくなると共に、釣り糸が釣り竿先端の糸案内
部分で絡んだりすることがなく、しかも、この状態にお
いて、ストッパ解除ボタンの操作も正常に行えるもので
ある。
もって従来から使用されているリールを釣り竿の下側に
取付ることができ、重心の関係からして釣り竿が反転す
る恐れがなくなると共に、釣り糸が釣り竿先端の糸案内
部分で絡んだりすることがなく、しかも、この状態にお
いて、ストッパ解除ボタンの操作も正常に行えるもので
ある。
【0014】
【実施例】次に、本考案の実施の一例を、図1の釣り竿
に取り付けた状態、図2のリールに取り付けた状態、更
には図3の実施例の側面図について、以下に説明する。
この実施例において用いられるリール3としては、従来
からのリール3がそのまま用いられる。
に取り付けた状態、図2のリールに取り付けた状態、更
には図3の実施例の側面図について、以下に説明する。
この実施例において用いられるリール3としては、従来
からのリール3がそのまま用いられる。
【0015】そして、釣り竿1とリール3とを接続する
本実施例の釣り竿用リール取付具としては、釣り竿1に
取り付ける装着部10を上端に、リール3が取り付けら
れる固着部材11を下端に設けた垂下アーム12が一体
として形成されている。
本実施例の釣り竿用リール取付具としては、釣り竿1に
取り付ける装着部10を上端に、リール3が取り付けら
れる固着部材11を下端に設けた垂下アーム12が一体
として形成されている。
【0016】前記装着部10は、リール3に設けられて
いる取付部4と同形状に形成され、即ち断面円弧形に形
成された細長い板状とされており、又固着部材11とし
ては、釣り竿1に設けられていて、リール3の取付部4
を取り付けることができるリール取付部材2と同形状、
同仕様に形成されている。
いる取付部4と同形状に形成され、即ち断面円弧形に形
成された細長い板状とされており、又固着部材11とし
ては、釣り竿1に設けられていて、リール3の取付部4
を取り付けることができるリール取付部材2と同形状、
同仕様に形成されている。
【0017】また、垂下アーム12としては、装着部1
0から一旦下降した後、横方向に伸びる側方部12a、
該側方部12aの終端から下側に伸びる垂直部12b、
さらには垂直部12bの下端から装着部10の下側に向
かって側方に伸びる戻り部12cで全体が略々コの字状
に形成されており、戻り部12cの終端は、装着部10
と対向する平行な固着部材11となっている。
0から一旦下降した後、横方向に伸びる側方部12a、
該側方部12aの終端から下側に伸びる垂直部12b、
さらには垂直部12bの下端から装着部10の下側に向
かって側方に伸びる戻り部12cで全体が略々コの字状
に形成されており、戻り部12cの終端は、装着部10
と対向する平行な固着部材11となっている。
【0018】また釣り竿用リール取付具に一般に使用さ
れているリール3を取付けるには、従来のリール3の取
付部4を釣り竿1の取付部材2に取付けるのと同様にし
て、リールと取付部4を釣り竿用リール取付具の固着部
材11に、リール3の後ろ側から見てハンドル5が垂下
アーム12の右側に位置するように取り付ける。
れているリール3を取付けるには、従来のリール3の取
付部4を釣り竿1の取付部材2に取付けるのと同様にし
て、リールと取付部4を釣り竿用リール取付具の固着部
材11に、リール3の後ろ側から見てハンドル5が垂下
アーム12の右側に位置するように取り付ける。
【0019】このように取付けることにより、リール3
は左半分を垂下アーム12の側方部12a、垂直部12
b、戻り部12cで囲繞された形態となり、リール3の
ハンドル5は垂下アーム12に対して右側に位置するこ
とになる。
は左半分を垂下アーム12の側方部12a、垂直部12
b、戻り部12cで囲繞された形態となり、リール3の
ハンドル5は垂下アーム12に対して右側に位置するこ
とになる。
【0020】このようにして、リール3を取り付けた釣
り竿用リール取付具は、釣り竿1を、これに設けられて
いるリール取付部材2と、釣り糸7を導出する糸案内6
とが従来とは逆の下側になるようにした後、釣り竿1の
リール取付部材2に、リール3の取付部4を取り付ける
のと同様にして、リール取付部材2に装着部10を取付
ける。
り竿用リール取付具は、釣り竿1を、これに設けられて
いるリール取付部材2と、釣り糸7を導出する糸案内6
とが従来とは逆の下側になるようにした後、釣り竿1の
リール取付部材2に、リール3の取付部4を取り付ける
のと同様にして、リール取付部材2に装着部10を取付
ける。
【0021】これにより、リール3は釣り竿1の下側に
位置することとなって、釣り竿全体としての重心は釣り
竿1の下側となり、その重心点の位置関係から、釣り竿
1の上下が逆となる反転が防止されるので、釣り糸7は
釣り竿1に対して下側に位置することとなり、従って、
釣り糸7が先端の糸案内6に絡んだりすることがなくな
る。
位置することとなって、釣り竿全体としての重心は釣り
竿1の下側となり、その重心点の位置関係から、釣り竿
1の上下が逆となる反転が防止されるので、釣り糸7は
釣り竿1に対して下側に位置することとなり、従って、
釣り糸7が先端の糸案内6に絡んだりすることがなくな
る。
