JP2507400B2 - 冷媒加熱式冷暖房機 - Google Patents
冷媒加熱式冷暖房機Info
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- JP2507400B2 JP2507400B2 JP6626987A JP6626987A JP2507400B2 JP 2507400 B2 JP2507400 B2 JP 2507400B2 JP 6626987 A JP6626987 A JP 6626987A JP 6626987 A JP6626987 A JP 6626987A JP 2507400 B2 JP2507400 B2 JP 2507400B2
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- Japan
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- refrigerant
- way valve
- compressor
- air conditioner
- type air
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- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、サイクル温度の安定性および2方弁の耐久
性の向上を図り得るようにした冷媒加熱式冷暖房機に関
する。
性の向上を図り得るようにした冷媒加熱式冷暖房機に関
する。
(従来の技術) この種の冷媒加熱式冷暖房機は、冷凍サイクルに冷媒
加熱器を設け、この冷媒加熱器の入口側と圧縮機の吐出
側とをバイパス回路で結び、バイパス回路に2方弁を配
置し、この2方弁の開閉によりバイパス回路を流れる冷
媒を制御するようにしており、2方弁の開閉制御は、圧
縮機の起動後、ある一定時間は閉じ、その後は暖房能力
アップ時に閉、暖房能力ダウン時に開になるようにして
行われる。
加熱器を設け、この冷媒加熱器の入口側と圧縮機の吐出
側とをバイパス回路で結び、バイパス回路に2方弁を配
置し、この2方弁の開閉によりバイパス回路を流れる冷
媒を制御するようにしており、2方弁の開閉制御は、圧
縮機の起動後、ある一定時間は閉じ、その後は暖房能力
アップ時に閉、暖房能力ダウン時に開になるようにして
行われる。
(発明が解決しようとする問題点) しかし上記形式の冷媒加熱式冷暖房機では、暖房負荷
が変動すると暖房能力がそれに応じて変動し、2方弁が
開閉するので、2方弁の開閉数が多くなり、2方弁の耐
用年数を長くすることに制限がある。また2方弁の開閉
により冷媒加熱器へ送られる冷媒流量が変化するので、
冷媒加熱器の出入口の温度が変動し、サイクルの安定性
が悪くなる。
が変動すると暖房能力がそれに応じて変動し、2方弁が
開閉するので、2方弁の開閉数が多くなり、2方弁の耐
用年数を長くすることに制限がある。また2方弁の開閉
により冷媒加熱器へ送られる冷媒流量が変化するので、
冷媒加熱器の出入口の温度が変動し、サイクルの安定性
が悪くなる。
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、バイパ
ス回路に設けた2方弁の開閉頻度を少なくして、冷凍サ
イクル温度の変動を抑えることでサイクル温度の安定性
の向上を図るとともに、2方弁の耐用年数を長くできる
ようにした冷媒加熱式冷暖房機を提供することを目的と
する。
ス回路に設けた2方弁の開閉頻度を少なくして、冷凍サ
イクル温度の変動を抑えることでサイクル温度の安定性
の向上を図るとともに、2方弁の耐用年数を長くできる
ようにした冷媒加熱式冷暖房機を提供することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段) 本発明の冷媒加熱式冷暖房機は、圧縮機、四方弁、室
外側熱交換器、減圧装置、室内側交換器を冷媒配管で順
次接続してなる冷凍サイクルを備え、室外側熱交換器と
減圧装置の間と圧縮機の吸込側を結ぶ管路に、冷媒加熱
器を配置した冷媒加熱式冷暖房機において、冷媒加熱器
の入口側と圧縮機の吐出側とを2方弁を設けたバイパス
回路で接続するとともに、冷媒加熱器の入口側および出
口側に温度センサーをそれぞれ配設し、温度センサーの
検出信号の差で2方弁の開閉を制御するようにしたこと
を特徴とする。
外側熱交換器、減圧装置、室内側交換器を冷媒配管で順
