JP2508922B2 - サ―マルヘッド - Google Patents

サ―マルヘッド

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JP2508922B2
JP2508922B2 JP41644890A JP41644890A JP2508922B2 JP 2508922 B2 JP2508922 B2 JP 2508922B2 JP 41644890 A JP41644890 A JP 41644890A JP 41644890 A JP41644890 A JP 41644890A JP 2508922 B2 JP2508922 B2 JP 2508922B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリンタ、ファクシ
ミリ等の感熱記録装置に用いられるサーマルヘッドに関
する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の厚膜型サーマルヘッドを
示す要部断面図である。この厚膜型サーマルヘッドは、
絶縁基板1上に蓄熱層2を形成し、この蓄熱層2上に個
別電極3と共通電極4を対向状に形成している。図7で
示すように、共通電極4は、櫛の歯状の引出し部4aを
突設し、各個別電極3はこの引出し部4aと食い違い状
に対向配備してある。そして、この個別電極3の先端部
と引出し部4a上に、一定幅で断面が半円形状の発熱抵
抗体5が形成してある。また、絶縁基板1上には保護層
6が形成され、上記発熱抵抗体5、個別電極3及び共通
電極4が被覆されている。
【0003】この構造のサーマルプリンタでは、共通電
極に電圧を印加し、個別電極を選択的にオン・オフする
ことにより発熱抵抗体が発熱し、プラテンローラBによ
り押圧された状態で移送される感熱記録紙Aに情報を印
字する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来のサーマル
ヘッドは、図7で示すように、隣り合う引き出し部(共
通電極)4a間に挟まれる発熱抵抗体5の部分が、感熱
記録紙A上に発色する印字ドットの一つに対応してい
る。この厚膜型サーマルヘッドでは、両電極(共通電極
及び個別電極)3、4に電圧を印加すると、共通電極と
個別電極の櫛の重なり部分(引き出し部4aと個別電極
3の先端部の対向する部分)に電流が集中し、発熱抵抗
体5の中央部分が発熱する。そして、この発生した熱は
抵抗体5内部を熱伝導により拡散すると同時に、リード
電極から抵抗体5外部へ逃げる。このため、表面の発熱
形状(発熱領域C)が、図7で示すような波打ち蛇行状
となる。従って、感熱紙に対し主走査方向(発熱抵抗体
の長手方向)の1ラインを印字した場合に、蛇行した印
字となり、印字品質が悪い。また、副走査方向(発熱抵
抗体の幅方向)に発熱温度分布が拡がるため、印字ドッ
トサイズの縮小化を実現し得ない等の欠点があった。
【0005】この発明は、発熱領域がほぼ直線状の帯状
で、且つ印字ドットサイズの縮小化を可能とするサーマ
ルヘッドを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】この目的を達成
させるために、この発明の特許請求の範囲の請求項1記
載のサーマルヘッドでは、次のような構成としている。
サーマルヘッドは、絶縁基板と、この絶縁基板上に形成
された櫛の歯状の共通電極と、この共通電極の櫛の歯状
の引出し部に対し食い違い状に対向配備された個別電極
と、上記共通電極の引出し部の延長線上および個別電極
の先端側延長線上に、それぞれ独立状に形成された熱拡
散部と、前記共通電極及び個別電極並びに各熱拡散部の
一部に対し接面状に形成した一定幅の帯状発熱抵抗体と
共通電極、個別電極及び発熱抵抗体を覆って形成される
保護層とから成ることを特徴としている。
【0007】このような構成を有するサーマルヘッドで
は、共通電極と個別電極のそれぞれ延長線上に、独立状
の熱拡散部(熱拡散層)を設けている。従って、共通電
極と個別電極との間に、電圧を印加した場合において、
熱の拡散が共通電極側と個別電極側でほぼ均一となる。
従って、発熱領域はほぼ両辺が直線である帯状となり、
蛇行のない(波うたない)良好な印字が得られる。更
に、例えば共通電極と個別電極との櫛の重なり幅(引き
出し部と個別電極の先端部との対向する部分)を小さく
すると、この場合においても熱拡散部を利用すること
で、余分に広がった熱(副走査方向に発熱温度分布が拡