【0022】また、釣り竿1の根本を握った際にリール
3のハンドル5は右側となるので、釣り糸7を巻き取る
ためにハンドル5の回転が右手でスムーズに行え、しか
も、リール3の糸巻きリール9の回転の係止を解除し
て、リール3からの釣り糸7の導出を自由に行えるスト
ッパ解除ボタン8の操作に支障を生じない。
3のハンドル5は右側となるので、釣り糸7を巻き取る
ためにハンドル5の回転が右手でスムーズに行え、しか
も、リール3の糸巻きリール9の回転の係止を解除し
て、リール3からの釣り糸7の導出を自由に行えるスト
ッパ解除ボタン8の操作に支障を生じない。
【0023】
【考案の効果】本考案は叙上のように、この釣り竿用リ
ール取付け具を用いることによってリールを釣り竿の下
側に取り付けることができるので、釣り竿全体としての
重心位置が釣り竿の下側となり、釣り竿の重心位置に基
づく釣り竿の反転が防止されるので、リールのハンドル
の回転がスムーズに行え、また、糸案内も釣り竿の下側
に位置するので、釣り糸の糸案内での絡みつきを防止で
きると共にストッパ解除ボタンの操作も従来と同様に行
える等の効果を有するものである。
ール取付け具を用いることによってリールを釣り竿の下
側に取り付けることができるので、釣り竿全体としての
重心位置が釣り竿の下側となり、釣り竿の重心位置に基
づく釣り竿の反転が防止されるので、リールのハンドル
の回転がスムーズに行え、また、糸案内も釣り竿の下側
に位置するので、釣り糸の糸案内での絡みつきを防止で
きると共にストッパ解除ボタンの操作も従来と同様に行
える等の効果を有するものである。
【図1】本考案の実施例で示した釣り竿用リール取付具
により、釣り竿にリールを取付けた状態を示す側面図で
ある。
により、釣り竿にリールを取付けた状態を示す側面図で
ある。
【図2】図1の釣り竿用リール取付具にリールを取付け
た状態を示す斜面図である。
た状態を示す斜面図である。
【図3】図2の釣り竿用リール取付具の側面図である。
【図4】従来の釣り竿にリールを取付けた状態を示す側
面図である。
面図である。
1 釣り竿 2 リール取付部材 3 リール 4 取付部 10 装着部 11 固着部材 12 垂下アーム
Claims (1)
- 【請求項1】 釣り竿のリール取付部材に対して着脱自
在に取り付けられる装着部と、該装着部と対向する位置
にリールの釣り竿への取付部が着脱自在に取り付けられ
る固着部材と、前記装着部と固着部材を連結しリールを
囲繞すべく略々コの字型をしている垂下アームとから構
成したことを特徴とする釣り竿用リール取付具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993019137U JP2509123Y2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 釣り竿用リ―ル取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993019137U JP2509123Y2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 釣り竿用リ―ル取付具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0675164U JPH0675164U (ja) | 1994-10-25 |
JP2509123Y2 true JP2509123Y2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=11991075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993019137U Expired - Lifetime JP2509123Y2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 釣り竿用リ―ル取付具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2509123Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5973181U (ja) * | 1982-11-06 | 1984-05-18 | ダイワ精工株式会社 | 魚釣用リ−ルのt字形取付脚 |
JPS6433132A (en) * | 1987-07-30 | 1989-02-03 | Toyo Boseki | Aromatic polyketone copolymer |
JP3085870U (ja) * | 2001-11-07 | 2002-05-24 | 共和プレス工業株式会社 | 多数引出しつき整理箱の引出しロック装置 |
-
1993
- 1993-03-23 JP JP1993019137U patent/JP2509123Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0675164U (ja) | 1994-10-25 |
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