次接続してなる冷凍サイクルを備え、室外側熱交換器と
減圧装置の間と圧縮機の吸込側を結ぶ管路に、冷媒加熱
器を配置した冷媒加熱式冷暖房機において、冷媒加熱器
の入口側と圧縮機の吐出側とを2方弁を設けたバイパス
回路で接続するとともに、冷媒加熱器の入口側および出
口側に温度センサーをそれぞれ配設し、温度センサーの
検出信号の差で2方弁の開閉を制御するようにしたこと
を特徴とする。
(作 用) 本発明の冷媒加熱方式暖房機においては、冷媒加熱器
の入口側および出口側に温度センサーをそれぞれ設け、
温度センサーの検出する温度差が、予め定めた設定値よ
り小さい場合には2方弁を開き、予め定めた設定値より
大きい場合には2方弁を閉じ、これにより2方弁の開閉
動作を少なくして、サイクル温度の安定性を高めかつ2
方弁の耐久性を増すようにしている。
の入口側および出口側に温度センサーをそれぞれ設け、
温度センサーの検出する温度差が、予め定めた設定値よ
り小さい場合には2方弁を開き、予め定めた設定値より
大きい場合には2方弁を閉じ、これにより2方弁の開閉
動作を少なくして、サイクル温度の安定性を高めかつ2
方弁の耐久性を増すようにしている。
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面に付き説明する。
第1図は本発明による冷媒加熱式冷暖房機の冷凍サイ
クル図を示し、圧縮機1、四方弁2、室外側熱交換器
3、減圧装置4、室内側熱交換器5を冷媒配管6で順次
接続してなる冷凍サイクルを備え、室外側熱交換器3と
減圧装置4の間と圧縮機1の吸込側1bとを結ぶ管路6a
に、冷媒加熱器7が配置されている。そしてこの冷媒加
熱器7の入口側7aと圧縮機の吐出側1aとが2方弁8を設
けたバイパス回路9で接続されている。また冷媒加熱器
7の入口側7aおよび出口側7bには温度センサー10,11が
それぞれ配設されている。上記温度センサー10,11の検
出信号T1,T0は図示しない制御装置に送られ、ここで演
算された検出信号の差T1−T0が、第3図に示すように、
設定値ΔT1より小さくなると、2方弁8を開き、また検
出信号の差T1−T0が、設定値ΔT2より大きくなると、2
方弁8を閉じるようになっている。
クル図を示し、圧縮機1、四方弁2、室外側熱交換器
3、減圧装置4、室内側熱交換器5を冷媒配管6で順次
接続してなる冷凍サイクルを備え、室外側熱交換器3と
減圧装置4の間と圧縮機1の吸込側1bとを結ぶ管路6a
に、冷媒加熱器7が配置されている。そしてこの冷媒加
熱器7の入口側7aと圧縮機の吐出側1aとが2方弁8を設
けたバイパス回路9で接続されている。また冷媒加熱器
7の入口側7aおよび出口側7bには温度センサー10,11が
それぞれ配設されている。上記温度センサー10,11の検
出信号T1,T0は図示しない制御装置に送られ、ここで演
算された検出信号の差T1−T0が、第3図に示すように、
設定値ΔT1より小さくなると、2方弁8を開き、また検
出信号の差T1−T0が、設定値ΔT2より大きくなると、2
方弁8を閉じるようになっている。
次に作用を説明する。
圧縮機1から吐出された冷媒は、四方弁2を介して室
内側熱交換器5に入れ、ここで加熱して凝縮する。凝縮
により液化した冷媒は、電子膨脹弁のような減圧装置4
を経て冷媒加熱器7に入り、ここでバーナーで加熱され
気化する。気化によりガス化した冷媒は、圧縮機1に戻
る。
内側熱交換器5に入れ、ここで加熱して凝縮する。凝縮
により液化した冷媒は、電子膨脹弁のような減圧装置4
を経て冷媒加熱器7に入り、ここでバーナーで加熱され
気化する。気化によりガス化した冷媒は、圧縮機1に戻
る。
一方冷媒加熱器7の入口側には温度センサー10が、ま
た出口側には温度センサー11が設けられており、2方弁
8が閉じた状態の圧縮機起動時では、冷媒循環量が少な
いため、出口側の冷媒温度は、第3図に示すように急上
昇するが、しばらくすると循環量が安定し、出口側の冷
媒温度は下がる。冷媒温度の入口側と出口側の差は、設
定値ΔT1になるように減圧装置の開度が制御されてお
り、この冷媒温度差が設定値ΔT1より小さくなると、第
2図に示すように2方弁8が開く。2方弁8が開くと、
圧縮機1から吐出される高温の冷媒の一部は冷媒加熱器
7の入口側にバイパスされ、冷媒加熱器に入る冷媒温度
を上げて、圧縮機の負荷を少なくする。開いた2方弁8
は、冷媒温度差が設定値ΔT2より大きくなると閉じる。
た出口側には温度センサー11が設けられており、2方弁