がる熱)を速やかに抵抗体外部へ拡散できる。従って、
容易に印字ドットサイズを縮小化し得る。
【0008】また、特許請求の範囲の請求項2記載の発
明のサーマルヘッドでは、次のような構成としている。
サーマルヘッドは、絶縁基板と、この絶縁基板上に形成
された櫛の歯状の共通電極と、この共通電極の櫛の歯状
の引出し部に対し食い違い状に対向配備された個別電極
と、上記共通電極の引出し部の延長線上および個別電極
の先端側延長線上に、それぞれ独立状に形成された熱拡
散部と、上記共通電極の引出し部の先端部及び個別電極
側の熱拡散部の一部を除いて、共通電極上に形成された
一定幅厚みの第1の絶縁層と、上記個別電極の先端部お
よび共通電極側の熱拡散部の一部を除いて、個別電極上
に形成された一定幅厚みの第2の絶縁層と、この第1の
絶縁層と第2の絶縁層に跨がり、両絶縁層間の臨出電極
部上に形成された発熱抵抗体と、共通電極、個別電極及
び発熱抵抗体を覆って形成される保護層とから成ること
を特徴としている。
【0009】このような構成を有するサーマルヘッドで
は、特許請求の範囲の請求項1記載のサーマルヘッドと
同様に、共通電極と個別電極に、それぞれ独立状の熱拡
散部を形成している。従って、発熱領域の形状(発熱形
状)が蛇行する帯状とならず、且つ印字ドットサイズの
縮小化も実現できる。更に、このサーマルヘッドでは、
対向状に配備された共通電極と個別電極とに、それぞれ
一定幅厚みを有するライン状の絶縁層を一定間隔を開い
て配備し、この両絶縁層間に跨がって、両絶縁層間隔内
に露出する両電極上に、発熱抵抗体を形成している。従
って、発熱抵抗体は両端が絶縁層に乗り上げ、中央部が
凹み状となる。この凹み部分が、電極に接して機能する
部分であり、比較的平坦な部分となっている。この結
果、絶縁基板上に形成され、電極、絶縁層、発熱抵抗体
を被覆する保護層の発熱抵抗体対応部分も、中央部が凹
み状となる。従って、感熱記録紙がプラテンローラによ
り押圧され移動する時、この凹み部により感熱記録紙に
上向きの力が生じる。つまり、発熱抵抗体の両端部の盛
り上がり部に比し、凹み部に対応する感熱記録紙部分に
作用する圧が小さくなる。このため、仮に発熱抵抗体の
中央部に熱集中があっても、感熱記録紙は保護層より離
れやすく、スティッキングが防止される。
【0010】
【実施例】図1は、特許請求の範囲の請求項1記載のサ
ーマルヘッドの具体的な一実施例を示す要部平面図であ
る。サーマルヘッドは、公知のように、絶縁基板1と、
この絶縁基板上に形成された蓄熱層2と、この蓄熱層2
上に形成された櫛の歯状の共通電極4と、この共通電極
4の櫛の歯状の引出し部4aに対し食い違い状に対向配
備された個別電極3と、共通電極の引出し部4a及び個
別電極3の上面に形成された一定幅の帯状の発熱抵抗体
5とから成る(図6参照)。
【0011】実施例では、絶縁基板1は、アルミナセラ
ミック等の資材で形成された平板で、この基板上に非晶
質ガラスペーストが印刷・焼成され、蓄熱層(アンダー
グレーズ層)2が形成してある。上記個別電極3及び共
通電極4は、この蓄熱層2上に形成される。個別電極3
及び共通電極4は、例えば蓄熱層2表面に、金(Au)
ペーストを印刷し、これを焼成して導体層とした後、こ
の導体層をエッチングしてパターン付けしたものであ
る。図1で示すように、櫛の歯状の共通電極4の引出し
部4aと個別電極3は、それぞれ食い違い状に対向配備
してある。また、実施例では共通電極(引出し部4a)
4と個別電極3の櫛の重なり幅(引き出し部4aと個別
電極3の先端部との対向部分)は、発熱抵抗体5の線幅
より小さい状態にパターン形成している。
【0012】この発明の特徴は、上記共通電極4の引出
し部4aと個別電極3とに、それぞれ熱拡散部4b、3
aを設けた点にある。つまり、図1で示すように、共通
電極4の引出し部4aの先端延長線上には共通電極4と
独立した熱拡散用の導体パターン部(熱拡散層)4bが
形成され、個別電極3の先端延長線上にも、個別電極3
と独立した熱拡散用の導体パターン部(熱拡散層)3a
が形成してある。
【0013】このような構成を有するサーマルヘッドで
は、共通電極4と個別電極3のそれぞれ延長線上に、独
立状の熱拡散部(熱拡散層)4b、3aを設けている。
従って、共通電極4と個別電極3との間に、電圧を印加
した場合において、熱の拡散が共通電極側と個別電極側
でほぼ均一となる。従って、発熱領域Dはほぼ両辺が直
線である帯状となり、蛇行のない(波うたない)良好な
印字が得られる。また、蛇行のない分(発熱領域Dの両
辺の凹凸がない分)、帯状発熱領域Dの幅も小さくな
る。更に、共通電極4と個別電極3との櫛の重なり幅
(引き出し部4aと個別電極3の先端部との対向部分の
長さ)を小さくしてある。従って、この場合においても
熱拡散部4b、3aを利用することで、余分に広がった
熱(副走査方向に発熱温度分布が拡がる熱)を速やかに
抵抗体5外部へ拡散でき、容易に印字ドットサイズを縮
小化できる。 図2は、熱拡散部のない電極パターン
(Pパターン)と、実施例の熱拡散部4b、3aを設け
た電極パターン(Qパターン)の副走査方向の印字ドッ
トサイズを示す説明図である。この説明図において、副
走査方向の印字ドットサイズを縦軸にとり、共通電極4
と個別電極3の櫛の重なり幅を横軸にとっている。ここ
では、発熱抵抗体5の線幅を120 μmとし、共通電極4
と個別電極3の櫛の重なり幅を40、60、100μm
とした場合を示している。熱拡散部4b、3aを備える
実施例の電極パターン(Qパターン)は、熱拡散部のな
い電極パターン(Pパターン)に比べて、櫛の重なり幅
の大小に拘らず副走査方向の印字ドットサイズが小さく
なっている。
【0014】図3は、特許請求の範囲の請求項2に記載
のサーマルヘッドの具体的な一実施例を示す要部断面図
である。このサーマルヘッドは、先の実施例(特許請求
の範囲の請求項1記載のサーマルヘッドの図1に示す実
施例)と、ほぼ同様構成のものである。つまり、絶縁基
板1と、蓄熱層2と、蓄熱層2上に形成された櫛の歯状
の共通電極4と、この共通電極4の櫛の歯状の引出し部
4aに対し食い違い状に対向配備された個別電極3と、
共通電極4の引出し部4aの先端延長線上及び個別電極
3の先端延長線上に、それぞれ独立状に形成された熱拡
散パターン部4b、3aとから成る。
【0015】この発明の特徴は、上記共通電極4の引出
し部4aの先端部及び個別電極3側の熱拡散部3aの一
部を除いて、共通電極4上に一定幅厚みの第1の絶縁層
7を形成すると共に、上記個別電極3の先端部および共
通電極側の熱拡散部4bの一部を除いて、個別電極3上
に一定幅厚みの第2の絶縁層8を形成し、この第1の絶
縁層7と第2の絶縁層8に跨がり、両絶縁層7、8間の
臨出電極部上に、発熱抵抗体5を形成した点にある。
【0016】第1の絶縁層7及び第2の絶縁層8は、例
えばガラスペースト或いはSiO2 等の絶縁物質を使用
して形成される。第1の絶縁層7及び第2の絶縁層8
は、一定幅、厚みを有するライン状に形成される。つま
り、第4図で示すように、個別電極3と共通電極(の引
出し部4a)4に対し、直交状にそれぞれ一定間隔を開
いて並列配置される。この第1の絶縁層7と第2の絶縁
層8との対向間隔(電極露出部)には、第4図で示すよ
うに共通電極4の引出し部4aの先端部及び個別電極3
側の熱拡散部3aの一部と、個別電極3の先端部及び共
通電極4側の熱拡散部4bの一部とが露出している。
【0017】前記発熱抵抗体5は、例えば酸化ルテニウ
ムを含むペーストをスクリーン印刷し、これを焼成して
形成される。この発熱抵抗体5は、上記第1の絶縁層7
と第2の絶縁層8とに跨がる幅で、第1及び第2絶縁層
7、8間隔の両電極3、4上に形成される。この結果、
発熱抵抗体5の表面には、凹み部5aが生じる(図3参
照)。
【0018】更に、上記絶縁基板1上には、保護層6が
形成され、前記電極3、4及び絶縁層7、8と発熱抵抗
体5が被覆される。この保護層6は、例えば非晶質ガラ
スペーストを印刷し、焼成して形成される。この結果、
保護層6の表面には発熱抵抗体5の凹み部5aに対応す
る部分に凹み部6aが生じている(図3参照)。このよ
うな構成を有するサーマルヘッドでは、発熱抵抗体5は
両端がそれぞれ絶縁層7、8に乗り上げ、中央部が凹み
状5aとなる。この凹み部5a部分が、電極に接して機
能する部分であり、比較的平坦な部分となっている。こ
の結果、保護層6の発熱抵抗体5に対応する部分も凹み
部6aとなる。従って、感熱記録紙Aがプラテンローラ
Bにより押圧され移動する時、この凹み部6aにより感
熱記録紙Aに上向きの力が生じる。つまり、発熱抵抗体
5の両端部の盛り上がり部に比し、凹み部5aに対応す
る感熱記録紙A部分に作用する圧が小さくなる。この結
果、仮に発熱抵抗体5の中央部に熱集中があっても、感
熱記録紙Aは保護層6より離れやすく、スティッキング
が防止される。
【0019】なお、図3に示す実施例サーマルヘッドの
保護層6の凹み部6aと、保護層6の凸出部6bの高さ
の差x、つまり凹状の凹み量は、あまり大きいと、中央
部と感熱紙の接触圧力が弱くなり、伝熱状態が不十分と
なり、印字濃度が低下する。そのためどうしても印字エ
ネルギーが余分に必要となるので、凹み量はできるなら
x≦1.5μmであることが望ましい。x≦1.5μm
以下であると印字エネルギーロスとならない(図5参
照)。この条件を可能とする条件としては、絶縁層7、
8の間隔を150μm以下、絶縁層7、8の厚さを10
μm以下とし、かつ上部抵抗体5の幅を400μm以上
と十分大きくすることを満足するサーマルヘッドであ
る。
【0020】
【発明の効果】以上のように、特許請求の範囲の請求項
1記載のサーマルヘッドでは、共通電極及び個別電極
に、それぞれ独立状の熱拡散部を配備することとしたか
ら、熱の拡散が共通電極側と個別電極側でほぼ均一とな
る結果、発熱領域が蛇行せず良好な印字が得られる許か
りでなく、印字ドットサイズの縮小化が実現できる。
【0021】また、特許請求の範囲の請求項2記載のサ
ーマルヘッドでは、共通電極側と個別電極側とに、一定
間隔を開いた2本の絶縁層を配列し、この2本の絶縁層
に跨がって、2本の絶縁層間に露出する両電極上に発熱
抵抗体を形成することとしたから、印字ドットサイズの
縮小化と良好な印字品質が得られることは勿論、発熱抵
抗体の両端がそれぞれ絶縁層上に乗り上げ、中央部が凹
み状となる結果、保護層の発熱抵抗体に対応する部分も
凹み状となる。従って、感熱記録紙がプラテンローラに
より押圧され移動する時、この凹み部により感熱記録紙
に上向きの力が生じる結果、発熱抵抗体の中央部に熱集
中があっても、この熱集中に対応する感熱記録紙の部分
の押圧力が小さいため、保護層より離れやすく、スティ
ッキングが防止される等、発明目的を達成した優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】特許請求の範囲の請求項1記載のサーマルヘッ
ドの実施例を示す要部平面図である。
【図2】実施例サーマルヘッドの印字ドットサイズを示
す説明図である。
【図3】特許請求の範囲の請求項2記載のサーマルヘッ
ドの実施例を示す要部断面図である。
【図4】特許請求の範囲の請求項2記載のサーマルヘッ
ドの実施例を示す要部平面図である。
【図5】図3に示すサーマルヘッドの保護層の深さとエ
ネルギーロスの関係を示す図である。
【図6】従来のサーマルヘッドを示す要部断面図であ
る。
【図7】従来のサーマルヘッドの発熱領域を示す平面図
である。
【符号の説明】
1 絶縁基板 3 個別電極 4 共通電極 5 発熱抵抗体 7 第1の絶縁層 8 第2の絶縁層 3a・4b 熱拡散部 4a 引き出し部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基板と、この絶縁基板上に形成された
    櫛の歯状の共通電極と、この共通電極の櫛の歯状の引出
    し部に対し食い違い状に対向配備された個別電極と、上
    記共通電極の引出し部の延長線上および個別電極の先端
    側延長線上に、それぞれ独立状に形成された熱拡散部
    と、前記共通電極及び個別電極並びに各熱拡散部の一部
    に対し接面状に形成した一定幅の帯状発熱抵抗体と、前
    記共通電極、個別電極及び帯状発熱抵抗体を覆って形成
    される保護層とから成るサーマルヘッド。
  2. 【請求項2】絶縁基板と、この絶縁基板上に形成された
    櫛の歯状の共通電極と、この共通電極の櫛の歯状の引出
    し部に対し食い違い状に対向配備された個別電極と、上
    記共通電極の引出し部の延長線上および個別電極の先端
    側延長線上に、それぞれ独立状に形成された熱拡散部
    と、上記共通電極の引出し部の先端部及び個別電極側の
    熱拡散部の一部を除いて、共通電極上に形成された一定
    幅厚みの第1の絶縁層と、上記個別電極の先端部および
    共通電極側の熱拡散部の一部を除いて、個別電極上に形
    成された一定幅厚みの第2の絶縁層と、この第1の絶縁
    層と第2の絶縁層に跨がり、両絶縁層間の臨出電極部上
    に形成された発熱抵抗体と前記共通電極、個別電極及び
    発熱抵抗体を覆って形成される保護層とから成るサーマ
    ルヘッド。
  3. 【請求項3】保護層の発熱部の凹部の深さを1.5μm
    以下に設定したことを特徴とする請求項2記載のサーマ
    ルヘッド。
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