8が閉じた状態の圧縮機起動時では、冷媒循環量が少な
いため、出口側の冷媒温度は、第3図に示すように急上
昇するが、しばらくすると循環量が安定し、出口側の冷
媒温度は下がる。冷媒温度の入口側と出口側の差は、設
定値ΔT1になるように減圧装置の開度が制御されてお
り、この冷媒温度差が設定値ΔT1より小さくなると、第
2図に示すように2方弁8が開く。2方弁8が開くと、
圧縮機1から吐出される高温の冷媒の一部は冷媒加熱器
7の入口側にバイパスされ、冷媒加熱器に入る冷媒温度
を上げて、圧縮機の負荷を少なくする。開いた2方弁8
は、冷媒温度差が設定値ΔT2より大きくなると閉じる。
以上述べたように本発明によれば、バイパス回路に設
けた2方弁は定常運転時には殆ど開閉動作をしないの
で、サイクル温度の安定性が良く、また2方弁の耐久性
も向上し、しかも2方弁の開動作は冷媒循環量が安定域
に近づいた時に行われるので、2方弁が開いた後でも冷
媒加熱器の出口温度上昇を抑えることができるという効
果を奏する。
けた2方弁は定常運転時には殆ど開閉動作をしないの
で、サイクル温度の安定性が良く、また2方弁の耐久性
も向上し、しかも2方弁の開動作は冷媒循環量が安定域
に近づいた時に行われるので、2方弁が開いた後でも冷
媒加熱器の出口温度上昇を抑えることができるという効
果を奏する。
第1図は本発明による冷媒加熱式冷暖房機の冷凍サイク
ルを示す図、第2図は制御状態を示すブロック図、第3
図はセンサー温度と2方弁の開閉動作との関係を示すグ
ラフである。 6a……管路、7……;冷媒加熱器、8……2方弁、10,1
1……温度センサー。
ルを示す図、第2図は制御状態を示すブロック図、第3
図はセンサー温度と2方弁の開閉動作との関係を示すグ
ラフである。 6a……管路、7……;冷媒加熱器、8……2方弁、10,1
1……温度センサー。
Claims (1)
- 【請求項1】圧縮機、四方弁、室外側熱交換器、減圧装
置、室内側熱交換器を冷媒配管で順次接続してなる冷凍
サイクルを備え、室外側熱交換器と減圧装置の間と圧縮
機の吸込側を結ぶ管路に冷媒加熱器を配置した冷媒加熱
式冷暖房機において、冷媒加熱器の入口側と圧縮機の吐
出側とを2方弁を設けたバイパス回路で接続するととも
に、冷媒加熱器の入口側および出口側に温度センサーを
それぞれ配設し、温度センサーの検出信号の差で2方弁
の開閉を制御するようにしたことを特徴とする冷媒加熱
式冷暖房機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6626987A JP2507400B2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | 冷媒加熱式冷暖房機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6626987A JP2507400B2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | 冷媒加熱式冷暖房機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63233262A JPS63233262A (ja) | 1988-09-28 |
JP2507400B2 true JP2507400B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=13310956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6626987A Expired - Fee Related JP2507400B2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | 冷媒加熱式冷暖房機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2507400B2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-20 JP JP6626987A patent/JP2507400B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63233262A (ja) | 1988-09-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |